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エンドロールはまだ遠く

20210606_1

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GMが入室しました
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watcherが入室しました
GM
名前わらう
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♪IMAGINARY_LIKE_THE_JUSTICE/ナナホシ管弦楽団100%
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ヨーゼフが入室しました
ヨーゼフ
ヒエ
watcher
GM
こわいね
ヨーゼフ
こわいよ
ヨーゼフ
“黒雲の貴公子”ヨーゼフ・フォーゲルヴァーリ
性別:男性 年齢:17 身長:179cm 体重:85㎏(機械化分込み)
ワークス:UGNエージェント カヴァー:高校生
シンドローム:ブラックドッグ
Dロイス:賢者の石レネゲイドクリスタル
HP:60/60 侵蝕:39 ロイス:3/3 財産:2/2 行動:6
ヨーゼフ
ロイス欄が不思議なことに
GM
ロイスがリセットされてないからかこれ
ヨーゼフ
ロイス:3/6
ヨーゼフ
なおしたわ
GM
せんきゅー
ロイスは適当にリセットしといてくださいましな
カラーロイスが一個タイタスになってるので、それを消して他に固定ロイス取り直しても良き
ヨーゼフ
ほんとだ
秋山さん固定にしとこ
逆になぜ固定になってないの?と思いすらする
GM
2つしか取れないからネ固定
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レディチェックを開始 by GM
ヨーゼフ
チェック:✔
直しました
いけます!
GM
はーい
GM
それではよろしくお願いします!最初はトレーラーとHOから

■トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
──けれど、この世界は君1人を置いて変貌を遂げた。

レネゲイドの存在しない、穏やかな日常。
夜空に浮かぶのは、欠けなき望月。
君に与えられたのは、誰もが望んだハッピーエンドの世界だった。

ダブルクロス The 3rd Edition
「エンドロールはまだ遠く」

ダブルクロス。──それは裏切りを意味する言葉。

■ハンドアウト
貴方は、ふと目を覚ます。そこは見覚えのない車の中だった。
ジャームが複数回に渡って出現したとされるとある廃映画館について調べていた筈なのだが、
運転席から漏れ聞こえてきた会話から察するに、どうやら任務の真っ最中に誘拐されたらしい。
犯人たちに少々きつめの灸を据えてやった後に、貴方はふと気が付く。
見慣れた街から、レネゲイドの気配がすっかり消えていた。
想定外の事態に動揺する貴方だったが、すぐ近くから助けを求める声が聞こえてきて──

※シナリオロイスはシナリオ内で2つ提示します。

ヨーゼフ
よろしくおねがいしまーす
GM
こちらです。ご質問は大丈夫かな?
ヨーゼフ
大丈夫です
GM
では、本編開始です。がんばってまいりましょう──
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あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるのだから。

- エレノア・ルーズベルト -
 

■オープニングフェイズ
■シーン1 満月の夜、変質した世界
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♪緊張のブリーフィング/今川彰人100%
 
──不安定な微睡みから目覚め、貴方は覚醒する。

タバコと芳香剤の混じった嗅ぎ慣れない臭い。揺れる地面。
真っ暗な闇の中で確証は得られないものの、恐らく此処は、見覚えのないワゴン車の内部だった。
痛みを感じて軽く手足を動かすと、何かガムテープのようなもので拘束されているのがわかるだろう。
声を出すために口を開こうとしても、こちらもやはりガムテープでしっかりと塞がれている。
 
──大変不覚かもしれないが、どうやら貴方は何者かによって誘拐されたらしい。

貴方の最後の記憶は、UGNからの依頼で調査に向かったところで途切れている。
耳を澄ませば、声を潜め会話する男性達の声が僅かに聞こえてきた。
 
GM
と、いうところで登場ドウゾ!
GM
>>>初手誘拐<<<
ヨーゼフ
1D10 → 6 侵蝕:45 [+6]
「──………?」一瞬、何が起きたのか把握しかねて眉を顰める。
知らない車、繋がらない記憶、息苦しい拘束。
……なるほど。
誘拐犯達
「──、──を手筈通りに誘拐した、指示通り──……」
「それは、──だ、──で落ち合おう──。報酬は──……」
「身なりは良い──そこそこの額を脅しとって──、──」

……推察するに、身代金目的の誘拐だろうか。とはいえ、どうにも杜撰な計画であることは明らかだ。
何せ、貴方はオーヴァードであるという事実がすっかり計算から抜けている。
この程度の状況であれば、エフェクトを用いて一気に畳み掛けることで形勢逆転は容易だ。
──少々きつめの灸を据えてやっても構わないだろう。
 
GM
ということで、反撃可能です。宣言だけで倒しちゃってOKです、派手にやっても侵蝕上がらないよ。やっちゃえ!
ヨーゼフ
久しぶりだな、こういうの。
……おおよそ普通一般には思い浮かべないような感想を抱きながら、よいしょと姿勢を整えて。
フハハハ貴様ら被誘拐経験2回のこの俺を狙うとは見誤ったな
GM
ほれい「そんなに誘拐されてるだけの隙があるってことなんだよなあ」
ヨーゼフ
では義足のブレードでしれっと手足の拘束を切りほどきまして。
いや切らなくていいな。
後部座席からそのまま、車内の壁伝いに電撃をぶっぱなします。
ヨーゼフ
ゼフ「プロだぞ」ふんす
誘拐犯達
「ッ!? う、うわあ!? あっあのガキ起きて……ぎゃあああ!?」
電撃に怯えたように身を竦め、ハンドルを切り間違え──

……抵抗は全くの想定外だったのか、貴方の反撃の前に男たちはただただ狼狽えるばかり。
ハンドル操作が離れた車はそのまま蛇行し、路肩に衝突する。
 
誘拐犯達
「ウワアアアアアアアアアアアアアア!!」
ヨーゼフ
ハデな事故にはならんように磁力でうまいことぶつかるように調整しておいてやろう……

磁力で緩和こそされたものの、それでも追突の衝撃を運転席と助手席でもろに食らった誘拐犯と思しき2名は呆気なく昏倒。
車も完全に停止した。もう、特に何の障害もなく外に出られるだろう。
 
ヨーゼフ
横滑りする車の中でひとり平然と手足の拘束を切り。
口を塞いでいたガムテープをぺりりと剥がす。
「うむ、まったく動揺してやれんですまんな」ドアを開けて車外に出ます
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夜・空/きまぐれアフター
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♪人狼のための子守唄/しゃろう100%
 
外に出ると、そこは人気のない海辺の倉庫街だった。……もしかしたら、その景色に貴方は少しばかり見覚えがあるかもしれない。
となると、対岸に見えるのは君の住む街だろう。周囲はすっかり暗く、見えるのは光り輝く夜景ばかり。
それでも目を凝らせば、見覚えのある建物が幾つか見つかる。それは、何の変哲も無い貴方の住む街だった。
 
ヨーゼフ
昏倒した男たちも念のため道路上に引っ張り出しておいてやるか……
GM
※パンころをご参照ください
ヨーゼフ
まさかあのシナリオが参照される日が来るとは
誘拐犯達
完全に気を失っています。きゅう……ずるずる……
ヨーゼフ
どさ。こいつらスマホとか持ってない?
 
──そう、何の変哲もない君の街だ。ただ、ある一点を除いては。
 
GM
持ってるけどロックかかってるんじゃないかな……
ヨーゼフ
そっかあ……じゃあ自分のスマホでかけてやるしかないな
と、ポケットの端末を取り出そうとしたところで異変に気付くかんじですかね
GM
そうですね、そうしましょうか
 
貴方にとっての“日常”、世界にとっての“非日常”──レネゲイドウイルスが、一切関知できない。
いつも肺いっぱいに空気を吸い込めば必ず感じられた“それ”が、どこにも存在しない。
探知範囲をどこまで広げても、全く知覚できない。
 
ヨーゼフ
「……?」

そして貴方は自身の端末を手に取り連絡先を探そうとしたが、端末の表示はなぜか通信圏外を示していた。
そして同時に気が付く──レネゲイドを介して関りを得た人物の連絡先が、全て消えている
 
貴方の感覚器官が狂ったわけでは無い。貴方の体内に息づくレネゲイドを、貴方は確かに感知し、扱うことができるのだから。
端末が壊れている様子も無い。……ゆっくりと、貴方は想像するかもしれない。
もしかしたら自分は──この世界でただ1人のオーヴァードとなってしまったのかもしれない、と。
空には、欠けのない丸い月が煌々と輝いていた。
 
ヨーゼフ
「──、っ」嘘だろう?
 
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
──けれど、この世界は君1人を置いて変貌を遂げた。
 
レネゲイドの存在しない、穏やかな日常。
夜空に浮かぶのは、欠けなき望月。
君に与えられたのは、誰もが望んだハッピーエンドの世界だった。
 
ダブルクロス The 3rd Edition
「エンドロールはまだ遠く」

ダブルクロス。──それは裏切りを意味する言葉。
 
ヨーゼフ
よっちゃんのスマホさあ
悲しいくらい連絡先入ってないよ今……
GM
スノウなんか連絡先全部消えた
ヨーゼフ
ゼップもだよ
GM
ふふふ
では動揺RPなどしたければしてもらって。
ヨーゼフ
「…………」異様なくらい長くなったスクロールバーを、悪戯のように上下に動かす。
次いで、カメラロールへ。数少ないが、友人たちと撮った写真は──
ヨーゼフ
のこってますか…?
GM
【✔:残ってない】 [×:残ってる]
残ってないそうです
ヨーゼフ
ウワーーーーーーーーーー
横転したパンジャンドラムとの記念写真が
GM
全部消えた
ヨーゼフ
ない。跡形もない。そのことに気付いた瞬間、ひゅっと喉が鳴る。
「う、そだ」何が起きたのか、全くわからない。
ただ一つ確かなのは……このまま帰っても、きっと住み慣れた寮には帰れないだろうということだけ。
「嘘だ」
震える指先で何度も何度も、アドレス帳とカメラロールを行き来する。
「うそだ」
GM
かばいとう
???
「た、たすけて……たすけてえ……」
 
そんな貴方の耳に、情けないほど怯えて小さな声が届く。弱弱しく掠れているが、それは聞き慣れた声だった。
……どうやら、貴方が先ほどまで拘束されていた車の後部座席付近から聞こえてきている様子だ。
 
ヨーゼフ
柄にもなく涙声になりかけたところで、聞こえた声にはっと顔を上げる。
自分以外に誰か──しまった。巻き込んでないと良いんだが。
慌てて再び車に駆け寄る。
???
「助けて……このままこの角度で放置されたら死んじゃうって俺……」
ヨーゼフ
乱暴に扉を引き開けて。
「おい、大丈夫か!?」
中にいる誰かに、手を伸ばす。
???
「む、むり、俺も手縛られてるから」
「ドア、ドア開けて、たのむ」
ヨーゼフ
反対側のドアかな。ばたばたと走っていって開けます
ばたん。
???
 
ドアを開けて覗き込めば、その先には貴方にとって見覚えしかない人物が一人。
──貴方のルームメイトである甫嶺 史織が、半ば泣き出しそうな顔で先程までの貴方と同じように手足を拘束されていた。
 
「うええ……し、死ぬかと思ったぁ……」へとへとになりながら、芋虫のように空いた扉から這い出てきて。
「あ、ありがとうございます……」地面に転がり落ちて空いた、などと言いながら。なんだか他人行儀に呟く。
ヨーゼフ
「あれなんで、お前」一緒に来てたっけ?
などと考えながらも、手早く拘束を外してやって。
「……??礼を言われるほどのことじゃない」
甫嶺 史織
「痛い痛いできればもうちょっと優しくしてほしいです痛い」
「なんでって、えーっと、そこで伸びてるやつらに俺が先に誘拐されたんだけど、そこに気絶した君が追加で放り込まれてきてさ?」
「いや、でもさっきのすごいの、なにあれ手品? びっくりしたー映画でしか見たことねーもんあんなの」

先程まで命の危機にさらされていたという事実も手伝ってか、彼はよく喋る。
その口から零れてくる言葉は、どれも彼が彼であるなら決して口にしない言葉ばかり。
なのに本人には、少なくとも自分が素っ頓狂なことを呟いているという自覚は有りそうにない。ふざけて揶揄っている、というわけでもなさそうだ。
 
ヨーゼフ
「て、じ」
甫嶺 史織
「あのあれ、バチバチーってなんか? あれ何、電気?」
ヨーゼフ
いやいや冗談だろう、と言いそうになり、消えた写真と連絡先がフッと頭に浮かぶ。

……その上、よくよく観察すれば気が付くかもしれないが、貴方の知る彼とは少々容姿も異なっている。
例えば、それはその両耳に開けられたピアス。貴方が見たことのない衣服。少しだけ大人びた気がするその顔立ち。
とてもよく似た他人というよりは──3、4年後の彼、と表現した方が、より近いだろうか。
 
甫嶺 史織
「……? 俺の顔になんかついてる?」なんだか驚いた様子のヨーゼフを見て、首を傾げる。
ヨーゼフ
「……ああいや、なんでも」
首を振って。
「車の件は……整備不良みたいだったからな」
最近の車はほら、色々と……電機部品も多いから、などと誤魔化すように口にする。
甫嶺 史織
「……? なんかさっき知り合いに話しかけるみたいに話しかけてきたから」
「どっかで会ったことあったっけなーって……?」首傾げ
「整備不良でああはなんないだろ??」
ヨーゼフ
「……友人とすごく良く似てたから、ついな。人違いだ」
車の件は目を逸らして。
甫嶺 史織
「あー、なるほど?」ちょっと納得した様子。
「まあ俺に似てるのなんていくらでもいそうだけど。あ、俺、甫嶺 史織。そっちは?」なつっこい笑みを浮かべ。
ヨーゼフ
「──…ヨーゼフ」そういえばこんな和やかな自己紹介はしなかったな、と思い出しながら。
「ヨーゼフ・フォーゲルヴァーリ。よろしく、ホレイ」
手を差し出して。
甫嶺 史織
「ヨーゼフかあ。しっかし日本語上手なー」
「シオリでいいよ、向こうのヒトって名前で呼ぶ文化? なんだろ? うん、よろしく」言いながら、差し出された手を握る。

君達がそんなやりとりをしているうちに、気が付けば随分と近くからサイレンの音が聞こえてきた。
車の衝突音を聞きつけた誰かが、通報したのかもしれない。流石に此処から逃げ出すのは目立ちすぎるだろう。
 
ヨーゼフ
「じゃあ、」シオリで。
サイレンの音を振り仰いで。「……ここからどうする?」
甫嶺 史織
「ん」名前で呼びかけられれば、にこりと笑って頷いて。
「うん? んー、とりあえずこの人らを警察に引き渡してー……事情聴取とかされんのかなあ」
「めんどくせえ……」
「まーでもそれが善良な市民の義務だよなあ……」はあ、とため息を一つ。
ヨーゼフ
「事情聴取……」
俺身分証とか持ってたっけ……
甫嶺 史織
「ま、そんな長くかかんねーだろ。おまわりさーん」などと言いながら、ぶんぶんと手を振る。
GM
と、いうわけで、特に異論がなければそのまま警察に保護され、事情聴取されたりなんだりします。
ヨーゼフ
大丈夫?ぽっけのお財布の中身とか無事?
GM
お財布の中身は無事だよ。身分証も残ってる。
ヨーゼフ
よかった。
GM
まあカードとかは……使えなくなってるだろうけど……
ヨーゼフ
フッ……
GM
というわけで、貴方と甫嶺は警察に保護され警察署へと向かったのだった──
ヨーゼフ
とことこ……
 
ヨーゼフ
現金がない(財産点2)
***
 
GM
つらい
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♪2:23_AM/しゃろう100%
その後駆けつけた警察によって犯人の男たちは拘束。君達は署まで送られ、簡単な取り調べを受けてから開放された。
時刻は深夜。もうとっくの昔に、終電の時間は過ぎている。誰かに迎えを頼むか、タクシーで帰るかの二択だろう。
……とはいえ、貴方の端末は相変わらず圏外で、どこに電話をかけるにしても繋がりそうにないのだけれど。
 
甫嶺 史織
「ひえ。もう深夜じゃん眠いわけだわ」
「……えーっと、そっちは、住んでるのはどの辺? 迎えのひととか来てくれそ?」相変わらず、彼は貴方のことを一切知らない様子で語り掛けてくる。
ヨーゼフ
「……それが、そのー」なんていったもんか、と言葉を濁す
「実は……出先でこんな目にあってな。だいぶ遠いんだ」
「あと、電話もつながらなくて……」
甫嶺 史織
「あーらら。災難。そうだなー電車もこんな時間じゃ止まってるしなー」腕時計で時間を確認しつつ、困ったように眉間に皺を寄せる。
「んー……もしよかったら俺の家に泊ってく? こっからなら歩いて帰れる距離だし?」
ヨーゼフ
「え」
甫嶺 史織
「俺、一人暮らしだから。元々ダチの溜まり場みたいになってるような家だから来客とかも全然へーきだしー」
「ちょっと狭いし散らかってるのが……まあ、その、あれなんだけどさ。御礼もしたいし」
ヨーゼフ
家?
「か、構わないなら……」
甫嶺 史織
「うん。いーよ」にこにこ
「じゃーさっさと帰るかー」
ヨーゼフ
「じゃあ、すまん。一晩世話になる」
ヨーゼフ
クアッカワラビーだあ……
甫嶺 史織
「はいはい。もっと肩の力抜いていーよ、年変わんないだろ多分」

そうして、甫嶺の家を目指して貴方達二人は深夜の人気のない街を歩き出す。
通りを見渡せば、貴方にとって見慣れた町並みが目に映る。特に何の変わりもない。変わりはないのだけれど。
路地裏の奥に目を凝らしても、ビルの屋上を見上げても”非日常”の影は1つも見当たらなかった。
ジャームの気配は勿論、相変わらずレネゲイドの気配のひとつも感じられない。穏やかな夜を見守るように、満月が空に浮かんでいた。
 
GM
わらびっ
どこを見渡しても“普通”の世界。それは、貴方の目には逆に異質な──無菌室のような世界に見えるかもしれない。
 
ヨーゼフ
「……、……」甫嶺の後ろをついて歩きながら、まん丸い月を目で追って。
甫嶺 史織
一応誘拐された直後だというのに、特段何か気にする様子も無く。鼻歌などを歌いつつ、歩いていく。
「あ、そうだごめん、帰りにコンビニ寄っていい?」はたと気が付いては振り返る。
「冷蔵庫空っぽだったきがする……多分、俺んち今スナック菓子と酒くらいしかないや……?」
ヨーゼフ
「勿論」払うよ、と言いかけて。財布の中身のショボさを思い出す。
甫嶺 史織
「あはは、いーよ俺が払うから。おにーさんに任せとけ」けらけら、と笑って。
ヨーゼフ
「……やっぱり年上なんじゃないか」小さく唸って。
この国ではお酒はハタチから。知ってるんだぞ俺。
甫嶺 史織
「立派に成人してます俺は。いや割とよく間違えられっけどさー」童顔なんだよ悪かったなー!となどと騒いでいる。
ヨーゼフ
「じゃあ、ごちそうに……なります」おとなしくついていこう。
甫嶺 史織
「え、逆にそっちそんなに下……?」いやなんとなく行儀が良くて年下っぽいなあとは思いはしてたんだけどさ。
ヨーゼフ
「17。高3」学生証も見せてやろう。
甫嶺 史織
「なん……だと……?」
ヨーゼフ
「飲まそうとするなよ」まあ、飲めるんだが
甫嶺 史織
「よ、4つも下かあ……」
ヨーゼフ
21のシオリかあ……
甫嶺 史織
「いや、まあ向こうのヒトって大人びて見えるよなあ……」
ヨーゼフ
「よく言われる」
甫嶺 史織
「流石に17歳に飲ませませんよ俺だって。父さんに捕まる」何が面白いのか、とにかく彼は良く笑う。
ヨーゼフ
「お父君に?」
家族がいることにまた少し驚いたような声を上げて。
甫嶺 史織
「うん。父さんが警察官なの俺」みえないっしょ、と肩を竦めて。
ヨーゼフ
「……もしかして妹さんが二人いたり?」
甫嶺 史織
「えっなんでわかんの、名探偵??」
「スーパーパワー的なのに加えて推理力まで……?」
ヨーゼフ
「まあ、そんなところだ」
甫嶺 史織
「へえー……」
 
そうこうするうちに、貴方達はコンビニにたどり着く。
深夜の店内には、いかにもやる気のなさそうな店員が一人だけだらりと立っていた。
 
ヨーゼフ
ホットスナックはもう無い時間帯だな……と少しだけ残念に思いながら入店。
甫嶺 史織
「じゃーなんか適当に夜食なり朝食なり選んでー」籠を手に取りつつ。
ヨーゼフ
ではとことこ歩いて……ゼリー飲料の棚へ。
甫嶺 史織
「朝はパン派?ご飯派? パン派ならー俺のオススメはこれ」そんなことを言いながらチョコチップメロンパン(大きい)を手に取ったり。
「菓子でいいならそれなりにあるけど、なんか欲しかったら適当に選んでいーよ」などと言いながら新発売の菓子の前で足を止めたり。

……大凡君の知る甫嶺と同じ挙動。
ヨーゼフ
くっ、大きいチョコチップメロンパンはずるだ。
甫嶺 史織
安くてでかくてうまい。最高だよな。
ヨーゼフ
食べたくなってしまう。ウェイダーインで大人しくしておこうと思ったのに…!
甫嶺 史織
「俺も流石に腹減ったなー……」カップ麺をかごにぽい。
ヨーゼフ
銀色に濃紺でロゴの入ったゼリー飲料との間で迷ったように目をさまよわせてから、どちらも籠に入れさせてもらう。すまん。
甫嶺 史織
「これで足りんの? 男子高校生なんていくら食っても足りないだろ」
ヨーゼフ
それはそうだけれど。
「とりあえず……それで」
甫嶺 史織
「遠慮しないでいーのに、律儀だなー」
ヨーゼフ
頷く。奢られるのは慣れてない。
甫嶺 史織
「ちなみにカップ麺は嫌い?」
ヨーゼフ
「嫌い…ではないけど」
甫嶺 史織
「おっけー」と、適当にカップ麺をもう一個手に取ってかごにIN
ヨーゼフ
「そ、それはさすがに」
甫嶺 史織
「まあまあ、不健康も今日くらい許されるって」
「じゃあこんなもんで」と、レジへ向かう。とことこ。
ヨーゼフ
「不健康」いやそういうことを気にしたわけではないんだが……まあ、いいか
大人しく後ろをついていこう。とことこ……
甫嶺 史織
適当にちゃちゃっと会計を済ませて、袋を受け取って。
「あ、なんか着替えとかー……は流石に無理かあ、しまってるもんなー」
「俺の服入るかなあ……おっきめのやつなら……」うーん、と首を傾げつつ外へ向かう。
ヨーゼフ
どうやら数年後の未来に飛んできたりとかそういうわけではないらしい、と後ろ姿を見て思いながら。
「一晩だけだから、別に構わんよ」苦笑いして。
このシオリの前ではあまり着替えないほうがいいような気もするし。
甫嶺 史織
「でもほら、まあいろいろともみくちゃにされて汚れたりとかして──うわぁ!?」コンビニから外に出た瞬間。突然、甫嶺が悲鳴を上げた。
!SYSTEM
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♪緊張のブリーフィング/今川彰人100%
ヨーゼフ
「とはいえそのために借りるのも……!?」飛び出す
「は、えええ嘘だろカバン……!?」
甫嶺 史織
俺だよ

甫嶺の目線の先には、つい先ほどまで甫嶺の持っていたカバンをもってバイクに跨る男。
どうやらひったくり犯の様だ。バイクに乗り込み逃げようとしている。……どうやら今日は本当に、厄日だ。
 
ヨーゼフ
ち、と舌打ち。……普通のバイクなら、何とかなるか……
GM
これもエフェクトを使うのであれば宣言だけで倒しちゃってOKです。侵蝕上がらないよ。
ついでに周囲には他には一切人気はないので、秘匿の面も大丈夫そうですね……。
ヨーゼフ
なるほど…それじゃあ
だん、と地面を強く蹴ってバイクの方へと駆け寄り。
指を伸ばして、今にも発車しかけの車体へとわずかに触れて──電装系をショートさせる。
エンジンを無理矢理止めたところで、思い切り側面を蹴り飛ばして。
ひったくり犯
「うわァ!?」発車しかけたバイクが突然壊されれば、勢いよく前へとつんのめり地面に転がる。
ヨーゼフ
「今日はよくよく車両の壊れる日だな」カバンを奪取
甫嶺にパス。
ひったくり犯
「ひ、うわああああ」慌てて逃げだす。
甫嶺 史織
「おわっ」キャッチ
ヨーゼフ
逃げていく背中にフンと鼻を鳴らす。
ひったくり犯
仲間らしき男が回した車に慌てて乗り込み、逃走を図る。
ヨーゼフ
逃が……していいか。別に。敵じゃあない。
一瞬追撃の構えを取りそうになりつつも、ふっと力を抜いて。
ひったくり犯
犯人達は、わたわたとそのまま車に乗って逃げていった。ブーン……
!SYSTEM
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♪2:23_AM/しゃろう100%
ヨーゼフ
「……厄日だな」すたすたと甫嶺のほうへと戻ってくる
甫嶺 史織
「……………」呆気にとられたように目を円くしている。
「……わあ」目を円くしたまま、特撮ヒーローを前にした子供ように少しばかり高揚した声を漏らす。
ヨーゼフ
「…………」若干不安そうな顔。なるたけ目立たないようにはしたが……
甫嶺 史織
「今のも手品、いや魔法? それともやっぱなんかのスーパーパワーだったりとか……?」
ヨーゼフ
「…………あー、いや」
甫嶺 史織
「え、だって触っただけでバイクぶっ壊れたよな今」早口。
「うーっわ、やっべえちょっとテンションおかしくなりそう俺。そんなのマジであんの?」
「早く家帰ろうぜ! んでちょっと種明かし頼むわ!」怯えた様子も無く、いよいよすっかり砕けた口調で貴方に語り掛けつつ、彼はただただ楽し気に上機嫌に歩いていく。
ヨーゼフ
「あー……」こいつ、普通にしててもこれだけ目敏いんだなあ……などと思いながらあ。
呆れ顔。
「う、うん……」種明かしかあ……と内心頭を抱える。
ヨーゼフ
ワラビーじゃねえか!!!
甫嶺 史織
「えーなんか電気的なのでんの? ばちばちしてたしなーさっき」
GM
これが幸せに育ったワラビーよ
ヨーゼフ
「く、詳しくは家に着いたらな?」
ヨーゼフ
めちゃくちゃ笑顔で駆け寄ってくるじゃんワラビー……
甫嶺 史織
「はっ……やっぱそういうのを狙う秘密組織が……?」急に凍え
小声
ヨーゼフ
このミーハーな感じの想像があながち間違ってもないのが困る!
甫嶺 史織
「俺秘密は守るから大丈夫だぜ……」ひそひそ……
ヨーゼフ
「それもあとでな……」どうどう
ヨーゼフ

そんなこんなでテンションの高い甫嶺を宥めつつ、貴方達はまた夜の街を歩き始めるのだった。
 
GM
にこ!
ヨーゼフ
いまこうだもん
GM
そうだね
GM
特に問題が無ければシーンアウトになります
ヨーゼフ
お目目きらきらじゃん……
GM
ワァッ……!
ヨーゼフ
ヨーゼフは頭抱えてるけど中の人はだいじょうぶです
ヨーゼフ
ちいかわみたいな声を出すんじゃないよ
GM
ふふ。そして此処で、シナリオロイス1つ目を提示。
甫嶺 史織、推奨感情は特にありません。今の固定ロイスの彼とは別にとってもらってOKです。
ヨーゼフ
面白いロイス欄になるなあ
GM
それね
ヨーゼフ
えっとじゃあ ✓P親近感/N困惑 で
ロイス:4/6 [+1]
GM
困惑面白くてじわじわくるな
ヨーゼフ
ポンデワラビーすぎてゼップ困惑
GM
それではテンション爆上げ大学生甫嶺に困惑してもらいつつ、シーンアウトです……
ヨーゼフ
はあい
GM

!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪なんということはない日常/こおろぎ100%
!SYSTEM
背景を変更 by GM
部屋/きまぐれアフター
■ミドルフェイズ
■シーン2 1DKの秘密基地
 
甫嶺に案内されて辿り着いた先は、古びたアパートの半地下の一室だった。
建物の造りは安っぽいし、半地下だから日当たりも悪いけど、値段に対して部屋が広い。そして俺意外に住人がいないから騒音の心配がない。
なによりバストイレ別が決め手だった──などと、聞かれてもいないのに家主はとにかく饒舌にぺらぺらと語る。
 
甫嶺 史織
「んじゃえーっと適当なとこ座って。ハンガーとか必要なら適当に使って」
「なんか飲む? なんかっつても水か酒しかねーけど」からからと笑いながら、台所の方へ歩いていく。
GM
と、いうところで登場ドウゾ
ヨーゼフ
1D10 → 10 侵蝕:55 [+10]
GM
テンション!!!
ヨーゼフ
緊張してるwwwwww
GM
彼女のお部屋に初めて上がる彼氏くんか?
ヨーゼフ
これはヨーゼフ坊ちゃん想定外の展開
 
