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みんなだいすきショタ回

20210528_0

!SYSTEM
甫嶺 史織が入室しました
!SYSTEM
ヨーゼフが入室しました
!SYSTEM
秋山 華が入室しました
ヨーゼフ
アンジャナフが名前一覧に生きてる……
秋山 華
ケーキ治郎はいつまでいるつもりなんだろうな
(消す気は無い)
甫嶺 史織
なんでそんな残ってるん???
秋山 華
フフ
ヨーゼフ
残ってるの面白すぎでしょ
よりによってそれ?
秋山 華

甫嶺 史織
誤爆しないように使わない名前消す癖があるからなわたし…
某日 UGN・U市支部
 
秋山 華
「…………」
エージェント
「…………」二人の幼い少年と両手を繋ぎ。笑顔
秋山 華
「嫌です」
甫嶺 史織
そう言えば確認事項いちおう
・記憶は残る/残らない?
・オーヴァードとしての力は残るということでOK?(にしないと二人が会話不可なんだけど
秋山 華
記憶お任せ。オーヴァードっていうかレネゲイドは必要な限り残る
エージェント
「まだ何も言ってないんだよね~」ワハハ
ヨーゼフ
最後に覚えてる率ダイスで決めよ(ふわ
 
甫嶺 史織
ンーどうしよかなー。ほれいは基本忘れるつもりでいよう
(そのほうが口を滑らせても当人の行動に後々に響かないので……)
!SYSTEM
BGMを変更 by ヨーゼフ
無題75%
秋山 華
うん。任意にしておいた方が
言われなくても大体わかる。
先日見知ったばかりのF支部エージェントが連れた、見覚えのありすぎる二人の少年の顔立ちを眺めて秋山華は溜息を吐いた。
ヨーゼフ
んじゃそうすっか
甫嶺 史織
おkpy
 
エージェント
「そんなこと言わないで。可愛いでしょ、あなたの子よ」
秋山 華
「違います」ころすぞ
エージェント
「そんなこといわないで……頼むよ……F支部いまほんと……大変なことになってて」笑顔に影が差す
ヨーゼフ
一次的に託児所と化したF市支部
甫嶺 史織
きゃっきゃ
ヨーゼフ
ヒカセンは超える力のおかげで難を逃れたの?
エージェント
「ホントちょっとした馬鹿っぽい事故だったんだけど……気が付いたら7割くらいこうなっちゃってて……こいつらはまだ大人しい方なんだけど……その分誰も面倒見てやれなくて放っておかれるばかりの可哀想な子たちなんです……」
エージェント
まぁね
秋山 華
「……だからってなんで私が」
エージェント
「やっぱ気心知れてる友達に面倒みられる方がいいかなって!あっちなみにU支部の支部長さんからはOKでてるよ」手早い根回し
秋山 華
「くそか?」
U市支部支部長
私が許可しました
秋山 華
ドウシテ……。
エージェント
「そういうわけだからさ。あ、これ弊支部モルフェウス製簡易育児セットね。あと大体の経緯は書いておいたから読んでくれたらわかるよ」万全の準備
秋山 華
「…………」簡易育児セットを押し付けられ、遠い目
ヨーゼフ
育児セット
何歳くらいまでショタしたの
(そういえば)
甫嶺 史織
9~12歳くらいだな(それ以上にはなれない顔
秋山 華
10~12歳で
エージェント
「あっやっべ!先輩にミルクやんないと!じゃ、俺は急ぐのでこれで!」
甫嶺 史織
じゃあ甫嶺はこれ
【✔:12】 [×:10,11]
12歳です
ヨーゼフ
【✔:10】 [×:11,12]
甫嶺 史織
だいぶ年の差が
秋山 華
F支部の他の人々は
乳児になったり幼児になったりしている
甫嶺 史織
ばぶ
ヨーゼフ
なるほどね
ぜふしおは奇跡的に
小学生で済んだと……
エージェント
じゃあなちびども!そのお姉ちゃん目ぢから怖いけど、強く生きるのよ!
秋山 華
去ってゆくF市エージェントを呆然と見送り、取り残された二人の少年を見下ろす。
 
