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洗車日和

20240418_0

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ジノヴィが入室しました
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無題
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夕暮れトワイライト/音獅子100%
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ミアが入室しました
 
アレイヘム・デザートミラージュ基地 車両倉庫
任務を終え、また次の任務を待つ傭兵たちの専用輸送車が管理されている。

隊が休暇の間は専門の整備兵の手に委ねられているのだが、元々砂漠の砂埃と悪路を進むことが目的の全てである車たちは、
問題なく走りさえすれば見た目の点はあまり拘泥されない。つまりちょっと薄汚れてみすぼらしさが目立っていた。
特にジノヴィ・シルヴェストリ少尉は、愛車を街の子供にきったねー車!と笑われたのがちょっとショックだったらしい。
整備兵の手が回らないのなら自分たちの手で愛車を磨きませんか、ある任務の解散ミーティングの際にそう提案したのだった。

行けたら行くね。──それは実質行かないを意味する言葉。
 
ミア
ジノヴィ
「…………」
これは命令ではないし、集合時間をいつと決めたわけでもないし、まぁ来ないかもなと思ってたけどもね。
わかってたけどね。知ってましたけどね。薄汚れた愛車を見上げ、あきらめの表情。
ミア
そんな諦め顔をしたジノヴィ少尉の横で、いつも通り空を眺めてぼんやりとしている。
ジノヴィ
「……よし」腹を決めたように息を吐いて、ミアを見下ろし「ちょっと重労働になりそうだけど、いいかなミア」
ミア
「はい」いつも通り当然文句はなく、短く返事をして。
「ミアは何をしますか」
ジノヴィ
いつも苦労させてすまないね……
ジノヴィ
「じゃあ……まず運転席の方の掃除からしようか」いつも曹長とイーミャが煙草の灰まみれにしているから
ミア
「掃除、は、何をしますか?」ミアは運転席の掃除をしたことはありません
ジノヴィ
「……」おっそこからか、久しぶりですね。咳ばらいを一つして
「まず、いらないものやゴミを全て外に出して、砂埃を外に掃き出し、シートやダッシュボードをきれいに水拭きし……」
「……マットなども泥だらけだから一度外し、水洗いして……」指を折り順を追って説明していく
イーミャ
珍しく基地を訪れると、当番兵に尋ねて回り、基地では場違いな小さい人影を発見し
「あ~いたいたいた」指を鳴らし車庫に入ってきて
ジノヴィ
「それから……」
声に振り向くと信じられない人物の姿を見つけ
「なっ……!? イーミャ……!?」驚愕を露わにし
イーミャ
「オ~イ! み・あ・ちお金貸~しtンンンンンン少尉もいたんだァ!? オッスー☆」
ミア
「?」説明を素直にじっと聞いている最中に、聞き慣れた声で話しかけられればそちらへ視線を向けて。
「ミアは昨日7時23分11秒以降少尉から金銭の供給を受けていないので、本日はイーミャにお金を貸すことはできません」
「また、イーミャが金銭の返還を行ったことは一度もないため、『貸して欲しい』という要望は適切ではありません」
イーミャ
「アーッ! ワーッ! バカてめ、しーっ!」こ、このおしゃべりクソウェポン!
ジノヴィ
「…………」
イーミャ
「ナンノコトカワカンナイナー☆」
ミア
「?」
「これまでのイーミャの要望への対応履歴を読み上げますか?」
イーミャ
「ハイハイハイハイハイハイハイ!」焦った顔で大きく手を叩き「まその話はいいからいいから! こんなところでなにやってんの!?」
ジノヴィ
「……あとでゆっくり聞きますね」力なく微笑み
イーミャ
「あもしか忙しい感じ!? あたし帰った方がよさそう!」回れ右!
