- !SYSTEM
- 嶋田 皐月が入室しました
- !SYSTEM
- 甫嶺 史織が入室しました
- 甫嶺 史織
- 名前の色地味すぎ嗤う
- 嶋田 皐月
- うわ色味が地味
- 同じ感想
- 甫嶺 史織
- 草
- 嶋田 皐月
- 石と砂
- 甫嶺 史織
- さらさら…
- じゃあなんか導入描写は
- 任せた(?
- 嶋田 皐月
- さて半年以上ぶりだな嶋田皐月
- 甫嶺 史織
- 僕BGM探してくる
- おひさしまだ
-
- C県某所
- !SYSTEM
- BGMを変更 by 甫嶺 史織
- 無題100%
- 甫嶺 史織
- なんか楽しげなのにしといた
- 一見して廃れた街の寂れた場所に忘れられたように並ぶ廃ビル群。
- しかしそんな場所は、UGNチルドレンの実戦訓練の場としてむしろとても人気が高い。
- キャーキャー廃ビルさんよーすてきーそだててー
-
- さて本日、甫嶺史織はそんな超人気スポットに来ていた。
- 目的は勿論、実戦訓練。
なんでも訓練不足を理由に協力を申し出てくれたベテランイリーガルがいるらしく、その人物を相手にこの廃ビルで、能力を駆使しながら屋内での作戦を想定したいわゆる鬼ごっこ形式の訓練をしようということらしい。
-
- ルールはいたって単純。
ベテランイリーガルは殺傷能力を制限して、甫嶺の捕獲を試みてくる。
甫嶺は一定時間そのイリーガルから逃げ続ければ良いだけだ。
-
- そんな感じで、君は廃ビル内のスタート地点に立つ。
用意されたタイマーのアラームが作動したら、訓練スタートだ。
-
-
- 嶋田 皐月
- ほい
- 甫嶺 史織
- せんきゅー
- !SYSTEM
- 背景を変更 by 甫嶺 史織
- 無題
- 甫嶺 史織
- せっかくなので
- エージェント
- 「じゃ、甫嶺。これタイマーな」ぽい
- !SYSTEM
- 背景を変更 by 甫嶺 史織
- 無題
- 嶋田 皐月
- 解像度が上がった
- 甫嶺 史織
- 「ウッス……」
- 甫嶺 史織
- サンプル画像DLしちゃってた
- 甫嶺 史織
- ヤダナァーーーーーー戦闘訓練とかやりたくねえなーーーーーー
- エージェント
- 「建物はこのスタート地点から半径……何mだったっけ。まぁ隣の2棟まで使って逃げ回っていいらしいから」
- 「頑張って逃げまわれよな!」爽やかに手を振る
- 甫嶺 史織
- 「あの殺されたりとかそういうのはないってことでいいんすよね??」ねっ?ねっ??
- エージェント
- 「一応お前の心臓が止まったら向こうが失格ってことになってるから、やばいとこには当ててこないと思うけど……」ちらっと目を逸らす
- 甫嶺 史織
- 「ねえっ! 今なんか聞こえたんすけどセンパイ!!」
- エージェント
- 「痛いことはされないといいな!お前痛いの嫌いだもんな!」ワッハッハ
- 甫嶺 史織
- 「ヤダァ!!! 俺後衛なのに!!」痛いのヤダァ!!!!
- 「うっうっ……どうしてUGNはこうも物騒なんだ絶対おかしい」
- べそべそ嘆きつつタイマーをちらり。やっべ残り時間もうないじゃん。
- エージェント
- 「まぁまぁ。前衛みたいにガチバトルやらされるよりはいいだろ?」
- 「じゃ、屋上で監視してるから!グッドラック!」
- 爽やかに去ってゆく先輩。
- 甫嶺 史織
- 「くっそーーーーー殺されたら責任取って飯奢ってくださいよセンパイ!! 寿司とか!!!!!」
- 「可愛い女の子紹介してくれるんでもいいです!!!!!!」
- エージェント
- \しょーがねえなー/
- \おれも女の子の知り合いとかいないから、ラーメンなー/
- こつこつこつこつ。遠ざかってゆく足音。
- 甫嶺 史織
- 「破られる前からランクダウンすんじゃねーーー!!!」なんてことを叫びつつ、とにかく先ずは隠れられる場所を探して走り出す──
-
- 甫嶺 史織
- じゃあ嶋田側導入やる?
- 私がエージェントやろう
- 嶋田 皐月
- やってくれるならやろっか
- エージェント
- 「──というルールとなります。こちらがタイマーです」差し出し。
- 嶋田 皐月
- 虚ろな目。埃っぽい。臭い。汚い。
- エージェント
- 「あの……聞いてます?」
- 嶋田 皐月
- 「……ああ、ウン。タイマーね……」しっかりと手袋をした手で嫌そうに受け取り
- エージェント
- 「相手はチルドレンではありますが、戦闘能力自体は低い……というよりはほぼ皆無なオーヴァードです」
- 嶋田 皐月
- 「はぁ……なんでこんなことに……帰りたい……」
- エージェント
- 「ですが訓練は訓練。しっかりとご対応……聞いてます?」
- 嶋田 皐月
- 「いったいどうして僕が。しかもいうに事欠いてこんな場所で。酷いじゃないか。こんなにUGNに協力してるのに、あんまりだよ?」
- エージェント
- 「あの?」
- 嶋田 皐月
- 「ウン。聞いてたよ。捕まえればいいんだね……殺しは駄目だって?」めんどくさすぎる……
- エージェント
- 「と、とにかくタイマーが鳴りましたら開始となりますので。対象者の写真についてはお渡ししていますよね、他にご質問は?」
- 「はい。その通りです」
- 嶋田 皐月
- 「それ以外ならなにしてもいいんだね?」なるはやでおわらせようそうしよう
- エージェント
- 「そ……そうですね、やりすぎない程度であれば」大丈夫なんでしょうかこのイリーガル
- 嶋田 皐月
- 「了解だよ。はぁ……」マスクを精製して装着する
- エージェント
- 「では、健闘を祈ります」びしっと一礼して、屋上へ向かう。
- 甫嶺 史織
- ではこんなもので
- 嶋田 皐月
- オイヨ!
-
- タイマーが時を刻む。5、4、3、2、1──
- Start ‼
-
- 甫嶺 史織
- じゃ僕から入りますわね。これ接敵するまでが難しいなwww
- 嶋田 皐月
- なんとかがんばります
- 甫嶺 史織
- 「ウワッでけえ」
アラームの音が想定外に大きく、思わず独り言を漏らし。取り敢えずアラームを窓からぶんと放り棄てる。
領域をなるべく広範囲まで拡大して、見聞きできる情報を増やす。
「取り敢えずはー……」
遮蔽物のある場所のが安心だろうか、と適当にまだ壁と柱の多く残る場所を探しては隠れつつ探りを入れて。
- 嶋田 皐月
- そわそわとしきりに手をさすりながら溜息を吐くと、ゆっくりとスタート。
さて、まずは見付けないとか。ウワーやだなあ、あのドアのこと蜘蛛の巣かかってる。
もう一歩歩くだけで吐き気がすごい。拷問かな?
ドアをくぐるのをあきらめるとおもむろに壁に向かって歩き出す。すると壁は誇りも汚れもすべて風化しきったさらりした非常に細かな砂に変わって、嶋田がそこをくぐると同時に元の壁に戻る。自分の作った砂を被るほうがなんぼかましということらしい。
- 甫嶺 史織
- 嶋田おじさんいま1階?