部屋を見渡してみると、よく言えば生活感のある部屋……言葉を選ばないのならば、モノが多く散らかった如何にも男子学生らしい部屋なのがよくわかる。
部屋の隅には、君の知る甫嶺 史織の持っているのと同じエレキギターが肩身が狭そうにスタンドに立てかけられていた。
その他にあるものと言えば、漫画、雑誌、出し損ねたらしいゴミ袋。それと、DVDとブルーレイディスクがテレビの真横で雪崩を起こしている。
大人向けのDVD……ではなく、普通の映画のようだ。普通のSFやらアメコミやら、派手なアクションが楽しめそうなものが多い。これも、君の知る彼と同じ趣味だ。
 
ヨーゼフ
「お邪魔します……」靴は揃えろよ、と以前同じ声の奴に注意されたのを思い出しながら。
くるくると部屋の中を見渡す。このモノの多さ、既視感がすごいな。

部屋の中に一つだけ、貴方が絶対に見たことがないものがあるとするのなら──勉強している様子のあまりない机の上に置かれた、ありふれた写真たちだろうか。
高校の卒業式に撮影されたらしい集合写真。友人とどこかの旅行先で撮ったのか、海を背景にはしゃぐ写真。
そして──何の変哲もない幸せそうな5人家族の写真。そこに笑顔で映っている彼の年齢から見ても、最近のものだろう。
 
ヨーゼフ
ウッッッッ
GM
甫嶺くんち
よく写真撮りそうですよね
ヨーゼフ
でも勉強はしてねえんだな……とも思っている
撮りそうですね
年イチで家族旅行行きそうだもん
GM
仲良し家族だね
ヨーゼフ
「……」写真にふと目をやって。
卒業式らしき写真に着ている制服が、知るものとは異なることを見て取って、やっぱりか、と目を伏せる。
甫嶺 史織
「~~♪」鼻歌を歌いつつ台所で何か準備をしている。歌っている曲自体は、ヨーゼフも知っているものかもしれない。
ヨーゼフ
自分との写真が消えて、家族との写真がある。そういうことなんだろう。
──先程から感じている空気の異質さがきっと何よりの証拠だ。
そう広くもない台所で鼻歌を歌っている家主の背へと視線を移し。
「……ええと、何か手伝おうか?」
甫嶺 史織
「ん? アー、いーよ座ってて。散らかってるし……? あ、水飲みたいなら適当に持ってって」お湯を沸かしつつ、シンク横にあるコップを顎で示す。
ヨーゼフ
「わかった」おとなしく頷いて、じゃあお水は有難くもらおう。
コップを借りて水を入れて、ごちゃついた部屋の中の空いたスペースへと戻る。
ヨーゼフ
きっとひっくいコタツテーブルが置かれてんだろうな~~~
俺は詳しいんだ
GM
ありそーー
甫嶺 史織
「はいよお待たせっと。……そんな小さくなって座られると罪悪感がさあ」お湯を入れたカップ麺を二つ持って戻ってきつつ、床に落ちた洗濯物をぽいと足で適当に部屋の隅に放る。
「散らかってる自覚はあるけどさー仕方ねーだろ男の子の一人暮らしなんてこんなもんなの!」俺だって叶うならお洒落に暮らしたいですけどね!と笑う。
「今度妹がライブで泊まりに来る時までに片づけねーとぜーったいなんか言われんだよなあ……」ぶつぶつと呟き、カップ麺をを一つ差し出して。
ヨーゼフ
ありがとう、とカップ麺を受け取り。コンビニの袋の中から取り出した割り箸をぱきんと割って。
甫嶺 史織
「それで」にこ……と好奇心に満ちた笑みをヨーゼフへ向ける。
ヨーゼフ
「せめてDVDは棚かなにか買ってきた方が……」うっかり踏んだりしたら悲しいし……
「…それで?」こちらはじ、と横目で見返して。
甫嶺 史織
「金がなー潤沢にあればなー」
「まあそんなのはどうでもいいんだよ。結局あのスーパーパワー? 魔法? みたいなやつってさー、なんなの?」
わくわくきらきらそわそわ
ヨーゼフ
「あれはー……その」
甫嶺 史織
わくわくきらきらそわそわにこにこ
ヨーゼフ
困った。まさかそのまま説明するわけにもいかないんだが……
甫嶺 史織
しかしワラビーは何か適当にでも説明するまでは引き下がりそうにない。にこにこ。
ヨーゼフ
だがしかしちょっと流石に色々と目敏すぎる。
ワラビーめ!
「ええと、あー……」
甫嶺 史織
「うん」にこにこ
ヨーゼフ
「あれはそのだな」……百聞はなんとやらか。
甫嶺 史織
「うんうん」
ヨーゼフ
箸を一旦おいて、ごそごそと姿勢を変えて。
靴下を脱いで、スラックスの裾をぐっと捲る。
甫嶺 史織
「うん?」なんでこいつ突然ストリップショーを?
ヨーゼフ
「……その、あまり驚かないで欲しい──というのも無理がある話なんだが」
膝から下。いかにもメカメカしい金属の義足になっているそれを見せて。
甫嶺 史織
「──……」硬直。
そして数秒の沈黙。
からの──……
ヨーゼフ
「…………」さっと裾をおろして正座に戻る。
甫嶺 史織
「……おわーーーー!! なにそれえ!! かっけえなえっやっぱお前アメコミヒーローだったりする!?」クソでかボイス
ヨーゼフ
「うっっっっっ」るせえ
「深夜だぞ!!
甫嶺 史織
「えええーーーー!! なにそれもっかい見せて!!」
「へーきへーきこの建物俺達しかいねえし!!」
ヨーゼフ
「えっ!?」
甫嶺 史織
「もっかい!! もっかい見せて!!!」
ヨーゼフ
「いやそれでもご近所にだなあ!?」
とかいいつつ若干座り方を崩して。
甫嶺 史織
「ウワーーー!! かっけえ!!!」最早勝手にズボンの裾を捲り始めている
ヨーゼフ
「やめろやめろ勢いがすごいすごいこわい怖い」
甫嶺 史織
「ええーーーー!! なんだよそれズルじゃんか!?」
ヨーゼフ
「ズルじゃない!!」
甫嶺 史織
「ひえーーーーーーかっけえーーーーびっくりしたーーーー!!!」
ヨーゼフ
「そうかありがとうな!!!!」
俺カップ麺食べたい!
のびてもしらんぞ!!
甫嶺 史織
「だってこれじゃんこれほら」などといいつつDVDを持ってくる。表紙にはアイアンなボディのヒーローが。
「うひゃーーーーーやべえ久しぶりにこんなテンション上がった」
ヨーゼフ
「それはパワードスーツだな」
俺のはどちらかというとサイボーグ
甫嶺 史織
「えっじゃあお前は違うの?」などと言いつつ勝手にシャツを捲ったり。生身だ。なんだ……
ヨーゼフ
「やめろ!!」
甫嶺 史織
「あっやば麺伸びる」
ヨーゼフ
「ちょっと違うな。完全に機械なのは膝から下だけ」
まあ、他に色々入ってないわけでもないが……
甫嶺 史織
「へえー」
ヨーゼフ
ほら見たことか。ずぞぞとカップ麺をすすりながら。
甫嶺 史織
「成程ね、さる秘密組織で身体改造を受けたスーパーヒーロー的なやつね……」
俺は全て理解した。そういうのよく見てるから。
ヨーゼフ
「違う、れっきとした医療機関だ」
そういうことにしておく。
甫嶺 史織
「んなわけねえだろ」
ずばっ
ヨーゼフ
「そこまで改造はされてない」うそ。だいぶしてある。
甫嶺 史織
「もう脚のこれで十分改造だから安心してほしい」
ヨーゼフ
「ぐう」
甫嶺 史織
「はーなるほどね……それはそれは……」
ヨーゼフ
普段飲まないけどカップ麺のスープまで飲んでしまえ。えい。
甫嶺 史織
「それはそれは……」ずぞぞ、と麺を啜りつつ頷く。
「え、じゃあ俺に似てる知り合いもそちらの秘密組織の……?」わくそわ……
ヨーゼフ
「……まあ……」
「本人はそう言われて喜ばないかもしれないが」
甫嶺 史織
「はあ~~~なるほどね俺みたいなザ・一般人みたいなやつの中にもスーパーヒーローが紛れてるのね……」
ヨーゼフ
「……」困った顔。
甫嶺 史織
「あーなるほどね……あるよなそういうのな……」
うんうん。そういうのよくある。俺は詳しいんだ。
ヨーゼフ
すまんシオリ。別の未来のお前はなんだかすごく……察しが良い上にものすごくテンションが高い……
甫嶺 史織
×察しが良い
〇アメコミ映画が大好き
ヨーゼフ
ぼかしておいてあげたのに!
甫嶺 史織
「はあー……なるほど……いやなるほどねえ……」ずぞぞ……
ヨーゼフ
「だからその都合で……多少ひどめの静電気体質というか……」
甫嶺 史織
「静電気体質で済ませるのはちょっと面白すぎねえ?」
ヨーゼフ
「だから車もバイクもうっかり触るとああなる」
人間サイズのデンキウナギですって言うよりはいくぶんかマシだ。
甫嶺 史織
「なるほどねえ」
「大変そうだなーそれ」
ヨーゼフ
「冬場のセーターとかな」
甫嶺 史織
カップ麺をもぐもぐ食べ終えつつ頷いて。
「んっふ……やばそう……」
ヨーゼフ
ごちそうさまでした、とひとつ頭を下げて。
甫嶺 史織
「はーそりゃすげえわ。いやなんか今日は厄日だなと思ってたけど、最後にとびっきりの出会いがあったな……」
ヨーゼフ
「…………」微妙な顔。
甫嶺 史織
上機嫌に笑いつつ、食べ終えたカップ麺を片づけて。
「え、なにその顔」
ヨーゼフ
「……いや別に」
甫嶺 史織
「はっ……俺はこれから狙われる予定のヒロイン枠だったりする……?」
ヨーゼフ
「それはないと思う」
甫嶺 史織
「即答ゥ!」
なんだよーと文句を言いつつ片付けを終えて、ふわふわと欠伸を一つ。
「なんか俺ばっか質問しちゃったな。俺について知りたい事……まあないかー」けらけら
ヨーゼフ
お借りしたコップも台所の方へ戻しに行き。
「知りたいこと……」と言われても。
「……好きなバンドとか?」部屋の隅っこに置かれたギターをちらりと見て。
おおかたアレかアレかアレのどれかだな、と。記憶の中の自室に置かれていたCDを思い出しつつ。
甫嶺 史織
「そこは嘘でもなんかちょっとは興味あるフリしとけっつーの」などと笑いつつ。
「あーわりと何でも聞くし好きだけどー、特に好きなのはー……」と言いつついくつか棚からCDを取り出して。それらはきっちり予測通りのラインナップ。
ヨーゼフ
「……」やっぱりか、とちょっとだけ笑って。そこは変わらないんだなお前。
甫嶺 史織
「?」
ヨーゼフ
「いや、何でもない」
甫嶺 史織
「なに、趣味合ってたりした?」
ヨーゼフ
「あとは……そうだ、あそこに飾ってある写真の話でもしてくれよ」旅行らしき写真を指して。
「そこそこな」
甫嶺 史織
「こういうの聞くのお前? 意外だなーなんかもっとこう……お上品なの聞いてるイメージだったわ」
「写真? あーアレは高校の卒業旅行の写真」
ヨーゼフ
眉を少しだけ下げて笑って、懐から携帯式のプレーヤーを取り出して見せたりなどして。
「卒業旅行」
甫嶺 史織
「古いの使ってんねー高校生のわりに」ちょっと首を傾げつつ、ちょこちょこ操作しては見覚えのある曲を見つけて。
「おー……マジで割と趣味あうじゃん?」
「うん、卒業旅行。ダチと沖縄行ったやつー」
ヨーゼフ
旧式なのか……
「だろ?日本(こっち)に来てから聞くようになったんだが、嫌いじゃなくてな」
「沖縄。いいな、南国」
甫嶺 史織
「良い趣味してんじゃん」に、と笑って。それが好きならこれも好きそうだ、なんて話しつつCDを取り出してみたり。
「いいよなー沖縄。暖かくて最高だった。季節のせいで海とかは入れなかったんだけどさー」
ヨーゼフ
「パイナップル農園もあると聞いた」
甫嶺 史織
「それは行ってねえなー、カンカラ三線手作りしたりはしたけど」
ヨーゼフ
「カンカラ……?」なに?
甫嶺 史織
「こう、缶で……三線を作って……いや三線ってわかる?」
ヨーゼフ
「ワカラナイ……」首を傾げて
甫嶺 史織
「要するにあのーあれだよあれ……ジャパニーズギター……」雑な説明
ヨーゼフ
「ジャパニーズギター」なるほど?
甫嶺 史織
「缶で出来た……ジャパニーズギターを作る……体験講座みたいな……」ろくろの手
ヨーゼフ
沖縄行きてえな~~
GM
WAKARU
ヨーゼフ
「なるほどな」こくこく頷く
甫嶺 史織
「うん。実家に置いてなければ弾いてやるんだけどなー」
ヨーゼフ
「弾けるのがすごいよ」はは、と笑って
甫嶺 史織
「ギターやってるし。弦楽器ならほぼほぼコツは同じじゃん?」
ヨーゼフ
「それにしたって器用なんだろう、羨ましい」
ヨーゼフ
幕間と勘違いできそうなログ
甫嶺 史織
「まあ器用貧乏とはよく言われんね」けらけら
GM
ふふ
甫嶺 史織
「ん、……うわもうこんな時間か」つけっぱなしの腕時計──大学生がつけるものにしては少し古いデザインだ──を見て顔を顰める。
ヨーゼフ
「不器用な身からすると羨ましいことこの上ないが?」
笑いながらぐっと身を伸ばして。なんだかんだ、多少疲労はしている。
甫嶺 史織
「えーっと俺は明日早いし、もう寝るけど。ベッド使う? ソファーがいい?」
「いやベッドが良いな。俺よりでけーしあのソファーじゃ身体収まんないだろ」問いかけて起きながら自分で結論を出してうんうん、と頷く。
ヨーゼフ
「え、ああ……別にソファーで構わないが……」
甫嶺 史織
「風呂とかなんでも勝手に使ってもらっていーよ、パソコンも使いたきゃ勝手にどーぞ」言いながらてきぱきと寝間着へ着替える。
「……あっでもあんまりこう、な? それっぽいフォルダとかは漁んなよ約束な?」男ならわかってくれるよな、と圧をかける。
ヨーゼフ
「それより明日早いのか?なんだか申し訳ないな本当に……」
甫嶺 史織
「ただのバイトだし気にしなくて良ーよ」
ヨーゼフ
フォルダについてはノータッチでいてやろう。うむ。
ヨーゼフ
部屋を見る限り彼女はいなさそうだとか思ったりは決して
決して……
GM
うるせーーー!!
甫嶺 史織
「それじゃおやす、み……」迅速に着替えを終えて、適当な毛布を掛けてソファーに横たわって。
「………………」数秒で寝付く。……テンションは高かったが、余程眠かったのだろう。
すやぁ…
ヨーゼフ
「…………」いつも思うんだが本当に……
寝るの…………
はっや…………
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪Quiet Night/蒲鉾さちこ100%
ヨーゼフ
「…………………」
!SYSTEM
背景を変更 by GM
部屋(深夜)/きまぐれアフター

時計の針が時を刻む音が、すうすうと安堵に満ちた寝息が、部屋には響いていた。
貴方をずっと取り巻いてきた非日常とは無縁の、とても穏やかな時間が過ぎていく。
 
ヨーゼフ
そうっと足音をひそめて、ベッドの方へと近付いて、腰を下ろす。
それでも、今のこの状況は決して貴方の日常ではない。……甫嶺が寝付いた後に、情報収集に乗り出すべきだろうか。
 
GM
というわけで、調査項目がやってくるよ。どん。
■この世界について 情報:Web 4
!SYSTEM
共有メモ1を追加 by GM
詳細■この世界について 情報:Web 4
ヨーゼフ
「…………」ちら、と。使っていい、と言われたパソコンの方へと目をやり。
GM
RPなど適宜挟んでもらいつつ、好きなタイミングでお振りくださいまし…
ヨーゼフ
そっとそちらへ手を伸ばして、キーボードに触れる……
ヨーゼフ
Webかあ……
GM
社会1ゼフ…
ヨーゼフ
うぇ、Webかあ……
GM
PCつかう?
ヨーゼフ
うーん60になれば1d増えるんだが
あ、ぱそこんつかう
GM
じゃあアイテム:モバイルPC相当ということで
ヨーゼフ
ほれい……
GM
判定ダイス+1Dしていいよ
ヨーゼフ
ありがとうほれい……
やったぜ
GM
がんばえーー!!
ヨーゼフ
〈情報:Web〉判定
判定値2 C値10 → 10[5,10:クリティカル!] + 9[9] +0 = 19
GM
!?
ヨーゼフ
!?!?
GM
張り切って調べすぎよ
ヨーゼフ
ありがとうほれい
GM
では張り切って調べた結果を開示しましょうか。
■この世界について
貴方が調べた限り、どうやらこの世界は貴方の住む世界より4年ほど時間が進んでいる。
甫嶺 史織の年齢が君の知るよりも上になっているのも、その差異のせいだろうか。
そして何よりも重大な差は、恐らく、この世界ではレネゲイドウィルスが初めから一切存在していないということ。

レネゲイドがきっかけとなって引き起こされた事件はどれも発生した形跡どころか、カバーストーリーすら流布されていない。
UGNやFHなどのレネゲイドウイルスと密接に関わる組織も、まるで最初から存在していなかったように情報がない。
貴方が所属している支部があるはずの場所も、貴方の住む寮があるはずの場所も、全く違う施設が建っている。
オーヴァード仲間の幾人かもSNSの様子で確認が取れたが、見る限り誰も彼も一般人として過ごしている様子だ。

そして貴方の実家も、確かに存在しているのだが……UGNとの関りがないせいか貴方の知る姿と現状の間には明らかに差異があるだろう。
!SYSTEM
共有メモ1を更新 by GM
詳細■この世界について
貴方が調べた限り、どうやらこの世界は貴方の住む世界より4年ほど時間が進んでいる。
甫嶺 史織の年齢が君の知るよりも上になっているのも、その差異のせいだろうか。
そして何よりも重大な差は、恐らく、この世界ではレネゲイドウィルスが初めから一切存在していないということ。

レネゲイドがきっかけとなって引き起こされた事件はどれも発生した形跡どころか、カバーストーリーすら流布されていない。
UGNやFHなどのレネゲイドウイルスと密接に関わる組織も、まるで最初から存在していなかったように情報がない。
貴方が所属している支部があるはずの場所も、貴方の住む寮があるはずの場所も、全く違う施設が建っている。
オーヴァード仲間の幾人かもSNSの様子で確認が取れたが、見る限り誰も彼も一般人として過ごしている様子だ。

そして貴方の実家も、確かに存在しているのだが……UGNとの関りがないせいか貴方の知る姿と現状の間には明らかに差異があるだろう。
ヨーゼフ
秋山華のニュースから調べたなこれ
さてはそうだな?
GM
どんな差があるの?とかはPLで設定してもらってOKです。ただ、実家に連絡を取ろうとしても連絡を取ることはできません。もしかしたら、この世界のズレによってなにか番号が変わってしまったのかもしれません。
GM
そして。既にオハナシしている通り、ヨーゼフくんが持っているカードだのなんだのは──全部、一切、使用できません。
そう。現金はまだ使えますが、それが尽きてしまえば貴方は文無しで宿なしです。なんということでしょう。
甫嶺くんか、或いは誰かに……保護を頼むしかありませんね……。
ヨーゼフ
「…………」やはりそうか、と溜息をつく。
それ自体は、きっと、おそらく、喜ぶべきことなんだろう。
悲劇は起こらず、禍いは生まれずに、あるがままに進んだ世界。
 
この世界に、レネゲイドウイルスは存在しないと証明する調査結果。
きっと誰かの望んだハッピーエンドそのままの世界。
……けれど貴方の体内に、確かにそれは巡っている。

ヨーゼフ
「……、……」気づいてしまった事実に、はっと身を強張らせる。
甫嶺にはサイボーグだと誤魔化して伝えたが──本質はそうだ。
GM
ゆっくり好きなだけRPしてもらって、ヨーゼフの就寝描写が入ったところでこのシーンはシーンアウトしますわね。
ヨーゼフ
症候群(シンドローム)と称されることからも分かる通り。
レネゲイドは、病だ。オーヴァードからも感染しうる。
……広げてはいけない、と脳裏で警鐘が鳴った。
この奇跡のような、清浄で、正常な世界に。人をあっさりと怪物と為しかねない、この病原(ウイルス)を。
ヨーゼフ
寝……

静かな部屋には、先程から変わらずに呑気な寝言交じりの寝息が響いていた。
──当たり前に手に入れられるはずだった幸せを、当たり前に手に入れた誰かが、ただ何の憂いもなく眠っている。
 
ヨーゼフ
寝ないという選択肢は
ありですか…?
GM
出てっちゃう?
ヨーゼフ
現状こう……そうしたい気持ちの方が
強いよね
GM
フフ
ヨーゼフ
ここまで幸せそうな姿を見てしまうと……
GM
構わないといえば構わない。ただし普通に補導されてしまうかもしれません
ヨーゼフ
警官なりを避けて歩く必要はあるか……
GM
そうなるとちょっとめんどくさいことに……なるかもしれないね……っていう
ヨーゼフ
うううん
GM
なにせ身分証明書はあれど、照会してしまえばそれが無効なのは
バレてしまうので……
ヨーゼフ
そうね……
GM
でも君の心に従っていいのよ
ヨーゼフ
「……、」すまない、と小さく小さく口にして。
GM
ワーディング使いながら逃げ回ればそういうのも何とでもなろうが……使うのもちょっとアレだしね……
ヨーゼフ
机から適当にメモ用紙などを拝借……あるのかな?
GM
なにかしら書いたりするものはきっとあるんじゃないかな
ヨーゼフ
ではそこに泊めてもらったお礼と。挨拶出来ずに出立する非礼へのお詫びを書きまして。
甫嶺 史織
「んん……?」物音で目を覚ましたのか、ふわふわと眠そうな目でヨーゼフを眺める。
「どっかいくの……」むにゃ、と眠そうに声をかける。
ヨーゼフ
「……さてな」
「寝たほうがいい。バイトなんだろう?」
甫嶺 史織
「こんなじかんにそとでたらあぶないって……」
ヨーゼフ
「大丈夫」
「危なくないよ」俺にとっては。
かりかりとペンを走らせる。
甫嶺 史織
「いーからほら……おにいちゃんにまかせとけって……」ううん、と半ば眠ったまま身体を起こして。
「こわいゆめでもみたんだろ……うん……」小さな子供にでもするように、ヨーゼフの頭を撫でる。
ヨーゼフ
触れた手に一瞬身を引きかけて……けれど、逆らえずに。
「……いいから、寝ろよ」
「寝坊しても知らんぞ」
甫嶺 史織
「なーんにもこわくない、から、……ほら、……」ぐう。そのままヨーゼフに凭れ掛かって、眠ってしまう。
ヨーゼフ
「寝、寝るな、おい」
甫嶺 史織
すや……
ヨーゼフ
溜息。
甫嶺 史織
すやすや。すや……
ヨーゼフ
「……」凭れ掛かった青年の体に腕を回して、ぐっと抱え上げて、ベッドへと寝かせる。
甫嶺 史織
「う゛ー……」
うううん、と唸りつつ。今度は目覚めずにベッドに寝かされるまま。
ヨーゼフ
書きかけのメモ書きに、少しだけ文を足して、ペンを戻す。
それを、先程まで二人で囲んでいたテーブルの上へと置き。
「……」財布の中から、コンビニでの会計に足りるくらいの金額を取り出してその近くへ乗せる。
そして自分の分だけの食料が入ったビニール袋をそうっと取り上げて、立ち上がる。
甫嶺 史織
「うううどうして……そんなあ……」寝ていてもよくしゃべる。
「ああー……」
ヨーゼフ
呑気な寝言に少しだけ泣きそうな顔になって。
甫嶺 史織
「無理だってそれは……ちょっと……」
「そんなあ……」
ヨーゼフ
「無理じゃないさ。俺なら出来る」
確証はゼロといっていいけれども。
GM
んだばヨーゼフがお外に出てって、その後夜をどう明かしたかの描写で締めようかな
ヨーゼフ
んだね
甫嶺 史織
「でも小麦はお米にはならないから……」
ヨーゼフ
そのまま扉の方へ静かに歩いていって。
「……ならないから、同じところに植えるわけにはいかないんだ」
GM
夜の明かし方はお任せダヨー
その寝言に真面目に対応してもらえるとは思わなくて笑ってるなかのひと
ヨーゼフ
少しだけ名残惜しそうに、もう一度だけ視線をやって。
「それじゃあ、元気で。幸せでな、親友(ホレイショー)
甫嶺 史織
「そんな拷問みたいな作業ほんとにやるの……うええ……」
「馬鹿のやること……」
ヨーゼフ
細く細く開けた扉から、外に出る。
GM
※甫嶺は小麦をチネって米にする作業をやらされてる夢を見ています(黄金伝説参照
ヨーゼフ
かわいそう……
ヨーゼフ
出来るだけ人の少ないような……住宅街ではなく、海岸に近い工業地区の方へ行くほうがいいだろうか。
機械的なセキュリティなら、まだごまかしがききそうだ。
あとはどうやってウイルスを広めないままに終わらせるかだが──
「……俺なら出来るさ。きっと」
GM
よーぜふ……
ヨーゼフ
小さく小さく口にして。
夜の街へと、姿を消します──
GM
すん……
ちなみにメモの内容は?
ヨーゼフ
描写しよっか……
GM
うむ
暗い部屋の中、二つ折りに畳まれた書き置きがひとつ。
折り方が甘かったのか、ゆっくりと自然に開かれたそこには、几帳面な筆跡が並んでいる。
“夕食と一夜の宿を、どうもありがとう。そして挨拶出来ないまま発つことになって、すまないと思う”
“一つだけ訂正させてもらうが、俺はヒーローでもなんでもない。どちらかといえば、その真逆にいるかもしれない”
“だから、どうか俺に出会ったことは忘れてほしい”
GM
よーぜふ……
“健康に気を付けて。家族を大切に。……どうか、幸せに、良い人生を”
“追伸。彼女はそのうち出来ると思うから焦らないように。 ヨーゼフ”
 
 
ヨーゼフ
こんな
ところかな
GM
つらいやつじゃん
OK

ヨーゼフ
ぜふは幸せよ
GM
ではなんか工業地帯的なところで夜を明かしてもらい
ヨーゼフ
そうですね
GM
明け方から次のシーンが始まりますね
ヨーゼフ
セコムをぶったぎって夜を明かします
!SYSTEM
BGMを削除 by GM
!SYSTEM
背景を削除 by GM
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪IMAGINARY_LIKE_THE_JUSTICE/ナナホシ管弦楽団100%
GM
というところで本日はここまで
ヨーゼフ
わっはっはっはっは
GM
おつかれさまでした!ヨーゼフ死ぬな!!早まるな!!!!
ヨーゼフ
自殺しよ~~~~~~~~!!!!!!
俺が死ねばこの世界ではレネゲイドウイルスは根絶されます!!!!!!!!!!!!!
GM
では次回、明け方からシーンは始まります。
ヨーゼフ
ハアイ
GM
お楽しみに!!!!
ヨーゼフ
ワーイ!!!!おつかれさmです!!!
GM
次回日程はディスコ等で
ヨーゼフ
次回いつとかはまた別所で?
GM
ではおつかれさまでした!
ヨーゼフ
OK!またね!
GM
にょ

ヨーゼフ
ヌワーーッ
討伐完了
GM
しゅうまいで火傷しなかった?だいじょうぶ??
ヨーゼフ
からしいれすぎた
ダイジョウブ
GM
よぜふはからし苦手そうだね…
!SYSTEM
レディチェックを開始 by GM
ヨーゼフ
ぜふは苦手だろうな~マスタードはギリ大丈夫
チェック:✔
!SYSTEM
BGMを削除 by GM
GM
では始めていこうか 本日もよろしくお願いしまーーす
ヨーゼフ
はあい!お願いしまーす
■ミドルフェイズ
■シーン3 Cracked & Rainy world
 
──それは、貴方が家を出て数時間後。ようやく日が昇り始めた明け方の事だった。
──突然貴方はある気配を感知する。昨夜から自分の体内以外にはどこにも見当たらなかった、レネゲイドの気配だ。
 
!SYSTEM
背景を変更 by GM
朝焼け
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪Suspense3/PeriTune100%
ワーディングが張られているわけでは無く、あくまでも直感に近い感覚。
本来の貴方なら、余程に集中しない限りは感知できないレベルの微弱な気配だ。
レネゲイドの気配が消え去った、この無菌室のような世界だからこそ、ほんの僅かな揺らぎを感じ取れたのかもしれない。