そこにいるのは──およそ5~7歳、年齢の退行した二人の友人。
 
秋山 華
「なにやってんの……?」
 

秋山 華
そんなかんじ
ヨーゼフ
パパ山華とふたりのショタ
はじまりはじまり~
秋山 華
このシーンの直後からの登場と
場所を移しての登場
どちらに
甫嶺 史織
どちらでも この直後でいいかな
秋山 華
では直後で
ヨーゼフ
ほい
甫嶺 史織
「……お姉ちゃんめっちゃでっかいね!」少しばかり色の薄い、黒髪の少年。背丈は150㎝ほど。いかにも活発そうな顔立ちをした彼は、にこにこと
笑いながら秋山を見上げて。
甫嶺 史織
ちなみにこれは日本語です
秋山 華
わぁかわいい^ー^
ぜ、ぜっぷ
このころ英語喋れるっけ?
ヨーゼフ
たぶんいける
秋山 華
ヨシ
甫嶺 史織
チョットつたない英語?
それはそれでかわよい
ヨーゼフ
きっとそう
秋山 華
わぁかわいい!^ー^
甫嶺 史織
あやせにこにこあや
秋山 華
もうすでにあやせのハッピー度がだいぶたかい
秋山 華
「……ウン。まぁね」にこにことまぶしい笑顔に、ぎこちなく返し
ヨーゼフ
ここまで連れてきてくれたお兄さんに手を振って。
「ええと、」
隣の少年と目の前の女性を交互に見上げる、いかにもお坊ちゃんという見た目の小柄な男の子だ。
甫嶺 史織
「お腹痛いの?」ぎこちない笑顔に首を傾げる。
ヨーゼフ
きっとほれいよりちっちゃいよゼフ
甫嶺 史織
まあこの年齢で2歳差は
ヨーゼフ
10ちゃいだからね!
甫嶺 史織
そもそもけっこう成長度合いとしてでかいね
秋山 華
「痛くない。あんたが甫嶺で」黒髪の少年を確認し
「そっちがヨーゼフ?」小柄のお坊ちゃんに目を遣り
甫嶺 史織
「そうだけどなんで名前知ってんの?」隣の子の名前は知らない!何か静かだし!!
ヨーゼフ
「ウン」こくり。ヨーゼフと呼ばれたので、きっと名前を確認されたんだろうと思って頷く。
甫嶺 史織
「ところでお姉ちゃんもお前もがいこくのひと!?」髪の毛の色とか目の色すごいな!!
「飛行機乗ってきたの!? 俺飛行機乗ったことないんだいいなー!!」とにかく喋る。そして元気。
秋山 華
「ちがうけどそう」確認が取れれば雑に返して溜息を吐きながら端末を取り出し
「ちょっと電話かけるから、その辺に座ってな」と、ロビーの椅子を指差して
支部長に連絡を取る。
ヨーゼフ
(困った。わかんないな)
何か話しかけられたものの、応答に迷って。
ロビーの椅子を指さされたので、とりあえずそちらの方へとことこと……
秋山 華
キャワイッ
フフッ
ヨーゼフ
行こうとして、何もないところで転ぶ。べしゃ。
秋山 華
アザトイッ
甫嶺 史織
「なーお前なんで喋んないの!?」あんまり話は聞かないタイプ。
「うわっこけた」
「お姉ちゃん!! チビがこけた!!」
秋山 華
「はぁ。じゃあミーティングルーム借ります……あ?」支部長と会話をしながらそちらを見遣って
ヨーゼフ
とはいえ転ぶのはもう慣れっこだ。起き上がって、膝をぱたぱた払って。
「だ、だいじょぶ」
とりあえず英語で。
ヨーゼフ
子ワラビーかわいいね
甫嶺 史織
「そっか! お前あれだな、えーっと、どんくさい!」にこにこと酷いことを英語でいう。本人はどうやら、自分の言語が切り替わったことには気が付いていない様子。
「なんでなんでもないところでこけるの??」
秋山 華
ああ。ヨーゼフは日本語は通じないのか、と察し。次いで甫嶺が英語を使い始めれば軽く目を見開いて。
ヨーゼフ
「ウーン、わかんない、けど」首を傾げて。
「泣かないよ。ダイジョウブ」
秋山 華
なるほどレネゲイドの影響はまだ残っているのか。となると確かに、目は離せない。
すごい面倒な案件じゃん……と肩を落とす。
ヨーゼフ
ぜっぷぼーいのあんよどうなってるんだろうな
秋山 華
10歳時点で生身なら生身です
ヨーゼフ
ヨシッ
ぴかぴかのおひざです
甫嶺 史織
「男なら当たり前だろ」うんうん。転んだくらいで泣いちゃいけないってお父さんも言ってた。
秋山 華
義足は退行した時点で服と一緒に外れた……
おひざ~~~~Foooooo
ヨーゼフ
ショタロリニナール、侮れねえな
甫嶺 史織
やっぱりここから育て直そうぜ
ヨーゼフ
「そうなの?」つられて頷きながら。
甫嶺 史織
「うん」そうだけど?
秋山 華
完全な薬がつくれたらわりと大事件だもん
甫嶺 史織
ソラリスだけじゃなくてバロールも噛んでる気がしてきた
ヨーゼフ
「そっかあ」にこー、と笑って「じゃあ泣かない」
甫嶺 史織
「偉いなチビなのに」
ヨーゼフ
ボスみたいなシンドロームじゃん……
甫嶺 史織
多分このころの甫嶺、背の順で後ろから数えたほうが早いくらいなんだろうなあ
ヨーゼフ
いつかぶりにえらいと褒められて、くすぐったそうに笑う。
あのド傲慢なプリンスの面影は正直に言ってあまりない。
ヨーゼフ
モテるやつじゃん
甫嶺 史織
脚も早かったし運動神経も悪くなかったし小学生の頃はモテた
ヨーゼフ
人生最大のモテ期か……
甫嶺 史織
これからだがァ??????
ヨーゼフ
そうか、頑張れよ
甫嶺 史織
「ねーお姉ちゃん俺お腹空いた」すぐに視線を移しては、戻ってきた秋山へ話しかける。
甫嶺 史織
もう一生お前と外で話さん
ヨーゼフ
しゅん……
秋山 華
まぁ、甫嶺が言葉が通じるだけまだマシだ。二人が交流できるなら、監視はしつつ放っておけばいいだろう。
簡易育児セットの中身を空ける。適当なゲーム、紙やペン、おやつ、まぁ大体少年たちの欲しがりそうなものはそろっている。
そこにそっと混ざるクリス●ークリームドーナツの箱(6ピース)。成程あのエージェント、有能だ。
「ウン。飯も預かってる。とりあえずついてきな」二人に通じる様に英語で言って
甫嶺 史織
「あっゲームある!!」勝手に袋を覗き込んではきゃっきゃと声を上げる。
ヨーゼフ
「ハイ」頷いて、遅れないように小走りで駆け寄って。時折足を滑らせたりなどもしつつ。
秋山 華
袋をひょいと持ち上げ、すたすたとミーティングルームに向かう。
甫嶺 史織
「なんでー! ねーねーみせてよー!」
ぱたぱたと小走りについていく。こちらはどちらかというと本当にいつも通り。年齢が退行しただけ、という印象が強い。
秋山 華
「あとで。あんたはチビの面倒見てやんな」
ヨーゼフ
「ま、まって……」とたとた
甫嶺 史織
「えー」ぶーぶー、と文句をつけつつ振り返る。
「お姉ちゃんあいつ置いてかれてる」足遅いんだなー
甫嶺 史織
秋山が普通の歩幅で歩いたら子供がすごい勢いで置いていかれそうだよな
秋山 華
それな
甫嶺 史織
ほれい「俺ですらちょっと速足だからな」
秋山 華
「あー……」そう言われると足を止めて。なんとか子供の歩調に合わせる
ヨーゼフ
飛び交う言葉の半分もわからないようなところで置いていかれるのは、さすがにちょっとこわい。なんとか追いついて。
「ご、めんなさい」
甫嶺 史織
「仕方ねえなー」言いながら秋山の手を勝手に握って、もう片方の手でヨーゼフの手を取る。
秋山 華
は?かわいいことするな(しろ)
ヨーゼフ
にこにこあやせさん
甫嶺 史織
あやせがおかしくなりはじめた
秋山 華
は?かわいいことしろ
ヨーゼフ
ここからどんどんおかしくなりそう
甫嶺 史織
様子のおかしい綾瀬
いつも通りだな
秋山 華
「……」それで解決するならそれでよい。あんまり人に見られたくない光景ではあるが
ヨーゼフ
理由はわからないけど、急いでいたのかもしれない。
若干しょんぼりしながら片手を繋がれて。
甫嶺 史織
「…………?」なんでこいつしょんぼりしれるんだ?
してる
ヨーゼフ
「ごめんなさい。……頑張ってついてくので」ぺこ、と頭を下げて。
引っ張ってくれる(ニコラス)はいないんだから、と自分に言い聞かせる。
甫嶺 史織
「変な奴だなお前。早いなら早いっていえば良いじゃん。大人とおんなじ速さで歩けるわけないじゃん」
秋山 華
「ウン」すいません
甫嶺 史織
「このお姉ちゃんすっごいでかいし」
「お姉ちゃん身長何センチあるの? やっぱり牛乳たくさん飲んだ?」ころころと、本当にすぐに話題が変わっていく。
ヨーゼフ
「……」交互に見上げる。確かに背は高い、かも……?
秋山 華
「180。飲んだ」話しかけられたら話しかけられた分だけ返して
甫嶺 史織
「すげー! やっぱり俺のお父さんよりでかい!」きゃっきゃ
秋山 華
てくてくのそのそとヨーゼフの歩調に合わせて、ミーティングルームに到着。
甫嶺 史織
「ここどこー?」きょろきょろと室内を見回して。
ヨーゼフ
とことこと出来る限り急ぎ足で、秋山と甫嶺を追いかけて。
ミーティングルームに着けば、そうっと扉を閉める。あけっぱなしはいけないので。
秋山 華
「ミーティングルーム」
鞄から昼食のコンビニおにぎりやら、菓子パンやら、茶やらを取り出して机に置き。
甫嶺 史織
「あっ分かった! 俺見たことある、これサクセンカイギするところ!?」
秋山 華
「そんなかんじ」
ヨーゼフ
「サクセンカイギ」
甫嶺 史織
「すげー!」
ヨーゼフ
「すごいの?」
甫嶺 史織
「すごい」
秋山 華
(すごいのか)
ヨーゼフ
「ホレイ?は色々知ってるね」すごいや
甫嶺 史織
「ここでアラタナテキ? へのタイサクするんだ」俺は知ってる。主になんちゃらレンジャーから学んだタイプの知識。
「シオリ!」
ヨーゼフ
「シオリ」
甫嶺 史織
「うん。シオリ。女みたいな名前って言ったらぶん殴る」
ぐーを構える。
ヨーゼフ
「女の子みたいなの?」首傾げ。
ヨーゼフ
これがあのゼップになるんだからよ
時間の流れって
ひでえよな
甫嶺 史織
「女の子みたいじゃない」
甫嶺 史織
甫嶺は少なくとも外からみた印象は順当に育ったんだな感
ヨーゼフ
「そうなんだ」覚えた。シオリはかっこいい名前
「おれはヨーゼフ」
甫嶺 史織
「もう聞いたから知ってる。あっメロンパンだ!」小学生男子は自由である。
「お姉ちゃんメロンパン食べていい?」
秋山 華
まぁもう面倒くさいから、全部渡しちゃえばいいか。ドーナツの箱だけさらっと取り出して鞄ごと机に置いて。
「腹減ったら食べな」
とだけ言って、入り口側の席に陣取り。先ほどのエージェントが言っていた事情説明を読み始める。
ヨーゼフ
「そっかあ」何というかとにかくワンテンポ遅い。トロい。
「メロン……パン?」
甫嶺 史織
「やったー」袋をばりばりと開けてはメロンパンをもぐもぐ。おいしい。
「メロンパン知らないの!?」宇宙人を見る顔。
ヨーゼフ
あっ。食べてる。食べていいのかな、と菓子パンの袋をひとつ取ってみて。
「しらない……」
甫嶺 史織
「えーーー!! 外国にはないのメロンパン!?」
「パンなのに!?」パンは外国のものじゃないの!?
ヨーゼフ
「うちでは食べたことないや」イチゴクリームパンの袋を開けて。
甫嶺 史織
「メロンパン食べたことないのか……」可哀そうなものを見る目。
「ひとくちあげる」ちぎり。わたし。
ヨーゼフ
もぐもぐ。あまくておいしい。
一拍遅れて、渡されたメロンパンに気付く。
「じゃあ、えっと」自分のもちぎって。「代わりに、これ」
甫嶺 史織
「ありがと」受け取ってあっという間に口に放り込む。ぱく。
ヨーゼフ
メロンパンのくだり、下手すると高校入りたてのころにもやってる可能性ある
甫嶺 史織
「メロンパン知らねえのお前!?」
ヨーゼフ
もぐもぐ……もぐ……
甫嶺 史織
「まあ向こうにはないか……」
ヨーゼフ
「うむ。美味いのか」
甫嶺 史織
ぱくぱくもぐもぐぱくぱくもぐもぐごっくんごちそうさまでした。
甫嶺 史織
「食ってみ」
ヨーゼフ
がぶり。ごくん。「メロンは入ってないんだな」
ヨーゼフ
もぐ……
甫嶺 史織
もはや確認も取らずジュースに手を伸ばして蓋を開けて飲む。ごくごく。
甫嶺 史織
「メロンパンだからな」
秋山 華
拝啓。U支部の皆様、そして秋山華様。この度は──
…………そういうわけで、薬の効果は大体今夜には切れます。それまでの間どうか、可愛い後輩たちの面倒を見ていただけたら幸いです。
P.S あとで可愛い後輩で遊びたいので、写真撮っておいてください
甫嶺 史織
「お姉ちゃんゲームやっていいー?」がさがさと袋を漁る。
ヨーゼフ
ようやっとクリームパンの半分ほどまで食べ終えて。気づけばまた何か袋をがさごそしている隣を見る。
甫嶺 史織
この世から消失したはずの幼少期甫嶺が笑ってる写真が…
秋山 華
レア
ヨーゼフ
ハッ……
売ってくれ
秋山 華
「……いいよ。ヨーゼフとも遊んでやんな」
ヨーゼフ
金なら出す
秋山 華
言いながら端末を構えて、カシャ。
ヨーゼフ
再びパンを頬張りながら、……あれ今カメラの音した?
振り向く。
甫嶺 史織
「やったー! わーなんか見たことないのある!?」
カードゲームやらボードゲームやらのアナログゲームから、幾つかのゲームがDLされた最新ゲーム機まで。なんだか色々と詰め込まれた袋をわくわく漁る。
「ヨーゼフどれがいい?」
ヨーゼフ
「……?えっと」
「……シオリがやりたいのでいいよ?」
遊ぶなら急いで食べ終わらないと。もぐもぐ。
甫嶺 史織
「だってお前外国人だからルールわかんないかもしれないじゃん」
ヨーゼフ
「う、ウーン」
甫嶺 史織
「どれならルール分かる?」がっさがっさ。面倒になったのか袋の中身を机の上にぶちまける。
秋山 華
以降、可愛いことを始めると随時秋山カメラが記録に残していきます
甫嶺 史織
ヨーゼフ
最後の一口を食べ終えて、机の上のウェットティッシュで手をきちんと拭いてから。
机の上をチェック。
「これとこれは知らない……こっちならわかる、けど」オセロを指さす。
でもこれいっつも弟に負けちゃうんだよな。
甫嶺 史織
ヨーゼフがチェックする傍らで、ゲーム機の電源を入れてDLされたゲームを確認しながら目線を指さされた方へ向けて怪訝な顔。
「それおじいちゃんのゲームだぞ」
ヨーゼフ
「おじいさまとはこっちじゃなくて、えーと……カードとか、だけど」