- 嶋田 皐月
- じゃあ4階建て1階
- 甫嶺 史織
- おkpy
- !SYSTEM
- トピックを変更 by 甫嶺 史織
- 嶋田 1F / 甫嶺 3F
- 甫嶺 史織
- 必要あるかわからんが一応またいれておこ
- 嶋田 皐月
- のろのろとやる気なく歩きながら、靴底を消音仕様に変え、手元に高精度のサーマルスコープを作り。
それを覗き込みながらとりあえず地道に探すしかないだろう。あとは勘だ。
相変わらず部屋の仕切りというものを無視しながら隣の壁を除いては1Fの探索を済ませ。
ふむ、上の階かな。
- 嶋田 皐月
- おっと
- うってたのいれちゃったw
- 甫嶺 史織
- www
- 甫嶺 史織
- 「──お」
領域の探知圏内で音が発生したのに気が付けば目を瞬く。これは砂……の崩れる音だろうかと首を傾げては考え込んで。
砂と言えばモルフェウス。バロールのデタラメぶりと比べたらまだ物理的な分わかりやすいだろうかと思考を巡らせ。
「まーずは……ちょっと手札を明かして貰いたいなっと」
音のした近辺の領域を調整。本当に極小さな小石をその周辺に投げ込んでみる。
- 甫嶺 史織
- 打ってる最中あれよ
- 自分宛にしとくといいよ
- 嶋田 皐月
- なるほどね
- 甫嶺 史織
- うっかりいれちゃっても問題ないからそれなら
- 嶋田 皐月
- ところでこれは
- ころっと小石が落ちてきたの?
- 甫嶺 史織
- 突然小石がぽーんと飛んでkチア
- きた
- 嶋田 皐月
- 不自然に?
- 甫嶺 史織
- 不自然にですね
- テレキネシス的なモノ使ってぽいと放り投げたと思っていただければ
- 嶋田 皐月
- 「おっと」
何の脈絡もなく突然飛んできた小石をひょいと避け。
周囲には人気は感じられない。しいて言うなら虫がいそう。キモイ。
「結構積極的じゃないか……ヤダなぁ……」
- 甫嶺 史織
- 「ンー……」
ビビりやすい相手ならこれでエフェクトの1つでも使ってくれないかと思ったが、流石にそこまでの初心者が来るわけもないかとため息をつく。
しかしどうにも、今聞こえた声だけで判断するなら相手もやる気たっぷりというわけではなさそうな雰囲気だなと判断しては、ちょっとだけ安堵。
痛いのはほんと勘弁してほしいし。ほんと。マジで。嫌だ。
「それじゃこれでどうよ、っと」
領域を少し狭めつつ、今度は空気を少しばかり弄る。ラッパのような音を、先程聞こえた声の周囲で鳴らしてみる。
- 甫嶺 史織
- トライブリード、やりたい放題
- !SYSTEM
- ヨーゼフが入室しました
- 甫嶺 史織
- よっちゃん!?
- ヨーゼフ
- 見学です(ふわ
- 甫嶺 史織
- じゃあ屋上で見守ってもらって……(?
- ヨーゼフ
- 屋上のゼップ
- 楽しそうじゃん……(ログ読み読み
- 嶋田 皐月
- 「うわ、なんだいびっくりした」
近くに人がいないことはわかっているので、大して驚きはしないが迷惑そうに周囲を見遣って。
どうやらこちらの位置は割れているらしい。極力気配は消したつもりだが、数少ないヒントを拾えるシンドロームはというと絞れてくる。
「そんなに手の内晒しちゃっていいのかい?」
位置を知られているというなら、こそこそいくのもただ面倒なだけだ。
聞こえているのかは知らないし返事がこちらに聞こえるわけもないがそんなことを呟きながら、のこのこと2Fに登る階段へ。
登りながら踊り場付近を通り過ぎるとついでのように背後から雑な造りの壁が出現し。
戦闘能力を駆使しなければ破壊するのには道具が要りそうな強度のようだ。
- !SYSTEM
- トピックを変更 by 嶋田 皐月
- 嶋田 2F / 甫嶺 3F
- 嶋田 皐月
- ずいずい
- 甫嶺 史織
- 手の内が多いことだけが取り柄のトライブリードですよ俺は、なんて呟きながら視るほうに集中。
踊り場付近に壁が作り上げられているのを見れば大変嫌そうな顔をして。
退路を断たれたのは割とマズい。あんな壁、壊せるはずがない。
「やーだな、こういう冷静で頭回るヤツ相手にすんの……」
視えた姿からして年齢的には自分より結構上。十分経験を積んだオーヴァードだろうか。
そんなことを考えていたところでふと視界を横切っていく小さな小さな影を見つければ、おっと目を見開いて。
「ねーねーちょっと協力してくれないそこのかわい子ちゃん。報酬はー……チーズとかでいい?」
- 甫嶺 史織
- たのしい(たのしい
- ヨーゼフ
- なにこれ ねずみちゃん役する?
- 甫嶺 史織
- wwwww
- したいならいいよ????
- ネズミ
- かわいこちゃんってわたしのこと?チーズはきらい。ポテトがいい。
- 甫嶺 史織
- 「なるほどポテトね。今用意はないからあとででよければ用意するからさー、そこの階段下りたところにいるおじさんのこと、揶揄ってきてくれない?」
ちょっとだけでいいからさ、なんて笑いつつ、窓の外を確認。飛び降りるには流石に高すぎるなら、さてと。
- ネズミ
- 下のおじさん?じゃあポテト二本ね!チュウ
- 嶋田 皐月
- 「ふむ」
干渉がなくなった。聞こえたのかな?だとしたら素直だな。そして多分ハヌマーンが入っている。
「でも、ハヌマーンで戦闘能力が無いってちょっと残念だね?」
ターゲットの写真を取り出して確認しつつ、そんなことを呟いて2Fの階段付近を見渡し。
面倒くさくなってきた。これはあんまり得意じゃないんだが、直近の記憶なら辿るのはそう難しくないかもしれない。
近くの窓を手袋越しに触って、それの視ていた記憶を引き出し。
- ヨーゼフ
- ちゅうちゅう(駆け去っていく)
- 甫嶺 史織
- 誰が残念だ誰が(うがーー
- 甫嶺 史織
- 「モルフェウスは確定、っと」
アレは多分サイコメトリーだろう、と見覚えがある仕草に頷いて。砂の音、壁の作成と含めて、モルフェウス交じりなのは確定していいだろう。
トラップ類を作られると厄介だなあなどと考えつつ、隣接するビルとの距離感を確認。
「……まあこの程度なら、俺でも」
ということで、3Fから4Fを通り抜けて屋上へ。勿論、足音は消しておく。ハヌマーンは慣らすだけが特技じゃない。
- !SYSTEM
- トピックを変更 by 甫嶺 史織
- 嶋田 2F / 甫嶺 屋上
- ヨーゼフ
- ねずみさんいついこうかな(ふわ
- 嶋田 皐月
- 「そう、この階にはいないんだね」
流れ込んでくる映像に写真の少年と先輩らしき姿が映る。それから誰かが降りてくる映像はない。
それだけ確認したら窓から手を離し、埃の付着した手袋をさらさらと砂に戻してはすぐにまた真新しい手袋を嵌め。
じゃあ3Fへ。再び踊り場を封鎖しながら、3Fへの階段を登る。
- 甫嶺 史織
- ねずみさんにおまかせ
- !SYSTEM
- トピックを変更 by 嶋田 皐月
- 嶋田 3F / 甫嶺 屋上
- ネズミ
- するすると窓枠を登って、3Fの階段手摺へぴょんと飛び移る。下から登ってくる人間の足音を確認。
まずは見つからないように、外壁側に身を隠す。かくれんぼはすきよ。
- 嶋田 皐月
- ぞわ。鳥肌が立つ。あ、なんかいる気がする。落ち着きなく両手の手袋を擦り合わせて視界を一点に固定。
いるんでしょわかってるんだからね。絶対見たくない。
- 甫嶺 史織
- 「う゛ー……」
人の少ないエリアとはいえ、流石にそろそろ頭が痛くなってきたのを感じて領域を縮小する。
代わりに、なるべく詳細に音を拾う。オルクスのそれに比べれば大分精度が落ちるのは問題だけれど。
「あーとは……お、いいところに」
さて他に何ができるか、と考えたところでふと出入口近くに雑草を見つければラッキー、と呟いて。
因子を埋め込んで急成長させて、適当に結んだりしておく。この手のトラップに引っかかりそうな人間には見えないけれど。
引っかかれば──幸運ということだろう。
- ネズミ
- うふふ。この人間、動きが硬くなったわ。どうぶつ、きらい?