ミア
「?」
「ミアはこれから、いらないものやゴミを全て外に出して、砂埃を外に掃き出し、シートやダッシュボードをきれいに水拭きし」
「マットなども泥だらけだから一度外し、水洗いします」復唱
ジノヴィ
「そうそう!」イーミャの素早く腕を掴み
「とんでもない話を聞いてしまったのを忘れることはできませんがそれはさておき、まさか君が手伝いに来てくれるとは思いませんでした」
イーミャ
「はぁー? なんでそんなこと……」ジノの手をぶんぶん振りほどこうとしながら、先日の話をふと思い出してしょっぱい顔でジノをみて
「え。アレガチでやるんだったの?」ジョークかと思ってた
ジノヴィ
「ガチです」ニコ「行けたら行くと言ってましたが、来れたので来てくれたんですね」
ミア
そんなやりとりを横目に、早速真面目に運転席の掃除を開始。
煙草の空箱、クシャっと丸められたお菓子の包装紙、どぎつい表紙のR-18本等を外に放り出して。
ジノヴィ
多分そうではないことはわかっていますが、イーミャが断れない理由も今聞いたばかりなんですよね
イーミャ
「イヤ~~~~!! そんな不毛なことしたくないよォ! どうせすぐ汚れるもん! 秒で!」
ジノヴィ
「ほら、ミアはもう始めてますよ。借りたものは返せばいいんじゃあないですか」多分到底足りないでしょうが
イーミャ
ンギーと嫌そうに、働くミアを眺めて頭を搔き「……見逃してくれんのォ?」
ジノヴィ
「働き次第で軽減する余地はあります」
イーミャ
ンィ゛~とイヤイヤその場を転げまわって。よーするに罰当番じゃんまたかよォ!
ジノヴィ
「ミア、ごみはこれに」ゴミ袋を差し出し、どぎつい表紙の雑誌を見下ろしてゲンナリ顔をし「……ぜーんぶ捨てましょう」
ミア
「はい」差し出されたゴミ袋に次々にゴミを入れ。
「これはゴミですか?」と、くしゃくしゃしわしわよれよれになった紙幣を一枚摘まみ上げて。
ジノヴィ
「それはお金ですね。誰のだろう」
イーミャ
ぴたりと転げまわるのをやめて元気に手を挙げながらやってきて
「はいはいはいはいはい! それあたしのあたしの! あたしのでーす!」
ジノヴィ
「……だそうです。ではミアへの返済の一部として回収してください」
ミア
「はい」素直に頷きポケットの中にIN
イーミャ
「そうだね! クソがよォ!」ええん、と崩れ落ち
でもイーミャは知性あるから気付いた。絶対まだある。
ミアが見つける前に自分が見つけてポッケに入れちゃえばいいのである。
「しょうがねーな手伝うよぉ」「あたしがゴミ出してくからミアが分別してよ」
ジノヴィ
「素晴らしいですニクト兵長」「では僕は幌を畳んで後ろを片付けますね」
ミア
「分別はどうやってしますか?」
イーミャ
「えーいるものといらないものでいいんじゃん?」
早速ルーフをあけグローブボックスを開け、入念にチェックしながらゴミを外に放り出し
ジノヴィ
後部座席に上がり、丁寧に幌を取って畳む。これももう新しいのに取り換えよう
折り畳みのベンチを上げてみると砂埃もひどいがやはりゴミが「ミア、こっちもお願いします」
ミア
「いるものといらないもの」微妙に理解できていない顔
「はい」追って質問を投げかけようとしたところに話しかけられれば、そちらへ向かい散らかったゴミを袋へ入れて。
イーミャ
「あ!」シートの隙間に何か挟まってて嬉しそうな声を出すが──レシートでした「誰こういうことするの!」
ミア
どぎつい表紙のR-18本(2冊目)、粉々になったビスケット、空薬莢等、多種多様なゴミを袋に放り込み。
「ミアではありません」
ジノヴィ
何冊あるんだよエロ本
ジノヴィ
「僕でもないです」誰でしょうねいつも運転してるの「そこの箒を取ってもらえますかミア」掃除用具一式は用意しておきました
ミア
「ほうき」放棄……?
「放棄、をとる、は何ですか?」
ミア
1D10 → 2
2冊だそうです
ジノヴィ
よかった
10でてきたらジノ泣いちゃうとこだった
ミア
チッ
ジノヴィ
「……そういえば、運転席の掃除どころか掃除そのものが初めて……?」
ミア
「はい」皿洗いと洗濯はアレクシアに習いました
ジノヴィ
「なるほど……」
後部座席を降り、ミアを掃除用具の方へ手招きし。
これが箒、砂埃などを掃き出すのに使います。
これはブラシ、外装にこびりついた汚れを落とすのに使います。
これは洗剤、内装の樹脂部分についた汚れを浮き上がらせます。
これはタオル、洗剤を拭き取るのに使います。
イーミャ
「日が暮れるんじゃね!?」思わず突っ込んじゃうけどさ!