「そうなの?」
甫嶺 史織
「うん。テレビでもおじいちゃんがやってるのしか見たことない」
「俺はおじいちゃんいないからそういうのよくわかんない……」
ヨーゼフ
「そっか……」
甫嶺 史織
「えー、他はー?」
秋山 華
ちなみにミーティングルームには会議机、椅子、ホワイトボード、モニタなどがあります。ショタにはちょっと退屈なお部屋かもな
甫嶺 史織
ジャングルジムないの?
ヨーゼフ
「ほかはー、えっと」いくつかの箱を取り上げて裏返し。
甫嶺 史織
のぼりやすそうな木は?
秋山 華
あるわけがねえ
甫嶺 史織
秘密基地作りに適した茂みは?
ヨーゼフ
「……これならたぶん、わかる」裏側に英語の表記があるものを差し出す。
甫嶺 史織
「なにそれ?」
ヨーゼフ
なんでショタ幕間やるのに準備してないの!!
秋山 華
F市にはあるの???
甫嶺 史織
ない
ヨーゼフ
ない……
秋山 華
お外に出たいなら提案してください
ヨーゼフ
恐らくカードを使ったアナログゲームの類。
……小学生男子には、もしかしたらちょっぴりタイクツそうに思えるかもしれない。
「こういうの、あんまり知らなくて」困った顔。
甫嶺 史織
「えー……」おままごとよりはマシそうだけど……
「……こっちじゃだめ?」と、手に持ったゲーム機を見せて。
秋山 華
フフッ
ショタ異文化コミュニケーション
かわゆ(カシャ
ヨーゼフ
「えっと、じゃあ」
「どうやるのか、シオリがおしえてくれる?」こてんと首を傾げてはにかんで。
秋山 華
カシャ
ヨーゼフ
なんでこれがああなるの?
わかんない……中の人わかんない……
どうしておおきくなっちゃったの……?
甫嶺 史織
「えー仕方ねえなー……あっモンハンだ!」お母さんがまだダメって言ってたやつ!……なんか見たことあるのとちょっと違うけど!
ヨーゼフ
「もんはん」
秋山 華
ヨーゼフ♡エンジェリックスマイルみせて♡(団扇)
甫嶺 史織
「モンハンやろ」
ヨーゼフ
シオリの隣で画面を覗き込んで。「うん」
甫嶺 史織
12歳と17歳で提案が変わらない
秋山 華
モンハンやろ
ヨーゼフ
このころのヨーゼフほんとに天使のようやろな……
ハア……
甫嶺 史織
「じゃあお前こっちもって」はい。もう一台のゲーム機を差し出す。
ヨーゼフ
なぜ成長してしまったんや……
秋山 華
やめようよ
かなしくなっちゃうじゃん
そのままでいろもう
ヨーゼフ
「ウン」受け取る。……側面をくるくると見渡して。たぶん電源はこれかな……ぽち。
ヨーゼフ
2015年のゲームを検索して心臓とまっちゃった
甫嶺 史織
「~~♪」初めてのゲームなのだろうにスイスイと設定を進めていく。ノイマンが無暗に活用されているのか、それとも単にゲームっ子故のセンスなのか。
甫嶺 史織
やめなよ
秋山 華
やめな!
ヨーゼフ
シオリの画面を横目でチラチラ見ながら、恐る恐る操作して。
「わっ」何かはじまった。
突然始まったオープニングムービーに驚きながら見入る。すごい。
ヨーゼフ
スンスン……
甫嶺 史織
キャラクタークリエイトには興味がないのかすっ飛ばす。
ヨーゼフ
「……」ゲームではなくムービーに見入っている。
甫嶺 史織
「こういうのはチュートリアル、ってやつをー終わらせないと一緒に遊べな……まだムービー見てるの?」
ヨーゼフ
「はっ……」慌ててボタンを押し。言語設定に英語があることにほっとしながら色々とスキップスキップ。
「ご、ごめん」
甫嶺 史織
「なんで?」きょとん
秋山 華
どんくさショタと活発ショタは
いいものだわよねえ……
ヨーゼフ
「待っちゃったでしょ?」
甫嶺 史織
「別にいいよ? 見たいなら見ればいいのに」
ヨーゼフ
「え、……う、うん。でもだいじょうぶ」
甫嶺 史織
「我慢しなくていいのに」
「俺、先に他の事やってるから」何なら既にクエスト1つ目を始めている。
ヨーゼフ
「でもシオリとあそびたいし……」画面に目を落としてかちぽち。
秋山 華
フゥ
甫嶺 史織
「そっかー? ……お前学校とかでいじめられてない?」やや心配げな顔。
ヨーゼフ
岩の上で待っている教官のところに行こうと四苦八苦。
「学校?」
甫嶺 史織
「うん」
ヨーゼフ
やっとのぼれた。
「学校は行ってない」
甫嶺 史織
ほれい(12)はいま「こいつ友達いなそうだしどんくさいしいじめられてそうだなー」ってド失礼なこと思ってる
秋山 華
しかも不登校だぜ
甫嶺 史織
「えっ……」心配顔
ヨーゼフ
「ハイスクールからなら、行ってもいいってお父様が」
「勉強はしてるよ、先生がうちに来るから」
甫嶺 史織
「……………」やっぱりいじめられてるの?と聞きかけて
「……お父さんが禁止してるの? 学校行くなって?」これは……深刻な案件ではないか……?と小学生ながらに心配顔。
甫嶺 史織
おれしってる……じどーぎゃくたいっていうんだこれ……
秋山 華
ヒャー
ヨーゼフ
「絶対だめってわけじゃないけどー……」えっとえっと
「学校だけだと
足らないから、って」
甫嶺 史織
「……おとなのひとに相談とかした?」
ヨーゼフ
「相談?」
秋山 華
秋山は(ゼップ、ホームスクーリングだったんだな)っておもってる
甫嶺 史織
「学校行かせてもらえないんだって……」
ヨーゼフ
「相談しないとだめなの?」
甫嶺 史織
「子供を学校に行かせるのは大人のギム? なんだってお父さん言ってたから……」
「行かせないのはじどーぎゃくたいっていって悪いことなんだって……」
ヨーゼフ
「えっ」
「お、お父様は悪い人じゃないよ?」
甫嶺 史織
「……俺のお父さん警察官だから相談する?」心配。
ヨーゼフ
「……」もしかしてそんなにひどいことをされてたのだろうか。今更ちょっと不安になって。
甫嶺 史織
ほれい(12)「おれこういうのニュースでもみたことある……」
甫嶺 史織
「それに学校行かないと友達もできないし、寂しいから」
ヨーゼフ
「でも、お勉強もちゃんとしてるし、ピアノもすきだよ?」
「楽器は学校で習うのはちょっとむずかしいって……」
「ともだち?」
甫嶺 史織
「楽器は学校終わった後に習えばいいじゃん。ピアノ習ってる女の子とかいるもん」
「友達……いないの……?」戦慄
「や、やっぱりおかしいから大人に相談しようよ……」
ヨーゼフ
「……パーティでいつも会う子たちはいるけど」
「おかしいの……!?」
甫嶺 史織
「パーティ?」そんなにしょっちゅう誕生日パーティー開いてるのかな……という顔。
「おかしい」
ヨーゼフ
「お父様のオシゴトの都合で……ええと、その、U……オシゴト一緒にするひとたちのところの子たちだよ」
甫嶺 史織
「子供なのに仕事してるの!?」
ヨーゼフ
「おかしい……んだ……」ショックを受けた顔。
甫嶺 史織
「やっぱりお前んちおかしいよ! 相談しよう!」
ヨーゼフ
「おれはまだだけど、15歳になったら……え、ええっ」
甫嶺 史織
「15歳で働くの!?」
秋山 華
少年たちの会話を聞き流しながらドーナツをもぐもぐ端末でNBAの試合見てる。
ヨーゼフ
「お父様のお手伝いはさせてもらえるって……」
秋山 華
特にフォローとかしてくれないお姉さん(17)
甫嶺 史織
「15歳はまだ働いちゃダメなんだよ!」
ヨーゼフ
「そのためには学校の勉強だけじゃ足らないから……そ、そうなの!?」
甫嶺 史織
「セイジン? して大人になってから働くんだよ」
甫嶺 史織
どんどん悪の組織になってるもんなヨーゼフんちのイメージが
秋山 華
ふふwww
甫嶺 史織
子供を学校に行かせずに働かせる悪の手先
ヨーゼフ
「フツウの子はそうかもしんないけど……」
「うちはそうじゃないから」
甫嶺 史織
「……………お前んち、もしかして悪の秘密組織?」衝撃を受けた顔。
秋山 華
ヨーゼフ
「えっ」ヒミツの組織だってのは聞いてたけど!
秋山 華
発想が自由
甫嶺 史織
「せ、せんのう? されてるの?」
ヨーゼフ
「あ、悪じゃないもん」
「お父様もおじいさまも悪い人じゃないもん!」
秋山 華
おっいいぞ
甫嶺 史織
「でも学校にも行かせてもらえないし友達も作らせてもらえないし、働かされるんだろ?」
秋山 華
ホクホク
ヨーゼフ
「みんながシアワセに暮らせるように頑張ってるんだもん!」
甫嶺 史織
「やっぱり悪の秘密組織だ!!!!!!!!」
ヨーゼフ
「ちがうよ」
甫嶺 史織
俺聞いたことあるそれ!!!!!!!
ヨーゼフ
ちがうもん!!!!
甫嶺 史織
「だって前に言ってたもん!! 悪い奴の一番偉い人が!!!」
ヨーゼフ
「おれんちはそんなんじゃないもん……っ」
甫嶺 史織
「『私は人類が幸せに暮らせる世界を作ろうとしているだけだ』って言ってた!!!!!!!」
「逃げなきゃだめだヨーゼフ!!!!!」
ヨーゼフ
「ぢがゔもん……」
甫嶺 史織
ちょっと世界観重めの子供向け番組を最近見た12歳
甫嶺 史織
「違くないもん!!」
ヨーゼフ
「ちがうったらちがうもん」
甫嶺 史織
「どう違うのか説明してみろよー!」
ヨーゼフ
ぐす、と若干涙をにじませながらも歯を食いしばって。
甫嶺 史織
いじめっ子ムーブ楽しい
秋山 華
ヤイヤイ
甫嶺 史織
おっまえんち!ひっみつそーしき!
ヨーゼフ
「だってお父様、お医者様の仕事もしてるもの……病気で苦しむ人を少しでも減らしたいんだって、前に言ってたもん」
秋山 華
泣きショタゼフを引き出してくれてありがとう
ヨーゼフ
なお現在父親は着拒している。
>>反抗期<<
秋山 華
おとうさんがかわいそう
甫嶺 史織
「お医者さんが全員良いヤツってわけじゃないもん」
ヨーゼフ
「そんなことないよ」
甫嶺 史織
「お医者さんがわるいやつで患者さんが化け物にされちゃうのみたもん俺」
ヨーゼフ
「ちがうもんっ……」
秋山 華
そろそろ止めてあげたい気持ちVSヨーゼフを泣かせたい気持ち
揺れ動くあやせごころ
ヨーゼフ
【✔:まだ我慢する】 [×:泣いちゃう]
おとこのこだもんな
秋山 華
よし
つづけな
甫嶺 史織
「……お前も悪いやつなの?」
ヨーゼフ
悪魔か?
ヨーゼフ
「そんなことないもん」
甫嶺 史織
「…………」まあ悪い奴って最初は正体隠してるもんな……
「…………」一歩下がり……
秋山 華
(止める,止めない) → 止めない
甫嶺 史織
秋山さあ
秋山 華
ごめんいまいいとこ
ヨーゼフ
「…………」
甫嶺 史織
「…………」
甫嶺 史織
☆少年たちの間に流れる緊迫した空気──!
秋山 華
「喧嘩すんな」さして止める気もないのか画面から目を離さず
ヨーゼフ
「……お母様のお言いつけだってちゃんと守ってるし。朝は眠いけどちゃんと起きてるもん」
甫嶺 史織
「喧嘩じゃないし」
ヨーゼフ
ぷいとゲーム機のほうに顔を向けてしまう。
甫嶺 史織
「言われたことやってるだけじゃん」ばっさりと非常な言葉を口にして。
非情な
ヨーゼフ
「でも悪い子にはしてないもん」
甫嶺 史織
「お前のお父さんとお母さんは、お前が悪い子にしたらお前のこと嫌いになるの?」
「やっぱりおかしいよー。俺のお父さんとお母さんはそうじゃないもん」うーん、と難しい顔。
ヨーゼフ
「悪い子だったら怒られるのは当たり前のことだよ」
背中を向けたまま。
甫嶺 史織
「そんなもんかなー……」
「でも俺んちは悪の秘密組織じゃないからかもしれない……」
甫嶺 史織
在りし日の幸せな甫嶺家の教育方針は割と子供の自主性を重んじる感じだったんだろうなと思います
秋山 華
(めんどくさいから止めない,しょうがないから止める) → しょうがないから止める
甫嶺 史織
ついにうごく秋山
秋山 華
秋山に子供の喧嘩を仲裁できるのか見ものだよ
甫嶺 史織
できないに一票
秋山 華
☆あやせもそう思う──
ヨーゼフ
「……わるくないもん……」
うちもわるくないもん、と涙混じりの声で呟いて
そのまましくしくと静かに泣き出す。
秋山 華
フフッ
ヨーゼフ
うわーんとは泣かない
しくしく……
秋山 華
「泣かすなよ……」は~、と溜息を吐いて端末をしまい
ヨーゼフ
なーかした!なーかした!!
甫嶺 史織
「泣かしてないもん」
「こいつが勝手に泣いた」
甫嶺 史織
「泣かしてない」
秋山 華
「泣かしてんじゃん。どうしたの」
甫嶺 史織
「こいつんちが悪の秘密組織だから逃げろって言ったのにやだやだいって泣いた」
ヨーゼフ
ひく、としゃくりあげながらどうにかこうにか涙を押し殺そうとして、袖で目元をごしごし拭う。
秋山 華
「ヨーゼフ、悪の秘密組織なのお前んち」
ヨーゼフ
「ううん」
秋山 華
「じゃ泣くな」ばっさり
「違うって」
ヨーゼフ
「うん……」
甫嶺 史織
「でも子供なのに学校に行かせてもらえないし、友達も作らせてもらえないし、働かされるんだよ」
「おかしいもん。俺そんなの聞いたことない」
秋山 華
「あー……」
甫嶺 史織
ここから1年もしないうちに自分がそうなるとこの時の少年は知らなかったのだ
秋山 華
「学校行かないのは、日本だとないかもしれないけど海外だと普通にある」
甫嶺 史織
「うそだー!」
秋山 華
「嘘じゃない。アメリカでもある」
ヨーゼフ
目を真っ赤にしながら二人の方を見て。
甫嶺 史織
「えー!」
「絶対嘘だ!」
秋山 華
「あ?」
ヨーゼフ
こわい
☆このお姉さん、怖い──…!
甫嶺 史織
「ひえっ」……もしかしてこのお姉ちゃんも灰汁の秘密組織の……?
秋山 華
灰汁の……
ヨーゼフ
灰汁の秘密組織かあ……
甫嶺 史織
悪の…
甫嶺 史織
棄てとけ
ヨーゼフ
こんにゃく作ってんじゃない
知らんけど。
甫嶺 史織
「………………」そういえばなんで自分は此処にいるのか聞いてない。お父さんにもお母さんにも何も言われてない。突然怖くなってきた。
秋山 華
「学校に行かなくても勉強できるようにできてんだよ。いろんな事情があるから」
甫嶺 史織
「……、……」この部屋は……サクセンカイギするところ……
「……………」もしかして誘拐……?