- 嶋田 皐月
- そーっと、首を動かす。窓の辺りには……いない。たぶん。サーマルスコープ?覗きたくない。見付けちゃったらイヤじゃないか。
どうぞ姿を現さないでください。そんな風に願いながら窓を触る。おやさっきまではこの階に身を潜めていた風だが……上ね。
もうどんどんいこう。
- 嶋田 皐月
- 描写が雑になってくる叔父さん
- おじさん
- 甫嶺 史織
- おじさーーーん!!
- ネズミ
- 一度行き過ぎたのを見て取って。いまだ。
壁伝いに思い切りダッシュ、して──後頭部を一度踏んで、反対側の壁の穴に走り込む。
- ちゅうちゅう!!
- ヨーゼフ
- ぴょーーーーーん
- ネズミ
- ばいばいおじさん!おにごっこがんばってね!
- 嶋田 皐月
- 「ア゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!???????????」
やっぱりいるじゃないかああああああああああああああああああああああ頭に触ったあああああああああああああああ
- ヨーゼフ
- かばいとう
- (自分でやっておきながら)
- 甫嶺 史織
- 「……んー?」
なんだかちょっと動きが遅くなったような気配を感じる。視えないせいで理由はわかりかね──
「うっわっっうるせえな!?」
- 嶋田 皐月
- 頭の上をネズミが触れていったのを理解すると一瞬で全身に鳥肌が広がる。後頭部の嫌悪感がすごい。
落ちない汚れを払うようにぐしゃぐしゃとかきむしって。
「勘弁してくれよお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ほんとむり!!!!!!!!!」
ほとんど泣き叫んで頭上に消毒液を精製。服が塗れるのも機器が壊れるのも一切気にせず、ざぶんと一気に被る。
「……おえ」
アルコール臭がひどい。その場で吐く。
- 甫嶺 史織
- かばいとう手n
- ヨーゼフ
- かばいとう……
- 嶋田 皐月
- ぶるぶる
- むつかわくんたちけて・・・
- ヨーゼフ
- ぶーにゃん……
- 甫嶺 史織
- 「あ、ぁー……」
小さなレディだろうか、と思いつつ。相手の反応の激しさに若干の罪悪感を感じ。
手袋もしていた気がするし、もしかして──潔癖症、とかだろうかなどと考えて。だとしたら本当に悪いことをしてしまったような。
そろりそろり……と階段を下りては、ちらりとちょこっとだけ顔を覗かせて。嘔吐の真っ最中の人物を見かければ、ひえ、と声を上げて。
「あ、あのー……大丈夫ですか……」
- !SYSTEM
- トピックを変更 by 甫嶺 史織
- 嶋田 3F / 甫嶺 3F
- ヨーゼフ
- ほれい……
- 甫嶺 史織
- ほれい(罪悪感がやばい)
- ヨーゼフ
- 良い子すぎんか
- 甫嶺 史織
- さすがにね 嘔吐までされるとね しんぱい……ただの訓練だしこれ……
- ヨーゼフ
- ほれいくん……
- 嶋田 皐月
- 「…………」
全身消毒液でずぶぬれになりながら、虚ろな表情で手袋とマスクをその場に放り捨てる。
服も脱いで着替えたいが、こんな場所で肌を晒すなら死んだほうがマシだ。
階段上から人が姿を現すと、緩慢な動作で顔をあげ。
「……いまの、きみがやったのかい」
- 甫嶺 史織
- げきおこですやん
- ヨーゼフ
- ほれいくん……
- 甫嶺 史織
- 「え、あ、いや俺がというわけではないですほんと」
すみませんやりすぎました、なんて謝ろうと考えていたのはすぐに引っ込める。
怖い。目が。怖い。やばい。これは割とマジで生死を分けかねない。
素直さが必ずしも報われるというわけでは無いのである。俺は良く知っている。
「あ、あのええっとなんかすごい声が聞こえたんで、だ、大丈夫かなって……見に来ただけです……」
- 甫嶺 史織
- ほれい「こわい」
- ヨーゼフ
- がんばれほれい
- 甫嶺 史織
- 久しぶりに病気のしまおじ見てフフッてしてしまうよね
- 嶋田 皐月
- 「そうか……いや、いいんだよ。これは訓練だからね……君が僕のことを知っていたのか知らなかったのかは定かではないけれど、運よく弱点を突いて行動不能に陥らせることができたのならむしろどんどん利用していくといいと思うよ。敵に情けは無用だからネ。ウン君は悪くない。ネズミが悪い。あとUGNも悪い。どうして僕がこんな不潔なところで追いかけっこなんかしなくちゃいけないの。おかしいよ。配慮が足りないよ。君もそう思うよね六川君?あ、いないんだった」
何か自分に言い聞かせるような調子で虚ろな目のまま早口に返すとしかし、両手には言葉とは正反対に愛用の銃が生成されていき。
- 甫嶺 史織
- こわい
- 嶋田 皐月
- UGNの関係者って変な奴しかいないよな
- 甫嶺 史織
- 「あっはいそう思うんですけどマジでちょっと落ち着いてもらったほうがイイカナアって俺思──」
あっ、これ俺見覚えがあるな、というか身に覚えがあるな、とじりじりと後ろへ下がって。
頭の中でガンガン警報が鳴り響くのを聞きながら、なるべくにこやかに、けれどちょっと頬を引きつらせつつ微笑んで。
「あのー……た、体調不良とかで、訓練、中止を……願い出たりとかしませんか……?」
- 甫嶺 史織
- 自己紹介かな?
- 嶋田 皐月
- 甫嶺の言葉を聞いているのかいないのか虚ろな笑みを浮かべてうんうんと頷き。銃口を前に突き出して。
「そうそう、とにかく早く終わらせよう。ねっそうしよう。僕は一刻も早くこの建物を出て、シャワーを浴びたいんだ。そして服を着替えたい。君は悪くないけど協力してくれるよね?大丈夫痛いことはしないさ。ちょっとじっとしていてくれるだけでいいんだ」
ね!といいながら、両手の銃をおもむろに甫嶺に向けて乱射し。
- ヨーゼフ
- 俺は普通だが
- 嶋田 皐月
- 病気は仕方ないじゃないか?