ミア
丁寧な説明に一つ一つ頷いて、掃除用具たちの用途を記憶し。
ジノヴィ
「では後部座席の掃き出しはミアにお願いします」簡単だからね
僕は前の片付いた方からやっていきます
イーミャ
結局見付かったのは少々の小銭くらいで、くそだるそうにしつつゴミ袋からエロ本を取り出してパラパラと眺め
「そもそもさ、あたしはミアにちゃんと返そうと思ってるんだよお金」
ミア
指示された通り、後部座席の掃き出しを始める。丁寧にゴミを外へ……
「はい」興味のなさそうな返事
イーミャ
「でも返すとまたお金が無くなるじゃん? 結局また借りることになるじゃん?」煙草に火をつけ片付けたばかりの運転席で寛ぎ
「だからあとでまとめて返そうと思ってるワケよ」
ジノヴィ
「なるほど」座席の足元を几帳面に掃き「では、後ほど合算して次回の報酬から差し引いておきますね」
イーミャ
「ヤッター完済! そしたらまた借りに行くね~!?」ニャハハ
ミア
「イーミャはなぜお金がありませんか?」
イーミャ
「? 使うからだよ?」
ミア
「なぜそんなに使いますか?」
ジノヴィ
「ていうかなにサボってるんですか。終わったなら次は中を拭いて」箒の柄でイーミャの肩を突き
イーミャ
「へいへい」
「ンー?」ミアの質問にハテと首を傾げ「ほとんど金返すのに使ってんね?」悪びれる様子もなくワハハと両手を挙げ
ミア
「………………??」
「どうしてそんなにたくさんのお金を借りましたか?」
疑問気な声で問いかけつつも丁寧にゴミを吐き出していく。ざっざっざ。
イーミャ
「だって2週間も暇なんだよ2週間も。2週間かける24時間遊んでたらドロドロ金溶けるって!」
エロ本は気に入ったのかくるくる巻いて尻のポケットに突っ込み、だらだらと洗剤とタオルを持ってきて
ミア
「……? 遊ばなければお金を使いません」至極当然のことを言っているという顔。
イーミャ
「一応聞くけど、遊ばないでなにすんの?」やる気なさそうにドアの内側にシュシュシュと洗剤を吹き
ミア
「何をしますか?」2週間遊んでいない人の方を見る。
ジノヴィ
「平日は基地で勤務をするというのはどうですか」
イーミャ
「絶対ヤダ」即答
「てか少尉とミアこそ、じゃあ休日は何してんの?」アワでお絵描きしちゃお
ミア
「ミアは待機しています」
ジノヴィ
「色々してますよ。トレーニングとか勉強とか」
イーミャ
「オエ」舌を出しやばいものを見る顔を二人に向け「聞いてるだけで鼻血でそう」
ミア
「……? イーミャは病気ですか?」
イーミャ
「だから病気は持ってないって言ってんだろ~」失礼しちゃうナ!
ミア
「聞いてるだけで鼻血が出るのは病気です」
イーミャ
「あーねそうそうあたしそういう体質だからあんまりそういう怖い話は聞かせないでくれないかなァ」
「なに待機って! 一生座ってんの? エーンこわいよそーちょー!」
ジノヴィ
「……」まぁそれは実際ちょっと怖いのはそう
ミア
「……? 待機はエネルギー消費が少ない、最も効率的な過ごし方です」
イーミャ
「待機しながら何考えてんの?」
ミア
「何も考えません」
イーミャ
「無……?」
ミア
「……?」首をかしげる
イーミャ
「ずっと無……? 2週間……?」宇宙ドラゴン
ミア
「必要に応じて作業を行うこともあります」今掃除をしているように
ジノヴィ
「そ、そうそう、ずっとというわけではさすがに!」
イーミャ
「そうだよね鼻血ここまできたわ今危なかった」
ミア
「病気の治療には早めの医療機関への相談が必要です」
イーミャ
「イリョーキカンにソーダンすんのもお金がね~虚無の話聞くと鼻血出る病の治療はお金かかるからね~」困っちゃうわ。窓をキュキュキュ
ミア
「ゴミを掃き出す作業が終わりました、少尉」謎の病に侵されたイーミャを特に心配することもなく
ジノヴィ
「ああうんありがとう」「そっちは外装と一緒に水洗いするから、拭き掃除は不要です」ゴミ袋をまとめておいてください
「イーミャは終わりましたか?」
ミア
「はい」雑多なゴミでいっぱいになった袋の口を結んで一か所にまとめ。
イーミャ
「ちょっとまっていいとこ」ヤニで汚れた場所に洗剤を付けたタオルで落書きをしている
ジノヴィ
「ミア、すみませんイーミャと仕事を代わってください」「イーミャはゴミを捨ててきてください」チェンジ
イーミャ
「なんで! かわいいかいじゅうだよ!?」画伯
ミア
「イーミャはごみを捨てた後帰ってきますか?」純粋な疑問
ジノヴィ
「適格な助言をありがとうミア。それは確かにそう」「イーミャは待機で」
イーミャ
「待機はいやだァ! 無になっちゃうよぉ!」ええん
ミア
「はい」イーミャに向かって手を出す。掃除用具をください。
イーミャ
「あたしのかいじゅうさん消さないでくれる……?」タオルと洗剤を渡す
ミア
「? 消します」無慈悲
イーミャ
「だめぇー! ヤダァー!」ウェーン
ミア
渡されたタオルで落書きごとヤニ汚れを擦る。きゅっきゅ。
イーミャ
ウワーーーーかいじゅうーーー!!