秋山 華
「おい聞いてんのか」
甫嶺 史織
「ヒエッ」
秋山 華
「聞いてんのかって聞いてんの」
甫嶺 史織
咄嗟に、ヨーゼフの手を取って走りだす。無意識にか、明らかに子供の素早さを超越した速さで会議室の扉まで走り抜ける。
甫嶺 史織
にげるぞヨーゼフ!!!!ここはもう手遅れだ!!!!!!
秋山 華
風を切って逃げて行った少年たちに一瞬驚き、一拍遅れてげんなりとした顔をし
ヨーゼフ
「う、え?」全く対応できないまま、瞬く間に廊下の方まで引っ張られていく。
ヨーゼフ
えっ、えっ?
甫嶺 史織
扉を開けて、そのままどこへ向かうとも決めずに廊下を走り抜けていく。
秋山 華
勘弁しろよ……と舌打ちして、走り出す。
ヨーゼフ
「な、なに、なんな──うえ」ハヌマーンの素早さについていけるわけもなく。
足を縺れさせてスッ転ぶ。どしゃ。
「ぅ……」
甫嶺 史織
「もーー!! お前なんでそんなに転ぶの!?」一瞬立ち止まって立たせてやっては、また走り出す。
「転んだくらいで泣くな!!」
「逃げないとあのでかい女に食われるぞ!!」そういうことになった。
ヨーゼフ
「お、おばあさまにもよく、怒られて……」それでもなんとかついていきながら。
秋山 華
支部内だしいいや。全力を出すまでもなく追いつく。
「止まれ」
秋山 華
完全に悪の組織の人ですね
甫嶺 史織
「ぎゃーーーーー!!」ビビり倒しながら渾身の頭突きを秋山の腹へ見舞う。
ヨーゼフ
「食べっ……」顔をひきつらせて。
甫嶺 史織
こわい…
秋山 華
びくともせず頭を掴む。
がし
甫嶺 史織
「に、逃げろヨーゼフーーーーー!!」頭を掴まれじたばたと手を振り回すもびくともしない。
秋山 華
「話の途中で逃げんな」
ヨーゼフ
「に、逃げ……逃げないよ」
甫嶺 史織
「おれはもうだめだ!! お前はにげろーー!!!」こういうのよくアニメで言ってた!!
秋山 華
うるさい甫嶺を小脇に抱える。
ヨーゼフ
おろおろしながらも甫嶺のほうへ手を伸ばし。
甫嶺 史織
「ぎゃーーー!! やだーー丸焼きにされるーー!!」
ヨーゼフ
「されない、されないよ……」
たぶん……
甫嶺 史織
「たすけてー!!!!!」
じたばたじたばた
秋山 華
「うるさい」頭をはたく
ヨーゼフ
「さ、騒いだらだめだってば……」
秋山 華
ヨーゼフをちらり。お前はいい子か?
甫嶺 史織
「へぶっ」死。
ヨーゼフ
困ったような顔で見つめ返す。
甫嶺 史織
ぜったい悪の組織のひとだもん
お前は逆らわないな?ってきいてくる悪の組織のひとだもん
秋山 華
「……」
ヨーゼフ
「えっと。……ごめんなさい」少し迷ってからしょんぼりと首を下げ。
ヨーゼフ
謝りっぱなしのショタゼフ
秋山 華
「ん」手を差し出す。
ヨーゼフ
一瞬その意図を考えてから、おずおずと握って。
甫嶺 史織
「に、にげろ……だめだヨーゼフ……」小脇に抱えられたまま呻く
秋山 華
よろしい。そうして二人はミーティングルームに連れ戻されました。
甫嶺 史織
「………………」絶望顔。
秋山 華
小脇に抱えた甫嶺を床に置いて、扉を閉める。
甫嶺 史織
「………………」更に深まった絶望。
ヨーゼフ
「……何か飲む?」机の上のペットボトルを一つずつ手に取って。
甫嶺 史織
「いらない……………」
もう俺はだめだ……
このままカイゾウシュジュツされちゃうんだ……
秋山 華
すごく面倒な勘違いをされている気がする……。
ヨーゼフ
「そう?……おいしそうだよ」
りんごジュースを開けてひとくち。おいしい。
甫嶺 史織
もうお父さんにもお母さんにも会えないんだ……
秋山 華
「……夜になったら迎えが来るから、大人しくしてな」って言えって手紙に書いてあった
甫嶺 史織
妹にも会えないんだ……
ヨーゼフ
「お迎え、来るって」
甫嶺 史織
「うそだ……このまま俺は悪の手先にされちゃうんだ……」
ヨーゼフ
「きっとうちの誰かだよ。そしたらシオリの家まで送っていってあげる」
甫嶺 史織
「うそだ……」
ヨーゼフ
さっきロビーに入ってきたときにちらっとロゴが見えたから、ここがどういう建物なのかはわかる。たぶん。
「ほんとだよ」
秋山 華
(説得する,もういいよほっとこうぜどうせ捕まえられるし) → 説得する
えー……
ヨーゼフ
「誘拐されたんだったらもっとひどい目に合うもの」
秋山 華
ウンウン。ウン?ウン
甫嶺 史織
「もうひどい目に合った……………」殴られた。お母さんのげんこつより痛かった。
「……………」ぼろぼろと泣き始める。
ヨーゼフ
「それにホントに誘拐だったとしても、おれが一緒にいたら、絶対だいじょうぶだよ」
「だれか助けにくるもん、絶対」
甫嶺 史織
「やだ……おうちかえりたい……」
ヨーゼフ
「帰れるってば」ほらハンカチ。
秋山 華
なんで泣く……ハナ子供わかんない……へるぷみーあれっくす……
甫嶺 史織
「カイゾウシュジュツされてもう帰れなくなくなっちゃうまえにお父さんとお母さんにあいたい……」ぼろぼろ。
「やだよう……」
ヨーゼフ
「大丈夫だってば。……それまでおれが守ってあげる」
甫嶺 史織
「だってお前は悪の秘密組織のひとだもん……」
ヨーゼフ
「でもわるいやつじゃないよ」
甫嶺 史織
「お父さんとお母さんに俺を捕まえておけって言われてるんだ……」
ヨーゼフ
「ちがうよ、そんなこと聞いてない」
甫嶺 史織
ぐすぐすべそべそ
ヨーゼフ
「泣かないで……」隣に座りこんで。
甫嶺 史織
「なんでおうちかえらせてくれないの……おうちかえりたいよお……」
秋山 華
ニコ……
ヨーゼフ
「帰れるよ、かえれるってば」
甫嶺 史織
「じゃあどうして今すぐ帰っちゃダメなの」
甫嶺 史織
甫嶺12歳「おうちかえりたい(泣き顔」
甫嶺17歳「おうちかえりたい(死んだ目」
ヨーゼフ
「車の準備とか、なんかそういうのがいるんだよ……たぶん」
秋山 華
「…………」思案顔
甫嶺 史織
「じゃあせめてお父さんとお母さんと電話したい……」
ヨーゼフ
ヨーゼフ10歳「泣かないでシオリ(半泣き)」
ヨーゼフ17歳「泣くなシオリ(困り顔)」
ヨーゼフ
「……できる?」秋山のほうを見上げて。
秋山 華
「……できない。今二人の両親は電話に出れる状況じゃない」
甫嶺 史織
「……………………」ぶわ、とまた大粒の涙をこぼす。
秋山 華
やれやれと甫嶺のとなりにしゃがんで
「泣くな。わかったよ、説明すればいい?」
甫嶺 史織
「俺のお父さんとお母さんは、俺のこと一人にして電話もしてくれないなんて、絶対ないもん!!」びゃあびゃあと大声で泣き出す。
秋山 華
がりがりと頭を掻いて。なんとかこねくり回せ秋山華。
「じゃあお前、お父さんとお母さんが戦ってるのの邪魔になっていいの」
甫嶺 史織
「な、らないもん! 俺は希美と灯のことちゃんと守れるし!」
秋山 華
「なるの。悪の組織に潜入してるところで電話が鳴ったら居場所がバレんでしょ」
甫嶺 史織
「じゃあなんで希美と灯はここにいないの!!」
甫嶺 史織
中途半端な賢さを発揮してしまう12歳
ヨーゼフ
子ワラビー……
甫嶺 史織
「嘘ついてるんだろ!!」
秋山 華
めんどくせえな!「それは……狙われてるのがあんただからだよ」
ポーカーフェイスを貫く
ヨーゼフ
秋山、渾身の演技
甫嶺 史織
「俺のことなんて狙わないもん」
秋山 華
「さっき、めちゃめちゃ速く走ったの覚えてないの」
甫嶺 史織
「俺脚早いもん……」
秋山 華
「あと、ヨーゼフと私が喋ってる英語がわかるのも、気付いてないの」
甫嶺 史織
「英語なんて喋ってないもん……」※英語
ヨーゼフ
「……」何かに気付いた顔。
恐る恐る、甫嶺の手を握る。ぎゅ……
甫嶺 史織
「カイゾウシュジュツされちゃうまえに最後にお父さんとお母さんにありがとうって言いたいし……ッ」怯えるように小さく小さく丸まって。
「希美と灯にもぎゅってしたいもん、お願いだから帰らせてよお……」ぐすぐすと泣き出す。
秋山 華
「……敵はお前に隠された力を狙ってるんだよ」何の話をしてるんだろ自分……
秋山 華
きついっす
甫嶺 史織
「やっぱりカイゾウシュジュツされちゃうんだ……」
甫嶺 史織
ぐすぐす
秋山 華
「捕まったらされる……」しらんけど……
甫嶺 史織
おうちかえりたい
秋山 華
わたしもかえりたい
甫嶺 史織
みんなでかえろう
ヨーゼフ
「泣かないで、泣かないでよシオリ」
甫嶺 史織
ひっくひっく、と泣きすぎたせいでしゃくりあげながら。
ヨーゼフ
丸まった背中に、不器用に腕を回してしがみつく。
甫嶺 史織
「かえりたいよお……」
ヨーゼフ
「だいじょうぶだってばあ」ぐす、とこちらもつられて涙声で。
秋山 華
「わかってもらえなくてもいい……正義の秘密組織だからなんか……そういうのよくある……」よいしょと立ち上がって背を向ける
もうこれでいいや……
甫嶺 史織
雑ゥ
ヨーゼフ
そういうのよくある
秋山 華
なんか……よくある……ウン
ヨーゼフ
子ゼップはここがUGN支部だというのはわかっているのでおとなしくしています
甫嶺 史織
「ぱぱとままのところか゛え゛る゛」
秋山 華
えらい……
ヨーゼフ
「かえれるっていってるもん゛」ぎゅ……
甫嶺 史織
ほれいそういうのわからないだから……
ヨーゼフ
「おれ、うそついたことだけは一回もないもん」
甫嶺 史織
「でもお前さっき裏切った……」
ヨーゼフ
「うらぎってない」
「ほんとだよ」
甫嶺 史織
「俺がアイツに捕まったのに助けてくれなかった……」
ヨーゼフ
「だって、……だって、おれは足も遅いし」
甫嶺 史織
「もうだめだ……敵しかいないんだ……」べそべそ
ヨーゼフ
「力だってないし……」ぐす。
「でも、誘拐されたら、さわいだらだめなんだよ」
秋山 華
誰か交代してくれないかな。ほんとに。座る
「誘拐じゃないっつの」
甫嶺 史織
「お前なんて置いて逃げればよかった」ぐすんぐすん
ヨーゼフ
「……ごめんね」
ヨーゼフ
ショタを泣かして楽しいか!?
たのしい。
秋山 華
ウン!
甫嶺 史織
「……………」謝られれば気まずげに黙り込んで。
秋山 華
めそめそ泣く顔写真撮っておこ。はらいせ
甫嶺 史織
いじめないのハナちゃん!!!!!
ヨーゼフ
「ごめん」またこみあげてきた涙を乱暴に袖で拭う。泣いたらダメなんだってば。
秋山 華
ハナだって苦労してるんですよ!!
なんですか正義の秘密組織って!!
甫嶺 史織
「…………」ぐす、ぐすっと時折肩を震わせながら泣いている。
秋山 華
迫真の演技だわ!!
ヨーゼフ
「でも誘拐じゃないよ」
「誘拐だったらもっと……酷いことされるもん。銃突きつけられたりとか」
「だから絶対帰れるよ。約束する」
甫嶺 史織
「でも閉じ込められてるしお父さんとお母さんにも会わせてもらえないんだ」
「誘拐と変わんないもん」
ヨーゼフ
「安全になったら会えるもん」
甫嶺 史織
「いつなるの」
秋山 華
能力見せたら信じてくれんのかなーでも私がやると完全に怪人なんだよな。ハーァ
ヨーゼフ
「……いつ帰れるの?」ハナを見上げ。
ヨーゼフ
なやみのあきやま
秋山 華
「夜」
甫嶺 史織
「夜ってあと何時間」
今は午後2時とします
秋山 華
「6時間くらい」
甫嶺 史織
「そんなに……」絶望顔。
秋山 華
「どーしたら信じてくれんの」ドーナツむしゃむしゃ
甫嶺 史織
「しらない……」
「おれはしんじない……だまされない……」
秋山 華
「じゃ私も知らない」プイ。大人げなどない女子高生
ヨーゼフ
困った顔で甫嶺にひっついたまま。
甫嶺 史織
「……………」あいつやっぱり悪の秘密組織のヤツだ。
部屋の隅っこで小さくなったまま、部屋に用意された時計を見上げる。6時間……小学生男子にとっては永遠にも思える長い時間。
秋山 華
まぁ。要は6時間逃がさなきゃいいのだ。よゆう
甫嶺 史織
「………………」6時間後には帰らせてもらえるのか、帰らせてあげるというのは嘘でやっぱりカイゾウシュジュツされちゃうのか。
「………………ぐすっ」泣く。
ヨーゼフ
「ねえお姉さん、外に遊びに行くのも駄目?」
秋山 華
「外」
甫嶺 史織
「…………」外。……外なら逃げられるかも、という顔。
馬鹿正直に表情に出してしまっているのには気が付いていない。
秋山 華
「私の任務はあんた達の護衛なんだけど」
「逃げないならいいよ」
ヨーゼフ
「ウン……」困った顔をしながらも、頷く。
祖父ならきっと、散歩にでもいくかと連れだしてくれるだろうから。
甫嶺 史織
「逃げない!!」逃げる
秋山 華
「逃げたらぶってもいいならいいよ」逃げる気だな
甫嶺 史織
「逃げたら捕まらないからぶたれない」
秋山 華
「逃げる気じゃねーか」
甫嶺 史織
「!?」
ヨーゼフ
「に、逃げたら危ないよ」
たぶん……
甫嶺 史織
何故バレた……!?
秋山 華
お見通しよ……
甫嶺 史織
「に、逃げないから! 外行く!!」逃げるけど
秋山 華
「わかった。逃げたらぶつ」絶対の掟のように低く言って立ち上がり
扉を開放して
ヨーゼフ
「ぶ、ぶたないであげて」そんなことを言いながら自分も立ち上がって。
甫嶺 史織
「………………」捕まらなければいい。捕まらなければいいのだ。自分に言い聞かせて。
「…………………」緊張した面持ちで外へ。
ヨーゼフ
大丈夫かなあ、と思いながらついていく。とことこ……
甫嶺 史織
好きに歩かせる感じ??
秋山 華
「逃げなきゃいいんだよ」
支部の外まで連れてくと、あとは好きにしろとばかりに後ろについて
甫嶺 史織
「……………」外の景色に見覚えはない。やはり攫われたのか……と思いつつ周囲を確認。あのデカ女は早い……かくれないとにげられない……
秋山 華
「どこいきたいの」
ヨーゼフに聞くか
ヨーゼフ
外の景色をくるりと眺めて。見覚えのない標識や文字がいっぱいだ……
問いかけには気づかなかったのか、ぽんやりと周囲を見渡している。
秋山 華
「坊ちゃん」聞いてんのか?
ヨーゼフ