正確性については全く補償がないが、発生源から現在地までの距離は少し遠い。
方角的には、昨夜歩いた街の方。の家のある方向ともある程度一致する。
 
GM
というところで、登場ドウゾ。
ヨーゼフ
1D10 → 9 侵蝕:64 [+9]
GM
テンション押さえてよっちゃん!!!!
ヨーゼフ
ちょっとチョコチップメロンパンがおいしすぎて…
GM
よかったね……
ヨーゼフ
ほんの一時間ほどの仮眠を済ませた後。
それの気配を感知して、頭が急激に覚めていく。
あまり市街地に戻りたくはないが──放置するわけにもいかない。
「仕方ない、な」 立ち上がって、歩き出す。来た道を戻る。
!SYSTEM
背景を変更 by GM
繫華街/きまぐれアフター

気配を追って駆けつけた先には、繁華街があった。通勤と通学の途中の人々で道はにぎわっている。

その中でもとある店舗の周りが、なにやら少々ざわついているのに貴方は気が付く。
周囲の人々の騒めきから漏れ聞く限りでは、どうやら「店舗の内部で何か化け物のようなものが暴れ」、
「その隣にある解体中の建物の中に逃げ込んでいった」──ということらしい。
 
警察に通報しているらしき人間もいる。けれど、もしも“化け物”がジャームであるのなら。
例え武装したところで、彼らがその“化け物”との戦いで成果を上げることはないだろう。
一般人が、オーヴァードに敵うわけがない。それを、貴方はきっとこの世界の誰よりも知っている。

そんなことを知らない人々は興味本位にビルへと集まり、中には好奇心のまま内部へ立ち入ろうという人間すら現れ始めていた。
ビル内部からはっきりとしたレネゲイド反応は感じられるが、やはりワーディングは展開されていないらしい。
 
ヨーゼフ
「……、……」野次馬に紛れて、解体途中のビルへと近づく。
どこか人目を引かずに入れそうな場所はないだろうか……
GM
じっくり探せばあるかもしれませんが……その前に、興味本位で立ち入ろうとする彼らが乗り込む方が先でしょう。
ヨーゼフ
……ううん。あまり使いたくない手ではあるんだが。
GM
汝が御心のままに……
ヨーゼフ
ワーディングすればビルに人が立ち入ることは防げる、よな……?
GM
そのはずですね……
ヨーゼフ
ううううん
GM
フフ
ヨーゼフ
「……致し方あるまい」溜息をひとつついて。
GM
悩め…………
ヨーゼフ
飛び出す。……野次馬の先団からさらに数歩、先んじて。
一足早く建物へと駆け込みつつ、ビルの周囲、幅にしておよそ1mほどまでの範囲に限定して、ワーディングを展開。
「頼む……」できれば誰も、巻き込まれてくれるな──
!SYSTEM
背景を変更 by GM
廃墟/ruins.photo
 
貴方は工事現場の中へと駆け込んでいく。今日はたまたま休工日だったのだろう、幸いにして屋内に人の気配はない。
目標は、すぐにも見つかった。建物の最奥でたたずむ異形。不自然に巨大な鉤爪を両手に携えたヒトガタの何か
 
???
「AAAAAAAAA…………」
ヨーゼフ
刺激しないように。そろり、そろりと近づく。

これまでに貴方が何度も対峙したであろうモノ。レネゲイドによる衝動に堕ちた化け物。──ジャームだ。
まだレネゲイドの制御が不安定なのか、まるで映像にノイズがかかる様に時折その姿は揺れる。
 
???
理解不能な叫び声を漏らしながら、唸り、涎を地面に落とす。……理性がある様子には到底見えない。
ヨーゼフ
「…………」 UGNが存在しない以上、取れる手段はほぼ一つだ。
やるしかない

貴方の覚悟を、殺意を察知してかジャームはぐるりと振り向きぎらつく目を向ける。。
 
ヨーゼフ
ぐっと拳を握って、己を鼓舞するようにとん、と左胸に軽く当てる。
……決めたのだから、迷わない。
この世界に紛れ込んだレネゲイドウイルスは、根絶やしにする
「覚悟はいいな」ばちり、と青い放電を放って。
???
「殺、殺ス殺AAAAAAAAAAAAA!!!」狂ったような雄叫びを上げながら、衝動のままにソレは牙を剥いた──
GM
──と、いうところで。ミドルバトルのお時間です。
ヨーゼフ
ワーイ
!SYSTEM
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♪Death Row100%
!SYSTEM
トピックを変更 by GM
ノイズ<5m> vs ヨーゼフ
ノイズ
ノイズ
性別: 年齢: 身長: 体重:
ワークス: カヴァー:
シンドローム:キュマイラ/ブラム=ストーカー
HP:0/0 侵蝕:80 ロイス:0/7 財産:2/2 行動:5
ヨーゼフ
僅かにゼップのほうが早い……めずらしい……
GM
感覚低めのブラキュマだしネ……
GM
では、セットアッププロセスから参りましょう
ノイズ
セットアップなし
ヨーゼフ
特にないです!
GM
では続いてイニシアチブ……もないと思うので、メインプロセス!ヨーゼフからです
!SYSTEM
ラウンド: 1
ヨーゼフ
ではマイナーで5m移動しましてエンゲージ!
!SYSTEM
トピックを変更 by GM
ノイズ VS ヨーゼフ
ヨーゼフ
メジャーで《アタックプログラム》、対象は言うまでもなくノイズ。
命中判定!
判定値5 C値10 → 7[1,1,3,6,7] +4+13 = 24
ヨーゼフ
まわらずか……
ヨーゼフ
侵蝕:66 [+2]
ノイズ
常時エフェクト≪イベイジョン≫の効果により、ドッジの達成値を[ドッジのダイス数×2+LV]に固定されています。
達成値12、命中です。
ヨーゼフ
ダメージ!
2D10 → 5[4,1] +9 = 14
ノイズ
「■■■■■■■■■■■!!」最早ヒトのものではなくなった喉で、ジャームは貴方へ咆哮する。
ヨーゼフ
ひ、ひくい
GM
フフ
ノイズ
HP:14/0 [+14]
GM
1ラウンド持つのかコイツと思ったら持っちゃった
ヨーゼフ
対してこちらは無言。地面を蹴り、足のブレードを相手へと叩きつけて。
ノイズ
怒り狂ったジャームは、貴方へ向けて跳躍する──
GM
次、ノイズです
ヨーゼフ
どうぞ……
ノイズ
マイナーで≪破壊の爪≫+≪完全獣化≫
・完全獣化      :肉体の判定ダイスを+[LV+2]個
・破壊の爪      :素手のデータ変更
メインで……
【獣の咆哮】:≪渇きの主≫+≪ブラッドバーン≫
判定値9 C値8 → 10[1,2,2,5,6,7,8,9,10:クリティカル!] + 10[3,4,10:クリティカル!] + 6[6] +4+0 = 30
GM
ヒエ
ヨーゼフ
回すじゃん
GM
テンションたっかいこのジャーム
ノイズ
対象は勿論お前だ、ヨーゼフ
ヨーゼフ
まあ、出来るだけのことはやってみよう……
回避判定
判定値5 C値10 → 10[2,3,9,9,10:クリティカル!] + 3[3] +0 = 13
頑張りましたが──
GM
おしい
ヨーゼフ
相手がテンくんなら避けてた
ノイズ
「AAAAAAAAAAAA!!」本能のまま、獣は爪を振り下ろす。
ダメージ
4D10 → 19[6,2,6,5] +14 = 33
HP:10/0 [-4]
渇きの主でHP回復。
GM
いま天のことばかにした????
ヨーゼフ
してないしてない
ヨーゼフ
元より素早いほうではない。
右腕をどうにか盾にして致命傷は避けつつも、ばっと血を散らす。
HP:27/60 [-33]
GM
最後にクリンナッププロセス。こちらはありません。
ヨーゼフ
こちらもなーし
GM
ちなみに宣言忘れてたけどコンセもイルヨ……
ヨーゼフ
フフ
わかってるからダイジョウブ
GM
では2ラウンド目。
!SYSTEM
ラウンド: 2
GM
再度セットアッププロセスから。
ヨーゼフ
何もなしです
ノイズ
こちらもなし
GM
では続いてメインプロセス。ヨーゼフから!
ノイズ
「AAAAAAAAAAAA」血を見て勢いづいたのか、咆哮が音量を増していく。
ヨーゼフ
ずたずたになった右腕をどうにか再生させつつ、地面へと着地したノイズへ向けて、再び蹴りを見舞おうと。
マイナーはなしでいいや。
メジャーで先程と同じく
アタックプログラム!
命中判定
判定値5 C値10 → 10[1,4,6,8,10:クリティカル!] + 4[4] +4+13 = 31
ノイズ
ドッジ。達成値は先ほどの宣言通り12です、命中!
ヨーゼフ
ダメージはこちら。
3D10 → 16[4,10,2] +9 = 25
ヨーゼフ
急に殺意上がるじゃんゼップ
GM
1Dたりてないかな
ヨーゼフ
ほんまや
GM
4D10ふれるわね
ヨーゼフ
1d10;25
1D10 → 3[3] +25 = 28
ヨーゼフ
こちらです
ノイズ
HP:38/0 [+28]
「A、──……」

貴方の一撃で、ジャームは吹き飛ばされ壁に衝突する。解体途中の壁はそれだけでばきりと罅割れ、建物内には外の光が差し込んできた。
ばらばらと壁の破片が落ちてきてもジャームは完全に沈黙しており、これ以上の追撃は必要なさそうだ。
 
GM
ということで、戦闘終了。
!SYSTEM
BGMを削除 by GM
!SYSTEM
ユニット「ノイズ」を削除 by GM
GM
突然の殺意で屠られた
ヨーゼフ
ぐしゃ
ヨーゼフ
「……」ゆっくりと息を吐いて、倒れたジャームへと近寄っていく。

──戦闘を終え、ジャームに近づき。そして貴方は気が付く。
 
崩壊した壁の隙間から、大勢の人々が覗き込んでいた
騒動を聞きつけて集まってきたと思しき大勢の野次馬達。通報を受けて現場に現れたらしい警察官。
彼らは貴方に、カメラレンズを、銃口を、思い思いに向けていた。──同時に、好奇と恐怖の入り混じった視線も。
 
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪Suspense3/PeriTune100%
ヨーゼフ
「………、え?」

貴方は確かにワーディングを展開したはずだった。だというのに、目の前の彼らは誰もその影響を受けている様子を見せていない。
これから導き出される答えは1つ。展開したはずのワーディングが、機能停止している
 
野次馬達
「何さっきの電撃みたいな……なにかの撮影?」
「あの子がやったの? 怖っ!」
「え、っていうか何この化け物……動物?人間? 猿じゃないよね」
「ねえねえこっち見てる!」
GM
ごめんねセップって顔してるGM
ヨーゼフ
……狭すぎたか、という思考は一瞬。しかし近、すぎ、て。
 
大衆は酷く無遠慮にジャームの死骸と貴方を見つめ、好き勝手な意見を囁き、指を指す。
 
彼らに対応しようものなら、洗いざらい話しても解放してもらえるのはいつになるかわからない。
最悪は、身元の保証のない貴方はそのままどこかに監禁されてもおかしくはないだろう。
けれどこの距離だ、この場から逃げ出すにしても、周囲を囲む彼らをなぎ倒すしかない。

或いは今すぐここで終わりを選ぶ手もある。あるけれど──もしもまたこの街に次のジャームが現れるとしたら。
この世界に、貴方以外に抵抗できる人間がいるという保証はない。
 
ヨーゼフ
「……ぁ、」向けられる視線に、レンズに、銃口に。
じわりと嫌な汗が噴き出す。
 
騒めきは増して行く。時間をかければかけるほど、逃げ出すことが困難になるのはどう見ても明白で。
 
ヨーゼフ
ワーディングの効果がない以上、誰かがここに立ち入ってくるのも時間の問題だ。
けれど、この死体をここに放置するわけにもいかない。

無責任な人の群れは、いよいよ恐怖より好奇心が勝ったのか貴方へと手を伸ばし──
 
ヨーゼフ
どうしよう、と焦燥が思考する余裕を奪っていく。
大した戦闘でもなかったのに呼吸は荒く。
 
その均衡が破れる、寸前のことだった。
 
ヨーゼフ
「……だ、だめ……」伸びてくる手から逃れようと、たたらを踏んでよろめいて──
???
「──下がってくださいよ、っと! じゃないとスマホとかぶっ壊れても俺責任取れないし!?」
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪No_Questions_Asked/zukisuzuki100%

──そんな貴方の思考を遮るように、青年の声が響いた。それと同時に突然ビル内の火災警報が一斉に鳴り出し、スプリンクラーが作動し水が噴き出す。
突然のことに大衆が騒めき一気に後ろへ下がっていったその瞬間に、誰かが貴方の手を取って走り出した。
降り注ぐ人工の雨の中で、何とか目をあければその先にいるの姿を確認できるだろう。
 
ヨーゼフ
ぎゃあって声出しちゃった
GM
wwwww
ヨーゼフ
うせやん……
GM
突然のBGM変更
ヨーゼフ
かっこいいじゃん……
???
「ばっかかお前! いやお前が強いのは昨日で十分把握したんだけどさ!?」
「それにしたって無茶じゃねえ!? あんな化け物相手に正面衝突とかさあ!!」
「つーかなんだよあの遺言みたいな書置きふざけんなバイト休んだんだからな俺!?」彼女のことも超余計なお世話だっての!と叫ぶ。
「もーーーーー言いたいことしかねえわ馬鹿! 後で説教な、取り敢えず今は逃げるけど!」
ヨーゼフ
「えっ、え、あッ、ご、ごめ……!?」驚愕の叫びをあげることもままならず、手を引かれるままに走る。
GM
ちいかわみたいになってるもんヨーゼフ
ヨーゼフ
エッ ア……!?
甫嶺 史織
「ばーかばーかばーーーーーーか!!!!! アホ!!!!!!」

ビルの裏口を抜けて、青年は貴方の手を取ったまま街へ走り出す。
折よく外では突然の雨が降り出しており、ずぶ濡れの貴方達が走っていてもさして目立つことはなさそうだ──
 
GM
そんなわけで特に問題が無ければシーンアウトの気配
ヨーゼフ
どうして、とか。いやほんとごめん、とか。
言いたいことは山ほどあるんだが──今はひとまず!全部おいといて!
逃走!!
甫嶺 史織
走れ走れ走れーーーーーー!!!
GM
ではシーンアウト……
!SYSTEM
BGMを削除 by GM
!SYSTEM
背景を削除 by GM

■ミドルフェイズ
■シーン4 拡散する幻想
 
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪2:23_AM/しゃろう100%
!SYSTEM
背景を変更 by GM
部屋(昼)/きまぐれアフター
ヨーゼフ
侵蝕:68 [+2]
甫嶺 史織
「あっはは、は、ひ、ひっさしぶり、に、こんなに走っ、た、俺」
ヨーゼフ
最後の攻撃分わすれてたからコッソリ
 
あれから貴方達は、街を駆け抜けて甫嶺の自宅へと戻ってきた。
玄関の扉を開けてずぶ濡れの身体を滑り込ませ、ついでに貴方を引っ張りこんで。
ぜえぜえと息を切らせながら笑い、青年は玄関先にへたりこむ。
 
GM
おっとアリガト!
GM
ということで登場ドウゾ!
ヨーゼフ
1D10 → 5 侵蝕:73 [+5]
GM
ちょっと落ち着いた
甫嶺 史織
「えーっと……うわ、早」手に持った端末を操作して、苦い顔。ふらふらと立ち上がってテレビをつける。
ヨーゼフ
「はあ、は──……」 狭苦しい玄関で、なんとか息を整えて。

──テレビでは、先程の騒ぎが早くもニュースになっていた。

「謎のヒーロー現る!?」
「廃墟で暴れる未知の化け物を華麗に打倒」
「超能力者? スーパーマン? 謎の人物の正体は一体」

ニュースやワイドショーなどでは、コメンテーターや専門家がジャームと貴方について持論を好き勝手に語っている。
甫嶺がしかめっ面で覗き込んでいる端末の画面を盗み見れば、SNSも同じような状態であるらしいとわかるだろう。
 
甫嶺 史織
「あ゛ーー……」
ヨーゼフ
靴を脱いで、整えてから。出来るだけ床を濡らさないようにしつつ、再びその部屋へと足を踏み入れる。
甫嶺 史織
うへえ、とうんざりした様子で端末をベッドに投げる。ついでにテレビも消す。
ヨーゼフ
「……すまない」小さな声で。
甫嶺 史織
「あー? 何に謝ってるかによってはヘッドロックするからなお前」タオルを2つ引っ張り出し、1つをヨーゼフへ投げつつ。
ヨーゼフ
「い、色々と……」出ていったことも、それに完全に巻き込んだことも。
あれだけの群衆だ、共に逃げる彼の姿が全くカメラに写っていなかったとも思わない。
甫嶺 史織
「はいはい。ちょっとは申し訳なく思ってくれよほんと」わしゃわしゃとタオルで自分の頭を拭いて。
「あの書置き見て、自殺でもすんのかと思って慌てて街探してたらなんか商店街で大騒ぎになってて……」
「ちょっと聞いてみたらなーんかお前っぽくてまずいなーって」
「んで覗いたらアレだったからびっくりしたわ、心臓止まるかと思ったんだからなこっちは??」
ヨーゼフ
「うむ。……申し訳ない、本当に」タオルでとりあえずの水気を拭き取りつつ。
こいつだけは何があっても巻き込みたくはなかったのだけれど──
甫嶺 史織
「はーーーー心配されたくないならもうちょっとうまくやれ馬鹿」
「あんなん追いかけてきてくださいって書いてあんのと一緒だからな??」
ヨーゼフ
「その、通りだ」
よく考えれば。放っておいてくれといって放っておいてくれるやつではない。
それはもう、他の誰よりもよく知っているのだから。
しょんぼりと項垂れる。
甫嶺 史織
「あー……にしてもどうすっかねーこれ」うー、と唸りつつ濡れた服を脱いで洗濯機に放り込みつつ。取り敢えず一番大きいTシャツと……緩めのズボン……入るかこれ??
ヨーゼフ
入る入る(てきとう)
GM
入れろ入れろ
甫嶺 史織
「……お前さー、暫く俺んち居る気、ある?」困ったように笑う。
ヨーゼフ
「……、それは、その」逡巡。
甫嶺 史織
「や、実家兼秘密組織とかあるのかもしんねーけどさ……この状態で帰んの、危ないだろ。とはいえ家なき子にすんのも俺の良心が痛むし」
「幸いこの部屋、っつーか建物には俺しかいないし、友達は暫く断ればいいし」
「ちょっーと家計は苦しいんで、粗食は覚悟してほしいけどさー?」けらけらとなんでもないことのように笑って。
ヨーゼフ
「……それはその、……わかった」
甫嶺 史織
「お、素直」けらけら
ヨーゼフ
「ちゃんと全部話すから、……それを聞いて判断してもらえたらと」
甫嶺 史織
「はいはい。取り敢えず着替えな、風邪ひくから」
「あと次勝手にいなくなったら、警察でもメディアでもなんでも全力で利用して探し出してやるからな。覚悟しろよ」
ヨーゼフ
「……は、はい」
せめて電気代は浮かせるだろうか、と考えながらも。
「お世話に、なります……」頭を下げる。
甫嶺 史織
「……ま、善意ならぜーんぶちゃんと評価してもらえるってわけでもないけど」
「でも誰かを助けるために頑張ったんなら、そのことはきっとみんなそのうち気が付くよ。案外すぐ落ち着く……といいな?」どうかなー……
ヨーゼフ
「どうだろう……」言いつつ部屋の片隅を借りて着替えを済ませる。
ごそごそ……
 
ということでお着換えなどして。甫嶺が温かい飲み物を入れたりなどして。 
テーブルに座ってもらって、レッツトーキングタイム。
 
GM
ほれいの服、軒並みにあわなそうだなあヨーゼフ……
ヨーゼフ
若干見覚えのあるセンスのTシャツ着させられてるんだろうなあ……
ヨーゼフ
「えー……」両手でマグカップを握りこみながら、切り出し方を考える。
甫嶺 史織
「んで何でお前突然富士樹海に行きます見たいな書置き残したわけ?」遠慮なく切り込む。
ヨーゼフ
「フジジュカイ」ってなんだ?と聞くと話が逸れそうだ。
甫嶺 史織
「自殺の名所」
ヨーゼフ
「……」あながち間違いでもない。最終的にはそういう手段を取るつもりでいたのだから。
甫嶺 史織
「否定しろよ……ヤだよ俺自殺志願者と一緒に暮らすの精神衛生に悪い」
「取り合えず死ぬのは無し。それは決定」
ヨーゼフ
「ああ……」こくり、と頷いて
「昨晩、サイボーグみたいなものだと話したかと思うんだが」
甫嶺 史織
「うん」
ヨーゼフ
「あれは半分嘘……というか、言ってない部分があって」
甫嶺 史織
「はあん?」
ヨーゼフ
「これが電動の義足なのは本当。ただ、その動力になる電気は…」
左胸をとん、と叩いて。「…ここで作ってる」
甫嶺 史織
「はあ。……なんだっけペースメーカー?」
あれだろあの……心臓動かすやつ……
ヨーゼフ
「そんなレベルじゃない。雷だって作って落とせる」
こんなふうに、と左手の上に比較的小さな雷球を発生させてみせ。
甫嶺 史織
「おわっ」突然のことにちょっと驚いて身を引いてから、次の瞬間には好奇心で前のめりに。
「………………そんなことある??」
ヨーゼフ
「ある……あった。俺がいたところでは。」
甫嶺 史織
「はー……海の向こうの国は俺の知らない間に人外魔境に……?」
ヨーゼフ
「右腕がモンハンのティガドラゴンみたいになる女性とかも知ってる」
甫嶺 史織
「右腕がモンハンのティガドラゴンみたいになる女性」
「右腕がモンハンのティガドラゴンみたいになる女性………………??」
わけがわからないことなので二回言った。
ヨーゼフ
「こう、ほら……知らない?モンハンの……」
甫嶺 史織
「いや知ってるけども」
「モンハンの方じゃねえよ」
ヨーゼフ
「あいつの前足みたいになる」
甫嶺 史織
「そっちだよわかってねえのは」
「なんで? 人間の手足は恐竜にならないんだって教わらなかった??」
ヨーゼフ
「友人にいるんだ。……殴られると痛い」
甫嶺 史織
「殴ってくるのかよやべえなティガドラゴンウーマン」
ヨーゼフ
「主に胸について言及すると駅の壁にぶち込まれる」
甫嶺 史織
「怖い」
ヨーゼフ
「主に胸について言及するからだと思う」
甫嶺 史織
「なにその……何? 世紀末?」
ヨーゼフ
「いや……それがその…」
甫嶺 史織
「海の向こうはマッドマックス怒りのデスロードになっていた?」
ヨーゼフ
「いや……海の向こうではなくて」
「日本なんだ……」
甫嶺 史織
「Japan」
ヨーゼフ
ありがとうティガドラゴンウーマン
話を軽い感じにしてくれて。
GM
ふわふわ…
ヨーゼフ
「うむ」今は使えなくなった学生証を取り出す。
甫嶺 史織
「俺の知らない間に日本人は……?」
「なんかやべーことになっていた……?」
ヨーゼフ
「日本人というか、世界中がそうだった」
甫嶺 史織
「世界中がそう……だった?」
ヨーゼフ
「……少なくとも、俺がいたはずの世界では」
甫嶺 史織
「……………えっ異世界転生要素まで?」
ヨーゼフ
「そういう、……人の領域を超えてしまう、が存在したんだ」
「……まあ、ちょっと俺もよくわかってないんだが……おそらくすごくよく似た別の世界なんだと思う」
甫嶺 史織
「……ちょっと流行りに乗ろうとしすぎじゃねえ? だめだって属性盛りすぎは」
ヨーゼフ
「でも見たろう」俺が電撃撃つのも、あの怪物のことも
甫嶺 史織
「み、みたけどお……」あんまりにも現実離れした話が続き、流石に目を回しかけている。
ヨーゼフ
「……俺が重く見ているのは、これがウイルスによって感染し、発症する病気だということだ」
甫嶺 史織
「病気……」
ヨーゼフ
「ワクチンもない謎の感染症を患ってるやつとも知らずに、一つ屋根の下で世話する、っていうのは流石に……な」
肩を竦めて。
「この世界にはそれがない。少なくとも、俺が昨日から今日にかけて調べた限りでは」
「発生したという気配も、それに対処する組織があったという痕跡も、何もない」
甫嶺 史織
はあー……呆けたような声を漏らしつつ話を聞いている。
ヨーゼフ
「……判断してもらえたら、というのは、そういうことだ」
甫嶺 史織
「はあ……ええっとまとめるとお前はトラックで異世界転生してきたマグニート野良猫、予防接種前なので他の猫ちゃんとの同居にはお気を付けください……?」だいぶ訳が分からないことになっている
ヨーゼフ
「まあ、そういうところかな……」
確かにアベンジする人たちよりはXな連中のほうが近いかもしれない。立ち位置的にも。
甫嶺 史織
「……………………」無言でヨーゼフの額に手を当てる。熱は無いな……。
ヨーゼフ
「…………」びく、と一瞬身を引きかけて。
「……言っておくが現状お前が一番感染リスクは高いんだからな?」
甫嶺 史織
「あーまあそうだけど」
ヨーゼフ
「発症したら最悪、理性も何もなくした怪物になる。さっき見たみたいな」
甫嶺 史織
「現実味がまだない、っていうのが無いとはいわない、けど」映画のハナシ聞いてるみたいな感覚だし。
「それはそれとして、まあもうこんだけ接触したら手遅れ感ねえ?」
GM
濃厚接触者になっちゃったねえ…
ヨーゼフ
「…………」否定できずに、悲しそうに視線を手元へと落とす。
甫嶺 史織
「むしろそういう意味じゃ、逆にお前は俺を監視すべきなんじゃないかって……?」
ヨーゼフ
「……、……」これも否定はしない。
甫嶺 史織
「だってさー俺もさっきみたいな……怪物、っていうのは、やだな、あれも人なんだろうから」
「そうなったら何とかする人が必要なわけで……」
「……えーっとそうなったらよろしく?」
ヨーゼフ
「そんなに軽く言うことか、ばかもの」
少し乱暴な言い方で返すと、マグカップの中身を一口。
甫嶺 史織
「えー……なんか武士、いや騎士? みたいな誓いでもたてろってこと?」
「無理無理そういうの咄嗟に出てくるほど頭よくねーもん俺」
ヨーゼフ
「意地でも化け物になんかならないとか、それくらい言って見せろ」
甫嶺 史織
「意地でなんとかなる問題なの??」
ヨーゼフ
「…………運次第、かな」
甫嶺 史織
「じゃあ意地張ってもどうしようもねえじゃん??」
ヨーゼフ
「それはそうなんだが……」
甫嶺 史織
「だから俺は間違えてないじゃん?」
ヨーゼフ
「そうだが。そうなんだが」
甫嶺 史織
「無駄な体育会系のノリは排斥したい派なの俺」
ヨーゼフ
「でも……お前をそうは、したくない」
甫嶺 史織
「人生は楽しく過ごさないと損だぜヨーゼフくん」
「起こる前から起こるかもしれない最悪の未来に怯えてたら楽しくねーじゃん?」
ヨーゼフ
「…………」少しだけ顔を上げて。
甫嶺 史織
「まー巻き込まれるって決めたのは俺。決める権利があるのは俺。だからお前はごちゃごちゃ考えなくてOK。わかる?」
ヨーゼフ
こくり、と頷く。
甫嶺 史織
「わかったら取りあえずその辛気臭い表情やめて、風呂でも入ってこい」
ヨーゼフ
「……こっちでもそう言われるのか……」言いながら、飲み終えたカップを置いて立ち上がり。
甫嶺 史織
「うん?」
ヨーゼフ
「じゃあ、お言葉に甘えて。シャワーだけ借してもらう」
甫嶺 史織
「ああ、うん。タオルは洗面台のとこの棚にあるから」
ヨーゼフ
「うん。ありがとう、シオリ」ほんの少しだけほっとしたような声色でお礼を言って。
お風呂いただきます……
甫嶺 史織
「ん」

~シャワータイム~
 
ヨーゼフ
ほかほかのサッパリヨーゼフになって出てくる。
GM
さて。なにはともあれ、貴方はどうにも異常な状況下に置かれている様子だ。
この状況を解明するために、1つ、調べておくべきことがありますね、ということで調査項目を追加。
■ワーディングの状態 知識:レネゲイド 5 or 肉体 7
!SYSTEM
共有メモ2を追加 by GM
詳細■ワーディングの状態 知識:レネゲイド 5 or 肉体 7
ヨーゼフ
肉 体 
GM
走って調べろ
GM
ちなみにこの調査は、甫嶺も調査に協力が可能です。
ただし彼はオーヴァードではないので、ヨーゼフの知る甫嶺とは違いエフェクトを使ったりすることは勿論できません。
知識も頭脳も一般人です。なので貴方から協力依頼があれば、指示に従って一緒に調べてくれるというイメージです。
そんなわけなんですが……ヨーゼフは甫嶺を頼りますか??
ヨーゼフ
うーん……知識で振るわけじゃないし。この世界に関しては甫嶺のほうがそりゃよく知ってるだろうし……
頼りましょう
甫嶺 史織
はいよ。じゃあお前が失敗したら俺が振る
ヨーゼフ
では肉体で…
【肉体】判定
判定値5 C値10 → 10[2,2,5,7,10:クリティカル!] + 3[3] +0 = 13
GM
めっちゃ走った
ヨーゼフ
回してしまったわ
ヨーゼフ
大丈夫だった。ありがとうな家主……
GM
沢山走ったんだね……ということで開示。