- 甫嶺 史織
- 「ぎゃあああああああああ痛いことしてるされてるけどおおおおおおおおおおおお嘘だろ実弾で撃ってくることある!?!?!?」
咄嗟に顔を引っ込めるも間に合わず、頬を銃弾がかすめていけば大声を上げて。
慌ててそのまま階段を駆け上り、4階、屋上へと抜けていく。
- 甫嶺 史織
- というところで僕は風呂ってくるじゃ
- ヨーゼフ
- にぎやかじゃん
- 嶋田 皐月
- 錯乱しているせいで狙いは完全に狂っているがお構いなしに乱射を続け。
甫嶺の姿が階上に消えると両手の銃を押しつぶすように重ね、砂が舞い散り。
「いやすまないね君は悪くないってわかっているんだけども、いや!?ほんとに悪くないかな!?よくないな!!きみね!ねずみはだめだよねずみは!一体何億個の病原菌を持ってるとオワーーーーー想像させないでキモチワルイじゃないか!それなら猫毛の方がいくらかましってもんだよ!?ねえあたまどうなってる?くさってる?くさってない?ウワアアもういやだ!帰ろう!」
支離滅裂に叫びながら床に手を付くと足元から円柱が隆起。頭上の天井は丸く穴が開いて砂が滝のように流れ落ちればそこをすり抜け、即席のエレベーターのような形で屋上へと先回りして。
- 嶋田 皐月
- コミカルじたてですね。まぁこの二人ではね
- 秋津が風呂ってるので今回はほんとにゆっくりになりそうだな。スマホからも入れるようにしとくの忘れてたわ
- ヨーゼフ
- ゆとちゃってスマホとかタブレット系も対応してたっけ
- 嶋田 皐月
- 聞いた話じゃしてるらしい?ただ別人扱いになっちゃうから
- 入室とかは出てきちゃう?のかな
- すごいうちづらいけど、メモ帳で打ってコピペしてやってけば外からでも多分レスできるはず
- ヨーゼフ
- ほへえ
- よくできてる
- 嶋田 皐月
- ヨーゼフはこれもモニタリングしてるのかとおもうとフフってするね
- ヨーゼフ
- エージェントのオシゴトって多岐にわたるんだきっと
- 甫嶺 史織
- 「イヤアアアアアア!? 待って待ってお願い待って落ち着いて俺死んじゃう!!」
乱射される銃弾を必死に避けて、悲鳴を上げながら屋上へ辿りつく。
ドアを開けて右手にはもう人影が待ち構えているのを見つけてはらヒイッと情けない悲鳴を上げて、屋上の端へ向け走る。
「あああああああ届け届け届け届け届け届け!!!!」
叫びながらも、頭の芯は冷静に。ビルとビルの間の距離を目測で測り、自分の身体能力と風向きを計算する。
そしてびゅう、と見せかけの強風を纏いながら、その裏で因子の方を操作し勢いをつけ。
ビル間を綺麗に飛んでは、着地地点でちょっとバランスを崩して転がって。
「ああああああああああああああ」
そしてそのままドアを開けて、建物内に叫びながら走り去っていく。
- 嶋田 皐月
- 「──はぁ。屋外の空気ってなんて清浄なんだ。ずっとここにいたい……」
屋上の端へ逃げてゆく甫嶺を眺めながら少しだけ心休まったように呟いて、長~い溜息を吐き。
それから甫嶺が隣りの棟に跳んで逃げていくと、まだ気分悪そうに嗚咽などしつつ、建物の端に寄り。
「もうやめようよ……無益な戦いだよ?」
とは言いつつ自分からはやめることはできないのである。取引の条件だし、チルドレンにあっさり負けたとあってはイリーガルとしての査定が下がるから。酷い話。
心底疲れた顔で空中に足を踏み出すと、その足元から床が出現。滑り台状に屋上から隣りの棟の最上階の窓に繋がると、それを滑り降りれば窓をまた砂に変えて突き抜け。床に着地して廊下に出て。
- 甫嶺 史織
- 「アアアアアアアアアアアアアアア!!!」
叫び声と焦ったような足音が、廊下の端から響いている。
だだだだだ、と勢いよく階段を下りていっているような音だ。
- 嶋田 皐月
- 「オエッ……ちょっと休憩してシャワー室を作ったらダメかな……」
どたばた階段を下りていく音を聞きながら足元に穴を開けると、躊躇いもなく体内のレネゲイドを活性化させながら階下の床に流れ落ちた砂を粘着性のマットに変え、その見た目を薄汚れた廊下の床に偽装。
それを済ませると甫嶺の冷静さを刈り取るように威嚇射撃の音を響かせながら、階段を使って階下に降りて行って。
「痛いことはしないったら……ねぇ六川君……」
いない相手に話しかけながら、通過した廊下には未だ十分錯乱状態にあるのを示すように無意識に砂でできた猫の像をいくつも建てて去り。
- 甫嶺 史織
- 「……っよし」
先程まで二人が追いかけっこを繰り広げていたビルの屋上で、ガッツポーズ。
なんてことはないトリック。相手が階下の廊下に行くのが視えたので、足音と声だけ偽装して鳴らして。
そしてもう一度屋上を跳んで戻ってきた、というだけの子供のイタズラめいた仕掛け。
「これでしばらく時間稼ぎしてえんだけどなー……」
脚が早いのだけが売りの、単純な動きのハヌマーン。そう見せかける動きは十分できた……とは言えないが。
まあ、あの錯乱状態ならそこそこの時間は稼げるだろう。多分。と自分に言い聞かせて息を吐く。
心臓が早鐘のように鳴り響いている。探知に優れたエフェクト持ちならこれで十分に捕捉されかねないが、それもない。
随分と器用にモルフェウスの力を使いこなしている様子だし、あちらは恐らくはピュアブリードだろうか。
- !SYSTEM
- 甫嶺 史織が入室しました
- 甫嶺 史織
- あーやっぱ入室は出ちゃうな(スマホ
- 嶋田 皐月
- まぁしゃーなし
- 甫嶺 史織
- んだわね
- !SYSTEM
- トピックを変更 by 甫嶺 史織
- 嶋田 B棟3F / 甫嶺 A棟屋上
- 嶋田 皐月
- ふらふらと幽鬼めいた動きで無人の建物を歩く。後ろにはそれについてくるような動きの猫の砂像が点々と建てられていく。
まだ甫嶺の不在には気付いていない。が、探しているのかというとそうでもないようで、足取りはあてどもなく。
急に立ち止まっておもむろに廊下にいつもの愛車を作り出すと、その運転席に乗り込み。
密閉された安心できる空間に逃げ込んではハンドルに顔を突っ伏して、猫の砂像の群れに見守られながらしばらくの間沈黙し。
- 甫嶺 史織
- 「ん、んん〜……」
銃声が止んだのに気がついて、ふとまたばらまいてきた因子を手繰り隣の棟の様子を伺う。
そしてなぜだか廊下に車を作りその中でぐったりと伏せる追跡者の姿を見つけてしまえば、大変申し訳なさそうに呻き。
「そ、そこまでとはさあ……思わないじゃん……」
とはいえこちらも簡単に負ける訳にはいかない。
ここで負けたら、全く何事だ弛んでいるぞと訓練メニューを馬鹿みたいに増やされかねない。
それは──困る。そんなことに時間を使うくらいなら、気になるあの子と放課後におしゃべりしていたい。
ごめんなさい、と呟き両手を合わせる。
- !SYSTEM
- 嶋田 皐月が入室しました
- 嶋田 皐月
- やや色が違うようにみえるんだがどの色なのかわかんない……
- 嶋田 皐月
- これか……?
- 甫嶺 史織
- だいぶんいろちがう
- あ、でもその色ならダイジョウブか
- 嶋田 皐月
- しばらく新車の空気に浸ると、ようやく平静を取り戻したように顔を上げ。また長く長く溜め息を吐きながら改めて手指を消毒し、手袋を装着すると車から出て、廊下の物質の記憶を読み込みながら進んでいって。
「……おや、なんだい。いないのか」
甫嶺の不在に気付けばしてやられたなあと肩を竦めるとしばし思案。ハヌマーンは確かにピュアでも器用なシンドロームだが、一番最初の仕掛けは不自然な小石だ。
「オルクスかなあ。ハヌマーン、オルクス……あとはあるとしたらノイマン? うーんなんて面倒臭い相手だ……」
そうなると、恐らく相当正確にこちらの動きを監視できているはず。この広さと上下差で接近するのはなかなかに骨だよ?