「……」あれ信号なのかな?変な形、とか思っている。
秋山 華
「……」なぜこんなボヤっとした生き物がアレになるんだろうな……ポケモンかよ
ヨーゼフ
アレ呼ばわりされたが??
秋山 華
ゼニガメがカメックスになっちゃった衝撃に近い
ヨーゼフ
あっちにあるのはポストかなあ。赤いのはおんなじだ。
甫嶺 史織
「公園が良い」隠れる場所が沢山あるから
ヨーゼフ
グレてるカメール時代があるってことね
秋山 華
「公園はあっち」
こいつはこいつで小賢しいところはそのまんまなんだけどなと思いつつ指差し
甫嶺 史織
こざかしいって言われた……ぴえん
ヨーゼフ
「……」足元に目をやる。テントウムシだ。しゃがんで観察を始める。
甫嶺 史織
「……………」そろりと公園へ駆けだしていく。
秋山 華
「おいっ、一人で走んな!」
甫嶺 史織
追いかけてこない……チャンスでは!?
秋山 華
「お前もぼさっとしてんじゃないよ」舌打ちしてヨーゼフを小脇に抱えて追いかける
ヨーゼフ
「おわ」抱えられて。さよならてんとうむしさん……
秋山 華
くっかわいい
ヨーゼフ
フッ
甫嶺 史織
「………………!!」この距離があれば十分逃げられる!!
ヨーゼフ
7年もさかのぼればこんなものよ
甫嶺 史織
ぐっと足に力を入れて走り出す。
甫嶺 史織
一方7年前から小賢しい甫嶺史織
秋山 華
逃げさんわ。人目が無いのをいいことに加速。首根っこを摑まえる。
甫嶺 史織
対抗してもいい??
秋山 華
できんの?
本当に???
ヨーゼフ
まじで???
甫嶺 史織
わかんない……
でもほら一生懸命避けるから……
秋山 華
本当に???
甫嶺 史織
まあ秋山が本気で来てるならむりだな
秋山 華
流石に無理かなって……
甫嶺 史織
フフ 容赦のない秋山だった 了解
甫嶺 史織
「ぐえ」
ヨーゼフ
秋山さん育児たいへんだね……
甫嶺 史織
「逃げてないもん!! 公園に向かって走っただけだもん!!!!」
言い訳を考えるのは上手な小学生。ただし問われてもいないのに言い訳を始めてしまうのが小学生。
秋山 華
「別に聞いてないけど」「自分より小さい子いるんだから置いてくな」
甫嶺 史織
「だってそいつぼーっとして話聞かないからしょうがないじゃん!!」
秋山 華
育児パートがこんなにがっつりあるのは想定外ですね
甫嶺 史織
ほれいが想定以上に二人を信頼してなくて……
秋山 華
「それはそう」わかる
ヨーゼフ
「????」
秋山 華
信頼させる材料ゼロだから加減して♡
ヨーゼフ
きょとんとしたまま抱えられて。
甫嶺 史織
「……………」捕まれてまで抵抗すると本気で逃げようとしたみたいになっちゃうからやめておく。殴られるのは嫌。
秋山 華
なんか暑いとおもったら
なぜかエアコンがきえていた・・・
甫嶺 史織
あらまあ
ヨーゼフ
あらあら
秋山 華
あつい・・・
甫嶺 史織
「……………」とぼとぼと公園へ歩いていく。とぼ……
秋山 華
ヨーゼフも下ろす。さぁゆけ
ヨーゼフ
とことこと小走りに甫嶺をおいかける。
甫嶺 史織
「……………」とぼ……とぼ……もうにげられない……おわりだ……
秋山 華
次回は甫嶺とゼフの二人がかりで元気すぎる子ドラゴンの面倒見てもらお
ヨーゼフ
「シオリ、シオリ」追いついて裾をきゅっと掴む。
甫嶺 史織
「………何」
ヨーゼフ
「……おれ、すぐ迷子になるから」手を差し出す。
ヨーゼフ
アル「がんばれ~~」
甫嶺 史織
「……俺お前のお兄ちゃんじゃないもん」ぷい。そっぽは向いてしまうものの、手は振り払わない。
ヨーゼフ
「置いてかれないように、がんばる」嬉しそうに手をつないで歩いていく。とことこ……
甫嶺 史織
「…………」公園に到着すると、ジャングルジムに上り始める。高いところに行けば何か見えるかもしれない……
ヨーゼフ
「……?」見慣れない遊具にまた興味が逸れていく。
あれは……バネに乗った……馬……?
甫嶺 史織
よいしょよいしょ。……しかしこのどんくさいチビは登れるだろうかとちらりと見下ろす。が、案の定の様子である。
ヨーゼフ
「ねえシオリ、なんでタイヤが半分地面に埋まってるの?」
甫嶺 史織
「馬飛びするため」
ヨーゼフ
「うまとび」
甫嶺 史織
「ほーらヨーゼフは学校行かないからそんなことも知らないんだ
秋山 華
ジャングルジムって
ヨーゼフ
「学校だと教わるの…?」
甫嶺 史織
「休憩時間に友達と遊んだりするもん」
ヨーゼフ
「へえ」
秋山 華
3mくらいか……
甫嶺 史織
「ほんとに何も知らないんだな、ヨーゼフ」よいしょ、と登り切って。子供の目線ではとてつもない高さのジャングルジムに上りきったところで、さして視界に変化はなく。
「かわいそう」
ヨーゼフ
「かわいそうなのかな……あれ、シオリ?」どこ?
甫嶺 史織
「きっと学校行かないからそんなとろとろした感じになっちゃったんだ」呆れ顔
ヨーゼフ
「とろとろ」振り向いて、ジャングルジムの上にいるのを発見し。
甫嶺 史織
「俺お前みたいなのんびりしたやつ初めて会ったもん」
「ゲームも全然知らないし、人の話も全然聞かないし……」
ヨーゼフ
「うーん」それはそう。ジャングルジムの下で体育座りしながら上を見上げて。
甫嶺 史織
「登んないの?」
ヨーゼフ
「登っていいの?」
甫嶺 史織
「なんでだめなの?」
ヨーゼフ
「だめ、じゃないのかもしんないけど……
そんなことを言いながら最下段に手をかけて。よいしょ、と危なっかしい動きで登り始める。
甫嶺 史織
「登りたいなら登ればいいじゃん。登りたくないなら登らなきゃいいし」本当にわからない、という顔。
甫嶺 史織
ヨーゼフのメンタル問題は根深いんだなあ……って顔してる
秋山 華
ふええ
こんなちいたいころに脚を……まだ1さいにもなってないようなこっこだのに……
かばいとうなヨーゼフ……きっとなおるよ……
ヨーゼフ
「そうなのかなあ」相変わらず返事はどこかぼんやりとしたまま。
やっとこさ中段まで登って、下を見て──
甫嶺 史織
なおるのかな……
ヨーゼフ
「ひえ」
秋山 華
ずっと痛いのにも気付かず……うっうっ
甫嶺 史織
「変なヤツ」本当に変な奴だ。こんなやつ、友達にいない。
「ほら」よいしょ、と少しだけ下りて手を差し出してやる。
秋山 華
カシャッ!!
カシャカシャカシャッ!!
あーざす!
甫嶺 史織
撮影担当が張り切ってる
ヨーゼフ
「えっえっ」片手を離すのもこわい。
甫嶺 史織
わざわざDA(ダイレクトありがとう)がきた
ヨーゼフ
笑う
ダイレクトありがとう
甫嶺 史織
「もーーーほら!!」ほら!!!!
秋山 華
ジャングルジムの近くで見ていたが、あまりにも危なっかしいので後ろから支えてやる
ヨーゼフ
おそるおそる、伸ばされた手を掴んで。
「お、おちない?おちない!?」
甫嶺 史織
「落ちないし別に落ちても死なないじゃんかー」
「びびりヨーゼフ」
ヨーゼフ
「痛いし危ないよう」
甫嶺 史織
「俺の妹より怖がりだなーお前!」
秋山 華
小鹿……
ヨーゼフ
「怪我だってするかもしれないし」言いながら、引っ張り上げられ押し上げられしてジャングルジムの上に到達。
甫嶺 史織
「ちんちんついてんのか!?」
ヨーゼフ
「ち」
甫嶺 史織
(回るレインボーカカポ)
秋山 華
あんまりな言いようにふは、と吹き出し
ヨーゼフ
ずるりとジャングルジムから滑り落ちかけて。
「ヒャワ」
甫嶺 史織
「もーー」よいしょと肩を掴んで引き戻す
ヨーゼフ
「あ、ありがとう」
若干不安定な姿勢になりつつも、どうにか踏みとどまって。
ヨーゼフ
ジャングルジム登るのばちくそ下手な奴ってさ
甫嶺 史織
「俺お前嫌い!! とろいしぼんやりしてるしどんくさいし!!」ぎゃん!と吠える。
ヨーゼフ
まじで見ててこわい
ヨーゼフ
「……」きらい、と言われてショックを受けた顔。
しょんぼりと眉を下げて小声でごめん、とつぶやく。
甫嶺 史織
ぷい、とまたそっぽを向いて。
甫嶺 史織
ほれ、ここから3年で一気に大人になるんだなァって顔してる中の人
甫嶺 史織
「……………なんか言えよー!!もー!!」
ヨーゼフ
「ご、ごめんって」
秋山 華
こいつらがすぐ喧嘩するのは何歳でも変わんないんだな、と頭の端で思いながらジャングルジムの
低いところに腰かけて
甫嶺 史織
「ごめんじゃなくてなんか言えばいいだろ!!」ぎゃんぎゃん
ヨーゼフ
「でも直さなきゃいけないとこだから…?」困ったようにきゃんきゃん吠えられて。
ヨーゼフ
根深いなあ……って遠い目になる中の人
甫嶺 史織
「じゃあお前俺が今すぐそこから飛び降りろって言ったら飛び降りるんだな!!」ぶすー、と不貞腐れた顔。
ヨーゼフ
「えっ、……」戸惑ったように下を見て
「と、飛び降りたほうがいいの……?」
秋山 華
やめろ?
甫嶺 史織
「…………………」信じられないものを見る目。
甫嶺 史織
12歳ほれいにはあんまりにも弱弱しすぎて理解ができない…なんだこいつ……?
ヨーゼフ
まだゼニガメだから……
甫嶺 史織
ゼニガメだってたいあたりくらいできるのに…
さっきから尻尾を振るしかつかってこない……
秋山 華
鳴き声もある
甫嶺 史織
ない
秋山 華
あやせのこうげきりょくがさがる
甫嶺 史織
ヨーゼフ
それはこの幕間中ずっとでは??
甫嶺 史織
トレーナーにダイレクトアタックするな
秋山 華
ニコ
あきやまのこうげきりょくはさがらないよ
ヨーゼフ
「わ、わかんないんだけど……そうするものなら……?」
甫嶺 史織
「…………………」本当に、心の底から信じられないものを見る目。
ヨーゼフ
申し訳なさそうな顔のまま、首を傾げる。
秋山 華
6時間じゃもったいねえな……
甫嶺 史織
「……ねえデカ女、俺のことカイゾウシュジュツするまえにコイツにちゃんと色々教えたほうがいいと思う」12歳、マジレス。
ヨーゼフ
ついにデカ女呼ばわりになったあきやま
秋山 華
「改造手術はする予定ないけど、そう思うよ」
甫嶺 史織
だって名前きいてないし……
秋山 華
教える気ないし……
甫嶺 史織
「うん……」大丈夫かコイツ……?という顔でヨーゼフを見ている。
ヨーゼフ
「べ、勉強の成績はいいよ……?」
甫嶺 史織
「学校行ってないのに成績なんてわかんないじゃん」
ヨーゼフ
「出来がいいって先生にいっつも褒められるし」
甫嶺 史織
「でも先生が嘘ついてるかもしれないじゃん」
ヨーゼフ
「それは、……せ、先生なんだから、嘘じゃないもの」
甫嶺 史織
「というか勉強なんてすればできるじゃん」
秋山 華
「もーお前もいちいちいじめんな」
甫嶺 史織
「だってこいつおかしいもん!」きゃんきゃん
ヨーゼフ
困った顔でハナと甫嶺を交互に見る。
秋山 華
「ヨーゼフが何にも知らないのと同じで、お前も全然知らない違う国の文化ってのがあんの」
ヨーゼフの育ちが特殊なのは国の文化ではないと思うが。それはそれとして
甫嶺 史織
意見を言わないと意見がないと見なされる風土の中でこの子は……大丈夫なんですか……?(親の顔
甫嶺 史織
「……ふーん」
秋山 華
だめじゃない?
甫嶺 史織
だめか……
秋山 華
「だからおかしいとか変とか言ったのはあやまんな」
甫嶺 史織
「えー」
秋山 華
「えーじゃない」
ヨーゼフ
だめだったんです……
甫嶺 史織
「ごめん……」不服気な顔ながら一応謝る。
ヨーゼフ
「う、うん……別に怒ったりはしてないから」いいんだけど。
ヨーゼフ
まあ学校行かさなくて正解といえば正解だよね……
甫嶺 史織
いや学校行かさないから悪化したのでは……??
こう……本来人にもまれて強制的に育つところすら育たずに……
きてしまったんだな……って……
秋山 華
「お前も。家族のこと信じてるならそこで引くな」
甫嶺 史織
「………………」やっぱり変なものをみる目。
ヨーゼフ
「は、はい」
秋山 華
「馬鹿にされたら怒れ」
ヨーゼフ
「お、怒る」
秋山 華
「大事なもんを馬鹿にされたときは怒っていいの。殴れ」
ヨーゼフ
温室育ちとはこういうことよ……
甫嶺 史織
「お父さんもそう言ってた」
甫嶺 史織
いやこれは……温室育ちとはまたこう……
ヨーゼフ
「な、殴るのはよくないとおもう…!」
甫嶺 史織
違う……なって……
ヨーゼフ
そっかあ……
秋山 華
「そう? こいつクソガキだから殴ったほうがいいと思うよ」
甫嶺 史織
「クソガキじゃない」
ヨーゼフ
「それでも暴力はいけない」首を振る
秋山 華
「じゃ口で言い返しな」
甫嶺 史織
ヨーゼフ、メンタルケア、受けようね……?
ヨーゼフ
「えっ……?」
ヨーゼフ
「はい……」いまいちピンとこない顔のまま頷いて。
ヨーゼフ
でもここからあそこまで進化したからだいぶマシになってるとおもうんですよ
甫嶺 史織
いや……内面は変わらないまま鋼コーティングだけしちゃったから
進化というか 悪化
(診療先案内を手渡す)
ヨーゼフ
「えっ……」
甫嶺 史織
「…………」
秋山 華
「学校行かないのも15歳で働くのもこいつの家族が悪いわけじゃないけど。友達がいないのはこいつがボンヤリしてるせいで間違いないな」
ヨーゼフ
「……、……」困った顔で目の前の二人を交互に見て。
甫嶺 史織
「うん」
秋山 華
「友達になってやれば」
甫嶺 史織
中の人は何ならもうアダルトチルドレンの気配すら感じてマジで心配になってきている……ちゃんと治療して……(?
ヨーゼフ
あっそれはね すごいあるとおもいます(素直)
甫嶺 史織
ええ……やめなよ……
甫嶺 史織
「……なってもいいけど俺、お家に帰りたい」
秋山 華
「それは5時間後」
甫嶺 史織
ぶーぶー
甫嶺 史織
アダルトチルドレンは……苦しいから……病院行きな……ほんと…………
(じわじわと哀しくなってきた中の人)
秋山 華
「(多分)間違いなく元のとこには戻れるから、そこばっか気にしてないで遊んでなよ、もう」
ヨーゼフ
ついにゼフにも病名(ではないけど)がついてしまった