ミア
こびりついた汚れがなかなか綺麗にならず、力を入れて擦り。既にかいじゅうは跡形もない。
ジノヴィ
「うんうん、だいぶ綺麗になりましたね」
新車同然、とはいかないものの見違えるように片付いた車内を満足そうに眺め
イーミャ
「くっそー力作だったのにィ」「じゃああとで新しい幌に落書きしていい?」
ジノヴィ
「ダメに決まってるでしょうがどうしてダメに決まってることばっかり言えるんですか?」
イーミャ
「いいじゃんケチ! ミアだって備品仲間がオシャにデコられてたらうれしいよねえ?」スプレーでさ?
ミア
ぎゅっぎゅっぎゅ、とタオルで汚れと洗剤をふき取り終え、心なしか綺麗になったようなならないような車を見つめ。
「備品の性能に見た目は関係ありません」
イーミャ
「あるよぉ。見た目がかっこいいとテンションアガるじゃん?」
ミア
「テンションがあがるはミアの知らない言葉です」
イーミャ
「キャッホー! カッコイー! ダディクール! 全部ぶっ殺すぜー!」「ってなるじゃん?」
「逆に超性能良くてつよつよでも見た目がウンチブリブリ銃だったら使いたくないじゃん?」
ミア
「少尉は備品の見た目がかっこいいときゃっほーかっこいーだでぃくーるぜんぶぶっころすぜになりますか?」
ジノヴィ
「例えの頭が悪すぎるのもうちょっとなんとかならないですか?」ならない?だめ?最低限のお願いなんですが
イーミャ
「ウンチブリブリ銃はやだよね少尉?」
ミア
「うんちぶりぶり銃はどのような銃ですか?」
イーミャ
「んー? なんかこういう」車庫の床に爪を立ててガリガリとなにか、ウンチブリブリ銃らしきものを描く
ミア
「……? ここにうんちぶりぶり銃を描いたら、車庫の見た目はかっこよくなりますか?」
ジノヴィ
「ああっバカ! どうして床に描くっていうか掘るんですか!」ここ!基地の車庫!
イーミャ
「ウンチブリブリ銃はかっこよくないからだめだよ。もうなにやってもだめな車庫になった」
ミア
「もうなにをやってもだめ」
イーミャ
「どんだけかっこつけてもウンチブリブリ銃が描きこまれてるクソみたいな車庫になった」
ジノヴィ
「わかってるならやめなさい!」
ミア
「イーミャはどうして車庫をウンチブリブリ銃が描きこまれてるクソみたいな車庫にしましたか?」
イーミャ
「ミアがどんな銃かって聞いたから……」テンション下がるわ~……
ミア
「ミアはイーミャが言葉で説明すると思っていました」
「イーミャの落書きでこの車庫はもうきゃっほーかっこいーだでぃくーるぜんぶぶっころすぜにならない車庫になりましたか、少尉」
ジノヴィ
「そもそも車庫にそんなテンションは必要ないと思います……」溜息を吐く。どうやって消すかはあとで考えよう……
「さぁ、洗車場へ車を持っていきますよ。二人とも道具を載せて後ろへ乗ってください」
ミア
「はい」道具をずるずる引きずりつつ荷台へ乗せる
イーミャ
「はぁーい」も~ちゃっちゃと終わらせようぜ~ちゃっちゃとよう
道具とミアを担いで荷台に乗せ。自分も足を投げ出して座って
ミア
大人しく荷台に乗せられ…
イーミャ
シュッパツ!