「うーん、あんまり手荒なことはしたくなかったんだけどな」
と、頭を掻くと、1階に降りていって。
- 甫嶺 史織
- 「うげぇ……」
音に絞って監視をしつつ、その呟きを拾えば嫌そうな顔をして。これは本当に相当慣れてるし、冷静な手合だなと溜息をつきつつ思案する。
今回は「対象を殺さない」のが条件。そこを逆手に取るのは少々ズルかとは思うものの、つまり建物まるごと爆破、とかはない。
ひたすら逃げ回るのには長けた能力を持っているし、アレを使ってこっそり隠れていればそう滅多に見つかることはないだろう。が。
「モルフェウスって面倒だから嫌いなんだよなぁ……」
相手は物量押しが可能なシンドロームで、時間が経過するほど大掛かりなネズミ捕りを仕掛けられる可能性が高まる。
物理的に詰みに持っていかれた場合、それを突破するだけの筋力が──ない。
「ゔーーーーー……」
それならば。できうる限りで嫌がらせを仕掛けて相手に音を上げてもらうしかないだろう。
センパイには滅茶苦茶笑われそうだし、相手のことを思うとあまり気は進まないけれど背に腹は変えられないなとぼやりと考えつつ。
領域を、風を、自分の周囲にぎゅっと圧縮して展開。姿と音を隠して、階下へと歩いていく。
- 嶋田 皐月
- さて。こうなったら時間はかかっても丁寧なお仕事をするしかなさそうだ。
相手はもうこの建物にはいないのだろう。裏をかいて近くに潜んでいる、というのもやりかねないが、そういう度胸がありそうなタイプじゃないよね?今時のチルドレンには珍しいくらい慎重派だ。
そういうわけで一旦建物の外に出て、A棟に戻る。
「そう、殺しはしない。でも痛いことはするかもしれないよ。なにせそれ以外はなにしてもいいって話だから」
相手に聞かせるように呟いて、A棟一階の壁に手を付く。
流石に4階建てのビルの構造全てを読み込むのは少しばかり時間がかかる。体内のレネゲイドをさらに活性化。
時間はかかるが、作り変えるのはほんのちょっとでいい。たとえば屋上へ出る扉。
そのドアノブは、硬く、回らない仕様だ。
- 甫嶺 史織
- 使えるものは何でも使う、といえば聞こえはいいがやっていることが小学生の悪戯レベル。
いつか家族で見たクリスマス映画を思い出さないこともない。……いや、あれのがよっぽど凶悪だ。
少々恥ずかしさはなくもないが、とはいえ自分にできる精一杯がこれなのだから仕方ないと言い聞かせる。
せっせと仕掛けを続けつつ、名前も知らないおじさんに大変申し訳ございませんと心の中で謝罪して。
「──……」
オルクスの力の根源というのは正直全くよくわからない。ノイマンやハヌマーンと違って随分と曖昧だ。
なんとなく使えてしまうからなんとなく使っている。そういう人が多いのも知っている。
ただ、そこそこ長い付き合いになってきて、ようやくなんとなく本質が見えてきた気はしている。
乱暴に要約すれば、大凡それは全て確率の操作という部分に集約される。
コインが表を出し続ける可能性。機械がたまたま自分にとって都合よく動いてくれる可能性。
植物が急激に育ってくれる可能性。自分という存在の配置が、確定していない可能性。
そんな小さな可能性を拾いあげて積み上げる──自分にとってもっとも都合の良い分子配列を作り上げる。
それが本質なのだと思う。……多分。
「──よし」
であるならば。そう、つまりは。窓を割らずに貫通した手を見て頷く。
試したのは初めてだけれど、集中すれば一応こういうこともできる。
万一にも起こり得ない奇跡ではなく、ただ現実に起こりうる範囲の現象なら。
この手のうちにある程度は引き寄せられる。これは単にトンネル効果の応用編だ。
高校の物理の授業も捨てたもんじゃない。
- !SYSTEM
- トピックを変更 by ヨーゼフ
- 嶋田 A棟1F / 甫嶺 A棟4F
- 嶋田 皐月
- では次は窓だ。君は嵌め殺しの窓になってもらおう。もう換気をする必要はないのだから、開かなくなっても構わないだろう?
ついでにちょっと頑丈にもしておこうかな。眷属だし、弄り易くて助かる。
4階、3階、2階……順にすべての窓枠に砂が伝い、その隙間を埋め硬く固定してゆく。
窓硝子は普通の人間が棒で殴りつけても割れない程度に、それから建物の小さな隙間をやはり砂で埋めて。
最後に唯一の出入り口となった玄関を壁で遮断すると、廃ビルと外の繋がりを物理的に遮断して、巨大な密閉空間を作り上げてゆく。
会敵状態にないとはいえ久々に大規模な錬成をして少々疲れたように息を吐き。
まぁ実際のところよく訓練されたオルクスならこんなもの作っても易々と潜り抜けられてしまうが……そういうことが容易にできるなら最初からそうしてるよね。なら、せいぜい焦って集中力を乱してもらおう。
顔面に手を翳すとガスマスクで顔を覆い。
- 甫嶺 史織
- 手を慎重に引き抜いてから、領域を展開し直して動向を探る。その作業の内容を大凡把握しては、深い溜息を吐いて。
「いやいやいやいやうっそだろそんなんありかよ」
建物をまるごと読み取って設計し直す。なかなかどうして大胆で、それでいて恐ろしいほど繊細な作業。
こんな玄人にぶつけられるには、自分は流石に力不足に過ぎやしませんかと小さくぼやき。
壁はさっきの要領である程度抜けられるとしても、集中できない状況で使うにはあまりにもリスクが高い。
おまけにあのマスクから察するに──非常に、まずい。
「痛いのも苦しいのも無理だよ俺勘弁してくれよお……」
べそべそと泣き言を呟きつつゆっくりと立ち上がり、極限まで音と気配を消し、さらに領域を調整して姿を消し。
相手も相当集中を強いられ消耗しているはずで、そうそう悟られはしないだろうと理解はしていても恐怖心は消えないまま、階段を登って。
相手に対してあんまりにもささやかに過ぎる嫌がらせの仕掛けは、さて、どこまで有効か。
天井に仕掛けた玩具を見上げて苦笑する。
- 嶋田 皐月
- 「詰んだと思ったら素直に降参するのも手さ」
マスクに包まれたくぐもった声でやはり聞かせる様に呟いて両手を広げると、がらんがらんと床に非常識なほど大量のガスグレネードが零れ落ちる。
猛然とした勢いで煙を吐きだすそれは嶋田の姿を消すほど白く舞い上がり、長くない時間でこの建物の頂上まで到達するのは明白に見え。
その中でも嶋田本人のためだけに作られたガスマスクは有害ガスを完全に遮断し、または無効化しているのか、真っ白になった視界の中でも先ほど構造を全て理解したばかりの建物をよどみなく歩き、階段を登り始めて。
- 甫嶺 史織
- 「うえええええ嘘だろ馬鹿だろありえねえだろ!!」
現場でもめったに見ない量のガスグレネードの量を視て頭を抱える。
巻き込まれたら死にはしなくても数日は苦しむことになるのは想像に難くないが、ガスマスクの用意は勿論ない。
ばくばくと心臓が鳴るのを感じながら、とにかく最上階までたどり着いて屋上に続く扉に手をかけるが開くことはなく。
弱弱しくその場にしゃがみこんでは、この精神状態で先ほどのすり抜けを試すか、敗北宣言をすべきかどうか考えて──
「……あ」
視界の端を駆け抜けていった、先程のネズミよりも小さな影を見つけて、賭けるならこちらかと閃く。
- 嶋田 皐月
- うんうん。無茶するよね。君の友達にもいないかい?加減を知らない馬鹿。
☆何でもやりかねない化け物って、怖いよね──!