甫嶺 史織
「デカ女は子供へのハイリョが足りない」
秋山 華
「クソガキには配慮しない」
甫嶺 史織
「俺だってもう12歳だからそんなに遊んでばっかの馬鹿じゃないもん」
秋山 華
「じゃー異文化の勉強でもしてな」
甫嶺 史織
「えー。じゃあなんか話して」
秋山 華
「ヨーゼフにたのみな」
甫嶺 史織
「ヨーゼフにいったんですー」
ヨーゼフ
「えっ」振られた
甫嶺 史織
あっかんべー
秋山 華
ジャングルジムを蹴る。やや揺れる。
甫嶺 史織
「わーー!!」たのしい!!
ヨーゼフ
「わっ」ごつんと手元に軽く額をぶつけ。
甫嶺 史織
「あははは! もっかいやってデカ女!!」
秋山 華
「デカ女いうな」ガンッ
甫嶺 史織
「しょーがねーじゃん名前知らないんだから!」きゃっきゃ!
ヨーゼフ
「うわ、わ……ちょ、ちょっとやめ、やめて……」ふるふる
秋山 華
やめる。これ以上やったら壊しそうだし
甫嶺 史織
「デカ女がいじめるからヨーゼフが話しできないじゃん」
秋山 華
「あー?」ほんとくそがきだなこのやろう
ヨーゼフ
「い、いじめられてないから」大丈夫だから
甫嶺 史織
「かわいそー」けらけら
秋山 華
ポッケをごそごそしてヨーゼフにう●い棒を二つ渡す。
甫嶺 史織
「あー! 俺のは!?」
ヨーゼフ
もらう。いっこは甫嶺にそのまま渡す。
秋山 華
「クソガキの分はない」
ヨーゼフ
「ハイ」
あげる。
甫嶺 史織
「わーいありがとう」残念だったなデカ女
秋山 華
舌打ち。いいんだぞプリンスそんなやつに分けてやんなくても
ヨーゼフ
ふたつあるから当然いっこずつだろうと思った。
甫嶺 史織
袋を開けてさくさくと食べる。うまい。
「それで話は?」ひょいとヨーゼフに視線を向ける。
秋山 華
ジャングルジムに背を預けて端末をいじり始める。3-2か。ちっ
ヨーゼフ
「えっ、あっ」えっと。「どんな話がいい…?」
甫嶺 史織
「なんでもいい」さくさく
ヨーゼフ
なんでも、って言われるとちょっと困る。少し考えて。
甫嶺 史織
「……というかでか女は友達になれって言ったけどお前俺と友達になりたいの?」そもそも、と首を傾げる。友達いないの、別にどうでもいいみたいだし。
ヨーゼフ
「さっき、おれのこと嫌いって言ったから、てっきり友達にはなりたくないかって」
甫嶺 史織
「俺じゃなくて」
「お前がなりたいのかって聞いてる」
さくさくさくさく。
ヨーゼフ
「えーっと」
甫嶺 史織
「お前がなりたくないなら俺はいいや。どーしてもっていうなら考えてやるけど」ナチュラルボーンクソガキムーブ。
ヨーゼフ
うーん
これは……
甫嶺 史織
わはは
ヨーゼフ
これはさあ……
この年のゼフには……
甫嶺 史織
まあこいつら本当にオーヴァードになんなかったら同じ場所にいようと友達になんなかったんだなあって……ほんと……
ヨーゼフ
[
「えっと、それは……なってもいいの?」
甫嶺 史織
「俺が知るわけないじゃん」
ヨーゼフ
「そ、そうだよね」
甫嶺 史織
「でもダメな理由がなんかあんの?」さく……なくなった。残念。
「組織のオキテ?」
ヨーゼフ
「そういうのじゃないんだけど」
「……友達ってどうやってなるの?」
甫嶺 史織
「…………………」怪訝な顔。
「……お前本当に友達一人もいないの?」
ヨーゼフ
「たぶん」
甫嶺 史織
「えー……」これが……イブンカ……??
ヨーゼフ
いくつか顔が浮かばないわけではないけど、どちらかといえば社交の相手、っていうんだろう。たぶん。
甫嶺 史織
「お前遠い国から来たんだなー……」
ヨーゼフ
「ウン、たぶんそう」
甫嶺 史織
「へー……」馬鹿にした雰囲気はなく、本当にただただ驚いた、と言った顔をして。
ヨーゼフ
「デンマーク。わかる?」
甫嶺 史織
「しらない」
ヨーゼフ
「そっか。ドイツは?」
甫嶺 史織
「しらない」
ヨーゼフ
「そっかあ……」
甫嶺 史織
「アメリカは知ってる」
ヨーゼフ
「アメリカとは……海を挟んだ反対側だよ」
甫嶺 史織
「わかんない……」
ヨーゼフ
「そっかあ」ううん。
「……アナスン……アンデルセン。知ってる?」
甫嶺 史織
「しらない……あ、公園の名前……?」
ヨーゼフ
「人魚姫書いた人」
秋山 華
甫嶺千葉の人???
甫嶺 史織
「あー」
ヨーゼフ
あと、みにくいアヒルの子とか
甫嶺 史織
そうだよ
ヨーゼフ
千葉の子なんだよなあ
木更津とかあっちのほう
秋山 華
そうだったんだねー
ヨーゼフ
「あの人も、デンマークのひと」
甫嶺 史織
「ふーん……?」首傾げ。
秋山 華
アンデルセン公園思いつくのは千葉人だけ
ヨーゼフ
偏見だ
甫嶺 史織
「あんでるせんはどーでもいいんだけど……」
「友達のなり方なんて考えたことなかったからわかんないな……」
ヨーゼフ
「そっかあ……
秋山 華
東京人が知ってると思うな
ヨーゼフ
「普段はどうやってなるの?」
甫嶺 史織
年間来場者数日本第3位なんだぞ!!
ヨーゼフ
そうだよ!?
秋山 華
他に遊ぶとこいっぱいあるんで……
甫嶺 史織
「えー? なんか勝手になってる」
ヨーゼフ
「勝手に?遊んでたら?」
甫嶺 史織
「うん」
ヨーゼフ
「じゃ、じゃあ……これで友達になってる、ってことには……」
甫嶺 史織
「遊んでないからなってない」
厳しい判定。
ヨーゼフ
「そ、そうなの?」
甫嶺 史織
「だから俺と遊びたいの? って聞いてる、……のかな?」あんまりよくわかってない顔。
ヨーゼフ
「じゃ、じゃあ」ぱちりと瞬きをして。「あそびたい」
甫嶺 史織
「うん」
ヨーゼフ
「……あんまりひとと遊んだことって、ないから、変なことするかもしんないけど」
秋山 華
エンダーーーーー
ヨーゼフ
「遊んで、友達になってくれる?」
甫嶺 史織
「もう知ってる」
「仕方ねえなー」
秋山 華
カシャッカシャッカシャ
甫嶺 史織
ショタコンが元気になった
秋山 華
フウウ
ヨーゼフ
えへへ、と笑う。
秋山 華
あざーっす!!!!
キャワイッ
ヨーゼフ
元気になったなショタコン
甫嶺 史織
仕方ねえなーこいつは。お兄ちゃん面。
ヨーゼフ
同い年なんだよな
秋山 華
息をひそめてみまもってた
甫嶺 史織
いまはほら
2歳上だもん
ヨーゼフ
「ありがとう」にこにこ。初めての友達だ。
秋山 華
はわ~~~
甫嶺 史織
「じゃあ馬飛び教えてやるよ」
ヨーゼフ
そうね…
ヨーゼフ
「うん!」
秋山 華
ショタのはじめてのともだちだあ~~~~
はわわわ~~~~
甫嶺 史織
「おれははじめてじゃない」
「あとこいつ友達っていうか……子分だな!」
秋山 華
あやせがすきなやつぅ~~~~~~~~~
甫嶺 史織
ぴょんと身軽にジャンプしてジャングルジムについていた滑り台を降りていく。しゅーーっ
「ほら早く来いよー!」
ヨーゼフ
おたおたとその後を追いかけて、危なっかしく滑り台に座る。するする……する……
「ま、待って、待ってシオリ!」
甫嶺 史織
「待たない!!」
ヨーゼフ
「おいてかないでってば……」とたとた……
甫嶺 史織
「置いてかれたくないなら走れーーーーっ!」けらけらと笑う
秋山 華
てえてえ……
ヨーゼフ
「シオリが速いんだってば!」
甫嶺 史織
「お前が遅いんだよー」
「俺の妹5歳だけどお前より脚早いもん」
ヨーゼフ
「うっ」二歳下の弟よりも遅いのはしってたけど、五つも下の子に…・・・ 
甫嶺 史織
「ヨーゼフ馬飛び出来るかなあ……」連れて来たはいいけれども。こいつには難しいかもしれない……
ヨーゼフ
地中に半分ほど埋まったタイヤを前にむむ、という顔。
「結構大きいね」
甫嶺 史織
「これをーこうやってこう」ぴょん、と身軽にタイヤを飛び越えてみせる。
ヨーゼフ
「そうやってそう」
甫嶺 史織
「うん」
甫嶺 史織
なんだかんだ5時間ほどやってることに気が付いてじわじわきてる
秋山 華
ヨーゼフ
ショタに全力投球
秋山 華
12時間でも見てられるわ
甫嶺 史織
ヨーゼフ
「えっと」少し離れたところから、ととと、と助走をつけて。
……案の定、直前で止まる。
「ぶつかったら痛くない…?」
甫嶺 史織
「えー」
秋山 華
いまハナは
甫嶺 史織
「痛いけど。別に大したことないじゃん」首を傾げる。
「痛いの怖がりすぎじゃない? ヨーゼフ」
秋山 華
ゼップ、訓練相当頑張ったんだなって変な方向から感心してる
ヨーゼフ
「怪我するのはよくないから……」ううん、と首を捻る。
甫嶺 史織
「怪我しても治るじゃん」
ヨーゼフ
そりゃもう半ばヤケクソよ
ヨーゼフ
「そうだけど……」むう。
秋山 華
あとなんだかんだ甫嶺はいいやつだなっておもってる
甫嶺 史織
「……お前ほんとにへんなやつだなー」
秋山 華
子ハナならやーだよ!ばいばーい!って置いてってる
ヨーゼフ
口をとがらせながら、再チャレンジ。
助走をつけて、とん、とタイヤの上に手を置いて。
甫嶺 史織
ほれいもしかけたんだけどぎりぎりお兄ちゃんごころで踏みとどまった
ヨーゼフ
……そのまま衝突する。
甫嶺 史織
「わー」痛そう
ヨーゼフ
「……」無言で立ち上がり。
ヨーゼフ
この辺の跳び箱跳べないの、中の人は「わかるよ…」って気持ちでいっぱい
甫嶺 史織
「もう一回、えーっと、もっと足広げて?」
秋山 華
ワカラナイ……
甫嶺 史織
ワカラナイ……
ヨーゼフ
高校生になるまで跳び箱とべなかったし逆上がりもできなかった……
高校生になってから突然できるようになりました
甫嶺 史織
小学生で出来た……
なんなら小学生の頃は得意だったからなあマット運動系
秋山 華
あでも10歳くらいまでは全くダメだったな運動
ヨーゼフ
正直ゼップのニブニブは中の人の実体験なとこだいぶある
秋山 華
11歳で突然覚醒した
ヨーゼフ
17歳で覚醒したわ……
甫嶺 史織
子供の頃からかなり野生児だったから……
ヨーゼフ
「う、うん」もういっかい……
秋山 華
突然何でもできるようになって戸惑った
甫嶺 史織
ただ兄弟が私以上に運動神経が良くて置いていかれがちではあったが
兄弟が完全にサルだったなアレと今になって思う……
ヨーゼフ
あっでも持久走は昔からえぐいくらい得意だったな……
甫嶺 史織
持久走は中学以降得意になったかなあ
ヨーゼフ
50mは成績悪いのにマラソンになると急に結構いい順位に入ってた
秋山 華
持久走のあやせは先生にツインターボって呼ばれてたよ
甫嶺 史織
高校で覚醒してシャトルラン最後まで残るようになった
甫嶺 史織
「びびると飛べないぞー」
ヨーゼフ
「う」……思いっきり。思いっきり……走って……手を付い
激突。
甫嶺 史織
「あー……」
いたそう。
秋山 華
遠巻きに見ながらわざとやってるわけじゃないんだよな……と怪訝な顔をしている
ヨーゼフ
高校は運動部の男子に混ざってリレーに出てた謎の女だった
甫嶺 史織
アスレチック大好きだったなあ子供の頃……
今となってはできるのか……(よぼ
ヨーゼフ
結構派手にぶつかり転びを繰り返しながら、泣きもせずに何度も何度もトライ。
甫嶺 史織
「……えーっと、こう、手をついてジャンプ?」感覚でやっているので案外説明は難しい。
ヨーゼフ
体力ガタ落ちしてるんだろうなあ今
秋山 華
ヨボヨボ
ヨーゼフ
「手をついて、ウン……」
甫嶺 史織
今でもこの手の体操はほれいのが得意そうだなあ…
ヨーゼフ
アタックプログラム様様よ
甫嶺 史織
ほれい、ちゃんと戦闘主体の能力に目覚めてればそれなりに戦えたんだろうなあという感じ
ざんねんながら器用貧乏トライブリード
ヨーゼフ
とたた、と助走をつけて。直前で手をついて。
跳躍──して、そのまま顔から落ちる。
ずるべしゃ。
甫嶺 史織
「あー……」
いたそう……
ヨーゼフ
「……」流石にちょっと痛い。血は出てないけど。
甫嶺 史織
「もうやめるか、馬飛び」こいつには向いてない……
ヨーゼフ
黙って首を横に振る。
甫嶺 史織
「えーっと……なんか……ブランコとかにしよう」
「えー」
ヨーゼフ
「できるようになるまでやる……」
「やりたい」
甫嶺 史織
「俺がつまんないからやだ……」しょんぼ…
ヨーゼフ
「……そっか、遊ぶんだもんね」
甫嶺 史織
「うん……」
ヨーゼフ
「……」名残惜しそうにタイヤを振り返りながら、ウン、と頷く
甫嶺 史織
「じゃあブランコにしよう。あれならお前もできる」……多分。
ヨーゼフ
「いつか出来たら、教えるね」
「ウン」
ヨーゼフ
ヨーゼフまじで訓練がんばったんだろうなあ……
甫嶺 史織
「えー?」教えてもらうにしても、こいつ自分の国に帰るんじゃないのかなあ……とは思いつつ。
ヨーゼフ
これは実体験なんですが
17歳の今やったら急に出来るとおもう ヨーゼフ
甫嶺 史織
そんな急に覚醒することあるんだなあ……
ヨーゼフ
体の使い方がわかってないっていうか
甫嶺 史織
ブランコへ向かって駆けていく。とことこ……
ヨーゼフ
持て余してるっていうか たぶんそういうかんじ……
甫嶺 史織
ふしぎなかんかく…
ヨーゼフ
ブランコなら乗り方はわかる。ふんすふんす。
甫嶺 史織
そして本編はなんかそんなこんなでいろいろ遊びました というところで
秋山 華
ふふかわ
甫嶺 史織
ぜ、ぜんぶやる????
ヨーゼフ
ぜんぶやる?????
秋山 華
あやせは12時間でも見てられる^ー^
ヨーゼフ
ショタマスターの判定はいかに
甫嶺 史織
ええ……(困惑
秋山 華
そうだなー
終わるところまではやりたい?
効果切れ
甫嶺 史織
どうかしらね。まあ甫嶺は覚えてないつもりだからなんでもいいのだけれど
ヨーゼフ
そうねえ
きっとこのままどろんこのショタになって寝落ちるんだろうなとは思ってる
甫嶺 史織
起きて元に戻ったところをやるかどうかくらい
ヨーゼフ
足が急になくなる
秋山 華
ふむ
甫嶺 史織
ヨーゼフ
だってそうじゃん??(?)
甫嶺 史織
まあそうなんだけど──
秋山 華
しょうがないな。十分堪能させてもらったので
 