■ワーディングの状態
調査の結果、どうやらワーディングはこの世界で極度に弱体化されているらしいことが分かった。
ワーディングそのものが発動しないわけでは無く、効果が発揮されない状態というのが近い。
僅かな時間の足止めにはなるが、通常のワーディングのような一定時間の効果は見込めない。
何かしらの形で、AWFが広域に展開されているのでは……という推測は立てられるが、その理由や仕組みについては不明だ。
!SYSTEM
共有メモ2を更新 by GM
詳細■ワーディングの状態
調査の結果、どうやらワーディングはこの世界で極度に弱体化されているらしいことが分かった。
ワーディングそのものが発動しないわけでは無く、効果が発揮されない状態というのが近い。
僅かな時間の足止めにはなるが、通常のワーディングのような一定時間の効果は見込めない。
何かしらの形で、AWFが広域に展開されているのでは……という推測は立てられるが、その理由や仕組みについては不明だ。
ヨーゼフ
「ううん…………」何が起きているかは大体わかった。
わかったが、どうしてそうなのかはさっぱりわからない。
甫嶺 史織
「んー」ヨーゼフがわかんねーことが俺にわかるはずないじゃん?
ヨーゼフ
「しかしこうなると困ったな」
甫嶺 史織
「困った? 何が?」
ヨーゼフ
「朝のようなヤツがまたどこかに現れたとしても、そうなるとまたああやって野次馬が集まることになってしまう」
甫嶺 史織
「まー、そんな馬鹿ばっかりでもない、だろ。明らかにやばいってわかれば逃げてくと思うし」
ヨーゼフ
「そうやってパニックにでもなってみろ。二次被害は簡単に出るぞ」
甫嶺 史織
「…………………」何かに気が付いた顔をしてから、ややあって眉間に皺を寄せる。
「……俺わかっちゃったんだけど、お前引き続き無茶するつもりだな?」
ヨーゼフ
「まあな」当然だろう?という顔。
甫嶺 史織
「放っとけばいいだろそんなの……お前が考えて対処する義務ないし、この国には警察だって消防だっているだからな??」
ヨーゼフ
「警察や消防じゃ相手にならん。街中でティガドラゴンが暴れるようなものだぞ」
甫嶺 史織
「お前モンハン好きな?」
「でもさー自衛隊だっているわけだしさー……17歳が我が身を削って戦うのはさーお兄ちゃん見てられないからさあ……」
ヨーゼフ
「……うーんと、……あのなあシオリ」
甫嶺 史織
「うん?」
ヨーゼフ
「この病の、というかウイルスの保有者はだな」
甫嶺 史織
「うん」
ヨーゼフ
「腕が獣になるとか、電気を操れるようになるとか意外にもひとつ、共通するとんでもない点があってな」
甫嶺 史織
「また後出し??」
ヨーゼフ
「すまん。後出しだ」
「いや信じてもらえないだろうからと黙ってたんだが……」
甫嶺 史織
「なんだよもー……」
ヨーゼフ
「普通に銃で撃たれたとかじゃあ死なんのだ」
甫嶺 史織
「うへえ……ヒーリングファクターまで……」
もういっそ疑うのに疲れてきた俺は。
ヨーゼフ
「うむ。俺が雷レベルの放電を放てる理由でもある」
ヨーゼフ
アア日本語がすっげえかぶった
デンマーク人だから許して
GM
あるある
ヨーゼフ
頭痛が痛いって言っちゃうの
甫嶺 史織
「でもさあ。死なない訳じゃないんだろ」だってあのは、死んだわけだし。
ヨーゼフ
「うむ。……だが既存の兵器での対処となると……」首を振る
甫嶺 史織
「そっちじゃねえよ馬鹿」
「お前のこと言ってんの」
ヨーゼフ
「うん?」
甫嶺 史織
「お前が! 死なない訳じゃないんだろ!」
ヨーゼフ
「……それは、うむ……」
甫嶺 史織
はあーーーーーとクソでか溜息を一つ。
ヨーゼフ
「だが俺なら最小限の混乱で対処できる。個人だからな」
甫嶺 史織
「お前さぁー……………」
「もういいけどさあ好きにすればさあー……お兄ちゃんもうしらない……」
ヨーゼフ
「……もっとたくさんの人が傷つくし、苦しむんだ」
「それを見過ごせはしない」
甫嶺 史織
「さっきも決めたけどアレな」
「取り合えず死ぬのは無し。それは決定。守れ」
ヨーゼフ
「それは勿論」
甫嶺 史織
「ほんとにか?」
「本当にわかってるか???」
「俺は全然信用してないからな今、お前のこと」
「1mmも信頼してねえからな!」
はーーーーーーーーっと更に大きなため息を一つついて。
ヨーゼフ
「分かってるよ」
「……少なくともお前が結婚して孫の顔見て老人ホームで大往生するのを見届けるまでは、俺も死ねん」
甫嶺 史織
「どこから目線だよお前は俺の親か??」
ヨーゼフ
ふは、と笑う。「巻き込んだ以上の責任はとるというやつだ」
甫嶺 史織
「なんなの? お前俺の旦那様なの??」
ヨーゼフ
「違うが?」
甫嶺 史織
「つーかだからこれは俺が! 決めたの!」もーわっかんねーやつだなー!と言いながら立ち上がって。
「はーもう頭使いすぎて痛くなってきたから飯にしよ飯」
ヨーゼフ
「こっちはこっちで俺も決めたことだ」
甫嶺 史織
「へいへい。好きにしろよもー」
GM
……そんなところでシーンアウトの気配を感じる。
ヨーゼフ
おっけい

そんなわけで、貴方達は夕飯の準備を、昨日までと比べると随分和やかに始めたのだった。
 

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GM
hmm
次のシーンをやるか迷うお時間
ヨーゼフ
だわね
まあ多少遅くなってもわたしはだいじょうぶなので
GMのご予定次第
GM
僕は明日テレワの民なのでへーきなのだが
ちょっと次のシーン長くなる気配を感じるんだよな……
ヨーゼフ
僕もどうせ在宅11時出勤だから
GM
あーはん
ヨーゼフ
長くても平気よ……
GM
じゃ、やっちまうか!!!
ヨーゼフ
おういえ
■ミドルフェイズ
■シーン5 救われたがりの街
 
工事現場での一件以降、甫嶺の家に滞在することになった貴方は、
ジャームと思しき存在によって引き起こされた事件が次々と報道され始めたのを見た。
 
オーヴァードと人を分ける大きな壁、ワーディングこそ封じられているものの、
それでも人智を超える力を衝動のままに振るうオーヴァード達の前に、一般人はあまりにも無力だった。
むしろワーディングが実質無効化されているからこそ、無暗に戦力が投下されてしまい被害は拡大傾向にある。
その有様は、20年前、レネゲイドウィルスが拡散し始めたばかりの頃の世界にもどこか似ていた。
 
連日、多くの犠牲者の名前がニュースで報じられる。貴方達の住む街も例外ではない。
被害が増えるほどに、街では救世主を求める声が高まっていく。
この街でジャームに対して対等に渡り合うための力を持っているのは、貴方だけだった。

──街は、貴方(救い)を求めていた。
 
***
 
此処から先は特殊処理です。
処理内容はちょっと違いますが、処理方法の一部は元シナリオ様からお借りしてます、感謝を(敬礼
 
ヨーゼフ
(敬礼)
▽特殊処理
これから先、貴方は複数の事件に遭遇します。
その事件から人々の救助をするか、しないか事件毎に宣言をすることが可能です。
救助を宣言する場合、任意のエフェクト使用を宣言してください。使用を宣言したエフェクトの分、侵蝕は上昇します
救助に失敗すると都度PCに1d10のダメージが入り、かつ1d1~50名の死者が出ます。
ヨーゼフ
げらげら

また、これまで伝えてきたとおりワーディングを使用することはできません。
一般人が対抗できないわけでは無く、彼らは彼らなりに頑張って戦います。大量の被害者が出るでしょうが。
逆に最大限正体を隠して貴方が力を行使するとしても、一般人に貴方の存在を感知される可能性は高いでしょう。
そんな状況において、どう行動するか。PCの心のまま好きに決めてもらって構いません。なお、選択次第で今後の演出に変化が現れます。
 
GM
処理内容についてご質問があればドウゾ
ヨーゼフ
一般人救助にはエフェクト使用は必須だと思っていいのよね?
GM
Yes、つまり救助を頑張るほど侵蝕は嵩みます
ヨーゼフ
OKOK
演出次第だが──
燃費は幸いアホみたいに軽いんだ!ワハハ!!
GM
わはは
やったぜ
ではその他質問が無ければ
ヨーゼフ
おっけー大丈夫とおもいつつ
ちょっとお手洗いだけいかせてもらっても
よいですか
GM
はいはい
わたしもいってこよ
***
 
ヨーゼフ
もどりまして
GM
おかりまして
ではあーゆーれでぃー?
ヨーゼフ
おうけーい
3,2,1......Action !
 
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♪僕のヒーロー/beco(騒音のない世界)100%
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青空/きまぐれアフター
GM
ノリノリだぜ
ヨーゼフ
ノリノリじゃん
■Scene.1 達成値20
ソラリスのシンドロームを有するジャームが、中学校を占拠。
ばら撒かれた毒ガスによって500人近い生徒が昏睡状態に陥り、生死を彷徨っている。
警察が対応に当たっているが、ジャームの妨害の中救助が間に合うかどうかは不明だ。
 
GM
んで、これに対して救助するしないと、使うエフェクトを宣言してくださいな
ヨーゼフ
はあい
ヨーゼフ
勿論救援へ。使用エフェクトは……そうだなあ
《イオノクラフト》+《アタックプログラム》で。
ヨーゼフ
登場判定は???
GM
おっと。振ってくださいな
ヨーゼフ
わすれてたとうじょうはんてい
1D10 → 3 侵蝕:76 [+3]
GM
敢えて侵蝕を上げようとしてるわるい子がいるよお
ヨーゼフ
場面を見て対応してるだけだよ
GM
ほんとお???
ヨーゼフ
使いようのあるエフェクトはあるからさ……
GM
では判定をドウゾ。
ヨーゼフ
命中判定でよいのよね
GM
OKですよ
ま、君なら楽勝だとも
ヨーゼフ
ほい
判定値5 C値10 → 10[2,6,7,8,10:クリティカル!] + 2[2] +4+13 = 29
GM
めっちゃ張り切る
▷救助する(成功)
貴方はジャームの討伐に成功した。貴方の迅速な対処、そしての後の警察や医療関係者の尽力もあり、
生徒達は無事に全員目覚め、犠牲者が出ることは無かった。
 
■Scene.2 達成値15
ブラックドッグのシンドロームを有するジャームが、変電所に侵入しシステムをハッキング。
一部エリアが停電に陥った。停電エリアの中には緊急病院も含まれている。
現状は自家発電設備で持ちこたえている様子だが、早急に復旧しないと犠牲者が出る可能性が高い。
 
ヨーゼフ
行かないと思うか?
GM
ははは
ヨーゼフ
《アタックプログラム》とせっかくなので《人間発電機》。
とっててよかったイージーエフェクト!
GM
やったね!
ヨーゼフ
侵蝕:80 [+4]
侵蝕:82 [+2]
deha
さっきので80になってたな……
判定
判定値6 C値10 → 10[2,4,6,6,9,10:クリティカル!] + 8[8] +4+13 = 35
回すな…!?
GM
ぶんぶんにまわすじゃん??元気???
ヨーゼフ
めっちゃ発電した

▷救助する(成功)
貴方はジャームの討伐に成功した。貴方の電力供給による協力もあり、速やかに電力供給は再開され街の平穏は守られた。
電力会社の社員達からは、涙ながらに感謝をされたことだろう。
 
ヨーゼフ
甫嶺んちも今電気代かかってないんだろうな
GM
とはいえさすがにずっと配電盤につないどくわけにもいかないしさ??
■Scene.3 達成値10
キュマイラのシンドロームを有するジャームが、少女を人質にとって立てこもった。
まだ比較的知能を有しているのか、どうやら金銭を要求しているらしい。
それでも相手はジャームであり、金銭を用意したところで少女が無事に解放されるかは怪しい。
 
ヨーゼフ
少なくともスマホの充電はまかせてくれよな
GM
ほれい「ナンカヤダ…」
ヨーゼフ
そりゃ行くに決まってる
GM
そりゃそうだろうとも
ヨーゼフ
これは素直に《アタックプログラム》かな
GM
やっちゃえバーサーカー 間違えたヨーゼフ
ヨーゼフ
Q.全部アタックプログラムで解決しようとしてない?
A.それくらいしか宣言出来るエフェクトがない
GM
それはそう(そう
ヨーゼフ
よいしょ
判定値6 C値10 → 10[3,5,7,7,8,10:クリティカル!] + 2[2] +4+13 = 29
何???
GM
元気だね????
気合い入った???
ヨーゼフ
すっごい元気
侵蝕:84 [+2]

▷救助する(成功)
貴方はジャームを討伐し、少女を無傷で救い出すことに成功した。
少女はどこか見覚えのある容姿をしていたが、救助後に早々に警察によって保護されてしまい話すことは叶わなかった。
それでも、周囲からは貴方へ感謝の言葉が投げかけられたことだろう。 
 
***
GM
特殊処理はこれにて終了。
ヨーゼフ
お礼はまあ、ちょっと困った顔しつつも素直に受け取って……
ヨーゼフ
うそだろ全部クリティカルで解決したぞ
GM
筋肉で解決する話
ヨーゼフ
知ってる?これコンセ入ってないんだぜ
GM
SORENA
なんか……気合い入ってますね?
ヨーゼフ
すごいね
筋肉で解決してる
GM
ほれいと仲良くできて元気出たかヨーゼフ……よかったな……
ヨーゼフ
その可能性あるの笑っちゃうんだよな
 
──貴方は、そうして数々の事件を自身のレネゲイドの力で解決した。

そしてそれは、もう幾つ目かもわからない事件の最中。
貴方がジャームに最後の一撃を加えようとした刹那、突然声が聞こえた。
 
???
「君はどうして、戦うの?」
「君は一人なのに」
「報酬も、命令もない」
「誰も君を助けてくれないのに」
 
その声自体は、恐らく目の前のジャームが発しているのだと貴方は理解する。
けれど、その声は通常の声帯から発されているとは思い難い音をしていた。
老若男女のはっきりしない、或いはそれら全ての声を混ぜたような耳障りで不快な声。
 
ヨーゼフ
「……どうして?」
「一人じゃないさ」
毒ガスの中で、身の危険も顧みずに生徒たちを救出しようとする警察官や、教師たちを見た。
電気の止まった病院で、それでも懸命に治療を施す、医師や看護師たちを見た。
無事が保証されているわけでもないのに、いくらだってお金は出しますと叫ぶ、少女の両親を、手を貸す人々の姿を見た。
「誰だって戦ってる。俺が見た人々は、微々たるものであったとしても、少しだって抵抗を止めていない」
「俺はその戦列に並んでいるだけだし、──それに」
「誰かを助けるのに、報酬や命令(そんなもの)は要らないだろう?」
GM
ヒュウ
かっこいいぜヨーゼフ!!!!
(団扇を振る
ヨーゼフ
──誰かの人生を。どうしようもないような運命を、世界を。
変えられるような人間(オーヴァード)になりたい、と。
「それに、誰も助けてくれてないなんてこともない」
「沢山助けられているし、……これからも助けてもらうよ、きっと」
???
「今にわかる。君はきっと俺達の手を取り、こちらへやってくる」
「こんな世界に、ハッピーエンドなんて存在しないことを知る日まで──」

ジャームは最後に歪な笑い声をあげて、沈黙する。
その声をかき消すように群衆が歓声を上げた。

「──どうか幸せに、ハリボテのヒーロー」
ヨーゼフ
静かに、ジャームを見下ろして。

そんな日々を過ごすこと、気が付けば数週間 。
貴方が事件を解決する度に声援は増していった。

「君はヒーローだ!」
「人々の救世主だ!」
「ありがとう!」

現場で貴方と共に戦場に立った警察官は貴方に敬礼をして、感謝の言葉を述べた 。

「貴方の行動で、多くの市民が救われました。感謝を」
 
ヨーゼフ
その言葉には黙って肩を竦める。

そしてその間に、世間は様々な形で貴方を評価した。
貴方を「神の生まれ変わりだ」などと宣い信仰するひと 。
貴方の戦った場所を勝手に観光地化するひと。
気が付けば、貴方の活躍をまとめるファンサイトまでいつの間にか立ちあがっている。
 
貴方の本心は置き去りにして、世界は変貌していく。
そんな情報の数々を、貴方はただただ眺めることしかできなかった。
 
ヨーゼフ
ファンサイト
GM
肖像権を侵害されるヨーゼフ
ヨーゼフ
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♪ショートフィルム/beco(騒音のない世界)100%
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部屋(昼)/きまぐれアフター
***
 
甫嶺 史織
「……いやなんか、なんか……すごいことになってんね?」はえー、と呑気に呟いてテレビを見つつ、夕飯の焼きそば(※肉無し)を食べる。
ヨーゼフ
「……うむ……」
甫嶺 史織
「……すごいことに、なってんね?」
ヨーゼフ
「……行ける限りの範囲に、行っていたら……」もぐもぐ
GM
お肉を買うお金がない可哀そうな男子大学生
ヨーゼフ
「すまん。お前の平和な日常を乱してないか?」
甫嶺 史織
「や、まあ……俺はバイト頑張ってるだけだし……?」
ヨーゼフ
せめて電気代は浮かせようと日夜細かい努力はしている。
バレたりバレなかったりしているけど。
甫嶺 史織
「バイトは楽しいし、まー特に無理とかはしてないんだけど。……お前の方こそ疲れねえのそれ」
ヨーゼフ
「ううん」全く。
甫嶺 史織
「うへー、わっかんねー……これがブラック企業戦士みたいな思考……?」大変しょっぱい顔。
ヨーゼフ
「むしろここ最近に類を見ないくらいで絶好調なくらいで……?」
甫嶺 史織
「かっこいいとは思うんだけどさあ……どうなのそれ」
ヨーゼフ
「いや、恥ずかしい話……少し前から、スランプで……」
甫嶺 史織
「ブラックな環境のほうが輝けるタイプ……?」
ヨーゼフ
「いや……結局俺一人しかいないからある意味気が楽、というか」
甫嶺 史織
「あー……チームプレイ苦手なタイプ?」わかるわぁ……という顔。
ヨーゼフ
「こう、できもしないところまで気を遣ってしまっていたのかもしれん、とは」
甫嶺 史織
「あー……」なんか妙に納得顔。
「とはいえこう……もうちょっと我儘になってもいいと思うんだけどなあ俺は……」
「あ、冷蔵庫にプリンあるから食っていーよ」バイト先のレストランでもらったやつな。めっちゃ美味い。
ヨーゼフ
「不器用なのにな……プリン!?」がた。
「いいのか」
「いいのか?」
甫嶺 史織
「ふはっ」あんまりにも前のめりな食いつき方に笑う。
ヨーゼフ
「お前の分はちゃんと名前書いたか?」
「いいか?本当にいいんだな?」そわそわいそいそと冷蔵庫へ近寄って。ぱか。
甫嶺 史織
「いや名前書いてなくても俺が良いって言うまでは遠慮しろよ、俺の冷蔵庫だぞ?」
いいけどもさ。けらけらと笑いながら頷く。
ヨーゼフ
「他人のプリンを食べたら切腹と、おま……友人に」
うきうきの足取りでプリンとスプーンを持って戻ってくる。
「一度やらかしてな。めちゃくちゃ怒られた」
「違う、一度じゃないな。二度か」
甫嶺 史織
「俺の妹だったらぶん殴られるだけじゃすまねーぞ、生き残れて運が良かったな」
{ま、ほら。街を守ってくれてるヒーローさんへのささやかな報酬が廃棄のプリンで悪いな」
「2回はお前それ、死だよ死」
「死しか待ってない」
ヨーゼフ
ぺりり、と包装を剥きながら首を振る。「とんでもない。大好物なんだ」
「ちなみに二回目はティガドラゴンウーマンの自宅でやらかした」
「あれがプリンだったからまだよかったが……
ドーナツだったら今頃命がなかったな」
甫嶺 史織
「ええ? ティガドラゴンウーマン、お前の彼女なの??」
ヨーゼフ
「いやそういう関係ではないが……」
「友人……戦友だな、ウン」
甫嶺 史織
「なんでお前彼女でもない女の子んちに上がって勝手に冷蔵庫開けてプリン食べてんの……?」わからんやつだなこいつ……
ヨーゼフ
「共通の友人と3人で夜通しモンハンしたり、バカみたいな量の唐揚げを作ったりもした」
甫嶺 史織
「なんつーか……自由だな……?」
ヨーゼフ
「……なんでかは知らんが。楽しかったからそうしてた」プリンをすくって一口。
目を見開く。美味い……
「うっま」
甫嶺 史織
「いーんじゃん? 世界を救うには息抜きも必要だろ。な、うまいだろそれ。やべーの」
ヨーゼフ
「いやこれは……すごいな。俺このプリンのためなら世界くらいお安い御用だ」
甫嶺 史織
「店長にレシピ教えてくれって言ったんだけどさあ……店を継ぐなら教えてやるって言われてさあ……」
「世界安すぎねえか??」
ヨーゼフ
ふたくちめをつるんと飲み込んでは感嘆の溜息。
甫嶺 史織
「……なんにせよさー、大丈夫? 無理はしてんだろ、流石に」プリンを食べるヨーゼフを眺めつつ、ぽつりと呟く。
ヨーゼフ
溶ける……しあわせ……
「多少疲れはないわけじゃないが。……言われるほど無理ではないさ」
甫嶺 史織
「でもさー……お前見てる限りなんだかんだ普通の子供なんだなーって感じだし……」
「ちょっとスーパーパワーは使えても、痛いものは痛いし疲れるときは疲れるんだろ?」
「子供は大人に守られてるべきなんだぜ、ほんとはさ。あんま無理すんなよ」
ヨーゼフ
「……まあ、それはな」
甫嶺 史織
「……お前いい加減良い奴すぎるとは思うよ? 『都合の』良い奴な」口にする言葉は鋭いが、声は憂う色が強い。
ヨーゼフ
「都合の?」
甫嶺 史織
「や、まあ俺も最初は滅茶苦茶テンション上がってたからあんまり他人のこといえねーけど」
「……周りが思うよりは普通の人間だよ、お前。だからこのままじゃいつか、潰れそうでなんだかなあ、って」
「お前がさー、馬鹿みたいに我慢強くて応えたがりなのも、真っすぐで良い奴なのも、十分にわかったよ」
「ちょっとどうかと思うけど、それを否定はしない。それによって掬い上げられたものを、沢山見たし……っていうか、多分俺もその一人だしな?」
なんだか怒涛の日々過ぎて忘れそうだけど、俺誘拐されたんだよなそういえば……
ヨーゼフ
もう21歳なのにな。
甫嶺 史織
ちょっと育ちがよさそうなばっかりに……よよよ
「……それでも、俺はお兄さんらしく警告しないといけないんだけどさ。……だからってなんでも無茶すんのはよくねえんじゃねーかなって」
「お前の計算には、いつもお前自身が含まれてないだろ。自分自身の願い(エゴ)っていう、最も大切な要素が式から抜けてる、気がするんだよなあ」
「つってもまあよくわかんねーだろうなー。ま、いいよ。お前が死んだら当たり前に俺は悲しい、だからあんま無茶すんなってことで、今は」
からからと、何でもないことのように笑ってぽんぽんと軽くヨーゼフの頭を撫でる。板についたお兄ちゃんぶり。
ヨーゼフ
くすぐったそうに首を竦めながら、口元には安心しきった笑いを浮かべる。
「俺の願いはきちんと叶ってるさ」ちょっと違った形だけど。
甫嶺 史織
「なんかさー、ある意味じゃ世間の評判通りに“ヒーロー”なんだろうなー」ギターを手に取り、音程を合わせつつしみじみとそんなことを呟く。
「なかなか最近のアメコミ映画っぽいぜ? 孤独の中、世界を守るため葛藤と共に戦うー!って感じ」ほらこれとかあれとか、などと言いながら適当なDVDを手に取って放り投げる。
GM
スパイダーマンとかスーパーマンとか……ぽいぽい
ヨーゼフ
ぽいぽいとDVDをキャッチして。
その中には見知ったタイトル(の続編)もあるのを見て、やれやれと笑う。
甫嶺 史織
「“忘れるな。大いなる力には、大いなる責任が伴う。(Remember, with great power comes great responsibility.) ”──だっけな? でも勝手に押し付けられた力に責任持てってのも変な話だよな」
「……ま、俺は映画で言ったら背景のモブだから、どうしたってお前のことを助けられはしないんだけどさ」
「でも、その悪戦苦闘っぷりはひとつも余さず観賞してやるから安心しとけってことで」小型のアンプにギターを繋いで、じゃかじゃん、と弾き鳴らす。
ヨーゼフ
「……いい特等席だろう?」ギターの音にに、と笑みを返して。
甫嶺 史織
「そーだな、特等席だよ」
「朝は起きないし、食い意地は意外と張ってるし、デリカシーとか結構アレだし」
「強情だし、後先考えるの下手だし──でも、わりと面白くて良い奴で」
「等身大な男子高校生ヒーローさんのことを、俺はちゃんと余さずエンドロールまで見てやるさ」
「あ、いつか映画とか作っちゃおっかなー」悪戯っぽく笑っては、端末を手に取りヨーゼフの写真を一枚撮影。
「『あのヒーローと共に暮らした監督が送る、感動大作』──みたいな感じの煽りをポスターに入れてもらって?」けらけらと笑いながら、ギターで適当な曲を鳴らす。
ヨーゼフ
「“この世は舞台、人はみな役者(All the world’s a stage,And all the men and women merely players.)”とも言うしな?」
「俺の話がハッピーエンドかどうかは、きっとどっかの誰かが勝手に決めるんだろう。それこそお前とかな」
甫嶺 史織
「えー、エンディング解釈は受け取り手に任せるタイプの映画嫌いなんだけど俺」
「どうせなら完全無欠のハッピーエンドがいいじゃん? それが大衆向けってもんですよ」
ヨーゼフ
「難しいことを言う」
「……まあ、それがご要望なら頑張りがいもあるし。俺だってその方が断然いいが」

とびきり上手というわけでは無いけれど、詰まることのないコード進行で奏でるのは、ここではない場所で、彼ではない誰かが弾いていた曲。
 
甫嶺 史織
「頼むぜヒーロー」

貴方達がそんなことを話している間に、気が付けばニュースは他の話題に移っていた。
テレビに映るのは、インタビューに応える赤髪の女性。それはアイスホッケー選手である彼女の華々しい活躍に関するニュースで──
 
ヨーゼフ
「任せろ」頷いて、テレビへと視線を戻して。
また懐かしいような、けれどもやはり知るものとは違う姿に目を細める。
……本来のフィールドに立つ彼女は誇らしげで、美しくて。
でもきっとやっぱり物凄くドーナツが好きなんだろうな、と思ったりしながら。
 
室内に響くのはギターの音色と、赤髪の彼女の声。目を閉じてしまえば──もう、君の知る世界との差異などなく。
 
GM
シーンアウトの気配……RPしときたい部分があるなら存分にしておくといい……
ヨーゼフ
「……」心地よさそうに、音楽に合わせて身を揺らす。
プリンは美味しいし、友人たちは幸せそうで。
世界はまあ、少しばかり危なっかしいが、それでも全く救いがないわけではなくて。
「……うん、」俺の願いは、十分に叶ってる。
「なあシオリ?」
甫嶺 史織
「んー?」
ヨーゼフ
「お前も幸せに暮らせよ、平凡でもなんでもいいから」
甫嶺 史織
「お前馬鹿なーほんと」
ヨーゼフ
「はあ?」なんでだ
甫嶺 史織
「俺はお前に願われるまでもなく幸せに暮らしてるし」
「ここからどれだけ何があっても、それは消えないよ」
「つまり余計なお世話ってことー」
ヨーゼフ
「そりゃすまん」くすくすと笑って。
「でもヒーローの周囲にいると、稀に巻き込まれてえらい目にあったりもするかもしれんだろう」
甫嶺 史織
「あーね。なんかビルの倒壊に巻き込まれたりな」
ヨーゼフ
「うむ」
甫嶺 史織
「でも危機一髪でちゃんと助けてくれるんだろ?」
ヨーゼフ
「……ああ」
「約束するよ。助けに行く」
甫嶺 史織
「なら問題ないな」に、と笑って。最後にギターをもう一度鳴らし。
ヨーゼフ
フラグ立てるじゃあん……
GM
僕が立てたんじゃないもんtね
ヨーゼフ
まんぞくげに空になったプリンの器を下げる。本当に美味しかった……
ヨーゼフ
わはは……
甫嶺 史織
「んじゃ片づけて、ささっと用事済ませて寝ますかね」
ヨーゼフ
「うむ」