2Fに到達。階段の手すりを触って誰か通っただろうかと尋ね。
映し出す記憶に少年の影が無ければ、悠々と3Fに登っていって。
- 甫嶺 史織
- 「はったりでどこまでいけっかなー……」
とはいえ勝ち目が全くないというほどではない。ピュアブラフよりもセミブラフに近い……とも思う。
まあ、これでダメそうなら大人しく降参しておこう。痛いのも苦しいのも嫌だし。ほんとに。
屋上に続く階段の近くにある部屋の柱に(もともと姿を消しているから見えないけれど)身を隠して、追跡者を待つ。
- 嶋田 皐月
- 3Fに到達。ここにも姿はない。
ガスの上がり具合は順調だ。動き出す機会を窺っているならこの辺りがリミット。
それとももうとっくに逃げ出してるのかな?だとするなら十分優秀で、そもそもこの訓練が不必要な人材だ。
それだけわかれば十分だろう?先ほどの読み込みの疲れがだんだんと押し寄せてきて、思考の端が曇り始めているのがわかる。
ああ――そろそろ帰りたい。
4Fへの階段を登りながら両手に銃を生成し、少し慎重な足取りで4Fへ。
- 甫嶺 史織
- 「あの」
出来るだけ困惑した風を装って、親切そうに。
自分の現在地から少しばかりずらした位置から声をかける。
「えーっと……逃げたほうがいいと思うんすけど、大丈夫ですか」
さっきわざわざ顔を出したのも、印象づくりとしては悪くないだろう。
いやあれは本気で心配して顔を出したのだけれどと内心言い訳をしつつそんなことを考える。
- 嶋田 皐月
- 「うーん」
声が聞こえて来てもそちらには目を向けず。ガスマスクの右目部分を覆えば、そこを熱源感知レンズに作り替え。
「正直言うと頭は痛いし、シャワーは浴びたいし、すごく帰りたい」
いつも通りの軽口を叩いて返し、銃を構えて。
- 甫嶺 史織
- 「いや、その。窓か扉開けて退避したほうがいいですよマジで」
此処からは嘘とはったりの時間。一番得意なジャンルだろうと、震えそうになる声を抑え込む。
怖い。銃口がこちらを向いたのを確認した瞬間に、体温が2℃は下がった。もう足が震えて立ち上がれないかもしれない。
「俺、正直に告白するとノイマンなんでいろーんな生き物の声とか聞けるんすけど……ネズミもそうだし、あと、虫とかも」
「めちゃくちゃ怒ってますよ、ここに住んでるやつら」
これは嘘。実際には虫が何を言っているのかは理解できたことはない。
というか理解したくない、人間と思考回路が違いすぎて怖い気がするし。
「バルサンとかあるじゃないすか。あれって虫を殺すんじゃなくて追い出すらしいんすけど。でもこの建物はアンタが全部丁寧に密封しちゃったわけで」
「こんな古くて害虫害獣だらけの建物で、ばんばか遠慮なく煙まき散らしたら──」
これは本当。前に隣室の奴が一人で焚いたせいで、周囲の部屋に虫がわんさか現れてパニックに陥ったことがある。
以降うちの寮では、バルサンなんかを使うのは年に1回全室一斉にってことになっている。
「──あー、まあ。そりゃこうなるよなって?」
そしてこれは、ダメ押し。畳みかけるようにしゃべりかけつつ、天井に予め張り付けておいた虫の玩具を、因子で操作していくつか嶋田の目の前に落とす。
ちょっとばかり生きてるみたいに動かしてやれば、相当リアルに見えるだろう。ガスマスク越しなら、猶更。
- 嶋田 皐月
- 「あ。まって」
その話聞きたくない。
いや先に言い訳させてほしいんだけどそういう切り口の嫌がらせって意外というか当たり前というか、真面目に化け物してる奴らって結構してこないんだよ。精神攻撃とかは別として。そういうのはそういうのだってわかってるしこちらも気を張るから、存外耐えられてしまうものだし。
だからというわけではないが、それのことちょっと失念していた。
そう、先ほどのネズミのインパクトが強すぎて。彼らはこのガスで粗方動けなくなるだろうと思っていたのだ。
でもそう、この地球外生命体には専用の兵器じゃないと効かないよね。
殺虫剤にすればよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぼとぼとと目の前に落ちてきたそれをそれと認識した瞬間、思考が凍り付く。
「k◎s§んfkdldさ&⊇〓pkkl‱!!!!!!!!!!??????????」
訳の分からない悲鳴を上げて、足元に銃を乱射。
- 甫嶺 史織
- 「屋上!! 屋上に逃げればいいと思います!!」自分の策に相手が綺麗に嵌ってくれたのはうれしいけれども、流石にここまでパニックになられると良心が痛む。
半分は相手のために、もう半分は自分のために、屋上への退避を推奨しつつ更にぽとりと虫の玩具を落としてみたりする、
- 甫嶺 史織
- 改行変になった まあいいか
- 嶋田 皐月
- 「あ゜ヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁ!!!!!!!!??????????」
もうひとつ落ちてくればその音だけで悪夢の進軍を拡大解釈誇大妄想、全身に汗と鳥肌を吹き散らしては、このおじさんそんな動きできたんだ?というほど俊敏かつ無駄なバク転をして床に転がり。床に転がるとそれはそれで嫌すぎて猫のようにびょんと跳ね起きて。
「屋上!?屋上ってどこ!?ねえ屋上ってどこ!!!???」
助けてくれそうな人が現れると一も二もなくそれに縋り。
- 甫嶺 史織
- 「そこの階段上ったところですね!!」
いやなんか本当にごめんなさい。プロ相手にこんな子供じみた悪戯で勝とうとするのは流石に気が引けて心の中でまた謝罪する。
- 甫嶺 史織
- ちなみに屋上の出入り口のところには 草を結んで作ったトラップ(笑)があります 引っかかるかどうかはオマカセ
- 嶋田 皐月
- 【✔:引っかかる】
[×:引っかからない]
- ひど
- 甫嶺 史織
- かわいそう
- しまだファンブルおじさんの本領発揮だね…
- 嶋田 皐月
- あ無理。吐く。喉の奥が酸っぱい。
階段の位置を示されればもはや悲鳴も上げられなくなりながらばたばたとそこを登っていって、突き抜ける様に扉を丸ごと砂に変え。
当然足元など全く注意していないため──結束された草に見事に足を引っかけて転倒し。
勢いで嘔吐しそうになるとそれだけは勘弁してくれとばかりにガスマスクを押さえつけて砂に分解。
そうしてひっくり返ったまま……沈黙して。
- エージェント
- 嶋田が沈黙すると同時に腹筋崩壊。
- 甫嶺 史織
- 「あー……………」
いやそんなコントみたいに綺麗に嵌ることあるかよ。あるらしい。
とことこと後ろをついて歩き、壊された扉をひょいとくぐって外に出ては、別ビルの屋上にいるであろう先輩に向けて手を振って。
「お、終わりでいいすか!! 対象沈黙!!」
- !SYSTEM
- ヨーゼフが入室しました
- 甫嶺 史織
- よっちゃん!?
- ヨーゼフ
- せんぱいが隣で爆笑してるから……
- エージェント
- 少し遅れて離れたビルの屋上から「OK」と光の絵文字が映し出される。
何を隠そうこの俺、エンジェルハイロウ。
- 嶋田 皐月
- 先輩「笑い転がりながら精一杯それだけ出したからあとはヨーゼフにまかせるわ
- ヨーゼフ
- 「えっ」
- エージェント
- 「……………」
沈痛な面持ち。それなりに信用しているがある一点についてだけ懸念のあったイリーガルだが、上手くそこを突かれた形。
- エージェント
- 「甫wwww嶺wwwwひどい奴wwww」
ひーひー
- 甫嶺 史織
- 「ヤッター!」
無事に訓練をやり遂げたのだとしれば、安堵と喜びでぴょんと跳ねて。
とはいえこの、倒れたおじさんをどうするべきかとちら……と視線を向ける。本当に潔癖症なら触らないほうがいいだろうが、このままにしておくのも少々気が引ける。
- 嶋田 皐月
- 変な形で倒れたまま動かない。息はしているようだ
- ヨーゼフ
- 「……、……」モニターの電源を足から引き抜いて、隣で爆笑している
- エージェントに目を向ける。
- ヨーゼフ
- 途中送信しちゃった
- エージェント
- 「っはー笑い疲れたわ。よくやったよくやったゲホッゴホッ虫てwwwww」
- まだツボに入っているようだ
- 甫嶺 史織
- 「触んなきゃいいよな、触んなきゃ……」
集中して、因子を集めて。倒れ伏した嶋田を何とか持ち上げて……運ぶことはできるがどうしたものか。
階下は毒ガスで満たされているし、飛び降りるのは流石に無理だ。
- エージェント
- 「んん゛ッヨーゼフ、助けに行ってやれそう?」
- 甫嶺 史織
- なんかこう……ふわっと下して下で誰かにキャッチしてもらう……?