 
いうほど離れていない洗車場に到着。
勿論アレイヘム基地に洗車機などという気の利いたものは無い。
 
ミア
トラックが止まると荷台から下りて指示を待つ。
ジノヴィ
「水洗いをしていくので、上から下へ汚れを落としていってください」ブラシを渡す。……ここを押すと伸びるよ
ミア
ボタンを押す。にゅーん
「はい」
イーミャ
「あたしホースやりたいホースやりたいホースホースホース! ブルルヒヒーン!」
ジノヴィ
「だめです」「絶対に余計なことするからだめです」
イーミャ
「余計なことしたことないじゃん!」
ミア
「…………??」若干疑問気な目でイーミャを見る。
イーミャ
「あたしって余計なこと一切しないよね!?」同意を求める
ミア
「車庫にウンチブリブリ銃を描きこむのは余計なことですか少尉」
ジノヴィ
「最上級レベルの余計なことですね」
ミア
「はい」
「なら、イーミャは余計なことします」
イーミャ
「……?」げせぬ顔。まだワンチャン誤解である可能性を疑っている
ミア
「イーミャは余計なことします」復唱
イーミャ
「そうかなぁ」ほんとかなァ……。不満げにブラシを持って……
ミア
同じく伸ばしたブラシを手に持って待機
ジノヴィ
ホースから水を出し、キャビンの屋根の高さから、水をかけていく。
後部座席は幌無しの荷台だから乗り込んでザブザブ。
ミア
ホースの向きに合わせて動きながら、車体を洗う。ごしごし。
イーミャ
「もう普通に労働なんだけどこれ」だらだらごしごし「でかいしー汚いしー腹減ったしー」ぶーぶー
ミア
跳ねた水がかかって濡れた長い髪の毛が顔に張り付くのを煩わし気によけながら、文句も言わず作業を続ける。
ジノヴィ
「確かに、思ったよりいい時間になってしまいましたね」「終わったら何か食べに行きますか」
イーミャ
「エッ! 少尉ご飯おごってくれんのぉ? いいのぉ?」ニコーッ
ジノヴィ
「まぁ。ミアへの金の無心のために偶然に……とはいえ、手伝ってくれたことは事実ですから」本当に偶然来た理由が酷いけど
「ところで……」ちらりとミアをみて「なにかこう……髪の毛をまとめるようなものは持っていないですか?」
ミア
「ミアは髪の毛をまとめるようなものを本日所持していません」べちゃ…
イーミャ
「あー? あー」珍しく気が利く少尉だな……ポケットをあさる
【✔:比較的マトモなヘアゴム】 [×:ブーツの紐,きたねー輪ゴム]
ジノヴィ
チッ
ミア
チッ
イーミャ
これはあたしが使おうっと。髪をざっと括って
【✔:ブーツの紐】 [×:きたねー輪ゴム]
ミア
イーミャ
「はいミア貸してあげる~」ひも
ミア
「はい」受け取ったブーツのひもでとても雑に髪の毛を縛る
ジノヴィ
こういうことできるのがイーミャのいいところだよ
ミア
ナチュラルボーンクズムーブ
ジノヴィ
「……まぁはい。君たちがそれでいいならいいんですけど……」
ミア
よくないだろ!!!!!!!!!
よくないだろ!!!!!!!!!ジノヴィ・シルヴェストリ!!!!!!
ミア
「?」何か問題がありましたか?
ジノヴィ
まぁ括れてはいるからいいんじゃん……
イーミャ
「お~オシャレじゃん。NYのホームレスみたいで」ウキャキャ
ミア
素敵な髪飾りかいにいきな
ミア
「はい」淡々と返事をして仕事に戻る
ジノヴィ
「普段は自分の髪留めを持っていましたっけ?」荷台に上がってザブザブ
ミア
「ミアは髪留めを持っていません」車の側面をブラシで擦る。上の方にはあまり手が届いていない。
イーミャ
「えマジ? そんな髪長いのに邪魔くね? その紐いる?」
ミア
「射撃性能に影響はありません」紐はいらないです
イーミャ
「切ったらショタになっちゃいそうだしね~」それはそれで需要ありそうだけど~
ミア
「しょた」
イーミャ
「君、本当は男の子なんだってな……」「君のせいで俺は普通だったのに……君のせいで今大変なんだから…」
「ってなっちゃうもんねって」
ジノヴィ
https://alu.jp/series/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/crop/uShSCTlFhDeBLXoAZVcn
ミア
「ミアは髪の毛を切っても男の子になりません」
ミア
こわい
イーミャ
「あれ? そっか逆か」
ミア
「???」
ジノヴィ
「それもあとで買いに行きましょうか」
ミア
「このままでも射撃性能に影響はありません」
イーミャ
「ここで視聴者プレゼントクイズです!」「少尉はこの後、どこでミアに髪留めを買ってあげるでしょうか?」
「①基地の売店 ②ドラッグストア ③アクセサリーショップ」
ミア
➀!!!!!!!!!!!!!!