1DKの秘密基地で、貴方達の穏やかな時間は静かに過ぎていく。
それは何の憂いもなく、ただ温もりに満ちた日常の話。
なんの憚りも躊躇いもなく、幸せと呼べる夜の話。

……君に与えられたのは、誰もが望んだハッピーエンドの世界の話。
 
ヨーゼフ
そんなかんじで……
夜が更けていってシーンエンドですかね……(まんぞくげ)
けれどエンドロールはまだ遠く。
──物語は、まだ始まったばかりだった。
 
!SYSTEM
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!SYSTEM
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GM
というところで
ヨーゼフ
はい
GM
シーンアウト!
ヨーゼフ
アウト!
GM
この次のシーンは…………………………………
また仕切り直してやろっか…………………………
ヨーゼフ
はい…………………
!SYSTEM
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♪IMAGINARY_LIKE_THE_JUSTICE/ナナホシ管弦楽団100%
GM
というわけで本日は此処まで!!!!!
おつかれさまでした!!!
ヨーゼフ
お疲れ様でーす!
GM
次回はいつがいいかしらね
ヨーゼフ
いつでもいいよ(?)
GM
特になんも無ければ明日かな
ヨーゼフ
おっけー
GM
じゃあまた明日21時から
ヨーゼフ
水曜日お休みなので
GM
よろしくお願いしまーーーーーす!!!!!!!!!!!!!
ヨーゼフ
終わり時間はGM次第で
GM
なるほどね!!
ヨーゼフ
はーい!よろしくお願いします!!!!!!!!!
GM
殺してもいいって事ね!!
ありがとう!!!!
ヨーゼフ
そういうことよ!!
アレッ!?!?!?
GM
ではおつかれさまでした。また明日ーーーーーーー(闘争
逃走
ヨーゼフ
またあしたね
それではさらだばー
GM
にゅ
ヨーゼフ
デデン
GM
でん
!SYSTEM
レディチェックを開始 by GM
ヨーゼフ
チェック:✔
GM
よしでは
ヨーゼフ
うん
GM
始めて参りましょうか…
!SYSTEM
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ヨーゼフ
本日もよろしくお願いします……
GM
よろしくお願いしまーーーーす!!!
ヨーゼフ
(深呼吸)
■ミドルフェイズ
■マスターシーン 舞台裏の喧騒
 
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♪不穏なピアノ/秋山裕和100%
GM
い つ も の
ヨーゼフ
い つ も の
──貴方という異分子は、気が付けばすっかりこの世界に組み込まれていた。
 
悪を打ち倒す英雄としてその存在は社会現象になり、この街で貴方を知らない人間はもうどこにもいない。
様々な思惑から貴方を探し出そうとする人間も少なくはなかったが、幸いにして居場所の特定までには至らず、
また「彼が明かさない秘密まで暴くのは如何なものか」と主張する常識的な層もそこそこに多かった。
 
──しかし、そんな日々は、2つの情報により反転する。
 
1つ目はとある学術発表。アメリカのとある学会の、著名な研究者による発表だった。
レネゲイドを知らない世界が、少しずつ、貴方の世界を模倣するようにしてレネゲイドを観測し始める。
 
「世間で暴れている化け物は”レネゲイドウィルス”によって生み出される生き物だ」
「保菌者の一部はオーヴァードになるが、大半はジャームという化け物になる」
「ウィルスは大気感染が主で、発症時には“衝動”という精神的負担が──」
 
その論文が明かす秘密は、あまりにもショッキングな内容であるが故に早々に世間からは隠匿された。
論文が日本語訳されることもなく、ただ断片的な情報が不正確な「噂」になって世間に漏れ出ていった 。
 

「あのヒーローの力も、化け物の力も同じウィルスが原因だって」
「暴れたり力を使うだけウィルスは広がっていくらしい」
「それって、つまり化け物だけじゃなくて彼もウィルスばら撒いてる……?」
 
その噂は静かに、貴方という存在に疑念と恐怖を影として落とす。
それでも、あくまでも噂に過ぎなかったそれは直接的な害を成すことはなく。
ただ貴方の知らない間に、世間へと密やかに広がっていった。
 
 
2つ目はとあるニュース。ワイドショーで報じられた、小さな特集だった。
始まりのあの日に、貴方が倒した誘拐事件の仲間の一人がジャーム化し刑務所内で暴れまわったらしい。
その仲間が、番組内でインタビューに応え発言したのだ。……そしてそれが、決定打となった。
 
「最近持ち上げられてる謎の能力者だけど、そもそもアイツが現れるまで、街も俺達もなんとも無かったんだ」
「そもそも時系列で見たら、あの妙な力を最初に使ってたのは、アイツだ」
「きっとアイツに攻撃されて感染したのがはじまりなんだ」
「この街の事件も、全部アイツが引き起こしたんだ」
 
それは暴論や言いがかりと呼ばれるべき、何の根拠もない発言だった。
それでも、正体不明の化け物による襲撃に晒され続けた民衆は正しく見える「答え」を、倒すべき「敵」を探していた。
 
「ほら、やっぱりそうだったんだ」
「彼は正義のヒーローじゃなかったの?」
「つまり……全部マッチポンプだった?」
「そもそもアイツが街に来なけりゃ事件も起きなかったかもしんないってことじゃん」
「なにそれ、ただの壮大な尻拭いに巻き込まれたのかよ」
「許すな」
「探し出して排除しろ」
 
どうしようもなく身勝手な主張。悪辣なまでの手のひら返し。
けれど、UGNによる情報統制が行われることのない世界では、情報の秘匿も修正も行われない。
ジャームにより傷つけられた人々の憎悪はまとめて貴方に向けられ、際限なく急速に膨れ上がっていく。
 
 
恐怖に駆られ、正義を振りかざし、暴走を始めた民衆は止まらない。
それを貴方が知るのは──
 

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ヨーゼフ
ウワァ……
GM
やだね人間って
ヨーゼフ
がんばれゼップ
■ミドルフェイズ
■シーン6 生贄(英雄)
 
最早日課となりつつある救助活動を行った際に、貴方はふと違和感を覚える。
街の人々の様子が、それまでと比べてどうにもおかしかった。
例えば、現場から去る時にかけられる感謝の声が明らかに減った。
貴方が傲慢になったわけではなく、それは疑問に思っても仕方がないくらいに、本当に急激で不自然な変化だったのだ。
 
そんなある日、貴方は目を覚ます。いつもと変わらない朝だ。
しかし、身体を起こし目線を向けた先で、部屋着を着たままの甫嶺が呆然とした表情でテレビを眺めていた。
 
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♪疑心暗鬼/もっぴーさうんど100%
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部屋(昼)/きまぐれアフター
GM
というところで。登場ドウゾ、ヨーゼフ。
ヨーゼフ
1D10 → 10 侵蝕:94 [+10]
ヨーゼフ
ひょわ
GM
ひょえ
てんしょんがよお
てんしょんがよお…
ヨーゼフ
眠い目をこすり、寝癖でぴょこぴょこ跳ねる前髪をくしゃくしゃと手櫛で梳いて。
「おはよう、シオリ……どうした?」
家主の常ならぬ様子に、ぱちぱちまばたきをしながら声をかける。
甫嶺 史織
「っ!」声をかけられるまでヨーゼフが起きたことに気が付いていなかったのか、びくりと肩を揺らして。
 
テレビに映っているのは……ニュース番組だろうか。
 
ヨーゼフ
「? ……なんだ、また朝からそんなにひどいニュースでも──…」
後ろから肩越しにひょいと覗き込もうとして。
甫嶺 史織
「っ、見んな」咄嗟に画面を隠そうとするが、もう遅い。
 
──そのニュースは、大々的に貴方のことを報じていた。
 
「正義のヒーロー、自作自演!?」
「活躍劇はマッチポンプだった」
「事件の犯人達は、奇病による犠牲者!?」
「謎の『ヒーロー気取り』の足取りを追え──」

……そんな、見るに耐えない煽り文とともに、評論家がまた貴方について有る事無い事を議論していた。
歪んだ認識に踊らされるままに市民は貴方を憎悪し、一部では貴方を探して暴徒化すらし始め、警察が対応に当たっているらしい。
 
甫嶺 史織
「今朝テレビをつけてからずっとこれ。俺の知らない所で広がってた噂みたいで」首を横に振れば、まだ寝ぐせの残った髪が揺れる。
「……これじゃ、まるでお前が今までの事件の犯人みたいじゃんか」眉間に皺を寄せて、なんだよそれと呻くように呟き。
ヨーゼフ
「……、……は?」
状況を把握するまでに、数秒、要した。
確かに、自分たち(オーヴァード)彼ら(ジャーム)は、同様のものといってしまえばそれまでだが──
「あし、どりを……俺を、探して?」体温が一気に下がっていく。
甫嶺 史織
「……、……一回さ、俺の実家の方来いよ」立ち上がって着替えつつ。
「此処にいるより多分、そのほうが安全だから」
ヨーゼフ
「実家……」
甫嶺 史織
「うん。ちょっと田舎だから、人も少ないし……」
ヨーゼフ
「でも、どうやって、外は」
こうも派手に放送されていては……あまりにも目立つこの容姿を隠すのは、至難の業だ。
甫嶺 史織
「なんかフード付きの服でお前が着られそうなのあったっけなあ……」などと、クローゼットの中を探ろうとして。

──不意に、部屋のインターホンが鳴る。突然の来訪者に、びくりと甫嶺が肩を揺らす。
 
ヨーゼフ
「それにもし見られたら、そうしたらお前の家族にだって、」迷惑だろうに、と言いかけて。
甫嶺 史織
ひゅ、と小さく息を漏らす。
ヨーゼフ
「…………」息を詰める。
甫嶺 史織
「……、……隠れてろよ」小さな声でそう告げて、玄関へ向かい。
ヨーゼフ
「い、いや、俺が出る」
甫嶺 史織
「家主じゃない人間が、いきなり出てきたらマズいだろ」
「……しかも今の状態で」
ヨーゼフ
「でも、お前。万が一何かがあったら」
「どうにもできないだろ。俺なら最悪、自力でどうにか……」
甫嶺 史織
「いいから、ほら」布団を放って被せ、そのままドアを開ける。
 
扉を開けた先には、ごく普通のスーツ姿の男が立っていた。
 
ヨーゼフ
「シオ、──……」ばさり、と布団に視界が覆われて。
スーツ姿の男性
「甫嶺 史織さんですね。……警察の者です」ちらりとつきっぱなしになっているテレビへ目を向ける。
甫嶺 史織
「え、……」
ヨーゼフ
「…………」息を潜めて、耳を澄ます。
万が一、ほんとうに万が一のことが起きたら。その時は、もう──
スーツ姿の男性
「……ニュース、ご覧になりましたよね。我々警察は彼を探しています」
「市民からの通報で、数日前に例の人物と貴方が行動を共にしていた所が目撃されています」
「詳しくお話をお聞かせいただきたいので、重要参考人として同行願えますか」
甫嶺 史織
「……っ、……えー、っと」言葉を探し、逡巡する。

その様子を伺う貴方は、気が付く。
スーツの男の奥から、複数の人間の気配がする。それは10、20……、否、それを軽く超える、異常な数だ。
そして彼は警察を名乗りながら、義務であるはずの警察手帳の提示を行っていない。──恐らく、持っていないのだ。
 

察するに、彼は警察ではなく、貴方を探し出そうと暴徒と化した悪意ある一般人の一人なのだろう。
どこかから甫嶺と貴方が行動を共にしているという情報が漏れ、彼らに渡ってしまったのか。
重要参考人として甫嶺を連れて行こうとする彼の目は、底知れぬ悪意でギラギラと光っている。
……それは、その奥に控えている人々もきっと同様だ。
 
スーツ姿の男性
「どうかされましたか」
甫嶺 史織
「い、や……なんの、ことだかわかんなく、て?」
ヨーゼフ
その事実に気付いてしまって、ぞく、と嫌な感覚が背筋を走る。
……行くしか、ないか。
布団を握る手に力を込めて。

……引き渡してしまえば、自分を匿っていた彼が無事では済まないのは明らかだ。
そもそも此処にいる彼はUGNチルドレンとして訓練を受けたオーヴァードではなく、ありふれた男子学生。
目の前の男と乱闘になれば容易に怪我を負うし、その怪我が癒えるのには相応の時間がかかる。後遺症が残るかもしれない。
窮地を乗り切るための咄嗟の詭弁を繰る力ですら、貴方の知る彼と比べたら遥かに劣るだろう。
暴徒の手に落ちれば呆気なく縊り殺されてしまってもおかしくない。彼は、どうしようもなく『普通の人間』なのだから。
 
ヨーゼフ
ばさ、と布団を跳ねのけて。玄関へ走る。
甫嶺 史織
「ッ、ば、かお前何して!」
ヨーゼフ
「シオリ、──頭下げておけ!」
甫嶺 史織
「ッ~~~~~!」何かもの言いたげにしつつ、言われた通りに頭を下げる。
スーツ姿の男性
「! いたぞ、アイツだ!」男性が声を上げれば、周囲の暴徒たちが騒めく。
ヨーゼフ
青年の頭上を飛び越えて。
せめて殺さないようにだけ加減をして──男に飛び蹴りを見舞う。
「そこを……退いてくれ!!」
スーツ姿の男性
「うわああああっ!!」男は突然のことに驚き、悲鳴をあげた。
市民たち
「見たか? アイツ今人を襲ったぞ……!」
「やっぱりアイツも化け物だ、逃がすな!!」
一斉に、市民たちがその輪を狭める。
ヨーゼフ
「襲う気で来たのはそちらだろう!」怒鳴り返しながら、背後に庇った青年へと手を伸ばす。
甫嶺 史織
「ッお、れはいいから! 逃げろ馬鹿!」
ヨーゼフ
「お前も一緒にだ!」
甫嶺 史織
「お前一人の方が逃げられる!」
ヨーゼフ
「ここで放っていったらお前が何されるか、知れたものじゃないだろうが!」無理矢理に手を掴もうと。
GM
さて。そんな口論の間に周囲の包囲網は狭まっていきます。
身体能力だけで乗り切れるものでもないでしょう。逃げるのであれば、エフェクトの宣言をドウゾ。侵蝕は上げません。
甫嶺 史織
「っとに、この……!」言い争う時間も惜しいのは理解したのか、その手を跳ねのけることはせずに握り。
ヨーゼフ
《イオノクラフト》、ついでに《電波障害》で。
人々の頭上を飛び越えて。あるいは壁を蹴って。逃走を図ります。
市民たち
「うわあ!!!!」人智を超えた力を前に、怯えた声を上げる。

──恐怖に染まった瞳。それは人々がジャームに向けるものと全く同じものだった。
 
市民たち
「逃がすな!」
「追え、やっぱりアイツは化け物だ!」

口々に勝手なことを叫び、人々は貴方を、貴方達を追いかける。
それをかいくぐって、貴方達は必死に街を駆け抜け逃走する──
 
GM
ここで2つ目のシナリオロイス開示します。
ロイス対象は「一般人」、推奨感情はP 慕情/✓ N 諦念です。
推奨感情以外のロイスをとっても構わないのですが、その場合一つ演出が入ります。
ヨーゼフ
「……っ」化け物、投げつけられたその言葉に、苦しそうに顔を歪め。
ネガティブだけ変えたいな…… P慕情/✓N疎外感 で。
GM
OK、では……Eロイス≪歪んだ囁き≫の仕様を宣言。
ヨーゼフ
ほほう
GM
Eロイス≪歪んだ囁き≫を使用し、貴方のロイス感情を書き換えます。
対象は「一般人」、指定感情は P 慕情/✓N 諦念。強制的にそちらへ。
 
いつか聞いた不可思議な声が、何処かから貴方へ囁いた。
以前にその声を聞いた時に感じた不快感は、そこにはない。
 

???
「君はあんなに頑張ったのにね」
「でも、悪いのは君でも、彼らでもないことを君は知っている」
「彼らは努力していた。努力した末に、どうにもならない恐怖に打ち負けた」
「そう、悪いのは全部──そんな状況を生み出した元凶だ」
 
──その囁きは、遅効性の毒のように貴方の心に黒く濃い影を落とす。
 
GM
ちなみにこのロイス感情は、最終調査項目の開示後以降書き換えが可能になります。
ヨーゼフ
「は、あっ……」人々から逃れようと無茶苦茶に走りながら。
じわりと目元にこみあげたものを零すまいと、ぎゅっと目を閉じる。
嫌だ。違う。そうじゃないんだ、と訴えたいのに。
GM
ヨーゼフの語りが終わったら、場所を外へ切り替えますわね
ヨーゼフ
擦り傷を作ったように、胸の奥がひりひりと痛んで──
 
ヨーゼフ
どうぞ
GM
せんきゅー
ヨーゼフ
ロールがながくてゴメネ
***
GM
いいえゆっくりやってほしいから
やりたいときはむしろ言ってくれ……
ヨーゼフ
ウェヒヒ
GM
いくらでも待つからよ……
ヨーゼフ
アリガトウ……
GM
RP重視しないと楽しくないからね!!!!!
ヨーゼフ
そうね!!!!
GM
むしろ私が早いからごめんなって気持ちよほんと
ゆっくりどうぞ……しっかり傷ついていけ……
ヨーゼフ
ウン……
 
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曇り空/きまぐれアフター
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♪路地での逃走/Masucu100%
貴方はただ前だけを見据え、街の中を駆けていく。体の痛みに構っている余裕は無い。
ただただ、どこか、安全な場所へ。
誰も追わない、誰も居ない場所へ。
 
GM
ここから先、随所で【肉体】判定が入ります。
目標値を超えられなかった場合、PCに1d10のダメージが入ります。がんばれ……。
甫嶺 史織
前とは逆に、手を取られたまま走る。その顔には明らかに怯えが滲んでいる。
ヨーゼフ
「……すまん」振り返る余裕もなく、走りながら
甫嶺 史織
「……い、ったろ」走り続けて少し息を切らしながら、何とか笑みを作る。
「巻き込まれる、って、決めたのは、俺だって」
ヨーゼフ
「……そう、だな」一瞬僅かに泣きそうな声になって、なんとか堪えて。
甫嶺 史織
「ん」短く頷く。
ヨーゼフ
「絶対、……絶対なんとかする、から」
「信じてくれ」
甫嶺 史織
「うん」返答を紡ぐ余裕もなく。
 
けれど、そうして逃げれば逃げるほど、貴方達へ憎しみを向ける一般人の追手が増えるばかりだった。
大通り交差点の真ん中で、ついに貴方達は囲まれてしまう。
彼らは憎悪に満ちた目で、思い思いの武器やカメラを向けて貴方達にじわじわと迫る──
 
▷【肉体】判定、目標値:15
 
GM
なお判定直後にちょっと演出が入るので、ダメージ計算はちょっと待ってくださいな。
ヨーゼフ
「…………」連れてきてしまった青年を庇うように立って。
ぐっと、拳を握って──
【肉体】判定
判定値6 C値10 → 9[1,5,5,8,9,9] +0 = 9
GM
スン
ヨーゼフ
うん……
固定値、ないとね……
???
「だ、だめ、こんなの、お、おかしい」
 
──震える声で、群衆の中で女性が一人声を上げる。
 
女性
「だ、だって彼は、必死に私達を助けてくれたのに」か細い女性だ。怯え切って震えて、今にも倒れてしまいそうな。
男性
「……そ、そうだよ、なあ、俺達はそれをちゃんと見ていた、だろ」それに続くように、男性が民衆に語り掛ける。

……彼らのことを貴方が覚えているかどうかは、分からない。
けれどそれは、貴方と共に変電所の復旧に励んだ電力会社の社員たちだった。
必死に市民を説得しようとする彼らは、視線で貴方に訴える。今のうちに、此処から逃げて欲しいと。
 
ヨーゼフ
「……、……」息を呑む。忘れるはずがない。
GM
……そんなわけで、電機会社の社員達の協力により達成値が+10されるんだ。
ヨーゼフ
そんな……
GM
判定成功。
ヨーゼフ
「……ごめん、なさい──ありがとう」聞こえるかはわからなくても。
必死の彼らに向けて、一言残して、また走り出す。
甫嶺 史織
「──……」二人の視線を受け止めて、ぐっと唇を噛んでまた走り出す。
ヨーゼフ
まさかこれは……
いや次のGMの描写を待つわ……

彼らに後を任せて、また貴方達は走り出す……が、すぐにもまた貴方達は追い詰められてしまう。
今度はかばってくれる市民もおらず、また無理に突破しようにも人だかりはかなりの厚さだ。
下手に強行すれば、一般人を大量に傷つけることになるだろう。
 
そもそも、貴方はなんとかまだ走れるにしても、貴方と共に逃げる彼はそうはいかない。
明らかに脚は縺れ始めており、もう何か喋る余裕もないのかひゅうひゅうと苦し気に呼吸を鳴らし続けている。
 
甫嶺 史織
「……、……」自分を置いて逃げろ、と。そう言いたげに視線を向ける。
ヨーゼフ
「……嫌だ」
「それは出来ない、出来ないよシオリ」
「約束したじゃないか。ピンチのときは助けてやるからって」
「破れっていうのか、また」
甫嶺 史織
「で、もさ」何とか言葉を紡ぎつつ、へらりと笑って。
「だい、じょうぶだ、って。すぐに、殺されるとか……ない、だろ、あとでたすけに、きて」
「くれたら、いい……から、さ?」
ヨーゼフ
「……」泣きそうな顔で、恩人の彼を見つめる。

その時、けたたましいサイレンとともに青い大型車両が現れる。
同時に、武装した部隊が君たちと一般人の間に飛び込んできた。……機動隊だ。
 
ヨーゼフ
分かっている。もう無理はさせられない。させたくもない。
機動隊員たち
「一般市民の皆さん、下がってください。集会を直ちに解散して下さい!」

この暴動を鎮圧しに来たのだろう。機動隊員達が速やかに、一般人と貴方達の間に強固な盾の壁を作る。
これで一般人に襲われることは防がれた、が──彼らの盾は、銃口は、貴方達の方へ向けられていた。
 
ヨーゼフ
「………!?」びくりと、半ば泣き顔のまま機動隊員たちの背中を見つめて。
背中じゃなかったわ
GM
ごめんな
機動隊員たち
「……貴方達には、拘束命令が下っています」
「大人しく投降してください」

機動隊員達は、油断なく銃を構えたままそう訴える。
彼らは、貴方を助けに来たのではない。……一般人と同じく、貴方を捕縛しに来たのだ。
 
甫嶺 史織
「ふ、っざけん、なよ!」銃口を向けられたことへの恐怖からだろう、手を震わせながら、それでもヨーゼフの前に出る。
「散々戦わせといて、助けさせておいて、今度は突然化け物扱いとかなんなんだよ!」
「なんでだよ、ふざけんな、ッ……!」
ヨーゼフ
「シオリ!?」
甫嶺 史織
「いい加減にしろよ、なんでそんな勝手なことばっかり言えるんだよ、なんで!」
ヨーゼフ
「ま、待て、待ってくれシオリ、そんなお前無茶な──」飛び出した彼の肩を慌てて掴もうとして。
ヨーゼフ
ほれい……
甫嶺 史織
「お、まえも、怒れよ、そうじゃなきゃお前が可哀そうだろうが、この馬鹿!」泣き出しそうな顔で叫ぶ。

機動隊員達らは、何も答えない。ただ貴方達に、警戒と畏怖の視線を向けるばかりだった。
……叫ぶ甫嶺の横で、貴方の耳は、機動隊たちがやり取りする声を幽かに捉える。
 
機動隊員たち
「──少しでも怪しい動きをしたら一斉射撃だ。相手は人間じゃない、油断するな」
「見た目はただの人間なのに……恐ろしい」
「一緒にいる男は?」
「かまうな、ターゲットの捕縛が最優先だ。……どうせ、彼も感染者だろう?」
ヨーゼフ
「怒れ、って、──……!?」聞こえた囁きにぎょっと目を剥き。
甫嶺 史織
「お前、ほん、と……!」機動隊員のやり取りは聞こえていなかったのか、震える声で怒鳴り。

銃を向けられてはいるが、それでもオーヴァードである貴方なら一瞬の隙くらいなら作れるだろう。
一般人に大量に取り囲まれるよりは、むしろ突破しやすくすらあるかもしれない──
 
▷【肉体】判定、目標値:20
 
ヨーゼフ
かまうな、と。聞こえた。どうせ感染者だろう、とも。
──そんなことを。させていいのか?
許していいのか?