甫嶺 史織
中の人はこういうタイプのショタ扱うのが初めてで難しい……とても……って気持ちになりました 良い子少年しかやったことない……まじで……
そういう感じで、日が暮れるまでたっぷり遊んでいただいて。
甫嶺 史織
クソガキ……むずかしい……
ヨーゼフ
十分クソガキだったよ
(ほめてる)
甫嶺 史織
いやクソガキになりすぎちゃって……??
 
秋山 華
「……そろそろ帰んない?」もういい時間です
秋山 華
ちょっとはやめに効果が切れたことにしよ
ヨーゼフ
山ほど転んだりぶつかったりしてすっかり泥まみれになりながら、ウンと頷く。
秋山 華
ヨーゼフは素直な良い子。どんくさいけど
秋山 華
あのー
あれだね
支部に連れて帰って効果切れ起こすんだと思うんだけど
服は……
(遠い目)
甫嶺 史織
「……まだお家に、帰れない?」遊んでいるうちは忘れていたものの、その一言に状況を思い出して明らかにしょげた様子で俯いて。
甫嶺 史織
ひどいありさま
秋山 華
「あと2時間後」
ヨーゼフ
甫嶺 史織
「……、……」
ヨーゼフ
「もうちょっとだよ」甫嶺にぱたぱたと駆け寄る。
秋山 華
「飯食ってればすぐだよ。約束は守るから」
甫嶺 史織
「……本当に?」
秋山 華
「本当」
甫嶺 史織
「……お父さんとお母さん、悪の組織に倒されたりしてない?」
秋山 華
「作戦は順調って報告」
甫嶺 史織
「……うん」
秋山 華
嘘は得意じゃないが、表情を動かさないのは得意だ。
甫嶺 史織
しょぼり、としょげかえったままとぼとぼと秋山の近くへ歩み寄る。
ヨーゼフ
「シオリ……」
秋山 華
あと数時間で戻るのだから、同じことだろう。
ヨーゼフ
あっという間に沈んでしまった表情に少し悲しそうな面持ちになり。
秋山 華
幼くなった友人の頭を軽く撫でておく。
甫嶺 史織
「……、……大丈夫」何故かはわからない。わからないのだけれど。何か忘れているような
ヨーゼフ
「本当に?」不安そうに、少し高い位置にある顔を覗き込んで。
甫嶺 史織
「大丈夫……」思い出してはいけないような。……そんなことあるはずないじゃんと自分に言い聞かせて。
ヨーゼフ
「……やっぱり、楽しくなかった?」
甫嶺 史織
「……ううん、違う。楽しかった」ふるふると首を横に振る。
「でもやっぱり、お父さんとお母さんに会いたいなって思っただけ」
ヨーゼフ
その言葉に、ほっとしたように顔を緩めて。
「そっか……そうだよね」
甫嶺 史織
まあなんかズボンだけでかいの履かせておけば
なんか……なんとかなるやろ!!!!!
秋山 華
「…………」目を閉じて軽く息を吐く。時間が巻き戻る薬だったら良かったんだけどな
甫嶺 史織
「うん……」
秋山 華
「帰るよ」
甫嶺 史織
「うん」説明できない寂しさを誤魔化すようにヨーゼフの手を握って。秋山の手も握って。
秋山 華
握られまして
甫嶺 史織
とことこと、大人しく歩き出す。
ヨーゼフ
心の底から嬉しそうに笑って、つないだ手をぎゅっと握って、小走りについていく。
秋山 華
キャワ
 