駄目だ。絵面が面白すぎて途中で笑い崩れそうだ。俺が。
- ヨーゼフ
- 「うむ、それは問題ないのだが……笑い過ぎでは?」
- 笑い転げるエージェントを横目に、立ち上がってトントンと爪先で地面を叩いて、数回屈伸をすると。よし、と一つ頷き、向かいのビルに向けて手を振って。
- 甫嶺 史織
- 「ン……?」
あれはヨーゼフだろうか、と目を細める。来ているとは聞いていなかったし、見られているとは思ってもみなかった。
少々気恥ずかしい。こんな……こんな勝ち方してるのはちょっと見られたくなかったなあ……。
- エージェント
- はー今日はラーメンだな。
- ヨーゼフ
- 「よっ、と──」 鉄筋コンクリート造なのは助かる。
- ぴょんと軽く跳躍しつつ、向かい側のビルへと己を引き寄せて。
- 甫嶺 史織
- 「えっ」
ヨーゼフのいるビルとこちらのビルの間には、相当な距離がある──のだが。飛びやがったアイツ。
ふざけんなよ畜生俺が精一杯頑張って飛べる距離を軽く超えるな馬鹿!
- ヨーゼフ
- とはいえただ磁力でひっつけたに過ぎない。着地──というにはいささか不格好にびたんと突っ込み、手についた砂埃を払って立ち上がる。
- 甫嶺 史織
- 「はー……お前ほんとそういうところ」
- ヨーゼフ
- 「お疲れさ……うん?」
- 甫嶺 史織
- 「ねえマジで俺なんかを訓練する必要あります??」
まじなえぽよ。ぴえん超えてぱおん。
- ヨーゼフ
- 「???」 必要も何も、お前の訓練だろうに。
- 甫嶺 史織
- 「くっそがよお……というかお前ひとりで来てどうすんの、運べなくね?」
- ヨーゼフ
- 「ガスを抜けば階段を通れる……んじゃないかと思ったんだが、だめか」
- 甫嶺 史織
- 「建物自体が密閉されてるから早々ガスは抜けな……」
言いかけて気が付く。そう。これはオーヴァードらしくない考えであって。
──真面目に化け物やってるやつらはそういうのを軽く超えていくのだ。
- ヨーゼフ
- 「うむ。密閉、つまりそれなりの補強はされているだろうからな」かつん。いつの間に靴を脱いだのか、鋼のカカトがコンクリートを踏む。
- 甫嶺 史織
- 「そうだよね。ゴリラには常識とか求めたらだめだよね。俺が悪かった」
思えばこのおじさんは大変常識的な人だったのかもしれない。いやそうでもないな。
- 嶋田 皐月
- フフ
- 真面目に化け物やってるやつらの勉強かなんかだったのかな?
- ヨーゼフ
- 「通気孔を開けるくらいなら問題なかろう」ふんすふんす。最近なかなかデスクワークばかりでな、気晴らしついでだ。
- ヨーゼフ
- 誰が化け物だ
- 甫嶺 史織
- 「うん。何言ってるかよくわかんないや、ゴリラ語は今度ちゃんと勉強しとくな」
- ヨーゼフ
- 「いや日本語だが?」
- 甫嶺 史織
- 「ウホウホ?」
- ヨーゼフ
- 「すまん、ノイマンは混ざってなくてな」肩竦め
- 嶋田 皐月
- オーヴァードは化け物だよ間違いなく?
- 甫嶺 史織
- 「ウホホウホウホ」
- ヨーゼフ
- 俺はちょっと電気がばりばりするだけの高校生
- ヨーゼフ
- 「うむ、悪口言ったろう今」飛びかかってヘッドロック。
- 甫嶺 史織
- 「アッバカやめろ今俺にそんなことしたら痛ッ!!!!!!!!!!」
因子のコントロールが乱れる。ちょっと浮かせていた嶋田が地面に落ちた。
- 嶋田 皐月
- アッ酷い「ぐべ」
- 甫嶺 史織
- 「痛い痛い痛い痛い!!! すみません痛い!!!!」
- 甫嶺 史織
- しまだがかわいそう
- ヨーゼフ
- 「うむ謝るなら許す」手を離す。
- ヨーゼフ
- おじさん……
- ごめんね……
- 甫嶺 史織
- 謝ったのはこのおじさんの方なんだけど言わぬが花だな。
- ヨーゼフ
- 「さて──あまりふざけていても何だな」カツカツと屋上の反対側へ歩いていく。万が一にも巻き込むのは避けたい。
- 嶋田 皐月
- 「おえ。ココハドコ」
意識を手放していたのかぼんやりと目を開けて。
自分が床に転がっているのに気付くとうへえと嫌そうな顔をして、よろよろと体を起こし。
- 甫嶺 史織
- 「じゃあさっさとヨーゼフ・ドリルヴァーリして貰ってと」
- ヨーゼフ
- 「誰がドリルだ」
- 甫嶺 史織
- 「あっおはようございますちょっと動かないほうがいいと思うんで」
- 「お前だよお前」
- 嶋田 皐月
- 「うう。ああ待て、思い出さないほうがいいぞ僕」
気を失っていたお陰か錯乱は止まっているが、詳細を思い出そうとするとそれだけで眩暈がする。
- 「はぁ……なかなかやるじゃないか少年」
顔を覆いつつとりあえず勝敗が決したことは察すると、素直に称賛しながら、汚れた手袋を改め。
液体の入ったペットボトルを甫嶺に投げて。
「一応飲んでおくといい。上がってきた煙は薄くても体調は崩すかもしれない」
- ヨーゼフ
- 「うむ、気を付けてくれ。今うっかり動くと最悪の場合、ガスを吸ったうえで結構痺れることになる」
言いつつ発電器官を活性化。
自身の発電と、さらに周辺に漂っている砂埃、その摩擦から生まれる僅かな静電気を引き寄せ、増幅していく。
- 甫嶺 史織
- 「うおっと……ありがとうございます、……あとなんかすいませんでした色々」
投げてよこされたペットボトルを見れば、小さくお辞儀して。それから大変申し訳なさそうに眉を下げて謝罪する。
- ヨーゼフ
- ちょっといい雰囲気のとこでバカのパイルバンカーになるけど大丈夫?