銃口は、貴方へ……貴方達へ向けられたままだ。
 
ヨーゼフ
目標値が……
たけえよ……
ううううん
GM
お悩みかねお嬢さん
ヨーゼフ
お悩みだよGM
GM
なら一つ……描写を追加しようか
ヨーゼフ
判定振って抵抗しようとしたら撃たれる気がするんだよこれ
お。では描写を待ちます
──突然、白と黒の車両が機動隊と貴方達の間に飛び込んでくる。今度は警察車両だ。
そこから飛び降りるなり、複数の警察官が機動隊から貴方達を庇う様に立ちふさがった。
 
警察官
「……逃げてください!」

短くそう叫んだのは、一際若い一人の男性警察官だった。
……それはあの日、毒ガスに倒れた中学生たちを救うために貴方と共に奮闘し、君に敬礼を送り感謝の言葉を述べた人々の一人。
きっと、これは彼に下された指示とは明らかに食い違う行動なのだろう。迷いながらそれでも、彼は真っ直ぐに立っていた。
 
ヨーゼフ
「まさ、か──」
GM
そういうわけで。警察の協力により、ここでも次の判定に達成値+10されます。
ヨーゼフ
なるほどね……
じゃあ……がんばって振ろうか……
GM
とはいえ10だ。がんばり給え。
ヨーゼフ
じゃあこれは切りどきだな
Dロイス《賢者の石》の使用を宣言します。
クリティカル値-2で振るぜ。
GM
成程。一応宣言しておきますが……クライマックスバトルは、がっつりクライマックスバトルです。
ヨーゼフ
構わん。雷鳴三発ぶちかましてダメだったときはもうダメだ
GM
ははは。ならばいけ。
ヨーゼフ
【肉体】判定
判定値6 C値8 → 10[3,5,5,9,10,10:クリティカル!] + 7[2,7,7] +0 = 17
GM
+10で判定成功。
ヨーゼフ
ありがとう……
「……、彼を頼めるか!」横の甫嶺の肩を掴み、飛び込んできた警察官たちの方へと押し出す。
「気の毒なことに巻き込んでしまった一般人だ!」
警察官
「……!」押し出された彼を見て、迷いながらも首を横に振る。
「……もう、警察は貴方達にとって安全な場所ではありません」
ヨーゼフ
「……じゃあ、」苦しそうに甫嶺のほうを見やって。
警察官
「逃げてください。……俺達だって、多少なら時間は稼げるはずです」
ヨーゼフ
「やっぱりお前のことはおいてけないよ、シオリ」
警察官
「貴方達を守れないのが悔しいけれど」
「……どうか」
甫嶺 史織
「…………」ぐっと拳を握って俯く。
「ごめん」足手纏いを詫びるようにそう呟いて。
ヨーゼフ
「……その言葉だけで十分さ。行こう、シオリ」
「お前ひとりくらい抱えて走るよ、俺」
手を、差し出して。
甫嶺 史織
「お断りだ」手を取る。
ヨーゼフ
明らかに強がりだろうその言葉に、それでも嬉しそうに笑って。
「じゃあ、走るぞ」
甫嶺 史織
「ん」
ヨーゼフ
警官たちにその場を任せて、また走り出します

背後からは機動隊員達と、警察官達が言い争う声。
人々の奮闘を背に、貴方は甫嶺を連れ終わりの見えない逃避行を再開する──
 
GM
と、いうところで、なにもなければシーンアウト。
ヨーゼフ
だいじょ ばない
1D10 → 4
侵蝕:98 [+4]
賢者の石ぶん。
おっけーです
GM
はあい
ではシーンアウト……
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ヨーゼフ
漆黒決戦ノルヴラントだった
GM
フフ
■ミドルフェイズ
■シーン7 この世界の真実(舞台設定)
 
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夕方/きまぐれアフター
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♪また、同じ夕暮/稿屋隆100%
どうにか群衆から逃れ、走って、隠れて、走って。
町外れの河原にある高架下へ辿り着くころには、貴方達は満身創痍ですっかり疲れ切っていた。
特に甫嶺については最早立っているのも辛いのだろう、崩れるように地面に座りこんでは荒い息を吐く。
 
GM
というところで、登場ドウゾ
ヨーゼフ
1D10 → 7 侵蝕:105 [+7]
ヨーゼフ
止まらねえよ……
GM
えええん
ヨーゼフ
止まらねえよおGM
GM
こわい
甫嶺 史織
「っは、あ……な、んとか逃げ、きった、よな?」
「ほん、とごめん、……お前一人で逃げ、た、ほうが、楽……だった、だろ」へらりと情けなく笑っては、壁に背中を預けて息を整える。
ヨーゼフ
げほごほと咳き込みながら、首を振る。
「……か、まわない……こっちこそ」
「無、理を、させた……」
甫嶺 史織
「は、っはは。ま、あさ。滅多にできない刺激的な体験させて、もらってるよ、ほんと」現状を笑い飛ばすように、皮肉めいた軽口を叩く。
「あー、ほら、もしかして俺もテレビとかに出ちゃうかもな?」それでも、本音では恐ろしいのだろう。……その手は固く握りしめられ震えていた。
ヨーゼフ
「……本当にすまない」
甫嶺 史織
「だーーーから、何度言わせたら気が済むんだよ。勝手に責任感じようとしてんじゃねーよばーか」
ヨーゼフ
「それでも、受けた恩をずっと……ずっと、あだで返してしまっている気がして」
甫嶺 史織
「ほんとさあ、馬鹿なのなお前」
ヨーゼフ
「……」
甫嶺 史織
「それは、さ。……むしろ俺達の方だろ」
「ごめんな。一生懸命守ってくれたのに、お前に返すのがこんなんでさ」
ヨーゼフ
「……そんなことはない」
「ちゃんと返してもらった。お前にも、他の人たちにも」
「ちゃんと、返してもらってるんだ。だから……それは、いいんだ」
甫嶺 史織
「どうかなあ……」困ったように笑う。
ヨーゼフ
「……怒りはない。それはないが」
「悔しい、な」
甫嶺 史織
「悔しい……?」
ヨーゼフ
「本物のヒーローなら、きっとこんな事態になっても、上手く解決できるだろうに」
甫嶺 史織
「はは、……あはは」呆気にとられたように一瞬目を瞬いてから、笑う。
ヨーゼフ
「俺は逃げることしかできなくて、……なんだよ」少しだけ濡れた声になりながら、口をとがらせて。
甫嶺 史織
「お前さあ、そんなの映画のヒーローにだって一人じゃ無理だよ」
「ヒーローだって徒党を組む時代ですよヨーゼフくん」くつりと笑って、はあ、とようやく整った息を吸う。
ヨーゼフ
「徒党を?」
甫嶺 史織
「そうそう。なんかチーム組んだりすんの」
「つーか何でも一人でできるヒーローじゃ映画になんねーじゃん? ピンチと人間ドラマが無きゃ盛り上がらないって」
ヨーゼフ
「……わからないでもない、が」
甫嶺 史織
「まーでも、それが『悔しい』なら……まだいいか」
ヨーゼフ
「まだってなんだ、まだって」
甫嶺 史織
「えー? だって17歳だろ、まだまだ悔しいことがあって、どんどん成長していくべきじゃん?」なんて、無暗に年上ぶったり。
ヨーゼフ
「……それはそうだが」
「お前に年上ぶられるとなんだか複雑な気持ちになるな」
甫嶺の隣、同じように壁に背を預けて、ゆっくりと座りこむ。疲れた。
甫嶺 史織
「はー? 俺は名実共に立派にお前より年上だが??」
ヨーゼフ
「こっちではな」
甫嶺 史織
「こっちでは」
ヨーゼフ
「そう。あっちでは……そうじゃなかった」
甫嶺 史織
「……あー、やっぱそうなんだなあ」
ヨーゼフ
「そうじゃないというか。こっちの時間が進んでいるだけ、っていうかな」
「……流石に気づくか」苦笑いして。
甫嶺 史織
「逆に隠す気あったわけ? あれで?」
ヨーゼフ
「言うのもなんだかためらわれるだろう」
甫嶺 史織
「そういうもん?」
「ま、なんにせよ俺は俺だしお前より4つ上だから敬え」
ヨーゼフ
「他に例を知らんからわからん。……わかってるよ、ホントに変わらんなそういうとこ」
甫嶺 史織
「あはは」

そんな会話をする間にも、ゆっくりと日は暮れていく。
どうにか打開策を見つけなくてはならないが、最早この世界について調べる方法すら限られている。
そんな中で突然、ずっと圏外のままだった貴方の端末がメッセージの着信を告げた──
 
GM
というところで調査項目が追加されます。
調査項目というかこのメッセージを受け取るために必要な繋がりを示せるがどうかの判定です。
失敗するとメッセージが文字化けします。
■?????? 情報:UGN 7
ヨーゼフ
繋がり
GM
絆的な……(ふわふわ
友情パワー……
ヨーゼフ
ふふ
なるほどね……
!SYSTEM
共有メモ3を追加 by GM
詳細■?????? 情報:UGN 7
ヨーゼフ
数日ぶりか、数か月ぶりか。
久方ぶりに音を鳴らした端末をポケットから取り出して。
GM
友情かどうかはわからない……
なんか……ナカヨシパワー
ちなみに経過時間は正確には決めてませんが、1か月は超えてるかな……というイメージ
ヨーゼフ
「……年上だろうが同い年だろうが、どちらにせよ」
「お前は俺の恩人だ。……世界の広さってやつを教えてくれた」
甫嶺 史織
「そ? なんかよくわかんねーけどそれならよかった」
ヨーゼフ
「うん」
「……映画を作るんなら、ヒーローの親友もちゃんとキャスティングしろよ」
甫嶺 史織
「えー」
ヨーゼフ
「なんでそこで微妙な返事をするんだ」
甫嶺 史織
「だって俺役の俳優とか絶対イケメンじゃん? そのイケメンとのギャップで俺が残念に見えそうで……」
ヨーゼフ
「自分のことをイケメンだと思ってるのかそうじゃないのか、どっちなんだそれ」
くすくすと笑って。
甫嶺 史織
「俺は顔はふつーだけどさー、ほらヒーローの親友でってなるとやっぱこうイケメン補正がさあ……」ろくろの手
ヨーゼフ
「ふは」軽く吹き出して。
甫嶺 史織
「むしろなんかちょっと見た目は地味目な俳優をキャスティングしてもらってギャップでこう……」
ヨーゼフ
「ティガドラゴンウーマンに壁にめりこまされるシーンはちゃんと入れろよ」
甫嶺 史織
「なんで? そんなシーンねえけど?」
ヨーゼフ
くすくすと笑いながら、端末を操作する。
「ある」
「なぜなら駅の壁にぶちこまれたのはお前だから」
甫嶺 史織
「ばーか。“俺”の話だろ映画化すんのは」
ヨーゼフ
「どっちも描けよ、せっかくだし」
甫嶺 史織
「知らねーもんは無理」
ヨーゼフ
「帰ったら山ほど話そうか?」
「たかだか2年とちょっとの付き合いとは思えんほどあるぞ、エピソード」
甫嶺 史織
「はいはい。映画鑑賞代わりにな。ポップコーンとコーラが必要だな」
ヨーゼフ
「俺の分はコーヒーでな」
甫嶺 史織
「えーお前映画鑑賞のオトモにコーヒーとか舐めてんの?」
ヨーゼフ
「違う。……飲めないんだ、炭酸系」
甫嶺 史織
「ちょっと音楽の方向性が違いすぎるから別れましょ私達。……えーそんなことある?」
「うまいのになーコーラ」
ヨーゼフ
「指差してゲラゲラ笑わんかったからやっぱ“お前”のほうだけの話にしてくれ」
「あいつ本当……あればかりは許さん」
甫嶺 史織
「あはは。まあ俺も同い年の悪友相手なら笑うけどさ」
「なんかもう……すごい年下の弟みたいなんだもんお前……」
ヨーゼフ
「……まあ、こればかりは致し方ないが」
甫嶺 史織
「よしよし馬鹿にされたの~いい子いい子~」げらげらと笑いながら頭を撫でる。
ヨーゼフ
「やめ、やめろ!そのノリは好かん!」笑ってしまいながら手から逃れて。
そんな益体もないやり取りをしながら、端末を操作する……
GM
ぽちぽち……
ヨーゼフ
〈情報:UGN〉
判定値4 C値10 → 7[1,1,6,7] +4 = 11
GM
やったぜ

貴方は、端末を開きメッセージを確認した。甫嶺も貴方の画面をのぞき込み、内容を一緒に読んでいる。
 
GM
■??????:F市支部からの情報提供

From:F市支部代表メール
To:ヨーゼフ・フォーゲルヴァ
 
黒雲の貴公子(プリンス・オブ・エルシノア)”、君にこのメッセージが届いていることを願う。
まずは、状況を説明しよう。
 
件の映画館の調査に向かって以降、君はこちらの世界では行方不明になっている。
 F市支部では当初、君が映画館に巣食っていたジャーム:仮称“復讐者(Avengers)”によって囚われた、と判断した。
そして救出のために調査を行ったが──話は、どうやらそう単純ではなかった。
 
復讐者(Avengers)”は、特異な力を持ったレネゲイドビーイングだ。彼/彼女は、疑似平行世界を生み出す力を有している
そして君は、現在“復讐者(Avengers)”の創り出した世界に引きずり込まれているらしい。
 
復讐者(Avengers)”が何故君をその世界に引きずり込んだのか、彼/彼女の最終目的が何なのかはわからない。
ただし、1つだけ判明していることがある。“復讐者(Avengers)”は、レネゲイドビーイングでありながらレネゲイドウイルスを憎悪している。
……彼/彼女の正体は、レネゲイドウイルスによって犠牲になった被害者達が残した想いの集合体だ。
 
僕は、君に酷なことを伝えなければならない。
黒雲の貴公子(プリンス・オブ・エルシノア)”。どうか“復讐者(Avengers)”を倒してほしい。
それは、君がこちらに戻るためであり、そして君の……我々の世界を守るためでもある。
 
現在、こちらの世界には、そちらの平行世界から溢れ出てきたと思しきジャームが大量に発生している。
更にその発生速度は加速し続け、既にU市とF市が総出で当たっても処理しきれない域に達した。
このままでは、もう数時間もすればこちらの包囲網は瓦解するだろう。
その前に、その原因を打倒しなければならないんだ。
……その結果として、創造者を失ったそちらの世界が崩壊する可能性があるとしても、だ。

 
……メッセージは、そこで終わっている。
 
ヨーゼフ
「…………」メッセージを最後までスクロールし。
甫嶺 史織
「──……」見慣れない、聞き慣れない言葉が混じるメッセージを見て。上手く咀嚼できないのか目を瞬いて。
「……話が、大きすぎて、……わっかんねーんだけどさ」沈黙の末に、ようやく口を開く。声は掠れていた。
ヨーゼフ
「…………」ぐ、と端末を握った手に力を込めて──
甫嶺 史織
「……え、っと。この世界は、作られた偽物で」
「作った奴を倒さないとお前の世界がやばいけど、そいつを倒すとこっちの世界が消えるかもしれない」
「……そういうこと、だよな。このメッセージに、書いてあるの」

呆然とした様子で、甫嶺は自分の手のひらを見つめている。
それはどう見ても確かに血の通った、温かな身体なのに。
 
ヨーゼフ
「……──く、そが」
甫嶺 史織
「あ、はは、つまり、……俺も偽物で。消えるってこと?」
「CGもびっくりの精緻さだってのに?」へらりとぎこちなく笑う青年の表情は──奇しくも貴方の良く知る“彼”のそれとよく似ていた。
ヨーゼフ
「クソ、ったれが!!」がしゃん、と足元へ、それを叩きつける。
「どうして……どうして、そうなんだ!?」

りりり、と、地面に叩きつけられた貴方の端末が今度は音声着信を告げる。着信元は非通知だった。
 
ヨーゼフ
「…………今度はなんなんだ!?まだか、まだ足りんのか!?」
怒鳴りながらそれを拾い上げ、やけくそのように通話ボタンを押す。
「誰だ!!答えによっては──」
???
『──こんばんは、ヨーゼフ』何重にもブレて聞こえる、不可思議な声。
『無事に逃げ切ってくれて良かった』けれどそれは、少しずつ一つの方向性を持ち始めているようだった。
『誰だ、か。俺は──そうだな、せっかく名前を貰ったんだからそちらを名乗ろうか』
『俺達は“復讐者(Avengers)”。この事件の、黒幕だ』
ヨーゼフ
「“復讐者(Avengers)”──」無機質な文字だけが並ぶ画面を睨みつけて。
「何の用だ」
???
『話がしたくて、こうやって連絡した』くつり、と暗く笑う声。
『でも、……その声を聞いたら、どうせならお互いに直接顔を見て話がしたくなった。だから待ってる』
『場所は──そうだな、君がこの世界で目覚めた場所、あの倉庫街にしよう』
『人目に付く場所は困るだろ? 君も、君の横にいる彼も、ね』
ヨーゼフ
「──……」隣の甫嶺の表情を伺う。
甫嶺 史織
「──……」通話内容がある程度漏れ聞こえてきたのだろう、ヨーゼフを心配するような顔をして。
ヨーゼフ
「……待ち合わせは、いつだ」視線を受けて、目を閉じて。唸るように電話口へ問いかける。
???
『僕はいつだってかまわない。いつまでだって待っているよ、同胞』
『──幸いにして時間はいくらでもある』
 
最後に小さな笑い声を残して、通話は一方的に切断される。 
 
ヨーゼフ
「……」切れた端末を握りしめて、唇を噛む。
甫嶺 史織
「……ラスボスご本人様からわざわざご招待とはなー」
「……行くんだよな?」
ヨーゼフ
「……茶化して言うようなことか」
甫嶺 史織
「どんな時でも笑ってるほうが、楽しいじゃん?」
ヨーゼフ
「お、前」
甫嶺 史織
「行くなら行こうぜ。俺も最後まで頑張るからさ、っと」少々ふらつきながらも自分で立ち上がって。
ヨーゼフ
「……行ったとして」
「俺は──あいつを倒すぞ」
甫嶺 史織
「それでも行くよ。言っただろ、エンドロールまで見届けるって」に、っと笑って。
「まさかこんなに早く打ち切りエンドを迎えることになるとは思っても見なかったけどさー」
「あーでも安心した。お前が、お前の世界を選ばないとか言い出したらさ、殴ってやんなきゃって思ってたから」
ヨーゼフ
「それ、は」
甫嶺 史織
「大丈夫だって。お前はそんなん考えなくていーよ、お前の世界のことだけ考えとけって」な?と笑って、手を差し出す。
ヨーゼフ
「シオリ」声が詰まる。「……史織、それは」
甫嶺 史織
「……そもそも俺達はさ、最初っから本当はお前に頼らず自分達で理不尽と戦うべきだったんだ」
「これまで守られてばっかでごめんな、こっちはこっちで、俺達が頑張るから。──もう見ただろ?」
「ちゃんと、お前は俺達が戦うために必要なものをくれたよ。勇気とか、希望とか、……名前も付けられないものも沢山」
ヨーゼフ
「……死ぬ前に、絶対に映画は作れよ」
甫嶺 史織
「それマジで言ってんの? 俺映画監督になる気全然ねえからな?」けらけらと笑う。
ヨーゼフ
「それくらい思ってないと、──辛くて仕方がない」
甫嶺 史織
「まー、ほら。例え相手が、世界中の人間だとしても、……“世界の終わり”だとしても」
「足掻いて、どれだけみっともなくても喰らいついて、ぶっ倒してやらなきゃなんねーの」
「だってさあ、そうじゃないと──俺は、俺達は、いつまでも偽物で人間(ヒーロー)になれないじゃん?」

だから、と。手を差し出したまま笑って。
「ま、この世界が消えるかも、ってのだってあくまで推測だろ」
「もしかしたらさ、案外なんとかなるかもしれねーし。つーかそれこそ俺が監督ならそうするね」
「だって、世界を一つ救うために一つ滅ぼしましたー、じゃ後味悪ィし」
ヨーゼフ
「うん」今にも泣き出しそうなのをどうにか堪えて。
甫嶺 史織
「──完全無欠のハッピーエンドのほうが、やっぱ大衆向けの娯楽ってもんじゃん?」
ヨーゼフ
「そう、だな」
甫嶺 史織
「賭けてみようぜ、負けても世界1つ、大勝ちすれば世界2つ丸ごと救えるってんなら分は悪くないだろ?」
「あ、お前が負けんのは興行作品的にダメだからな」
ヨーゼフ
「……賭け事、好きだな」
「負けはしない。そこは安心しろ」
甫嶺 史織
「ここぞって場所で賭けられないなんて男じゃないね」ははん、と笑う。
「……まー、万が一さー救えたとしてもこっちの世界には課題が山積みなのが辛いところだけど、さ」
「どーすっかねあの馬鹿ども……ほんと……」はー、と今朝から自分たちを追い回してきた市民たちを思い出してため息をつく。
「……まあなんとでもなるか!」後から考えればいいな!
ヨーゼフ
「ああ。……なんとかしようとする人が、幸いにして沢山いるからな」
口元を笑みの形にして。
 
そんな会話を貴方達が続けている横で。「あの」と小さく少女の声が響いた。
貴方達の近くに、いつの間にか一人の少女と彼女に付き添うようにして立つ青年が居た。
 
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪Gentle_Theme/PeriTune100%
ヨーゼフ
「じゃあ、……?」振り返る。
ヨーゼフ
あっ
はなろくおまえ
???
「あ、ああその、ええっと、攻撃しに来たとかじゃないから。安心してね」どこか気弱そうな青年は両手を上げて、害意がないことを示そうとしている。
ヨーゼフ
おまえなんて罠を
ヨーゼフ
「どちらさま、で……」その青年の顔を見て。ぱちりと目を瞬く。
「貴方、は」
青年
「……お礼を、言いたくて。俺の妹を助けてくれてありがとうって」
「これ、使ってね。気休めにしかならないだろうけど」と、包帯や消毒液の入った救急セット一式をヨーゼフへ手渡す。
GM
ちなみにこれはデータ的にもちゃんと使用可能なものです。応急手当キット×1を入手。
ヨーゼフ
うっ
あり、ありがとう
青年
「ほら真利亜。ちゃんと言わないと伝わらないよ」苦笑しながら、隣に立つ少女の頭を撫でる。
ヨーゼフ
ありがとう
少女
「やめてよ兄さん」その手をべし、と振り払って少女は溜息をつく。
「……あの時、……助けてくれてありがとう。君が居なかったら、僕はきっと死んでたから」
「……ウイルスがどうとか、間抜けな人たちが騒いでるけど。ちゃんと論文読みもしないでよくまあ騒ぐよね」はん、と鼻で笑って。
ヨーゼフ
「……マリア、と」言ったか。今。少女の方を見る。
watcher
うう
おええ
ヨーゼフ
「君は、いや、貴方達は──もしかして」
 
よく見れば。……その少女は、貴方の知る彼女よりも少し大人びてすらりと背が伸びた彼女で。
 

青年
「こら、そういう言い方ばっかりしない。ごめんね、ちょっと口が悪いだけでいい子なんだ……」
少女
「だからそういうのやめてってば! 兄さん!」
ヨーゼフ
「大丈夫、です」
 
貴方を置いて、兄妹は勝手に喧嘩を始める。
ふは、と耐えきれなかったらしい甫嶺が笑う。
 
甫嶺 史織
「……ま、なんかほんと、思ったよりも大丈夫そ」くくく、と嚙み殺しきれなかった笑い声を零し。
ヨーゼフ
そう。彼のことは、全て終わった後に報告書で知ったのだけれど。
GM
ウォッチャーがしんだ
ヨーゼフ
「……本当に、本当にありがとう、ございます。──龍堂さん
青年
「えっ」
「な、何で……?」
ヨーゼフ
「……助けた人の名前くらいは、覚えているものです、し」
龍堂 朔
「そ、そういうものなのかな……それはすごいなあ……」
ヨーゼフ
「あと。ネームプレート見えてますよ」青年の首から下がっているそれを指さしてやろう。
龍堂 朔
「アッ」
ヨーゼフ
「個人情報は大切に」
龍堂 真利亜
「シャーロック・ホームズを呼ぶまでもないね」肩を竦める。
龍堂 朔
「はい……すみません……」
しょぼ……
ヨーゼフ
「…これは、有難く使わせてもらいます。本当にありがとう」
龍堂 真利亜
「もーしゃきっとしてよ兄さん、情けないなあ」
「……それで、君達。なんなら僕達の家になら、来てもらっても構わないけど?」
ヨーゼフ
「家、に?」
首を傾げる。
龍堂 真利亜
「うん。家。帰れないだろうと思って、この状態じゃ」
甫嶺 史織
「……あはは。最悪困ったら頼らせてもらいます」なんて、笑って。
「でもこれから俺達ちょっと世界を救いにいくところなんで?」
ヨーゼフ
だばだばに泣いてる
龍堂 真利亜
「こ、この状態から更に……?」ちょっと僕はドン引き。
GM
みんなしんだ
ヨーゼフ
「まあ、無茶をやってナンボな商売なもので。ヒーローっていうのは」
GM
じゃあ
止めさそうな
 
……ふと、甫嶺が情報収集のために開いていた動画サイトで一つのインタビューが流れ出す。
画面の中では、マイクを向けられた赤毛の女性が不敵な笑みを浮かべていた。
 
──衝撃的な事件が続く中での来日ですが。
「そうですね。予定を変えるのはあまり好きじゃないので。でも日本にはヒーローがいるんでしょう?」
 
──はい。ただ、その彼が一連の事件を引き起こしているのではという疑いが持たれています。
「そうなんですか。私の聞いている話と少し違うけど、ならきっと彼にとっては今が一層楽しいところでしょうね」

──というと?
「私ならそうですから」
ヨーゼフ
「……シオリ、それ開きっぱなし、に、……」 言葉を失う。
 
──すみません、もう少し詳しくお願いします
「……新しい世界を見せようとすると、人はどうしてもそれを怖れる。だからボードの向こうはいつも言いたい放題です」
「でもその声にいちいち耳を貸していたら私は銀色のトロフィーに名前を刻むことはなかったと思うので」
「彼も同じなんじゃないかと。怖れられても憎まれても、もっと違う道があったんじゃないかと自分を疑っても」
「愚直に信じて何度でも繰り返してしまうことがあるなら、結局それを貫くしかないから」
 
──何か、彼に向けて伝えたいことがありそうです
「あはは。そうですね──楽しんで? 罵声はどうせ歓声に変わるよ。戦う場所は違っても、多分守りたいものは一緒だと思うから。そうであるならきっと私とあんたは戦友になれる」
「私のもう一つの故郷を守ってくれてありがとう。あんたが人を護るなら、私はその人たちにたくさん夢を見せるよ。頑張んな」
 
甫嶺 史織
「……あはは、すげー。有名人からメッセージ来てるじゃん」
ヨーゼフ
「……まっ、たく」
「どうしてこうも、皆して言うことが」
龍堂 朔
うんうん、と赤髪の彼女の言葉に頷いて。
「やあ……やっぱ一流の人が言うことはかっこいいなあ……」
龍堂 真利亜
「兄さんはいつも格好悪いけどね」
龍堂 朔
「ど、どうしてそういうこというの……」
龍堂 真利亜
「事実だからね」
龍堂 朔
「う、うう……ひどい……」
甫嶺 史織
「お兄ちゃんてどこでも大変だなー……」しみじみ。実感の籠った声。
ヨーゼフ
「……大変そうだな」本当に。
甫嶺 史織
「あ、お前ひとりっ子か末っ子? そんな気がしてたんだ俺」
ヨーゼフ
「いや。……物凄く目端の利く弟がひとり」
甫嶺 史織
「えーお前兄なの!? 嘘お!?」
ヨーゼフ
「俺のほうがぼうっとしているくらいでな。幼い頃はよく手を引かれてた」
甫嶺 史織
「あー……」それはなんか。わかるわ。
ヨーゼフ
「なんだそのいかにも納得って声は…」
龍堂 真利亜
「兄なんて頼りないものだよ」ははん、と勝気に笑う。
龍堂 朔
「ま、まりあが俺に厳しい……」
ヨーゼフ
「断言されてしまった……」
甫嶺 史織
「お、俺はそんなことないし……頼られてるもん……」
龍堂 真利亜
「どうだか。いかにも頼りなさそうじゃないか、君」
甫嶺 史織
「そ、そんなことないもん!!」
龍堂 朔
「ほどほどにね真利亜、喧嘩はよくないよ……」ふわふわと妹をなだめる。
龍堂 真利亜
「僕、君みたいなひと、いかにも外面だけ取り繕ったチャラ男って感じで嫌い」
甫嶺 史織
「えーーーーーん!! いじめだ!!!!」
ヨーゼフ
「くっ、あはは」その様子に、つい声を上げて笑って。
甫嶺 史織
「笑ってんじゃねえぞそこ!!」
「あーーーもう行くぞ馬鹿! ほら!」
ヨーゼフ
「すまん。真面目に日夜バイトして稼いでるもんな……ああ」
「そろそろ行くか」
龍堂 真利亜
「ははん、尻尾を巻いて逃げるんだね? 図星ってこと?」
龍堂 朔
「ま、まりあストップ、オーバーキルだよ?」
ヨーゼフ
救急箱を再び持ち直して。
「いや、ちょっと世界を救いに」
甫嶺 史織
「うるせーーーーーー!!!!」
龍堂 朔
「本当に行くんだね……、……気を付けてね」
「あんまり危ないことしたら駄目だよ。ご家族が心配するからね」
ヨーゼフ
「……はい」頷いて。
「お二人とも、どうぞお元気で。……この先を、どうかよろしく」
龍堂 朔
「ええっと、ま、任せて?」何を任されたのか、よくわかっていない顔。
龍堂 真利亜
「はいはい。兄さんは駄目だけど僕がいるからなんとかしてあげるよ」
ヨーゼフ
「貴女がその論文を読んだというのなら、きっと大丈夫だと思うので」
真利亜に向かってもう一度、頭を下げて。
龍堂 真利亜
「任せてよ。僕は天才なんだから」ふふん、と自信ありげに笑う。
「それじゃ、行ってらっしゃい──ヒーロー」
ヨーゼフ
「──行ってきます」
そうして、少しだけ先に立っている甫嶺の方へと歩いていく。
甫嶺 史織
美少女にキツイことを言われたのでちょっとしょげている。
ヨーゼフ
「……元気出せって」
背中をぽん、と叩いて。
甫嶺 史織
「俺だってさあ……お前くらいの顔面偏差値ならなんか色々頑張らなくてもいいのにさあ……」
ぐす……ぐす………
「くそう……やっぱ映画作って俺の頑張りを世間に知らしめるしかねえ……」
ヨーゼフ
「ああ、そうしてくれ」
甫嶺 史織
「とびっきりのハッピーエンドな」
ヨーゼフ
「そうとも。誰だって笑顔になるようなのをな」