そういう感じで。U支部ではなくF支部に連れていく。
甫嶺 史織
まーた甫嶺が夢から醒めるのかァって中の人は思ってるところ
秋山 華
ワハハハ
 
甫嶺 史織
何度も何度も優しい夢見させられて可哀そうにな
いや ほんと 記憶全消ししないと心が持たないなこれ………
エージェント
「あー!秋山さん!いいところに」
秋山 華
「なんすか」
甫嶺 史織
げろ吐いちゃう……
ヨーゼフ
「あ」連れてきてくれたお兄さんだ。
甫嶺 史織
「あ」なんか変なお兄さんだ
エージェント
「おっチビ達。遊んでもらったか」
甫嶺 史織
「チビじゃねー」脛にキック
エージェント
「いって!? なんで!」
甫嶺 史織
「このデカ女は別に遊んでくれなかった」事実
秋山 華
「…………」面倒は見た
ヨーゼフ
「でも、楽しかったよ」にこにこと笑って
「友達にもなれた」たぶん
エージェント
「わはは。そりゃよかった」ヨーゼフを乱暴に撫でて
甫嶺 史織
「そういえばさーデカ女名前なんていうの?」聞きそびれていたことを今更思い出す。
秋山 華
「……秋山華」
甫嶺 史織
「華? 似合わねー!」げらげらげらげら
ヨーゼフ
「ハナ」げらげら笑う隣でもう一度見上げて
秋山 華
「ほんっとクソガキだなおまえは」げんなり
ヨーゼフ
「……今日はありがとう。お騒がせして、ごめんなさい」
甫嶺 史織
「別に謝んなくていいよヨーゼフ、こいつなんにもしてないもん」ナチュラルボーンクソガキムーブ
秋山 華
「逃げださなかったから、引っ叩けなくて残念だよ」ほんと
ヨーゼフ
「でもほら、喧嘩にもなったし……逃げようともしたし……」
甫嶺 史織
「俺は悪くないもーん」べー
秋山 華
チッ
エージェント
「わー意思疎通ができるのって、いいなー」遠い目
甫嶺 史織
「じゃーな華!」舌打ちを聞けばきゃっきゃと笑って男性の後ろに隠れる。
エージェント
「楽しかったようで何よりだ。じゃ、君らはこれに着替えてくれる?」
秋山 華
「じゃーな」
甫嶺 史織
「小さい子ってタイヘンだよなー」妹がいるから俺にはわかる。ふんす。
「えーでかくないこれ」
ヨーゼフ
「着替え?」きょとんとして。
エージェント
「ホント大変なの。ゲップさせるのうまくなっちゃったよ俺」
ヨーゼフ
いいけども。うわなんかほんとだ、大きいな…
甫嶺 史織
「あれはなーコツがあるんだよ」
エージェント
「パワードスーツの試作品なんだ」
甫嶺 史織
「ぱわーどすーつ」
エージェント
「へーコツって?」いいながらジュース?がはいってるペットボトルを渡す
つかれてるだろ。飲んで飲んで
甫嶺 史織
「ゆーらゆーらしながらとんとんするの」こんな感じ。となんか適当に実演しつつジュースは貰って飲む。
ヨーゼフ
シオリの話を聞きながらジュースをひとくち。
甫嶺 史織
「ねーでかくないお兄さん俺お腹空いたんだけど着替えたらなんか食べさせてくれるー?」
エージェント
「ははんなるほどね?俺に足りなかったのはゆらゆらか……」フンフンと子供の相手をしながら
「おーいいぞ」
甫嶺 史織
「わーい」
そんなことを話してるうちに。
二人が口にした解毒剤の効果が表れる。
甫嶺 史織
まずいですよまだお着換えしてない
秋山 華
あっまじ?
甫嶺 史織
ふわーお💛しちゃう
ヨーゼフ
秋山 華
まぁ甫嶺だからいいか……
甫嶺 史織
じゃあなんか着替えた。着替えていた。
ヨーゼフ
ゼップは着替えはしました、が
甫嶺 史織
これ突然足がよ
でもよっちゃん!脚が!!
秋山 華
わはは
ヨーゼフ
そうなの
甫嶺 史織
着替えてねんねさせてやって!!!
ぼわん。
ヨーゼフ
まあ……これも定めってことで……
甫嶺 史織
「ぎゃん!?」最後に少年の声で、尾を踏まれた犬のような声を上げて。
エージェント
ヨーゼフの身体はキャッチしますね。
ヨーゼフ
「ほあっ」間の抜けた声が聞こえて。
「……うお、な、なんだなんだなんなんだ……?」
先程までの天使のようなボーイソプラノから一転、低いトーンの声が聞こえる。
エージェント
「よーう。我が後輩たち、お帰りぃ」
甫嶺 史織
「ッあー……?」ぱちぱち、と目を瞬く。其処にいるのは明るい茶色の髪の毛に、平均身長(強調)並みの背丈の17歳。
「あれセンパイ? なにしてんすあ」
秋山 華
予定より速かったが、無事元に戻ったようだ。ヤレヤレ
甫嶺 史織
そう言えば甫嶺を17歳にしないとなキャラシ…
ヨーゼフ
「た、ただい……ただいま……???」抱えられながら、きょとんとした顔で。
エージェント
「いやもうお前ら、秋山さんにめちゃお礼したほうがいいぞー」わはは
甫嶺 史織
っておもったけどしてたわ
甫嶺 史織
「え? なにがっすか?」きょとん。本当に何も覚えていない顔。
ヨーゼフ
「ハナに……?」
秋山 華
「ああ。写真、いっぱい撮っときました」
甫嶺 史織
「写真??」
エージェント
「やったぜ!」
甫嶺 史織
よっちゃんも全忘れ?
ヨーゼフ
【✔:8割忘れ】 [×:全忘れ,5割忘れ]
 だそうです
甫嶺 史織
なるほどね
ヨーゼフ
たぶん異様にタイヤを飛び越すことに執念を燃やすようになる
秋山 華
甫嶺 史織
そこぉ?
ヨーゼフ
なんかこう……どのへんを覚えていてほしくないかで忘れさせるけど(?)
秋山 華
「どんくさいガキとクソガキのおもりをさせられてね」
ヨーゼフ
「何が何だかよくわからんが……」
甫嶺 史織
ほれいはべつに全部覚えててもらって構わない(そのつもりで公開したので
ヨーゼフ
「先輩、脚が欲しいです」
エージェント
「おうおう。用意できてるぞ~」
甫嶺 史織
「秋山にガキの相手させんのは人選ミスすぎねえ?」
秋山 華
「ほんとそうおもう」
エージェント
「いなかったんだよ他によ~」
甫嶺 史織
「無理だろ。泣かせなかったか?」
秋山 華
「……私が泣かせたんじゃないし?」
甫嶺 史織
「えー絶対俺のが適任の自信あるんすけど」
エージェント
「なんだお前は全部覚えてない系?」
甫嶺 史織
「ははーん、その顔は子供の喧嘩を止めずになんかめんどくさいことになったな?」げらげら
ヨーゼフ
「だが俺とシオリは不在だった、ということだろう」おかえりって言われたし
甫嶺 史織
「はい?」
秋山 華
「……」図星を指されて黙る
エージェント
「まっ思い出さないほうがいいかもな!でも写真は見せてもらえよ」記念に!
ヨーゼフ
「……写真?」
甫嶺 史織
「覚えてない系……?」きょとん、と目を瞬く。本当に、全くちっとも欠片も覚えていない。
ヨーゼフ
「なんなんだハナ」気になる。
秋山 華
カメラロールをスクロール
ぴーぴー泣いてる幼い二人の写真を見せる。
ヨーゼフ
脚くっつけて(痛い、と一瞬眉をしかめながら)、ハナの差し出した画面を覗き込んで
「エッ?」
甫嶺 史織
「……………………」びく、っと肩を揺らす。見たくないものを見てしまったような顔。
ヨーゼフ
なんだこれ。
「……なんだこれ?」
甫嶺 史織
「……なにそれ」やや低い声。
秋山 華
「細かいことは先輩に聞きな?」ふふんと鼻を鳴らして端末をしまい
ヨーゼフ
「なんで俺と……シオリ?だよな?これ」
先輩?どういうことなんですかこれは。
秋山 華
「じゃ。私は帰る」じゃあな
エージェント
「あーいおつかれ~」
甫嶺 史織
「お、つかれ……?」変な風に心臓が鳴るのを誤魔化しながら、秋山へ手を振って。
ヨーゼフ
「う、うむ」じゃあな、と手をひらひらして。
エージェント
「ま。大騒動だったわけよ。全部ちゃんと話す話す」とりあえず甫嶺もついてこーい
ヨーゼフ
隣のシオリの様子を心配そうに伺いながら、先輩についていく。
エージェント
そんなかんじでヨーゼフを処置室へ運ぶヨ
甫嶺 史織
「……っす」言われるままに先輩へついていく。とこ……
ヨーゼフ
はこばれた。
~完~
秋山 華
お・わ・り
甫嶺 史織
ヨーゼフ
おつかれ
アレ貼らなくていいの
秋山 華
処置室でヨーゼフの足くっつけて


制作・著作
━━━━━
ⓊⒼⓃ
 
ヨーゼフ
ありがとう
甫嶺 史織
これだろ?
ヨーゼフ
くっついた
秋山 華
えっこれも映像化!?
甫嶺 史織
脚はもうくっついてる
秋山 華
どうなの!?
甫嶺 史織
のでは?
秋山 華
ああくっつけたの?
ヨーゼフ
きっと正式に接続しないといけないんだよ
さういうことにしておこう
甫嶺 史織
そうだね
秋山 華
さういうことにしよ
まぁそんでそこで全部説明はしましたとさ
甫嶺 史織
これを公開されると普通に甫嶺が本気で嫌がるのでまあ……非公開映像だな
ヨーゼフ
ゼフ、恥ずかしさで死ぬ
秋山 華
まず動画は取ってないので……
安心して?
ヨーゼフ
ソウダネ
甫嶺 史織
そうだね
ヨーゼフ
写真だけ……
甫嶺 史織
おうちにはかえれなかった
秋山 華
元のところには帰ったでしょ
甫嶺 史織
デカ女のうそつき……
ヨーゼフ
ゼフはしばらくタイヤをぴょんすることに執念を燃やした
甫嶺 史織
ここはおうちじゃないもん……
秋山 華
住所ここだもん
甫嶺 史織
甫嶺はちょっと調子崩してお薬が増えたけど今日も元気です
ヨーゼフ
シオリ……
秋山 華
ワハハ
甫嶺 史織
しかたないね
むーげーんだーいなーゆーめのあとのー
なにもないよのなかじゃー
ヨーゼフ
でもヨーゼフはなんとなくかっこよくタイヤを飛べて満足げな顔で「シオリ、見てくれ」ってする
甫嶺 史織
「いや別にどうでもいい……」
ヨーゼフ
「いや見てくれ結構自信作なんだ」
秋山 華
しつこくて草
甫嶺 史織
「タイヤならべに自信あることある?」
ヨーゼフ
「お前にはなんとなくぜひ見て欲しいと思った」ズイズイ
甫嶺 史織
「いやいらねえし…」
ヨーゼフ
「並べるんじゃなくて飛び越してるんだ。跳馬だぞ」
フンスフンス
甫嶺 史織
「だから何……?」
ヨーゼフ
「えっ かっこよくとべたからみてほしいんだが…?」
だめか……?
秋山 華
やめてよわらっちゃうから
甫嶺 史織
「いや俺にそれをアピールして何を求めてるのお前は……?」
ヨーゼフ
「えっ 何かを求めたつもりはなかったんだが……」
甫嶺 史織
「タイヤくらい飛べるだろお前なら……??」
ヨーゼフ
「そ、そうか……?」
甫嶺 史織
「うん……何をいまさら……?」
ヨーゼフ
「いやだがしかしだなシオリ(戻る)」
甫嶺 史織
「(こわい)」
「(助けて秋山)」
ヨーゼフ
体操競技みたいな跳び方してドヤ……ってするゼフが映ってるよ
秋山 華
「見てやれよ」
甫嶺 史織
「いやまあ見たけども……」
ヨーゼフ
「うむ」まんぞく
甫嶺 史織
「見たけども……???」
秋山 華
「すごーいとかいっとけ」
ヨーゼフ
「頑張った」
甫嶺 史織
「スゴーイ」
秋山 華
「ヨシ」
ヨーゼフ
「うむ」ドヤ
秋山 華
うまいぼうをあげよう
甫嶺 史織
「(宇宙猫顔)」
ヨーゼフ
ありがとう。ほらシオリに一本
甫嶺 史織
「いらねえ」
ヨーゼフ
「そうか……」サクサクサクサク
秋山 華
クソガキにはあげてないしね
甫嶺 史織
「あのさあ秋山、俺不安になってきたんだけどこいつ方向性これであってる?」
ヨーゼフ
「方向性?」
秋山 華
「いいんじゃない。本人が満足なら」
甫嶺 史織
「なんか……王子ってこうじゃないじゃん?」
「こうじゃ……ないじゃん……??」
ヨーゼフ
「む……」それはそう。
秋山 華
「平民オブエルシノアに改名しな」
ヨーゼフ
「えっ」
「嫌だが」
甫嶺 史織
「タイヤ飛び越してドヤ顔してうまい棒食ってる王子はちょっと」
ヨーゼフ
「そもそもウマイボウがうまいのを俺に教えたのはシオリだろうが」
甫嶺 史織
「じゃあ芸人オブエルシノアな」
ヨーゼフ
「タイヤは……まあ飛び越したかっただけだが」
「ナンデ!?」
秋山 華
「それでいこう」
甫嶺 史織
「うん」
ヨーゼフ
「嫌だが!!??」
秋山 華
「いくぞ芸人」
甫嶺 史織
「UGNに申請しとくわ」
ヨーゼフ
「嫌だあ」
甫嶺 史織
「しといたわ」
ヨーゼフ
「やめろバカ通るわけがなかろう」
甫嶺 史織
「お前うちの支部舐めてるだろ」
「徹」
「通るぞ」
ヨーゼフ
「ウワーーーッ!!!」ダッシュ
エージェント
「(申請を見て爆笑)」
ヨーゼフ
「取り下げてください!!!!!」鬼の形相
F市支部支部長
「(承認)」
エージェント
「(腹筋崩壊)」
ヨーゼフ
「ウワアアアア」再申請
F市支部支部長
「(火商人)」
??
エージェント
つよそう
ヨーゼフ
「なんでだよ!!!!!!」
F市支部支部長
非承認
エージェント
「いいじゃんか芸人。さいこう」
ヨーゼフ
「どうして!?」
「嫌ですが!!!!」
F市支部支部長
その後F市支部のみんなが満足するまでヨーゼフのコードネームは芸人オブエルシノアとなった
ヨーゼフ
クソッ……
F市支部支部長
どっとはらい
エージェント
~完~
ヨーゼフ
ほなオチつけたったさかい
甫嶺 史織
おつかれさまでした
エージェント
サンキュー芸人
ヨーゼフ
おつかれさまー
ログはおまかせします
甫嶺 史織
さすがだぜ芸人
秋山 華
おつかれさまでした!まんぞく!
甫嶺 史織
まかされたぜ
ヨーゼフ
うむ ショタ補充した
秋山 華
はー永久保存版
ヨーゼフ
ほなまたTLで……
秋山 華
ほなね~
!SYSTEM
BGMを削除 by ヨーゼフ
!SYSTEM
秋山 華が退室しました
!SYSTEM
ヨーゼフが退室しました

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