- 嶋田 皐月
- いいよ
- 甫嶺 史織
- それがお前だよよーぜふ
- ヨーゼフ
- にこにこ
- 甫嶺 史織
- 「なんか弱みに付け込むみたいになっちゃって申し訳ないなあーって……」
- ヨーゼフから十分に距離を保ちつつそんなことを告げて。
- 嶋田 皐月
- 「いや本当に全く。悪質で素晴らしい」
対戦は二度とだけども、と肩を竦めて。
- 甫嶺 史織
- 「いやあ……俺あそこのゴリラくんみたいなトンデモ手札は持ってないんで仕方なくて……」
悪質、と言われればまた申し訳なさそうな顔。
- そしてペットボトルの蓋を開けて、ごくごくと中身を飲む。そういえばすごく喉が渇いていた。
- 嶋田 皐月
- 「おや、褒めたつもりなんだが」
まぁ君のような子はそういう反応をすると思った。意地悪く肩を揺らし、自分も液体を飲む。
- 甫嶺 史織
- 「こんな勝ち方しても支部でネタにされるだけなんで」
やだなー暫くはセンパイにからかわれるんだろうなあ……とため息を吐いて。
- 嶋田 皐月
- 「勝ちは勝ちじゃないか。自信を持ってくれないと酷い目に遭った甲斐がない」
さて下の玄関も開けようか。通風孔を作ってくれている様子を横目に自分も屋上の床と手を繋げて、ビルに施したカスタマイズを解除し。
- 甫嶺 史織
- 「あ、今更ですけど俺、甫嶺 史織です。多分もう伝わってるんですけど、F市のUGNチルドレンで」
「今回はありがとうございました」
訓練が終われば相手は同僚。ということでちゃんと名前も名乗り一礼。そういうのはちゃんとしといたほうがいい。多分。
- ヨーゼフ
- そろそろいい頃合いか。
程良く電力が集まってきたのを知覚すると、足元に目をやり。
周囲がもろともに崩落しない程度にはしっかりしていることを確認すると。
「二人とも、床から手は放して……あと頭も下げておくことをお勧めするぞ」
言うなり、垂直に上へと跳躍する。
- 嶋田 皐月
- 「わー礼儀正しい。本当にチルドレンっぽくないね君。うわ」
- 「……彼はすごくチルドレンっぽいな」
- ヨーゼフ
- チルドレンじゃないんだよなあ
- 嶋田 皐月
- ヨーゼフを見上げ、ははっと笑って。
- 甫嶺 史織
- 「あっちはエージェントですけどね」
万が一に備えて因子を集めておく。あとちょっとだけ、床からは浮いておいて。
- 嶋田 皐月
- おじさんには子供は全員チルドレンに見えるさ
- ヨーゼフ
- しまだおじさん……
- ヨーゼフ
- 体操の競技選手のように真っ直ぐに跳び上がったその頂点で、バチリと青い火花が散り。
充電してあったエネルギーを、一息に足元へと集約させて。
自重も乗せた一撃を、コンクリートに思い切り振り下ろす。
…………少し力を入れすぎた、かもしれんな?うむ。
- 甫嶺 史織
- 「ワァ」
- 嶋田 皐月
- 「ウワァ」
- やだやだ。最近の若い子のこういうとこキライ。
- 甫嶺 史織
- よっちゃんそういうとこ。
- ヨーゼフ
- 【✔:バカの大破壊】
[×:もう一階ぶんぶちぬく,天井のみでgot事なきする]
- ごめん…………
- 甫嶺 史織
- よっちゃんそういうとこ。
- 嶋田 皐月
- ヨーゼフごとおちない???
- ヨーゼフ
- ギャグシナリオなら下までゼップ型の穴が開くやつ
- 甫嶺 史織
- これギャグ幕間だよ
- 嶋田 皐月
- ギャグシナリオだよこれ
- ヨーゼフ
- じゃあそういうことで。
- ヨーゼフ
- 轟音と共に鉄筋コンクリート造の屋上に着弾──どころでは済まなかった。
見事に貫通して、下階へと姿が消えていく。
- 嶋田 皐月
- wwwwwwwww
- ヨーゼフ
- 「アッ」
- 甫嶺 史織
- 「………………………………」
- 嶋田 皐月
- 「……ウワァ」
- 甫嶺 史織
- 「下の階、毒ガスがたっぷり充満してるんすよね」
- ヨーゼフ
- ごしゃばきどかーん、と派手な音がずっとずっと下の方から響く。
- 嶋田 皐月
- 「ウン」
- 「……まぁ死にはしないだろう。オーヴァードだし」
- 甫嶺 史織
- 「……暫くここで休んで換気が住んでから帰るってのはどうすか」
- 現実から目を逸らしたい。全力で。
- ヨーゼフ
- げっほげっほごほごほ おえっ
- 嶋田 皐月
- 「そうしよっかあ」
これは僕のせいじゃない。玄関も開けてるし、まぁそんなにひどいことにはならないだろう。タブン。
- 甫嶺 史織
- 「じゃあそういう感じで……」
手を合わせる。合掌。
- エージェント
- エッいまなんかバカみたいな音しなかった?
- ヨ、ヨーゼーーーフ
- ヨーゼフ
- \どたどたばたばたげほげほ/ \がしゃん、がちゃん、ばりーん/
- 嶋田 皐月
- きっと先輩が救出してくれるよ
- エージェント
- 「………………」F市支部、もしかして馬鹿のエージェントしかいない?
- エージェント
- ソ、ソンナコトナイヨ
- 嶋田 皐月
- 今日もヨーゼフのおかげでオチがついた
- サンキューパワーパフヨーゼフ
- ヨーゼフ
- パワーパフヨーゼフ
- 甫嶺 史織
- 落ちた(物理
- ヨーゼフ
- ひどい語呂の良さだ……
- 甫嶺 史織
- じゃあそんな感じで綺麗にヨーゼフが落ちた(物理)ので
- ヨーゼフ
- 最近オチ担当のゼップ
- 甫嶺 史織
- 今回の訓練はこんな感じで??
- ヨーゼフのかっこいいとこ見てみたい
- ヨーゼフ
- ゼップエルク、ついに戦闘訓練に──?
- エージェント
- 慌ててビルを降りて後輩の救出に向かう。
手のかかる後輩だよお。
-
- ~完~
- 嶋田 皐月
- おつかれさまっした!
- エルク訓練するかー?
- ヨーゼフ
- オツカレサマ!
- 訓練すっかあ(だれと?)
- 嶋田 皐月
- だれと……
- は、HAYATO……(白目
終
制作・著作
━━━━━
ⓊⒼⓃ
-
- ヨーゼフ
- 草
- 嶋田 皐月
- 草
- 甫嶺 史織
- いれとかないとかなって
- ヨーゼフ
- これあれだ
- 夕方4時半~5時くらいにやってるやつ
- 甫嶺 史織
- 僕が戦闘タイプのPCスノウしかいねえんだよな……
- 嶋田 皐月
- スノウとやりなよたのしいよー^ー
- ^ー^
- ヨーゼフ
- 王国VS王子????
- 嶋田 皐月
- みたいカードですね
- スノウドロップ
- 返り討ちにしてあげるわ
- 嶋田 皐月
- 秋山はまだ楽しみは先に取っておきたいと
- 申しておりますので
- ヨーゼフ
- なるほどね
- 嶋田 皐月
- お互い手の内知り尽くしてるしね
- ヨーゼフ
- じゃあ……次回(いつからかはしらんけど)はスノウVSヨーゼフとかいうまたトトカルチョされそうなカードで……
- そうね、ハナゼフは
- 甫嶺 史織
- いいよ
- ヨーゼフ
- 互いの手の内よーく知ってるからね……
- 甫嶺 史織
- 置きレスだからいつ始めてもいい
- 秋山 華
- 甫嶺どっちに賭ける?
- 甫嶺 史織
- スノウドロップ。よっちゃん舐めプすんだろどうせ
- ヨーゼフ
- 僕もいつ始めてもいい
- はなろくさんのご都合次第で……
- 場合にもよるけどゼップは基本相手の下調べガッツリするタイプだよ?
- 秋山 華
- こないだ対戦見てるしな
- 甫嶺 史織
- ずるじゃん
- 秋山 華
- じゃあゼップに賭けよ
- 甫嶺 史織
- OK じゃあ今日どちくんの時間空くところで序章だけちゃちゃっとやっちゃって
- ヨーゼフ
- 努力で生き残ってきた男ですから
- 甫嶺 史織
- そこからは置きレスでゆっくりやろか
- ヨーゼフ
- どちくん今夜まるまるあいてる^-^
- 甫嶺 史織
- ひゅう
- ヨーゼフ
- ボズヤ行くかモンハンするかどっしよかな~くらいのきもちだった
- 甫嶺 史織
- じゃあこれからメインクエやりにいくから
- 22時くらいでいかがかしら
- 秋山 華
- みにいこっと
- ヨーゼフ
- イイヨオ
- 甫嶺 史織
- おkpy では22時頃に遭おう
- ヨーゼフ
- アイヨー
- 甫嶺 史織
- ここは一度リセットしますわね~またね!
- ヨーゼフ
- マタネ!
- 嶋田 皐月
- はいおつかれさま
- !SYSTEM
- ヨーゼフが退室しました
- !SYSTEM
- 嶋田 皐月が退室しました