──さあ、エンディングへ向かおう。
 
GM
と、いうわけで
シーンアウトの気配だな
ヨーゼフ
はい

ヨーゼフ
うっうっ
GM
そしてここで……本日は終わりかな!!
ヨーゼフ
そうね
!SYSTEM
背景を削除 by GM
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪IMAGINARY_LIKE_THE_JUSTICE/ナナホシ管弦楽団100%
GM
本日もおつかれさまでした
ヨーゼフ
ありがとう……
ありがとうございます……
GM
次回!クライマックスフェイズ!!!
ヨーゼフ
お疲れ様でした……
既に侵蝕率が100越え!!!
GM
頑張って(震え声
世界救って帰るぞ!オラ!!!!!
ヨーゼフ
出番がないかとおもっていたアージエフェクトくんが待機してるのが見える
おう
全ての世界を救ってやろうじゃないか
GM
じーかいはー
明日で大丈夫かな?
ヨーゼフ
おうよ
GM
では明日21時
よろしくお願いします!!!!!!!!!!
ヨーゼフ
OK!
よろしくお願いします!!!
GM
ではエビチリ!!!!!!!
ヨーゼフ
🦐
GM
にゅ
ヨーゼフ
みゅ
GM
おはやい
ヨーゼフ
カットインを描き直せるかとおもったが
そんなじかんはなかった(昼間寝すぎた)
GM
あれ 描いたって言ってなかったっけ
ヨーゼフ
描いたけどこう……
もっといいのが描けたなっておもって……
GM
なるほどね……
じゃああと6分で描いてもろて……
少し早いが取り敢えずレディチェは置いとくのでいつでもOKになったら押してくれい
!SYSTEM
レディチェックを開始 by GM
ヨーゼフ
6分はむり(むり)
まあ次回に使う用にしよう……(ぽち)(保存)
!SYSTEM
トピックを削除 by GM
ヨーゼフ
チェック:✔
!SYSTEM
BGMを削除 by GM
GM
ではクライマックスフェイズ初めて行きましょうか……と思ったけどその前に
ヨーゼフ
はい?
GM
ロイス確認とか諸々の処理しとこうか
ヨーゼフ
あっ
そうね?
GM
ロイスの変更・取得やら、アイテム購入やら
したいことがあれば宣言ドウゾ
ヨーゼフ
えーっとえーっと
まずロイスですねえーと
GM
あと最終調査項目が開示されているので
一般人宛ロイスも感情変更が可能です
ヨーゼフ
わあい
じゃあまずロイス「一般人」の感情のー……中身変更してチェックつける側変えるのってできましたっけ
GM
いいよお
ヨーゼフ
わーい じゃあ ✓P尽力/N寂しさ に変更します!
GM
寂しんぼヨーゼフ
ヨーゼフ
であと“復讐者(Avengers)”に P納得/✓N敵対心 で取得します
もう一枠どうすっかな……
GM
もういっそ世界に対して取るとか……(?
ヨーゼフ
それをちょうど考えたとこだった
GM
ふふ
ヨーゼフ
「自分の元いた世界」に対して取ろうかな、そしたら
GM
OK
ヨーゼフ
✓P慕情/N不安 でとりまーす
GM
また不安とってるわこの子
ヨーゼフ
ちゃんとやってけるかな、って……
GM
その他感情変更等大丈夫_
ヨーゼフ
んーとんーと
シナリオロイスのほうの甫嶺史織のPを感謝に変えます!
✓P感謝/N困惑 で。
GM
ワラビッ
ヨーゼフ
ワラビッ!
GM
困惑は引き続きしてるのが笑うな
ヨーゼフ
たまにお、おう……ってしてる
甫嶺 史織
なんでだよ
ヨーゼフ
いや気にしないで……
GM
OK あとSロイスはとるかしら?
ヨーゼフ
Sロイスはーんーんー
いつ取ろうかな というきもちでいる
ので、今のところはダイジョウブ
GM
おkpy
ヨーゼフ
購入は……購入はなあ……
なんかあるかな 手配士コネは使ってもだいじょうぶ?
GM
まあなんか……コネそのものよりコネの先とか諸々の情報を思い出してやったんだねきっと
ヨーゼフ
いうてさあ
買うもの……
GM
ワンチャンネコチャンねらいで買えそうにないものでも狙うしか……ないよな……
ヨーゼフ
ないよね……
GM
ヨーゼフ寝間着のまま説がふと私の中に思い浮かんだから服でも買おう(?
ヨーゼフ
ハッ……
確かに!?
GM
だって多分朝起きてそのままだもんね???
甫嶺は着替えたんだけど……
ヨーゼフ
言われてみたら
そのまんまだわ
寝癖でくしゃくしゃだわ
GM
ふふ
メイド服買おうぜメイド服
ヨーゼフ
なんで??
GM
じゃあすごい服…
ヨーゼフ
交渉判定は使わないよ???
アームドスーツでも狙っとく???
GM
好きなお洋服買いな
ヨーゼフ
じゃあ目標値15のアームドスーツ
コネ:手配士使用でダイス+3個してーの
〈調達〉判定
判定値7 C値10 → 10[1,1,1,1,2,5,10:クリティカル!] + 3[3] +2 = 15
GM
回すじゃねえか
ヨーゼフ
買えちゃったわ
GM
ではどこからかアームドスーツを仕入れました
(どこから……??)
ヨーゼフ
アームドスーツ相当のお洋服を手に入れました
ということにしておこう
(アームドスーツ相当ってなんだ……?)
GM
やばい服買うじゃん
その他はー……救急キット使うか使わないかくらいか
ヨーゼフ
つかっとくかあ
それとも甫嶺つかう?
GM
どっちでもいいんだよ(雷鳴をみつつ
甫嶺 史織
おれはいらん
HPねえしさ……?
ヨーゼフ
そうだね……?
うーん悩ましいな まあ使っておこうか
一発耐え抜く可能性がゼロではなくなるので……
GM
そうだね
ワンチャンネコチャン…
ヨーゼフ
2D10 → 13[5,8] = 13
HP:40/60 [+13]
GM
そこそこ上手に包帯まけました
ヨーゼフ
ありがとうりゅうどうさん
GM
ではその他無ければ
ヨーゼフ
おっけいです
GM
クライマックスフェイズですね。参りましょう──……

■クライマックスフェイズ
■シーン8 To be, or not to be, that is the question.
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪人狼のための子守唄/しゃろう100%
!SYSTEM
背景を変更 by GM
夜・空/きまぐれアフター
 
海沿いの倉庫街に、人目を避けて何とか辿り着いた頃には周囲はすっかり暗くなっていた。
ちょうど君がこの世界に紛れ込んでしまったあの日と同じように、空には丸い月が浮かんでいる。
海風が静かに吹き抜けて、貴方の頬を撫でていく。向こう岸には、明かりの灯った街が煌めいていた。
 
今日一日をとっても、よっぽどたくさんのことがあった筈なのだけれど。
──昨日と同じ今日、今日と同じ明日。相変わらず世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
 
GM
では、登場ドウゾ!
ヨーゼフ
1D10 → 6 侵蝕:111 [+6]
GM
いいいい
111ってなによお
ヨーゼフ
特段今回
何もしてないんだよな……
出目が走ってただけで……
GM
テンション高めでしたから……ね……
ヨーゼフ
「……着いたな」 かつん、とまた一歩踏み込みながら。
甫嶺 史織
「ん。……なんか懐かしいなあ此処」
ヨーゼフ
「なんだか、あっという間だったな」
甫嶺 史織
「色んな事がありすぎてな」
くくく、と笑う。
ヨーゼフ
「何がおかしい」つられて自分もくつりと笑ってしまいながら。
甫嶺 史織
「いやー? ホントに映画みたいだったなあ、って」
ヨーゼフ
「楽しんで貰えているなら嬉しい」
甫嶺 史織
「巻き込まれてる真っ最中はそうでもなかったけどさ」
「思い出すとなんだか楽しかった気がするから不思議なもんだよな」
ヨーゼフ
「そうか」
「……まだ終わっとらんぞ」
甫嶺 史織
「ん。──此処でようやくラスボスが登場ってわけだしな」ゆっくりと呟いて、視線を動かす。
ヨーゼフ
「そういうことだ」頷いて、彼の視線を追う。
???
「──はじめまして」
!SYSTEM
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♪静かなる闘志-覚醒-/nons_works100%
 
湿気を孕む風に紛れ込むようにして、声が響いた。
声のする方向へ視線を向ければ、黒い影のようなものを纏う人型の何かがんでいた。
絶えず揺らぎ、形を変えるそれから表情を読むことはできない。
 
ヨーゼフ
一歩、前に出る。そいつと甫嶺の間に、立ちはだかるように。
「──お招きいただき、どうも」
“復讐者”
「そんなに警戒しないで。──辛い思いをさせてごめん」
「だけど、これは俺達が孕んだ史実の1つのリバイバルだから許してほしい」
は、そう、日本にUGNが設立される前に覚醒してしまった一人のオーヴァード」言いながら、影は自身の胸に手を当てる。
「ワーディングの使い方もわからないまま、ただひたすらに周囲を救おうと奔走し迫害された被害者で」一瞬だけ、貴方と同年代の大人しそうな少年の顔が影に写り、消える。
「レネゲイドウイルスによって運命を狂わされた、多くの名も無き犠牲者たちの一人だ」
「最も、彼は君ほど無茶ではなかったし、君ほど恵まれてもいなかったけれど」
ヨーゼフ
「……リバイバル、か」ゆっくりと瞬きをして、目の前の人影を見つめる。
“復讐者”
「──さあ、ここからが本題だ」
「俺達が君を此処に招き寄せたのは、君を傷つけるためでも倒すためでもない」
ヨーゼフ
「と、いうと」
ヨーゼフ
ロイス:6/6 [+2]
“復讐者”
「もう知っているんだろう。──俺達はレネゲイドウイルスを憎んでいる、その存在を否定したい」
「レネゲイドによって奪われた、当たり前に得られたはずの幸せを取り戻したい」
ヨーゼフ
行動:4 [-2]
“復讐者”
「そして俺達には、その力がある」
「ここは俺達が作り出した君のための街。巻き戻すことも壊すことも、作り直すこともできる」
「ここになら──“レネゲイドの無い、君の理想の街”を作ることが可能だ」
形なき影は、定まらぬ声は、静かに貴方に語り掛ける。
 
“復讐者”
「君が望むならジャームは二度と現れないし、この状態だって解決してあげよう」
「必要なら、君の持つ記憶も──オーヴァードであったという事実も、全て消し去ることだってできる」
「君の家族も、友人たちも全て君の願うままに再構成しようか」
ヨーゼフ
[
“復讐者”

くつり、と影は笑って貴方を迎え入れるように手を差し出す。──どこか、聞き覚えのある声で。
 
「──愛すべき人々と共に、レネゲイドの無い世界で普通の人間として暮らす」
「それは、幸せなことだと思わないか?」
ヨーゼフ
「──そうやって俺が幸福に暮らせたとして」
「その背後、目に見えぬ彼方で。俺の故郷(せかい)は無尽蔵に湧き出るジャームに呑まれ、滅びるんだろう?」
“復讐者”
「そうだとして──自分の世界のために他の世界に犠牲を強いようとするのは、同じじゃないか
「必要な犠牲なんだ」用意された台本を読み上げるように、影は流暢に語る。
「どれだけ念入りに消毒しても、必ずレネゲイドウイルスは世界に混ざる」
「俺達が作る以上、何度試してもそれは結局避けられなかった」
「だから、発想を変えた。消し去れないなら、まとめて何処かへ捨ててしまえばいい
「そう、何処かへ──最早救いようのないほどに汚染された俺達の故郷へ!」
ヨーゼフ
「──……」
影の近くのコンテナへ、一条の雷を放つ。
「レネゲイドは確かに、時に人の運命を狂わせ、悲劇を起こす」
「それが誰かを救ったことよりも、誰かを悲しませ、苦しめたことのほうが多いのは、きっと間違いないだろう」
「……だが」
救いようがないとまで言うのは、いただけないな」
“復讐者”
「けれど、事実だ」
ヨーゼフ
「なぜそう言い切れる」
“復讐者”
「積み上げられた悲劇的な過去を、変えられはしないからだよ」
「俺達は生まれ続ける。悲劇は悲劇を呼び、血は流れ続ける」
「その禍根ごと絶ってしまわない限りはね」
ヨーゼフ
「もっともな事を言うな」
“復讐者”
「なら、どうすべきかはわかるだろう?」
「やり直そう、全て」
ヨーゼフ
ポケットに手を突っ込んだまま、笑みを浮かべる。
「だが、お断りだ」
「やり直すことは望まない。俺はお前を滅ぼして、あちら側へ帰る」
“復讐者”
「……そう。残念だな」本当に残念そうに、影は呟く。
「俺達が上演できる“悲劇(日常)”は他にもいくらでもある」
「力を暴走させて家族を殺してしまった僕の物語。恋人をジャームから守ろうとして死んだ私の物語」
「オーヴァードに覚醒したことによって夢を奪われた俺の物語。衝動に苦しみ命を絶ったあたしの物語」
「君が納得してくれるまで、折れるまで、幾つでも、何回でも、再演したってかまわないんだけれど……」
甫嶺 史織
「趣味悪ィのなほんと。ラスボスっぽいけど」は、と笑う。
ヨーゼフ
「全くだ。……下がってろよ、シオリ」
“復讐者”
「そう、そうだね、けれどその過程で俺達が君に殺されてしまっては困るんだ」
「この先同じ問いかけをして、救われる誰かがきっといる」
「だから──ここで退場してもらうよ」すっと、影は手を上げて。
ヨーゼフ
「この手合いに対して、手加減をする主義ではないんでな」
 
瞬きする間もない、一瞬の出来事だった。

突然ばきりと音を立てて空間が歪み、異形の刃が背後から突き立てられる。
鮮血が降り注ぎ、地面が瞬く間に赤く染まっていく。その赤が零れ落ちるのは。
 
甫嶺 史織
「……?」
 
──貴方の後ろに立っていた、甫嶺の身体からだった
 
ヨーゼフ
「……、え」
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪終末世界/alaki_paca100%
甫嶺 史織
「……、ぁ、?」悲鳴ではなく、戸惑うような声を上げて。真っ赤に染まっていく自身の心臓部をぼんやりと見下ろす。
「……、……?」そのままゆっくりと膝から崩れ落ち、地面に倒れこんで。
“復讐者”
「──予期できない筈がないだろう? 俺達は“復讐者”だ」
ヨーゼフ
シオリ、と声にならない声で叫んで。青年へと飛びつく。
“復讐者”
「だってさ、狡いじゃないか」
「俺達が救われるのを否定したやつが、俺達の世界で力を得て、俺達を倒して前に進もうだなんて」
「俺達は君達を救いたいと心から願っている、けれど同じくらい君達を憎悪している」
「だから俺達と同じだけ味わってくれ──大切なモノを、目の前で失う絶望を」
「同じ痛みを抱えたら、きっとわかりあえる」
甫嶺 史織
「っとに、趣味、悪ィ、アイツ」ごほごほと咳き込み口から血を吐き零す度に、その身体からは急速に熱が失われていく。
「……世界の、ま、えに、俺が……ってオチ、はちょっと、考えてなかったなー」
ヨーゼフ
「い、い……いやだ」傷口に震える手を押し当てる。
どうにか血を止められないか、こいつが死ぬのだけは止めてやれないか。
考えても考えても、自分にそんなことはできた試しがないというのに。
「シオリ、……なあ史織、死ぬなよ」
甫嶺 史織
「そ、……れは、さすがに、……ちょっと無茶、かなあ」
ヨーゼフ
「お前、お前そんなことって、ないだろ」
甫嶺 史織
「ぜ、ったい、さ、負けんなよ」
ヨーゼフ
「嫌だ」
「最後まで見ていけ」
「絶対勝つから」
甫嶺 史織
「うん、……約束まも、れ、なくてごめ、ん、な?」
ヨーゼフ
「とびきりのハッピーエンドを見せてやるって、死んでる場合じゃないだろうが、なあ」
甫嶺 史織
「わかり、あえるとおもう、んだ、……いつかは」
「だ、……から、それ、を……」
ヨーゼフ
「謝るな。謝るなよ……」

幽かに唇の端を上げて、拳を握って差し出そうとしたのだろう。
けれどそれは叶わずに、その腕は力を失って地面に落ちる。
煩いくらいにお喋りな口は、閉ざされたまま。負った怪我に反して酷く穏やかな顔をして。
その瞳は、ゆっくりと光を失う。
 
ヨーゼフ
「……」ぎゅう、と冷めていく体を抱きしめる。
“復讐者”
「最後にもう一度、慈悲を与えようか」はっきりと姿を取り始めた影は、語りかける。
「なあ、この手をとれよ。そうしたら何もかも救えるんだ」貴方の良く知る声で、顔で。
 
影が象ったのは、平凡な少年だった。
繰り返された染髪で少し痛んだ猫っ毛に、日本人にしては少しだけ明るい色をした瞳。
まだ耳にピアス穴は空いていなくて、顔立ちは年相応より僅かに幼い。
極々平均的な少年らしい顔立ちには、人懐っこい笑みを浮かべて。
──貴方にとって、最も身近な“レネゲイドの犠牲者”の姿をとって、“復讐者(Avengers)”は手を差し伸べる。
 
ヨーゼフ
「……、……」振り向きもせずに、遺体を抱きしめたまま。
その髪をそっと、丁寧に整えてやって。開いたままだった瞳を閉じてやって。
一つ、息を吸う。
「──……断る」
「お前はこいつでもないし、あいつでもない」
「お前は俺の親友ではないし、恩人でもない」
「俺の、──敵だ」
“復讐者”
「そう。……本当に、残念だよ。きっと、同じ傷を抱えれば分かり合えると思っていたんだけど」
ヨーゼフ
甫嶺をゆっくりと足元の地面へと寝かせてやって、“復讐者(Avengers)”へと向き直る。
“復讐者”
「誰より憎い君を、それでも救ってあげたかったけれど──俺達は、ここで終わってやるつもりなんて無いんだ」
「この先この世界へ引き込んだ君以外のオーヴァードを、レネゲイドを否定したこの世界で俺達が救う」
「それが、俺達の存在意義で、俺達の正義だから」
 
復讐者(Avengers)”の殺意が、明確に貴方へと向けられる。
同時に周囲のレネゲイドが急速に活性化し、貴方の身体が騒めき始める──
 
ヨーゼフ
ぎゅっと懐に入れた音楽プレーヤーを握り締める。
良いセンスしてんじゃん、と笑う声が耳に蘇る。
……当たり前だ。他ならぬお前のオススメだからな。
GM
Eロイス≪衝動侵蝕≫、≪堕落の誘い≫を使用し衝動判定を。目標は8点。
同時にEロイス≪孤独の叫び≫を使用します。

衝動侵蝕 :対象に衝動判定を発生させる。衝動判定失敗時、PCに設定された衝動ではなく、Eロイス取得時に選択した衝動が発生。
      選択は「憎悪」。貴方を襲うのは、底知れぬ憎悪。
      頭の中に響くのは、自分たちの幸せを奪ったレネゲイドウイルスの存在すら否定し、赦さないと喚く犠牲者たちの声。
孤独の叫び:対象は使用者に対して即座にロイスを取得する。
堕落の誘い:判定失敗時、侵蝕率が99%以下の場合即座に100%になる。

と思ったんですけど孤独の叫びも堕落の誘いも効果がないので無視してください。
ヨーゼフ
じゃあ衝動判定だけかな
GM
ですね。衝動侵蝕だけです
ヨーゼフ
いーあーるでいいんだっけ?
GM
ER2だね
ヨーゼフ
意志判定が先か?
GM
うん
ヨーゼフ
おけーい
GM
目標は記載通り8点だ
ヨーゼフ
〈意志〉判定
判定値5 C値10 → 6[2,2,3,4,6] +4+1 = 11
2D10 → 2,6 侵蝕:119 [+8]
GM
判定成功。
ヨーゼフ
ギリギリ乗らんだとう……?
GM
惜しい……(?
ヨーゼフ
普段ぐるんぐるん回る意志判定が腐りかかってるのじわじわきますね…
GM
わはは……
固定値で耐えた えらい
ヨーゼフ
「……俺にも俺の正義がある」ぐ、と喉元まで出かかった何かを飲み込んで。
“復讐者”
「それは、どんな? ……そこで死んでいる彼ともう一度出会える可能性を捨てるに足るほどの?」
ヨーゼフ
「お前に勝てば、また会える」
“復讐者”
「それは、どうかな」
ヨーゼフ
「それに……勝てよと、ここまで背を押されたんだ」
「そいつが死んだからって泣いて取りやめちゃあ、格好悪いだろうが」
「約束は守る」
“復讐者”
「どうあっても意見を変えるつもりは、無いんだね」憐れむようにそう呟いてから、再度殺意をみなぎらせる。
ヨーゼフ
こちらも一歩踏み出して。
“復讐者”
「それなら勝負だ。──どちらが本当のヒーローなのか、はっきりさせようか」
ヨーゼフ
「──受けて立とう」
“復讐者”
「さあ──惨めに死に晒せ!」
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪Revive_or_Die_Again/UcchiiØ100%
GM
というわけで。クライマックス戦闘、開始です。
エンゲージはこちら。
ヨーゼフ
おうとも
!SYSTEM
トピックを変更 by GM
“復讐者” <5m> vs ヨーゼフ
GM
終了条件は当然、エネミー“復讐者”の撃破です。
“復讐者”
“復讐者”
性別: 年齢: 身長: 体重:
ワークス: カヴァー:
シンドローム:バロール/モルフェウス
HP:0/0 侵蝕:160 ロイス:0/7 財産:4/4 行動:7
GM
では、セットアッププロセスから。
ヨーゼフ
こちらは特になしです
“復讐者”
≪爆裂重力≫を宣言。
爆裂重力:そのラウンドの間攻撃力を+[LV×20]。ただし、1点でもダメージを受けた場合この効果は失われる。
GM
続いてイニシアチブ。
ヨーゼフ
何もなし!
“復讐者”
ではEロイス:≪さらなる絶望≫を宣言。PCの同一エンゲージに、ジャームを呼び出します。
さらなる絶望:シーン内の任意の場所に、ジャームを未行動で一体登場させる。

──ぼんやりと不確かな人影達が貴方を取り巻くように現れ、呪詛を吐く。
犠牲者たちの影
犠牲者の影
性別: 年齢: 身長: 体重:
ワークス: カヴァー:
シンドローム:ハヌマーン/オルクス/ノイマン
HP:0/0 侵蝕:120 ロイス:0/7 財産:6/6 行動:9
ヨーゼフ
趣味
趣味がよ
GM
エンゲージ更新。
GM
!SYSTEM
トピックを変更 by GM
“復讐者” <5m> 犠牲者の影 vs ヨーゼフ
ヨーゼフ
趣味がわりいよそのジャームはよ
GM
何とはいってないじゃあないですか
ヨーゼフ
シンドローム見てから言ってくださいます???
“復讐者”
さらにイニシアチブで行動、≪加速する刻≫。
【ブラックアウト】:≪黒星粉砕≫
他エフェクトと組み合わせ不可。[LV+5]Dのダメージを与える。リアクション不可。1シナリオ1回まで。
「さあ──早く消えてくれ」
ダメージ
12D10 → 59[9,1,10,5,10,3,2,6,1,3,4,5] = 59
ヨーゼフ
リアクション不可だから素受けかな
GM
いえす
ヨーゼフ
装甲値だけ適用?
GM
うむ。ガード値は抜いてくださいな
ヨーゼフ
何と今10点も装甲値があるんです
まあそれでも49点もらうんですけど。がはは
HP:-9/60 [-49]
!SYSTEM
ラウンドをリセット by GM
ラウンド: 0
!SYSTEM
ラウンド: 1
ヨーゼフ
リザ、じゃない。“復讐者(Avengers)”へのロイスをタイタスにして昇華。
起きます。
HP:14/60 [+23]
めしゃりと圧し潰されたところが、逆再生でもしているかのように再生し。
「──悪いが、しぶとさだけは一級品でな」
“復讐者”
「……汚らわしい」最早憎悪を隠しもせず、その様を罵って。
GM
では続いて、犠牲者たちの影
犠牲者たちの影
【嘆きの声】:≪アドヴァイス≫+≪導きの華≫
ヨーゼフ
ロイス:5/6 [-1]
犠牲者たちの影
アドヴァイス:C値-1(下限6)、判定D+LV個
導きの華  :達成値+[LV×2]
対象は、“復讐者”へ。
ただ恐ろしいほどの憎悪が、周囲に満ちる。
GM
続いて“復讐者”
“復讐者”
「せめてもの慈悲だ。さあ、跡形もなくこの世界ごと消えてくれ
【ワールドエンド】:(≪爆裂重力≫+)≪コンセントレイト:バロール≫+≪咎人の剣≫+≪クリスタライズ≫+≪カスタマイズ≫+≪巨人の斧≫+≪血の宴≫
の、前にマイナーで下記を宣言。
インフィニティウェポン :武器作成
ワールドデストラクション:攻撃の射程を視界に変更。HPを-10点、1シナリオLV回まで。
砂の加護        :判定のダイスを[LV+1]個、1ラウンド1回
パーフェクトコントロール:判定を行う直前に使用、達成値を+10。HP-5点。1シーン1回。
HP:15/0 [+15]
ヨーゼフ
出たよワールドデストラクションくん……

ばきり、と。世界が歪む音がする。
 
メジャーのエフェクト内容はこちら。
爆裂重力   :そのラウンドの間攻撃力を+[LV×20]。ただし、1点でもダメージを受けた場合この効果は失われる。
咎人の剣   :≪インフィニティウェポン≫作成武器で攻撃する場合、攻撃力を+[LV×5]
クリスタライズ:攻撃力+[LV×3]、装甲値無視。1シナリオ3回まで。
カスタマイズ :判定のダイスを+LV個
巨人の斧   :攻撃力を[LV×3]する。判定ダイス-2。
血の宴    :攻撃を範囲(選択)に変更、1シナリオにLV回
ヨーゼフ
これロイス足りるのか……?
“復讐者”
攻撃対象はヨーゼフと犠牲者たちの影を含む全て。
まとめて死ね。
判定値26 C値6 → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,8,9,10,10,10:クリティカル!] + 10[2,2,2,3,4,4,5,5,6,6,7,9:クリティカル!] + 10[2,5,8,9:クリティカル!] + 2[1,2] +4+10+10+0 = 56
ヨーゼフ
軋み、歪み、唸りを上げて墜ちてくる空を見上げる
ぐ、と拳を握って、ばちばちと総身に雷を纏わせて。
ガードを宣言。
ヨーゼフ
こんなもん避けても無駄じゃ(無駄じゃ)
ヨーゼフ
「──来い」真正面から、受けてやる。
“復讐者”
では……ダメージ
7D10 → 37[2,2,7,3,9,7,7] +284 = 321
ヨーゼフ
笑ってしまった
ばかでしょ
???
「ほん、っとに──」突然。誰かが貴方の肩に手を置いて、その身体を引く。≪カバーディフェンス≫宣言。
「──いい、加減にしろ! 馬鹿!」」
ヨーゼフ
「……、え?」
!SYSTEM
BGMを削除 by GM
 
──一陣の風が吹く。
──それは身を切るような北風とも、全てを薙ぎ払う嵐とも違う、どちらかといえばどこか頼りない勢いの風。
──けれど、なんだか懐かしい暖かな風だった。
 