ジノヴィ
②……カモ!
ミア
ハンバーガー屋の帰りならあり得るな
ジノヴィ
「なんですかその問題は」「…………さ、③ですけど???」わかってますけど?それくらい?
ミア
「……?」
イーミャ
「ホントカナァ~」
ミア
まあアクセサリーショップにも黒ゴムは撃ってるしな
売ってる
ジノヴィ
そうだね
イーミャがっかりだよ
ジノヴィ
「どこで買ってもいいじゃないですかべつに!」
ジノヴィ
アレクシアも多分がっかりだよね?
ミア
溜息をつきますね
ミア
「掃除は終わりですか少尉」
荷台もデッキブラシで汚れを落とし、側面やホイールもざっくり磨かれ……
ジノヴィ
フム「……そうですね」「いいじゃないですか。これできったねー車とはもういわせません」サムズアップ
イーミャ
「いやいや」「すぐ砂埃で茶色くなるって」
ミア
「はい」頷いて片付けを始める
ミア
だれもサムズアップしてあげない
かわいそう
ジノヴィ
やめたれ
ジノヴィ
「そうしたらまた洗えばいいんです」「ともかくお疲れさまでした。では、片付けて約束通り昼食を食べに行きましょうか」
イーミャ
「よーっしゃ。なにたべるなにたべるー? はい、あたしラーメンがいい!」
ミア
「らーめん」
ジノヴィ
「らーめん?」
イーミャ
「キミタチほんとにアレイヘム住み?」「ヌードルだよヌードル。日本人街にあんの」世間知らずちゃんどもめ
ミア
「ぬーどる」
ジノヴィ
「ああ……?」なんかそういう料理なんだ……?
イーミャ
「うまそうだけどたっかいんだよね~店の場所は知ってるからいこうぜいこうぜ~」どさどさ道具を荷台に乗せて片付け
ミア
「はい」ミアは少尉が良ければ何でもいいです
ジノヴィ
「そうですね。たまにはいいか」いつもファストフードばかりだし
ミア
ラーメンもファーストフードなんだよなあ
ジノヴィ
ラーメンもファストフードでは?
www
ミア
はい
ミア
掃除用具を片付け終えると、そのまま荷台に乗り込む。髪の毛もTシャツも結構濡れており、やや不快。
ジノヴィ
「先にシャワーを浴びてからの方がいいかもしれませんね」こっちも結構びしょびしょ
イーミャ
「悪いなー着替えまで借りちゃって」
ジノヴィ
「イーミャは基地のシャワールームを使ってください」やです僕の部屋に出入りされるの
ミア
「着替えは借りるですか?」着替えを返す予定はありますか?の意
イーミャ
「差別!」ぶーぶー文句を言いながら荷台に乗り込み
「……返すよ? 無事なら?」
ジノヴィ
「無事じゃなくなる可能性があるのか僕の服……」やだなあ……いいけど……
ジノヴィ
これっくらいっかな?
ミア
かな
おつかれ~~い
ジノヴィ
おつかれー!!
 
ミア
ではログとり任せても?
ジノヴィ
このあと次郎系ラーメンを食いに行き
ミア
次郎!?
ジノヴィ
アクセサリーショップで髪留めを買いました
ミア
髪留めはかわいいやつですか?黒ゴムですか?
ジノヴィ
……
【✔:黒ゴム】 [×:かわいいやつ]
はい
ミア
はい
ジノヴィ
どっちも買えよ!!
どっちも買った!!
ミア
(クソでか溜息
ジノヴィ
どっちも!!
ミア
まるほどね
ジノヴィ
どっちもだった!
ミア
そういうことにしておこう
ジノヴィ
ではログとります
ミア
はーい おつかれ~!
ジノヴィ
どうもありがとうございました!
さんきゅうね~
ミア
センキュー!
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ミアが退室しました

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