???
≪空蝉≫を宣言。
空蝉:HPダメージが算出された直後に使用。そのHPダメージを0にする。1シナリオ1回。
「あ、あんな見るからにやばいのをさあ、正面から受けることあるか!?」
ヨーゼフ
「ど、うして──」 否。どうしてもこうしても、ないだろう。
甫嶺 史織
「もーーーー戦略的撤退とかも覚えような、今後は!」
ヨーゼフ
自分(オーヴァード)とあれだけずっと一緒にいたのだ。
──感染していないわけがない
「……お前、」
その思考を裏付けるように、からりと笑う彼から、貴方ははっきりとある気配を感知する。──レネゲイド反応だ。
“復讐者”
「……無駄な、事を」
ヨーゼフ
「……、」驚いたように目を見開いて、瞬きを一つしてから。
甫嶺 史織
「……やっぱ死んだよな、俺?」ヨーゼフの顔を見て、ううん、と唸る。
ヨーゼフ
「まあ、一回はな」 にっ、と笑って。
甫嶺 史織
「死んだよ。うん。死んだよな? けど、気が付いたら……?」自分でもよくわかっていないのか、不思議そうな顔。破れた服の下の怪我は、すっかり治っている。
「……なあこれやっぱりそうだよなあ??」
「あーあー、ほーんとどうしてくれんのお前さー、俺の人生設計滅茶苦茶だけど!?」
ヨーゼフ
「うむ、すまん」
「それはひとえに謝ることしかできん。すまん」
「だが、最高のタイミングだった。──ありがとう、シオリ」
甫嶺 史織
「すまんじゃねえんだよなあ。……まあ死ぬよりはマシだからいーけどさ?」
「ま、詫びとしてこの感動大作を特等席で見るにふさわしいもの──」
「そう、ポップコーンの一番でっかいサイズのとコーラ! 後で奢れよな!」にやり、と笑って拳を突き出す。
ヨーゼフ
「無論。……最高の結末を見に行くぞ」
ぐっと握った拳を、突き出されたそれにぶつけて、笑う。
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪あの先へ行こうか/UcchiiØ100%
!SYSTEM
ユニット「犠牲者たちの影」を削除 by GM
GM
というわけで。覚醒した甫嶺も戦闘に参加します。
ヨーゼフ
ううう
ほれい……
これはワラビーではなくカンガルー
イケメンカンガルー……
甫嶺 史織
甫嶺 史織
性別:男 年齢:21 身長:171cm 体重:60kg
ワークス:大学生 カヴァー:大学生
シンドローム:ハヌマーン
HP:28/28 侵蝕:120 ロイス:0/7 財産:6/6 行動:6
GM
なお、この甫嶺は貴方の知る甫嶺とはデータ的にも変化があります。
具体的にいうとご覧の通りシンドロームがピュアハヌマになりました。
ヨーゼフ
うわピュアハヌマーンだ
ヨーゼフ
な、なにをしやがるんですかこのピュアハヌマは
甫嶺 史織
いうほどなにもできねえんだよな!悪い!!!だってさっき目覚めたばっかりだしさ!!
ヨーゼフ
カバーディフェンスと空蝉で仕事は十二分にした感じあるもんな
GM
というわけで、次は割込みで甫嶺。
甫嶺 史織
「それでもやるべきことはなんでかわかるんだよな?」いや何でだろうな。コピー元のせいかな。
≪エンジェルヴォイス≫+≪声援≫をヨーゼフへ!かっ飛ばしてこい!
エンジェルヴォイス:C値−1、ダイス+4
声援       :次に行うメジャーアクションの判定Dを+4個
ヨーゼフ
「十二分だ。──行ってくる!」
甫嶺 史織
「あとは──これで!」
ついでにオートアクションも。≪援護の風≫+≪ウィンドブレス≫!
援護の風   :ダイス+6
ウィンドブレス:達成値+12
ヨーゼフ
がつん、と片足で強く地面を蹴りつけて。
では俺の手番、なんですが侵蝕率はビタイチ動かず119なので──
GM
このなんだかちょっと決まり切らないところが
ヨーゼフだなあって
フフ
ヨーゼフ
マイナーで戦闘移動。“復讐者(Avengers)”にエンゲージ。
!SYSTEM
トピックを変更 by GM
“復讐者” vs ヨーゼフ <5m>甫嶺
ヨーゼフ
いまね
タイタス二枚切るか考えてる
GM
い いきてかえるんだよ????
いきてかえるんだよ??????????
ヨーゼフ
ウン……
GM
2枚は 2枚は怖い ううう任せるよおおおお
ヨーゼフ
それでも3枚あるから
Eロイス分もあるし
120台なら三倍で戻ってこれるかな、という……
GM
判断は任せる、任せる、よ……!!
ヨーゼフ
うむでは。
「一般人」と「自分のいた世界」のロイスをタイタスにして昇華。
効果はクリティカル値-1とダイス数+10。
ロイス:3/6 [-2]
メジャーでこちらを宣言。
【霹靂、降臨】:《アタックプログラム》+《雷鳴の申し子》
対象は勿論“復讐者(Avengers)”。
雷鳴を纏って、地面を蹴る。
判定値31 C値8 → 10[1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,6,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10:クリティカル!] + 10[1,2,5,5,6,6,6,7,7,8,9,10,10:クリティカル!] + 10[1,3,7,9:クリティカル!] + 4[4] +4+15+12 = 65
GM
ぐるんぐるん!!
ヨーゼフ
侵蝕:126 [+7]
“復讐者”
ガード、及びオートアクション≪魔人の盾≫を宣言。
魔人の盾:ガード値を+[LV×10]する。1シーン1回。LVは4、ガード値40。
ヨーゼフ
「これしか芸が無いもんでな──!」
“復讐者”
「その程度の覚悟で、俺達は──!」
ヨーゼフ
ダメージ!
7D10 → 41[6,10,8,1,7,4,5] +46+9 = 96
“復讐者”
ガード値-5,なので-35点
ヨーゼフ
これに防具の補正で5足されてますので
101からガードしてください
“復讐者”
66点!
HP:81/0 [+66]
ヨーゼフ
ぐらりとよろめく足をどうにか踏み留めて。
「……お前のほうが余程、ヒーローらしいんだよなあ」
“復讐者”
「この程度の覚悟で、この程度の痛みで、──俺達は、諦めない」影は未だ、そこに在る。
ヨーゼフ
「……上等だ」
シナリオロイスの方の甫嶺 史織をタイタスにして、昇華。
GM
ひい
ヨーゼフ
この世界はもう、大丈夫だろう。だから。
「あちら側を助けに行ってやらねばならん」今頃てんやわんやだろうからな。
ロイス:2/6 [-1]
GM
寝てても よいのだ ぞ きっとそうはしないだろうがなあ!!!
うええええ
ヨーゼフ
固定ロイスの甫嶺 史織をSロイスに指定。
GM
ひん
ヨーゼフ
「お前に負けている暇はないんだ、“復讐者”!」
甫嶺 史織
「いやあ……俺はそこまで無茶できねえからさ?」やっぱちょっとどうかと思うぜその無茶っぷりは!
!SYSTEM
ラウンド: 2
ヨーゼフ
もう削れない
もう削れない ぐえ
GM
では2ラウンド目。セットアッププロセスから。
ヨーゼフ
なんもねえ
“復讐者”
再度≪爆裂重力≫を宣言。
爆裂重力:そのラウンドの間攻撃力を+[LV×20]。ただし、1点でもダメージを受けた場合この効果は失われる。
甫嶺 史織
なし。
GM
では続いて、イニシアチブ。こちらは宣言無し。
ヨーゼフ
こちらもなし。
GM
続いて“復讐者”のメインプロセス。
“復讐者”
「俺達は、負けない」
マイナーで≪ワールドデストラクション≫+≪砂の加護≫
【復讐者のレクイエム】:(≪爆裂重力≫+)≪コンセントレイト:バロール≫+≪咎人の剣≫+≪クリスタライズ≫+≪カスタマイズ≫+≪巨人の斧≫
対象は──悪いがヨーゼフ、どうしたってお前だ!
判定値21 C値7 → 10[2,2,2,3,4,4,5,5,5,6,6,6,7,8,8,9,9,10,10,10,10:クリティカル!] + 10[1,1,1,3,3,3,5,8,9:クリティカル!] + 5[5,5] +4+0 = 29
ヨーゼフ
良いだろう。来い
この出目は──
ドッジを宣言。
ヨーゼフ
ほれいーーー
ほれいーーー
風吹かせてくれえ
むり?むりならいい(がんばるの顔)
GM
いける が
もう一手、ある
ヨーゼフ
ひゅう
GM
隠し玉がな
ヨーゼフ
ピュアハヌマさんよォ……
じゃあ素で振るわ
GM
いいや ハヌマじゃないんだ
ただ──彼はコピーだからさ?
ヨーゼフ
防具のマイナスがいてえよなあこれ!回避!!
判定値7 C値10 → 10[2,3,6,6,8,9,10:クリティカル!] + 8[8] -3 = 15
ヨーゼフ
結構頑張ってない??????
コピーほれい
GM
ヨーゼフはいっぱいがんばった
“復讐者”
ではダメージ
3D10 → 12[7,2,3] +284 = 296
GM
ほんとにあほの数字
ヨーゼフ
「俺達、だって、負けるわけには──!」ぐ、と歯を食いしばる。
ヨーゼフ
あほだよこの数字は
なんだよ固定値284って
GM
でも世界ごと壊すって
ヨーゼフ
いいなあ僕もそれくらい欲しい HPいくつまで伸ばせばいい?
GM
こういうことじゃん?
ヨーゼフ
そうだね……
GM
取り敢えずじゃあ……一度死んでくれ
ヨーゼフ
しかし、身を翻すよりも。世界を断つ刃の方が明らかに早く。
“復讐者”
「──もうこれ以上、俺達から何も奪わせない!」
ヨーゼフ
「──ッ、!」苦鳴の声を上げるよりも、さらに早く。
ぐしゃり、と。嫌な音を立てて、圧し潰された、のは。
いったい自分の何処だったのか──
GM
ではHP処理をしてもらいつつ、次は甫嶺のメインプロセス。
ヨーゼフ
HP:-282/60 [-296]
ヨーゼフ
こんなマイナス見たことないわ
すくしょとっとこ
甫嶺 史織
「ッ、の」
マイナーで二人のエンゲージへ移動。
!SYSTEM
トピックを変更 by GM
“復讐者” vs ヨーゼフ、甫嶺
甫嶺 史織
向こうからだよ、受け取れこの馬鹿!」
Dロイス“複製体”で引っ張ってきたの隠し玉だ。
【ダブルキャスト】:≪世界の葉≫
対象の戦闘不能を回復(HP1点)。対象の侵蝕は5点上昇。シナリオLV回。
ヨーゼフ
好きになっちゃう……
ヨーゼフ
侵蝕:131 [+5]
HP:1/60 [+283]
GM
ひい ゲージの色がこわい
GM
では、ヨーゼフ!
ヨーゼフ
ごほ、と血の塊を吐き捨てて。
立ち上がる。まだ立てる。
「……お前、なあ」
甫嶺 史織
「無茶すんなっていいながら無茶させるしかなくてごめんなほんとに!」
≪援護の風≫+≪ウィンドブレス≫もやるよ。
援護の風   :ダイス+6
ウィンドブレス:達成値+12
ヨーゼフ
「向こうからとか……そんなこと言われたら」
「俺はいくらだって無茶するに決まってるだろうが」
ヨーゼフ
これは
こっちのカットインだな……(持ってくる)
GM
最高火力雷鳴の出番よ
ヨーゼフ
息を吸う。発電器官(しんぞう)が、今にも砕けそうな音を立てている。
どこかの回路が損傷(ショート)したのか、足の感覚だって曖昧だ。
この状態で全力の放電なんかしたら、当然のごとく耐えられないだろう。
──けれど。それでも。
甫嶺 史織
「ほんとにごめんな──でも」
「負けんな!」
ヨーゼフ
「──無論だ」力強く頷いて。
「俺は──自分にだって、誰にだって」
「手加減ができんたちでな!!」
“復讐者”
「──狂ってる、お前は」
「狂ってる、立てるはずない、折れろ、折れろよ俺達に!」
ヨーゼフ
マイナー宣言はなし。
メジャーで【霹靂、降臨】を宣言。
【霹靂、降臨】:《アタックプログラム》+《雷鳴の申し子》
「いいや、俺は正気だよ」
判定値14 C値10 → 10[2,3,3,3,5,5,6,6,7,9,9,9,10,10:クリティカル!] + 10[6,10:クリティカル!] + 3[3] +4+15+12 = 54
GM
ひゅうううう
ひゅううううううううまわすう!
“復讐者”
ドッジを宣言。
〈回避〉判定
判定値10 C値10 → 10[3,4,4,5,7,8,8,8,8,10:クリティカル!] + 8[8] +0+0 = 18
GM
いけ、ヨーゼフ。
ヨーゼフ
いくつもの放電の柱が、“復讐者(Avengers)”を取り囲む。
その頂点では、欠けのない月が美しく輝いて。
「折れない──俺はもう、折れない。その前に立ちふさがると言うなら」
“復讐者”
「──化け物め」
ヨーゼフ
青い雷の群れを率い、影に向けて跳躍する。
6D10 → 34[3,8,5,6,6,6] +9+59 = 102
GM
カットイン!!!カットイン!!!!!
(団扇を振る
ヨーゼフ
GM
ひゅうううううううううう
ヨーゼフ
「俺は“黒雲の貴公子(プリンス・オブ・エルシノア)”──案外普通の、人間だ」
ヨーゼフ
この流れはこっちを持ってくるしかないと
“復讐者”
HP:183/0 [+102]
ヨーゼフ
おもった(めらんこのフォルダをひっくり返しながら)
GM
ひゅうううううううううううう(サイリウムを振る
甫嶺 史織
「……やっぱりヒーローはそっちだと思うぜ、俺はさ」夜を駆け抜ける青い雷光に目を細めて。きっと本人には聞こえないけれど、満足げに呟く。
“復讐者”
「どうして──!」
ヨーゼフ
「みっともなくても、血まみれになっても、それでも足掻いて」
「辛かろうが何だろうが、望む未来のために、押し通ってやるさ──!」

夜を切り裂く青い雷に貫かれ。“復讐者(Avengers)”は崩れ落ち影へと変じ。
そしてまるでフィルムが焼け焦げるように──何物でもない影法師は、崩れ落ちていく。
 
GM
復讐者、戦闘不能。──戦闘終了です!
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
祈り歌100%
ヨーゼフ
正直、姿勢を整えて着地する余力もない。
がしゃん、という音を立てて、地面へと転がる。
“復讐者”
「どうして」
「どうして、──どうしてなんだよ」
「俺達は、……俺達は間違えてなんて、なかったはずなのに」
甫嶺 史織
「ッ!」地面に転がったヨーゼフの元に、慌てて駆け寄って。
「い、生きてるよな、生きてるな??」
ヨーゼフ
「……あ、あ」駆け寄る姿に小さく笑、えただろうか。
ガラス玉が砕けるような音が、身体の奥から聞こえている。
……大口を叩いたはいいけれども。
甫嶺 史織
「無茶しろって言ったのは俺だから責められないけどさあ……お前……」はあ、とため息をつく。
ヨーゼフ
「生きてはいる、が、」これは少しばかり、まずいかもしれん──
「でも」……もう一度、笑みを作る。「勝ったぞ」
“復讐者”
その傍らで、影はゆっくりと燃え尽きていく。蹲ったその姿は──小さな子供のようで。
ヨーゼフ
「……なあ」一つ、息を吸い込んで。影の方へと視線を向けて。
甫嶺 史織
「ん、ちゃんと見てたって」にやりと笑ってから、自分も影へと視線を向ける。
“復讐者”
「救われなかった俺達を」
「俺達が──救うはずだったんだ」
 
震える声は、沢山の、本当に沢山の人々の声が何重にも重なっているようで。
……その影が、どれだけ多くの犠牲者たちの思いを、悲願を孕んでいたのかを貴方は知るかもしれない。
 
ヨーゼフ
「……でも。過去をすべて打ち消したら、ほんのわずかに生まれていた幸福を、踏み躙ることになる」
「俺はそれに救われた側だから」
「そのやり方だけは、受け入れられない」
甫嶺 史織
「……俺はさー、結果的にはお前のおかげでこうやって楽しく過ごしたわけだから」困ったように、影に笑いかける。
「肯定はできなくても、お礼は言っとくよ。……ありがとう」
ヨーゼフ
怪物もどき(オーヴァード)にならなかったら、俺には友人の一人だってできなかった」
「誰かとくだらない日常を過ごして、しょうもない話をして、バカみたいに笑うなんて世界を、知ることもなかった」
「お前はそれを呪ったのかもしれないが。俺の非日常(日常)を作ったのは、お前たちだよ」
なんとか肘をついて身を起こして。
“復讐者”
「──許さない、俺達を踏み台に幸せになるお前たちのことを」
「俺達が、お前たちを許すことは決して無い」
ヨーゼフ
「許さなくていい」
“復讐者”
「絶対に──」
ヨーゼフ
「お前たちの悲願を踏み躙ったことを。押しのけたことを、忘れない」
“復讐者”
「──……」
ヨーゼフ
「全員まとめて連れて行ってやるよ。満場一致のハッピーエンドの世界に」
 
最後に影が呟いた何かは、音になることは無く。
 
ゆっくりと──その姿は、消えていった。

甫嶺 史織
「……、……」無言で、ヨーゼフの頭をポンと撫でる。
ヨーゼフ
「──……」頭に乗った手の重さを感じながら、祈るように目を閉じる。
GM
というところで…シーンアウトして、バックトラック、かな
ヨーゼフ
そうだね
 
ヨーゼフ
おうちに かえろう

!SYSTEM
背景を削除 by GM
GM
では。先にバックトラック処理を行いましょう。
Eロイスはこちら。

・歪んだ囁き
・衝動侵蝕
・堕落の誘い(Eロイス2つ扱い)
・さらなる絶望
・ありえざる存在
・怨念の一打
・悪意の伝染

Eロイス8つ!!!!帰って!!!!!!
ヨーゼフ
めっちゃあるwwwww
はい。じゃあまず8D振ります
8D10 → 55[3,10,6,9,3,10,7,7] = 55
帰れたわ
GM
めっちゃ上振れするじゃん
ヨーゼフ
侵蝕:76 [-55]
通常振りしますね…
2D10 → 17[8,9] = 17
侵蝕:59 [-17]
上振れするじゃん。
GM
おかえり……
ヨーゼフ
めちゃめちゃただいま……
GM
帰るという強い意思
GM
さて
ヨーゼフ
はい
GM
時間がね
ヨーゼフ
ふふ
GM
エンディング……どうしよっかね!!
ヨーゼフ
GMにおまかせ。わたしは3時くらいまで許容範囲
GM
なるほどね
じゃあやっちゃうかあ!!!!!
ヨーゼフ
ひゅう!!!
これで4時までやったら笑うわよ

ヨーゼフ
まあ大丈夫なんだけど……
GM
否定できないのがさあ
ヨーゼフ
それね
GM
でもそんなに長くは無い筈なんです(震え声
では、エンディングです──……
!SYSTEM
背景を変更 by GM
朝焼け
ヨーゼフ
はい──……
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
無題100%
ヨーゼフ
やっぱこれきますよね
このBGMですよね……
■エンディングフェイズ
■エンドロールはまだ遠く
 
──“復讐者(Avengers)”が消えるのと同時に、硝子の割れるような音が響く。
 
甫嶺 史織
「……ポップコーンとコーラは無理そうだな?」ヨーゼフの方をみて、苦笑する。
 
気が付けば、貴方の身体は透けるように世界から消え始めていた。
貴方をこの世界へ連れて来た存在が居なくなったことで、繋ぎ止めるための杭が外され退去が始まったのだろう。
そして世界の方は、と言えば──こちらは特段何か変わった様子はない。
ただ気が付けば夜は明けて、空は明るくなり始めていた。朝焼けに染まった空には、消えかけた満月が浮いている。
 
甫嶺 史織
「んで、賭けの方は……勝ち、でいいんだよな、これ」心から安堵したようにそう呟いては、眩しそうに朝陽へ目を向ける。
ヨーゼフ
「……そう、だな」
甫嶺 史織
「ありがとう、……俺一人しか観客がいないのが、ほんとに残念だよ」
「まーでもほんと、これからだよなーこっちは」
「……お前とか俺みたいなのも、きっと増えていくんだろうし」
ヨーゼフ
「彼女を頼れ、ほら……救急箱をくれた」
甫嶺 史織
「ええー……」
「あのきっつい子……?」
ヨーゼフ
「これは本気で言ってる。彼女、『天才』だから」
甫嶺 史織
「天才なー……、……まあでも頼りすぎないようにはするよ」けらけらと笑う。
ヨーゼフ
「でも、彼女ならこの先どういう風にしていけばいいか、分かっているはずだし」
「あの頼りなさそうな兄君のほうも、あれで物凄く気が回る」
「……多分、お前みたいに目覚めてすぐに自分の力をスッと認められるようなやつばかりじゃないからさ」
「支えてやってくれ。この世界の、後輩たちを」
甫嶺 史織
「ま、とはいえまずは誰かに頼ろうって考えるのはやっぱりさ……良くないじゃん?」
「俺も頑張るよ。大丈夫」
「やだなあそんな先駆者みたいなの……」
ヨーゼフ
「実際そうなんだから仕方ないだろう」
甫嶺 史織
「そうなんだけどさあ……」
「ま、大丈夫大丈夫。こっちはこっちで頑張るよ」
「俺達は……コピーだが、偽物だかだったのかもしれないけど。でも監督が凝り性だったみたいで随分丁寧に作り込んでもらったから」
「映画が終わっても物語は続くし、此処からはちゃんと本物として歩いていかなきゃ、な」
ヨーゼフ
「お前がいるし、俺は大丈夫だって信じる」
甫嶺 史織
「おう」
ヨーゼフ
「……うん。それでいつか、……また会おう」
甫嶺 史織
「というかさあ、そっちこそ頑張れよ?」
ヨーゼフ
「うん?」
甫嶺 史織
「アイツみたいなのが生まれるってことは、……きっとそっちだってまだ全然完璧じゃないんだろ」“復讐者(Avengers)”が消えた場所へ視線を向け、悼むように目を閉じる。
ヨーゼフ
「……まあ、な。こっちより大変かもしれん」
肩を竦めて、それでも笑みを浮かべる。
甫嶺 史織
「だよなあ」
「……多分、俺達が会うことはもう無いと思うけどさ。お互いに頑張ろうぜ。ほどほどにな!」
ヨーゼフ
「はは。ほどほどにか」
「考えておく!」
甫嶺 史織
「あーあ。が可哀そう」
「……あ、そうだ。これさあ、渡してほしくって」随分使い込まれた、少し古いデザインの腕時計を外してヨーゼフへ渡す。
ヨーゼフ
「腕時計?」またどうして、と首を傾げながらも受け取って。
甫嶺 史織
「その時計、父さんに貰ったやつなんだよ。小さい頃に何でか忘れたけどすっごい気に入って、欲しがったら」
「お前が成人したらやる、っていわれて……んで父さんは絶対約束守る人だから、ほんとにくれた」
「……向こうの俺の方が、俺よりもこれ、必要としてそうだし」知らされていない、知らない筈の『自分』について、何か察しているかのようにそう告げて。
ヨーゼフ
「……」小さく息を呑んで
甫嶺 史織
「まあ、さ。大体わかるよ。お前、なんかたまーに俺の事辛そうに見てたから」お兄様の観察眼を舐めるなよ、と笑う。
ヨーゼフ
「……、うん」
甫嶺 史織
「多分、向こうの俺、あんまり幸せじゃないんだろ。それで大凡察しはつくじゃん? 自分のことだし」
「俺がちゃんと何かを守れたのはお前のおかげだ。……でも、俺が俺でいられるのは家族のおかげだから」
「きっと“俺”は俺よりずっとずっと弱くて、情けないんだろうなあ、って」
ヨーゼフ
「うん。……何から何まで、ありがとう、本当に」
「絶対渡す。……あとは、何か伝えることがあれば、聞くが」
甫嶺 史織
「それは駄目だろ」
「だってさあそれ、ネタバレじゃん?」
ヨーゼフ
「駄目、とは」大切そうに腕時計を手の中に収めて、首を傾げる。
甫嶺 史織
「そうだなあ。きっと、辛いんだろうけど。それでも──ま、生きてるなら歩くしかないよな」
「“俺”だってさ、きっとそれは知ってるんだよ。だから、そうだな。俺からの伝言は良いけど、教えてやって欲しい」
「希望ってさ、そんなに悪いものじゃないって。……報われることも、たまにはあるわけで」
「そうそう信じねーだろうけどな! なにせ俺だし!」頑固者の自覚は、ある!
ヨーゼフ
「教えて……」
「わかった。……頑張るよ」
甫嶺 史織
「うん、頼んだ。ポップコーンとコーラの代わりな」
「プリン一つで世界を救ってくれるんだから、脇役一人を救うための報酬としては破格だろ?」
ヨーゼフ
「そりゃもう、もちろん」くしゃ、と眉を下げて笑って。
甫嶺 史織
「なんだろうなーあとは。こう……こういう時何言っとけばいいんだろうな?」ろくろの手
ヨーゼフ
「ンー……何だろうな」
甫嶺 史織
「月並みすぎるけどお体に気を付けてお過ごしくださいとかそういう……?」
ヨーゼフ
「案外それ、大事だしな……?」
「でも正直、映画の主人公もそこまで色々話してもいないよな、思い返すと」
甫嶺 史織
「そんなもんだっけ?」
ヨーゼフ
「語るまでもない、みたいな顔して別れるイメージがあるが」
「でももしかして皆こうやって内心では何を話そうか困って、ああなるのかもしれん」
冗談めかして笑って。
甫嶺 史織
「そんなもんかねえ」けらけらと笑う。
ヨーゼフ
「おんなじ人間だ、そう違うこともなかろう」
甫嶺 史織
「なーるほどね。ヒーローが言うと重みが違う」
ヨーゼフ
はは、と笑って。いよいよ薄くなりだした自分の手を見下ろす。
甫嶺 史織
「……あーあ、もっと色々話したかったんだけどな」ちょっとだけ涙ぐみつつ、それでも綺麗に笑う。
ヨーゼフ
「俺も。……またあのプリンが食べたかった」
「本当に美味しかった。店長にお礼を伝えておいてくれ」
甫嶺 史織
「ほーんと食い意地張ってんのなお前。……じゃ、また会う日までにレシピ教わっとく」に、と笑っては拳を突き出す。
ヨーゼフ
「うむ。……食べに行ってやるよ、いつの日か」からりと笑って、握った拳を軽く合わせて。
「じゃあ、元気でな」いずれ、また。
甫嶺 史織
「ん。またな、俺のヒーロー」
 
緩やかに視界が白に染まり、触れ合った拳の温かさが静かに消え。
貴方の意識は、ぷつりと途切れる。
 
!SYSTEM
BGMを削除 by GM
!SYSTEM
背景を削除 by GM
***
 
──不安定な微睡みから目覚め、貴方は覚醒する。
 
!SYSTEM
背景を変更 by GM
映画館/osakamaki
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪この先は、君だけで/Ucchii0100%
周囲を確認すれば、そこは貴方が調査に訪れていた廃映画館だった。
埃っぽい座席に、貴方は腰かけている。目の前のスクリーンは真っ白だったが、直後に何か音がして暗転する。
音がした方向を振り返り確かめれば、映写機が焼け焦げ壊れているのを貴方は見つけるかもしれない。
!SYSTEM
背景を変更 by GM
映画館/osakamaki
 
ヨーゼフ
「──……」一度頭を振って、前髪をくしゃりとかき混ぜて。
「帰って、きた……のか」

周囲に人はいないが、建物の外からは多くの声──歓声だろうか──が聞こえてくる。
その幾つかに、貴方は聞き覚えがある。随分久しぶりに聞く声だけれど、間違いなく貴方の所属するF市支部の人間達の声だ。

元通りに戻った端末を確認すれば、貴方がここに調査に訪れてからたった2日しか経過していないのがわかる。
見下ろせば、身体も、衣服も、何もかも傷ついた様子はなく。あの日、此処に着たままの姿だった。

──全て夢だったのだろうかと疑うかもしれない。けれど、貴方の手の内に残った使い込まれた腕時計が、それを否定していた。
 
ヨーゼフ
ちゃんと手の中にそれがあるのを確かめて、席を立つ。
 
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
──だが、人々の知らないところで。 世界はすでに変貌していた。
 
レネゲイドウイルスはこの世界を侵蝕し、人々の平穏な日々を脅かす。
オーヴァードと一般人が共生できる日が、本当に訪れるのかすらわからない。
それでも、いつの日か理解しあえることを信じて貴方は──貴方達は、歩いていく。
 
ヨーゼフ
「よ、っと……」映画館の玄関扉をぐっと押し開ける。
この外に誰もいなかったら。あの歓声が空耳だったらどうしよう。
なんて、少しだけ心配に思いながら。
!SYSTEM
背景を変更 by GM
青空/きまぐれアフター
ヨーゼフ
そうして外に出た途端。燦燦と照りこんだ眩しい日の光に、つい目を細めて──
GM
あとはもうヨーゼフがRP仕切ったら〆なので、悔いなく全て出し切ってくれ……
ヨーゼフ
そして一拍遅れて、やっぱり聞き覚えのある人の声が耳朶を叩く。
最早いつものと言ってもいい喧噪に、まぎれもなく現実だ、と理解して。
深呼吸をひとつしてから、こちらを見ている幾人かに向けて、手を大きく振った。
「──ああ、ただいま!」
 
ヨーゼフ
(まんぞくげ)

エンドロールはまだ遠く、世界は変貌し続ける。
貴方達の日常(戦い)は──まだ、始まったばかりだ。
 

!SYSTEM
BGMを削除 by GM
!SYSTEM
背景を削除 by GM
 
ダブルクロス  The 3rd Edition

エンドロールはまだ遠く
─────────────────────────
End credits is still far away.
 
「それでもきっと、いつの日か 」
 
 
***
 
 
- CAST -

GM:秋津 月久
PC:ヨーゼフ・フォーゲルヴァリ  彩村
 

- THE ORIGINAL -

「オンリーロンリーヒーローズ」
下着堂本舗


- SPECIAL THANKS -

PC:秋山 華  綾瀬 綾

 
- Fin -

 
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪決戦スピリット/CHiCO100%

GM
──以上!終幕となります。おつかれさまでした!!!!!!!!!!
ヨーゼフ
おつかれさまでしたーー!!!!!!
watcher
(拍手)
GM
(拍手)(サイリウムを振る)
ヨーゼフ
(手を振る)
ヨーゼフ
(ダブルピース)
やりきり ました
GM
よくやりきった
watcher
溜息が出ちゃう……
ぶらぼー……
GM
よく、やりきったよ
ヨーゼフ
がんばった
GM
では、経験点計算から。GMからあげられるものはぜーーーーーーーーーんぶあげる!!!!!!!!
ヨーゼフ
わ~~~い!!!
GM
15点!んでそこから
ヨーゼフ
倍振りしてねえのに経験点ちょっと低いんだよな
GM
Sロイスの足しと、侵蝕のマイナスだね
ヨーゼフ
いつになく戻りすぎた
GM
帰るという強い意志よ
ヨーゼフ
4点とー、Sロイス10点かな
10点であってるっけ?(うろおぼえ)
GM
んや
5点かな?
ヨーゼフ
ふふ ぜんぜんちがった
GM
15+4+5
ヨーゼフ
今手元に上級もってきてないことに気付いて
GM
24点!
ヨーゼフ
わろてる 24点だわね
GM
です。もっていけー!
さて、名残惜しいですがこれで本当に全て終了です。
お疲れ様でした。どうもありがとう!
ヨーゼフ
こちらこそどうもありがとう
本当に……本当に
ありがとうございました……!
GM
かっこよかったぜ、ヨーゼフ
ヨーゼフ
がんばったぜ
このログ宝物にする
GM
してくれ
ヨーゼフ
ゼップ守にする
じゃあ感想とかはこう
またついったーやでぃすこ等々で
GM
うむ
ヨーゼフ
ありがとうございました!!!!
 
──では、お足もとに気を付けておかえりください。当劇場へお越しいただき、誠にありがとうございました。
 
watcher
面白かった。おつかれさまでした
ヨーゼフ
へへ。またあそぼね
GM
おうともよ
watcher
またのお
ヨーゼフ
それではこれにてどろん
!SYSTEM
BGMを変更 by GM
♪浅紫色のエンドロール/cosMo100%
/bgm
/bgm
/bgm
!SYSTEM
watcherが退室しました
!SYSTEM
ヨーゼフが退室しました

出目統計

12345678910合計平均
12345678910合計平均
GM
97.1%1713.5%1411.1%129.5%1713.5%1310.3%107.9%1310.3%97.1%129.5%126回5.33
ヨーゼフ
158.2%1910.4%2111.5%126.6%179.3%2111.5%189.8%168.7%2010.9%2413.1%183回5.73

キャラクターシート一覧

BGMリスト

背景リスト

背景
BGM